7月15日
例えば凄く楽しい事があった時、あのね、あのね、と皆に吹聴して回るのも一つだが、
あえて黙っていて誰にも教えないというのも一つかもしれない。
だが、実際には後者は難しい。特によっしーみたいにはしゃいで回るのが大好きな人間にとっては、だ。
Gさん宅訪問。二回目。
半年ぶりだが今年は初。
何故って前回が師走も押し迫った頃だったからだ。
冬から夏へと、季節は巡る。
前回はよっしー単身での訪問だったが今回はpippinさん同伴。
「いや、いい店見つけたんで一緒に行きませんか?」みたいなノリ。
…とはちょっと違うのだがGさん、実はかなり前にpippinさん宅にはお邪魔していて
それでいてお招きは出来ないままだったという事を気にされていたという事情もある。
そんなことで二人で恋の汽車ポッポ。
…という訳でもやはり無いのだが、ここで一つ注釈。
例えばpippinさんの所へ、一緒に行きたかった!とか、
Gさんの所へ俺も誘って…とか色々なお声はあるかもしれないが、
都度事情とか諸々あっての運びとなっているのでご了承を、と思う。
もう一つは、「ぜひまた!」と言われて額面通りの受け取りをしてしまうと、
エライ短い間隔でその人をあちこち引きずり回す可能性もある。
そうした色々があるのでして、これまでの話を、よっしー忘れているわけではないのです。
そんなわけで来店客二名で名店の扉は開かれる。
7月16日
いや、ほんとに名店。
一月に機材に関する細かい事は一応書いているのでその辺は繰り返さない。
深く知りたい方は一月分もご覧あれ。
だが、そんなことをしなくても、この全景のお写真一枚で伝わる物は伝わるであろう。
音のご馳走がいただける。
しかしシェフというか店主のGさんは極めて常識人でジェントルな人なので、
「話をしながら食べるな」、とか、「香水のきつい人お断り」、とか
「イヤフォンしながらの食事はお断り」なんて事は言わない。
逆立ちしても言わない人だ。
出てくるワイン(ソフト)も名酒揃いなのだが細かい事は言わずどんどん注いでくれる。
何も知らない女の子だったりしたら、単純に大喜びして帰宅しそうだ。
お支払いがあっても、法外に安くてその価値に気づかないままになりそう。
そんな訳でいつも申し訳ない気持ちになるのだがGさん宅訪問記。
この日はpippinさんを初お迎えという事もあってか、冒頭は一しきりオーディオマニアの
オフ会的な選曲もあった。
中盤から僕ら二人に好きなソフトを選ばせてくれるというボーナスタイムに突入。
「好きなワイン抜いて持ってきてください」、みたいな感じで緊張するが
よっしーが選んだレコードたちがこちら。
ちょっと前に2ndを買ったんですけど2ndのピクチャーレコードって
確か存在しましたよね?
なんていう、よっしーの答えようの無い質問から始まって
では1stを、となった。
いや、こんな良い音のMore than a feelingは初めて聴きました(;^ω^)
そりゃ第二期が黄金なのは間違いないけど
トミーボーリンやデビッドカバーデルだって…って
ということでこちら。
やはり「シルビア」をお願いします、となってこの一枚。
面白のは主旋のギターも左チャンネル定位でセンターは無人
みたいな録音。
それにしても1,500円で名盤がぞろぞろと揃って買えたんだよなー
この時代…と懐かしむ。
すみません、調子に乗りました…ということでこちら。
何を掛けても破綻無く鳴るから心配ご無用!
そして…
7月17日
pippinさんチョイス
↓
オリジナル盤。
極めて盤質良し。
昨日も書いたが、そもそも程度のよろしくない物には手を出されない。
それが名盤と呼ばれるレコードであっても、だ。
なおジャケットが美しく見えないのはよっしー^が遠くからスマホで
ズーム撮影をしている関係。
ああ、このレコードも買わなきゃいけない。と思わせてくれた一枚。
このお部屋の何がスゴイって、とにかく極々普通のレコードまでひっくるめて
全てが良い音で聴けること。
こうなると無尽蔵にレコードが欲しくなって困る?んじゃあないか?と
妙な心配をしてしまう僕。
CSNである。
そうか、こんなにキチンと録られていたんだな、と改めて思う。
良い音というのは多くのレコードに入っていたのよね、ごめんなさい。
ノッティンガム。
そういえば年末にお邪魔した時は右席に鎮座するこのプレーヤーは
稼働していなかったのだった。
改めて、アームの無骨にも見える美しさにパチリ。
某金属+カーボンパイプ。
シェルには指掛けもない。
ソフト室をちょっとだけパチリ。
整理が行き届いていて実に閲覧し易い。
段ボール?と思われるかもしれないが
レコードサイズなので無駄がなく一箱の区切りに入る量も適切。
それをエレクターに並べると、これは賢いとしか言いようがない。
7月18日
そしてマスターサウンドのお話へと進む…
マスターサウンドの始祖と言われる↑
こうした物も…
こうした物も出てくる。
こんなのレアだろうな〜…
こうした物もあるです♪
(それにしても写真も良い)
出た!デジタルではない、「梵鐘」
帯付きがあったら教えてね。
7月19日
ただしこの日はマスターサウンド大試聴大会、ではなかった。
そうした事は機会があれば又別の日に、である。
いよいよ大団円は、楽しいレコードシリーズ。
EP盤も続々出てくる。
その際は唯一のダイレクトドライブプレーヤー、SL-10も活躍する。
五郎と秀樹の友情物語はいつも僕は泣かせる。
おっと、お若い。
痺れるねえ〜♪
紋次郎飯、なんてのをYOUTUBEで検索するよっしーなんです。
こうして聴いてみると、実にちゃんと歌って、ちゃんと撮られているのがわかる。
しかしジャケ写含めて今だったら発売出来たか?
やっぱり詰まらない世の中になったのかもしれない。
妹君も十分上手い。
姉より圧力低めなのも好感度?
元祖ぶりっ子、なんて言われたがそれだけじゃない。
お持ちの力は半端でない。
当たり前だろうが。
子供の頃、ドリフターズのメンバーの一人、位に思っていた。
失礼しました。
それにしてもふるさとって奴は人間にとって永遠のテーマなんだな…
しかし何を聴いても良い音で聴けるというのは凄いものである。
良い仕事をすれば良い結果が出る。当たり前のことを見せられた気もする。
昨今はネットを使って、誰でも自己主張を出来る世の中だ。
「俺スゴイだろう」自慢から、「アイツは良くない奴なんだ」攻撃まで自由自在。
そしてまた攻めも守りも巧みになっているというか、表現巧者とでも言いたくなる様相を示している。
なんだか気づくとオーディオの話はしていなくて
攻撃に必死にだったりする。
リアルで僕の身の回りにある事ではなく、
SNSの中での出来事だ。
真逆が、Gさんみたいなケースだ。
音以外での主張はしませんよ、ということか、ネットだろうがなんだろうが発言は無い。
気づいた事があっても、それは自分の中で思っているだけだ。
装置は高価な物だが、ひとつひとつ、興味を持って接していったら
迎えずには居られなかったという感じではないか。
この上はもう何も要らなくて詰まらないのではないか?
なんて心配はご無用で、更にその先の高みに昇りかけているご様子だが
それについて、今は詳しく書かない。
ここまで来ると次はどのレベルになってしまうのか?
楽しみだと無責任に呟いてしまうよっしーを許してほしい。
最後の最後にもうひとつ話題は提供されたが
そちらについては今後のよっしーの部屋を通じて
一体なんだったのか?ということを報告させて戴くこととしたい。
しかし暑い。
Gさん、そして皆さんお元気でお過ごしください。
涼しくなったら又お会いしましょう♪
お邪魔しました!