1月3日

元旦から粉雪が降るという寒いお正月だ。

だが、こうして無事にお正月を出来ているというのはそれだけで幸せと、
まずは思うことだろう。

日本の、というか世界のあちこちでそれどころではない人もいっぱいいる。

中でも幸せなのは
寝正月だと思うのだが
たまに観ようかつけるテレビがいま一つ。

一番面白かったのが「
ラッキー7」の再放送だった。
もっともこれは人間がまだまだ練れていない証拠だろう。
お笑いや料理、旅行。そういった番組をコタツに入って観て
幸せと思うようでなければ
一人前ではないと言える。

僕の未熟さの話はさておいて、さすがに耐えられなくなって
オーディオ装置に向かってしまう。

まあ
こんな時でないと装置の電源を一日入れっぱなしなんて事も出来ないのだから
楽しませてもらいたいもんだ。

構成は年末のまま。あまり繋ぎ換えはせずに聴いている。

2014年最後に現れた巨星、
SS-G7の調子はどうか。

これが私的には
絶好調だ。

最初から問題は無かったが、ますます良くなった。
無理もない、永年の眠りから醒めたのだからしばらくは上り調子だ。

プリがYAMAHA
C-2X。メインがHMA-9500MK2
FMチューナーがTRIO
KT-1000。そしてCDプレーヤーがNEC CD-10

もちろんソースによるが、ちゃんとスピーカーが
”鳴って”いるのだから合格だろう。

でっかいキャビネットと38pウーファーは伊達ではない、というところ。
これはちょっと小口径に後戻りできないかもしれない。

と、ここで鳴っている音の影の支えになっているのが
多分
C-2XCD-10。

C-2XはわかるがNEC CD-10なんてのは決して良いプレーヤーではない
という説もある。

永い付き合いで、このプレーヤーの
限界はわかっているつもりなのだが
今回の組み合わせだと文句の部分がほとんど
ない

今年はハイレゾ、なんて内心思っているのだが
どうも個人的にはCD、アナログディスク、そしてFMでお腹がいっぱいの感じ。

それでは進歩がないから何かやりたいと思うのだが…


1月4日



いたずらに(ではないんだけどね)
デジアンを引っ張り出した。

ステレオ誌付録の物だ。

これでG7は
ちゃんと鳴るから凄いというか呆れるというか…

オーディオってなんなんでしょうね?

ただ、ちょっと音がまとまらない感じ。

自作ボリュームボックス+HMA-9500MK2でもちょっと乾いた感じになる。

僕はデジアンもパッシブも否定しないのだがこの場合はプリがあってメインがあって
どちらもアナログアンプの方が良さそうだ。

でも、夏はパッシブ+デジアンだろうなー。

1月5日



急にこんな画面見せられても
わけがわからないに違いない。

春から眠らせていた
ネットブックのメール受信画面だ。

実はこのパソコン、OSが起動しなくなってしまい放置されていたもの。

いつかは、と思いながらそのままだったのを、まとまった時間が取れたので
修復した。

書くと簡単だが、別にパソコンに長けている訳でもないから
われながら良く直せたな、という感じ。

よくある話でメーカー製でOSプリインストールだから修復のためのディスクなどは
自分で作っておかないと何も出来ない。

あっちこっち調べて
やっと蘇生が出来た。

で、約9ヶ月振りだからメールソフトを立ち上げたら
2.000通を越えるメールを
一斉に受信することになったの図が上の画像。

しかし
光回線時代の凄さというか、途中で止まることもなく黙々と
ザクザクとメールを落として来たから立派。
昔だったらどうにもならなかっただろう。

そしてこのパソコンを
PCオーディオ用に出来たらネ、と思っている。

他にもマシンはあるのだが、デカイのと煩いのとスペックの問題で往生していた。

早速数少ない
高音質データを再生している。
DACはステレオ誌付録の物。

音だが、今のところイマイチ、イマニ、イマサンというところ。

ま、何事も使いこなしが大事か?

とりあえずパソコンの音が引っ張り出せて楽しい、ということで
悪くはないんじゃない?


1月6日

ビギナーって良いな〜、と今しみじみ思っている。

PCオーディオだー、と言って出した音が昨日は酷かった。

で、まあ
どんどんやってみんべえ、という事でfoober2000だっけ?を落として
数少ない優秀音源をプレイバック!

おおー、今度は
音良いじゃん♪

といって
無邪気にはしゃいでいるボク。



7年前のネットブックに雑誌付録のDACでこれだけ楽しめれば文句は言えません。

SONY
SS-G7様も、”おらーこんなもん喰ったことねがったあー。
長生きはするもんだー”と喜んでいるに違いない?

この先はパソコンの設定が、とか、DACも改造すると更に…とかあるのかな?

まあ
良い時代になったもんだー。


1月7日

ところでPCオーディオの面白みは
高音質だけではもちろん、ない。

ネット上には
面白そうな音源がたくさんある。

今更だが
YUTUBEなんかもその一つ。

で、
永いこと失われたままだった音源を昨日見つけて”ラッキー”な気分になっている僕♪

なんだよ?と言われると
寺尾あきらさんのNHK FMでのスタジオライブ

これは
1981年8月9日のもので、アルバム「REFRECTIONS」が出て売れに売れていた時のもの。

リアルタイムでエアチェックして、それこそ馬鹿みたいに繰り返し聴いていたものだった。
(その時大学一年生)

ところが、これが
何故失われた音源になっていたのか?

実はこの放送、その年の暮に
再放送されたのだ。

で、実は腐るほど聴いた音源だったのだが、
録り直しを決意した。

というのも、全編に渡って、なぜかモーターゴロのような低音ノイズが
載っていて、それが引っ掛かっていたからだ。

それで、この時新しい別のテープで録れば良い物を、元の録音がされていた
テープを上書きしようとした。
貧乏学生の考えそうなことだ。

だが、なんとこの時
放送事故があったのだ。

NHKは掛けるテープの順番を間違えてくれた(!)

何しろ暗記するほど聴いていた音源だから、
”え!曲順違うじゃん!”とすぐに気づいて真っ青。

何しろカセットテープで録っているのだから、順番が変わればもうまともに
収まらないのは必至。

呆然としていたら
途中でテープの巻きなおしをするキュルキュル音が…

もう駄目である。

こんな事なら別のテープを買って来るべきだった…と思っても後の祭り。

そのテープはただの
ゴミみたいになってしまったのが。

しかも聴きなおしてみると再放送されたものにもゴロゴロ音はやっぱり
入っている。
つまり僕の録音装置の問題ではなく、元の音源の問題だったのだ。
要するに録り直す必要がそもそも無かった…


追記を書くなら、この時の放送はさすがに
再々放送がされたのである。

それが
1982年1月15日のこと。

そしてそれを知ったのは後日であり、もう怒りすら消えていた。

実にそれから
35年弱が経って、ようやく僕はその演奏に再会できたのだ。

これが感動しないでいられようか?

(実は過去において部分的にはアップされていた)

さて、寺尾さんの「REFLECTIONS」については過去においても何度か取り上げているし
僕がこのアルバムを好きなのは既定の事実(大げさ)だ。

ミーハーと言われようが何と言われようがこのアルバムは好きなのである。

AORなんて言葉があったが、このアルバムみたいなのこそ
アダルトオリエントロックなのじゃないかな?

同じ年の大滝詠一さんの「
A LONG VACATION」が同様に売れ
いわゆる音楽をわかった層の方にはこちらの方が好評だったのだが
僕は「REFRECTIONS」の方が好みだった。

さらに言うと、
実はNHKのスタジオライブの「REFRECTIONS」が好きだったのだ。

貴重な音源が失われた後、やむを得ず貸しレコード屋さんでアルバムを借りて
カセットに録音して(おい!)聴いたのだが、こちらはいま一つグッと来なかったのが正直なところ。

なにが違うかというと、このライブの方が
スピード感があってノリが良いのである。
一方で寺尾さんの声は自然というか実に
リラックスしている。

曲のアレンジは元のアルバムのままで見事な再現なのだが
例えばボーカルがハモる所なんかは当然他のメンバー。
主に女性コーラスがやるのだがこれが実に
良い味を出している。

その後寺尾さんのライブ番組がある度にエアチェックをしていた僕だが
どういう訳か、この1981年8月のライブを凌ぐどころか並ぶものすらないのだ。

そんなこんなで、僕にとって
奇跡のライブ音源とでもいうべきもの。
それと再会できたこの喜びは他の人にはわかるまい。

惜しむらくは音質が落ちるわけだがやむを得まい。

もし、同音源をカセット、またはオープンで綺麗に録音しているという方がいたら
一報いただきたいものである。


1月9日

オーディオマニアの
看板を下ろさなくてはいけないかもしれない。

…一体なにが?

いえいえ、PCオーディオと言えば
ハイレゾ

ただ、我が家にはハイレゾ環境はない。

では
SACD

そうだ、真面目にSACDを聴いてみよう!


たまたま手元に(以前にも取り上げたが)SHM SACDのサンプラーがある。

そしてこれにはSHM-CD(SACDとハイブリッド)が同梱されている。

これによって
SACDとCDの正確な比較試聴が出来るではないか♪

…それは良かったのだが、
いま一つ圧倒的な違いというのが感じられない。

にもオーディオマニアのはずである。これで良いのか?

ちょっとへこんでいるのだが、色々継続中なので詳しくはまた!


1月10日

書くはずだったことを
大幅に省略してしまうが
とりあえずあまりムキにならない様にする事にした。

探求は
ちょっと待ちましょうということ。

さて、違いを見つけるためにとプリの
ヤマハC-2Xを外して
自作のボリュームボックスを入れた。

こんな事をするようじゃお終いだと思うが所詮遊びである。

唯一つ言えるのは
小音量で聴くとき、ボリュームボックスのギャングエラーの無さは助かる。

限界ぎりぎりの小音量はどのプリも苦手なのは確かだ。


1月11日

SACDネタは
近日又再開すると思うし、考えさせられることが多々あったのだが
ありすぎたから後回しにしておく。
24時間くらいの間にあれこれ思いすぎてスピンアウトしてしまった。


話は変わって、これは以前
Degi-fiに付属していたデジアン。


よっしーのPCオーディオはこれで始まったと思う。
(後が続かなかったけど)

で、このデジアンはパソコンにUSBで繋いで、
出力はスピーカー端子からスピーカーへ
というもの。

極めてシンプルで良いが、いわゆる
DACとは違うからお気に入りのプリアンプ、
またプリメインアンプへとはいかない。

それが故にお蔵入りしていたのだが、今回引っ張り出した。

もくろみは何かと言うと、これのスピーカー端子に
STAXのSDR-5を繋いで
イヤースピーカー
SR-3で聴くというもの。

素直にヘッドフォンアンプを繋がないところがよっしーの偉いところである?



さあ、だがしかし
はどうだ?

過去何度も書いて来たが、僕のところではどうしても
SR-3が世評の通りの鳴り方をしない。

問題がどこにあるのか?


ひとつには
SDR-5の経年劣化があるのでは?ということで電解コンデンサーを二つ交換して
そこで終わっていた。

その他のパーツも(トランスは別として)取り替えてもかまわないと思うのだが腰が上がらず
今日に至る。

だから
今回も駄目かなー、と思い繋いだところ…

…これが
なかなか良いのである(!)

最初は左右の音質差など感じて暗い気持ちになったのだが
5分10分弄っていたらよくなった。

で、留めに再生ソフトを先日落とした
foober2000にしたら大変結構。

悪乗り(って訳でも無いが)して先日の寺尾あきらさんのライブ音源も同ソフトに放り込んでみたら
これが
実に充分良い音で驚いている。

MP4だがGOM PLAYR等とはえらい違い。

これなら元音源を、なんて捜す必要は無い。

ブルーだったここ数日とは打って変わって
ハッピーな気持ちである♪




話は変わるがKPの会会員名簿でアンパンマンさん更新です。

息の長いお付き合いをしていただけて本当にありがたい。

このようなやり取りをさせていただいていることを考えると
掲示板もやはり稼動させるべきかと思ってしまう。

ツイッターを掲示板代わり、というやり方もあるが、さてどうするか…


1月12日

久しぶりの
ヘッドフォンライフ

なかなか
い点もある。

まず当たり前だが
周囲を気にしなくて良い。

もうひとつ、これが大きいのだが石油
ファンヒーターをつけていてもその音が気にならない。


これは大きい。


ファンヒーターというのはなかなか
いのでオーディオをやっている部屋では使いたくない。


そのせいで
隣室でつけて…という生活をしていたらくてたまらない。


おかげさまで大変温い生活をさせて頂ける。馬鹿みたいだが本当の話。


しかし突然イヤースピーカーが上手く鳴ったのには
ってしまった。


ただ、アダプターのメンテはやり遂げた方が良いだろう。やって悪いことはあるまい。


本当はアダプターではなくて
専用プリアンプを手にしてみたいのだがなかなか難しい。


自作記事も読むとワクワクするのだが、残念ながら回路図からアンプを起こす腕がない。

デジアンで上手く鳴るのならそれで良いか。


でも、ヘッドフォンでずっと聴いていると
疲れも早い。


さてそれから、
SACDがCDとの違いを見せ付けてくれなかった件。


色々な事を考えたのだが、一つはSACDやらハイレゾやらの真価を発揮させたければ
日頃からそういった音源を食べさせておく必要があるのではないか?ということ。


特にスピーカーは、
どういう物を日ごろ食べているかで音が変わってしまう。


たかが工業製品でそんな事があるもんか、と思う方はマニアではないと思うのでこの際無視してしまう。
(ごめん)

ペットと同じでスピーカーも躾が大切なのだ。

日頃より多少は馴染ませておくべきだと反省した。



だが、それ以上はやらない事にした。

この際に
ルームチューンだとか細かい対策だとか頭をよぎるが、それはおいおいとする。


もちろんそういった事も今年の課題としたいのだが、よっしーとしては”
隣室で聴いてもはっきりわかる位の違い
出ないものはムキになって追求しない”と決めておく。


それくらいの差を見せ付けてくれるならもっと力を入れたいが、そうでないなら多数の中の一つに留めておきたい。


そんな
デリカシーの無いヤツにハイレゾは不要と言われたら、その通りだと言っておく。


よっしーの部屋的現状では、CDってのは結構やるもんだと、改めて
現行CDの優秀さが立証される様な感じだ。


オマエのように
1990年前後のプレーヤーで聴いているヤツにCDも誉めて欲しくないと言われたら…

…黙っておこう。


CD30年。多分その入れ物の使い方が上手になっているのだと思う。


なに?オマエみたいに
古いディスクばかり聴いているヤツに…

…いい加減にしなさい(笑)


念のために言っておくが僕はフォーマットの器の大きさを否定する気は
さらさらない
入れ物が大きいことは良いことだ。ただ、出来るならそれを思いっきり使って
隣室どころか隣家に居ても違いがわかる位の圧倒的な差を見せ付けて貰えると大変嬉しい。


という事で、取り組まない訳ではないが、時間を掛けて付き合っていきたいと思う今日この頃だ。


1月13日

読み返すと随分破れかぶれというか悲観的だ?

ま、ボチボチやりましょう、という事でよろしいかと。

ネットブックにステレオ誌付録のUSB-DACを繋いで手元に置き
長めのRCAケーブルでプリアンプへ。

ソフトの操作等慣れないが徐々にやるしかない。

音だが今のところ
ソフトタッチ。

ひどく大雑把なまとめ方だが、ソフトの音量設定
ウインドウズ自体の音量設定その他でも音は変わってしまうので
今の段階で
かいことをいっても始まらない。

それとDACも手を入れると音が変わる可能性はあるし
そういった楽しみを前提に付録にされているのだから
おいおい取り組みたい。


それよりもこちら



ヤマハの調音パネルというものだ。

詳しくはネットで調べて頂きたいが
効果があることは発売当時から体感している。

この個体は自分の物、でもかと言って他人様の物でもないという
ビミョーな存在。
(盗んだわけではもちろんない)

ま、
自由に使いましょうと言うことで数日前から使っている。

で、
写真にあるような位置に設置したら、どうも僕の環境では
これが一番効くみたい。

鳴らしているのは調音パネルの
にあるG7なのだが
効果はあるのだ。

ま、今年はこの辺も試してみたいと思うのでありました。



(その前に鳴らしていないスピーカーは
別室に、という説があるが)


1月15日

昔はこの日が成人の日だったんだなー、としみじみ思う。

でも今日は天気が悪かったから、この間でよかったんだろう。


それはさて置き、
今更ながらネット上には色々な音楽が転がっているもんだと改めて驚く。

パソコンから音を出さなくなって久しいものだから、
初めて電気に触れた原始人みたいなことを思うのだ。

これじゃ面白すぎて夜も眠れない?

ついでに
ヘッドフォン(イヤースピーカーと書かないと怒られる?)
なんか使っていると、制約も何も無くなる。


ひとつ気づいたのは、ヘッドフォンを被った
途端に本音が出てくるというか
自分が音楽として聴きたい物を聴いているということ。

これには
ってしまった。

それともう一つ、ヘッドフォンってとんでもなく低音出るんですね。

鼓膜が危ないからほどほどにしますが
年末にG7が届いてから、鼓膜が揺さぶられる機会が増えて
耳垢もよく落ちる気がする今日この頃。


1月17日

阪神淡路の大震災から
20年だ。

我が家に激震が走ったのも
23年前のこの日だった。

何気なく日々は過ぎるように見えて、誰にも忘れられない日と言うのがある。



…それはさて置き、過去にも取り上げた、「
ネットは馬鹿と暇人のもの」という話し。


しみじみとその通りだなー、と思うのと同じくらい
やっぱりネットは面白いと思う。


スマホを持つようになって、以前にも増してネットを
徘徊するようになってしまったが
”オーディオ”というジャンルで、且つ日本というエリアに限定しても
これだけ凄い人がいるんだ、と思うと唖然とする。


何十年とオーディオをされてきて、これまでは
発言の場は無かったのだろう。


それを今は
簡単に発信できる。


玉石混合ではあるが、玉が多いから困ってしまう。

素晴らしいなー、と思うし
刺激も大いに受ける。


楽しすぎて困ってしまう。それが今のオーディオの実情だろう。

ただ、機器はなかなか売れないし、雑誌も難しい。
それは仕方ないこととまとめては申し訳ないが
トータルで観ると
極めて健全な形でこの世界(オーディオの世界)が
たれているのが良くわかるのである。


さてさて…





1月18日

例えばある方のブログなど拝読していると
無性にベルトドライブを使いたくなる。

テレパシーというか、ちょっと前からPIONEER MU41を引っ張り出して
仕方なかったのだが
火がついた。
(という程の事は僕はしないと思うが)


このプレーヤーも近年は
不遇というか、解体されて
キャビネットはあっち、フォノモーターはこっちみたいな感じで
泣き別れ保存状態だった。


それを集結させて、いざ、と思ったらまず
モーターが回らない(汗)


最後に使った頃から不調傾向はあったがお休み中に止めを刺したか。


色々弄っていると、どうも
ホーロー抵抗のところが駄目みたいだ。



どんぴしゃのは見つからなかったが妥当を思われる物を求めてきて交換。

まだ怪しさは残るが無事電源が入りモーターが
回るようになった。

やった!と思いターンテーブルを載せようとしてふと気づく。
おいおい、
ベルトが無い…(汗)



あちこち探したが見つからない…。

ターンテーブルにそのまま巻きつけておいたのだが…?

腹を立てていても仕方ないので代替を考える。



そう、
ゴム紐である。

これを適当な長さに切って糸で接合。


と書くと簡単だが、実際やってみると
しい。

カットアンドトライである程度まで追い込んだが
しっかりワウフラがある(笑)


このご時勢、ワウフラッターなんて探してもそう見当たらないから
貴重な体験と言える。


とにかく音を出したい。その一心でしかない。


そんな状態だから、例えば人様を呼んで聴いて貰うなんてレベルには程遠いのだが
これはこれで良い音がしていると思う。

一言でいうととっても
チャーミングなのだ。


だが、前回MU41を引っ張り出した時とでは
スピーカー始め色々な装置が違ってしまっている。
変わっていないのはアームのダイナベクターくらいで、カートリッジの
DL-67
この組み合わせに登場するのは初めて。

だから確定的なことを言うわけにはいかない。


ま、
研究対象ということでとりあえず…


1月19日

昔ダイレクトドライブは
憧れの的だった。

同世代だと良くある話だと思うが、
最初に手にしたプレーヤーはベルトドライブで
”だから駄目なんだ”、と失礼なことを思っていた。

もちろんそんな事は全くなくて、多分今そのプレーヤーと
再会できたら
それなりの音が出るに違いない。

ところが面白いもので、ダイレクトドライブは駄目だ、という説も昔からある。
ベルトドライブが良い。いや、アイドラードライブだと、この種の話は終わらない。

方式だけで善し悪しが決まることはないのだが
どちらの説にも
頷けるところがある。
僕なんか単純だから、”○○だからベルトですよー”と言われればベルト万歳になるし
”当然ダイレクトドライブでしょう”と言われれば、そうですよねー、となる。
おめでたい事この上ない。


しかし面白いものでDDの方が多数派になってしまいベルトの方が
出逢いが少なくなってしまった。
そんな時、といっても12年も前だがMU-41と出会って捕獲してしまった。

捕獲後何をしたかというと
積層合板のキャビネットを作って
もう一台の自作プレーヤーとアームの
共有など出来る様にしたくらい。

ただ、それでも割りと良い音を出してくれていたと思うのだが
機械的にも電気的にも
メンテナンスすらしていないのだから
たいした事は言えません。

で、今回はちゃんと、と思った矢先に
ベルト紛失では話しにならん。

とりあえず純正ベルトをパイオニアに
注文した。
(まだフツーにあるところが凄い。パイオニア偉い!)



1月20日



届いた
ベルト。型番等、皆さんの参考になる時が来るかもしれないので…



半分に折った時の長さがおよそ
44p…と。


で、パジャマのゴムのベルト?から純正のベルトに交換して
これで回転は
スムーズに…と、
これは当たり前。ただ、軽く感動する。

次に懸案だった
軸受けのチェック。



実は
蓋が固着してしまっていて困っていた。
今回は意を決して挑戦。
プライヤー二つ使いで難なくオープン。



シャフトは
10ミリ径。これが細い方が良いという説もあるから興味深い。



それより問題の軸受けだが、ここには金属系は使われていない。

ネットで見ると、ここの樹脂が割れて粉々に…というのを散見するのだが
なんとそんな事はない。

ラッキー、と喜んでよく観ると、樹脂ではなく
のような…?

想像を逞しくすると、これは一回昔
のオーナー様の手が入ったか。
一応説明すると金属の板が一番下。
その上に皮みたいなのが二枚入っていた。

軸が当たって跡が付いているのがわかる。



滑りの良い物というと
テフロンシートらしいが、ケチなよっしーがそんな物買うわけがない。

年末の大掃除で掘り出した
カグスベール
しかもパッケージは完全に褪色していて、一体いつ買ったんだ、これ?



適当な径に切り抜いて、他のパーツはそのまま組み込んだ上に
カグスベールを載せる。

念のために言っておくが、これだって相当
滑りはよろしい。

最後に軸に軽く注油、と思って
ミシンオイルを出そうと思ったらとっくに枯れ果てていた。

仕方ないからこれはどうよ?と
チェーンループを垂らしたら
粘度が高すぎてアウト!

慌てて
CRCで洗い流しておいた。

結果、だが大変
スムーズに回る。
素晴らしい、というよりこれまでがイマイチ過ぎた。

以上で
は激変


…とは言わないが冗談抜きにメンテ前の音は
どこか強調間があって音の重なりに歪みがあったのがわかる。

手入れ後は、それこそ
するっと音が流れ出てくる感じだ。

以上だが、まだ”遊び”の
に付いたに過ぎない。

ベルトドライブというのは機械的にも電気的にもシンプルなだけに
遊べる要素がてんこ盛り
続きはまた。



しかしこの手の事をやっていると思い出されるのは
江川先生

…というか今回の企画の遠い遠い発端は先生なのに…

ご冥福をお祈りいたします

しかし上の写真のお姿。
やっぱりこの方
、ただモンじゃない…(合掌)



1月22日

一応メンテらしきこと?をして、軸受けは
するっと回る。

これはターンテーブルを載せて空回ししてみると特によくわかる。

放っておくと
回転が止まらない。
まるでYOP-1無しのGT-2000みたいだ、と言えばわかる人はわかる。

しめしめ、と程度の低い喜びをかみしめ、ベルトを掛ける。

さすが
純正のベルトは安心感この上なく、ニコニコとレコードを聴いていられる。

このまま喜んでいれば良いのだが、レコードを掛け換える時にターンテーブルに触れてみると
これはするっと回るどころかギュッと踏ん張って動かない。

そう、
ベルトが抵抗になるからだ。

ここでふと思うのは、せっかく軸が良い仕事をしても
実はベルト自体が大変な
フリクションになっているのではないか?
ということ。

…なんて書くと立派だが、こういうことは永年ベルトドライブを研究している方の
ブログ等ではとっくに触れられている。

よっしーは
単に猿真似記事を書いていると思ってもらいたい。

とにかくターンテーブルをフリーの状態にして、
だからベルトにしても
最低限のテンションで接するようにするということだ。

で、目についたのが純正ベルトが来るまで使っていた
パジャマゴムのベルト。

これを使ってみると音は激変!

…という事はないのだが、ちゃんと仕事をしている。
これだったら純正ベルトを
買わないでも済んだと思った。

しかし、こちらの方が音が良いかというと、そこまではとりあえず感じない。

この際
もっとテンションの弱いベルトが欲しい。

そんな事ばかり考えていたら目の前にちょっとしたゴムが。

大福を包んでいた赤いゴム紐
これを二本連結させると、なかなか良い長さだ。

だんだんゴム紐の取り扱いにも慣れて…

というのは本当だが何の自慢にならないのもこれまた事実。

それはさて置き音だが…


1月23日

ヤマ勘で作った
赤い糸…ならぬ赤い輪ゴム。

これが実に
絶妙なテンションで、起動はやっとこ。
さりとて定速に持ち込めないのかと言うとそんなことはない。

上手くいったもんだ、と思ったが音は?

これはなかなか
しいところがあった。

音以前にさすがにトルクが
ぎりぎり過ぎて落ち着かないのだ。

もう少しテンションアップしないと…

なのだが色々やっている内にわけがわからなくなった。

というか、どのベルトにしても音が
いように思え始めた(汗)

一つには、ターンテーブルを抜いて納めて、を繰り返す
悪影響だ。

ターンテーブルというのは載せたその時よりもしばらく経った後の方が
勘合がしっかりする。

ちゃんと噛んでいれば、抜くときに一瞬のインパクトを必要とする。

これがなんの抵抗も無く抜けるというのは、ちょっと甘い状態な気がする。

そう
単純には比較はさせてもらえないようだ。

ちょっと待とう。

それに、こんなことばかりやっていると音に向かうのが
になる。

しばらくは
漠然と音楽を鳴らしてみたいと思った。



ガラードにもLP12にも、EMTにも憧れるが
よっしーの部屋にはMU41の方が似合う。

残念?だが人には
分相応というものがあるのだろう…


1月24日

明らかに昔より
疲れやすくなっている。

、というのもあるが運動不足だろう。

仕方ない、スピーカーを高くして、立って聴くか?

実際そんなマニアも昔居た。

で、疲れているんだったらとっとと寝れば良いのだが、ついうっかり
アンプに火を入れレコードに針を落としてしまう。

すると
なにもしていないのに音が変だ。

これは疲労で耳がおかしくなったか?と青くなる。

しかしこんな時自分の体ではなく機器を疑ってしまう辺りが馬鹿の馬鹿たるゆえんである。

で、結論を報告するのが
ずかしいのだが、トーンアーム
DV-507のアームボードへの取り付け
ネジが甘くなっていた。

大分前からこうなっていたのだな、と思うと本当に恥ずかしい。
マニア失格である。

きちんとして、音は当然前より良くなった。
ただ、
これを期にアームベースをもっとキチンとしたいと思った。

ターンテーブル弄りにばかり執着していたが、プレーヤーというのは
フォノモーター等だけで成立しているわけじゃない。

トーンアームもあればキャビネットもあるし足の問題もある。

周辺を忘れてターンテーブルにだけ拘っても
片手落ちというもんだ。

長岡式の
スライドベース方式は大変合理的で優れた方策のひとつ。

ただ、トーンアームはやはりフォノモーターボードを
一体になっているのが正しいという
意見もある。

例えば
MU41はPL-41から派生したフォノモーターだが、
PU-41はPL-41からキャビネットを外しただけでトップボードにアームが取り付けられている。

ターンテーブルとアームが
常に同相で動くほうが良いと考えると
PU-41みたいな方が良い。
ただ、トーンアームの選択肢は当然
制限される。これは仕方ない。

一体型プレーヤーの良さをフルに活かした一つの形態として
ケンウッドの
ユニファイドアルミフレームがある。

なまじな高級機を寄せ付けないだけの裏づけがあるわけだ。



1月26日

ということで(どういうこと?)
鉛のアームベースを作成することに相成った。

突然?

実はアームベースとなる鉛は
はるか昔に調達してあった。

それを永い間
放置するとは、よっしーは本当にものぐさである。

重い腰を上げて作業開始。

と言ってもただ
穴を空けるだけ、なのだが注意は必要。

まず、鉛は柔らかいので加工しやすいのは確かだが、木ではないのだから
慎重にやらないといけない。

ドリルで細かく穴を空けていく。この時CRCなど噴霧して潤滑を怠らない。



円周上にグルリと穴が空いたら、次はこの穴と穴を繋げて行く。
今回は
マイナスドライバーを使って作業。



(念のためだが貫通ドライバーでないとお尻をハンマーで叩けないからね)

最後はくり抜く部分を
叩き出す感じで…



バリのような部分は
ヤスリで成型。これは簡単。

次いでアームベース装着。

ダイナベクター
DV-507の泣き所がここ。



実にちんけな(失礼!)木ネジ三つでこれを固定する仕様なのだ。

大変作業しやすいのでその点最高なのだが(大抵のアームは大変)
いかにも
緩み易い
これは接着してしまった方が良いと思う。

ま、とりあえず今回は接着はしないがその内するだろう。

で、この機会に、普段なかなか出来ないアーム
クリーニングをしてさっぱりとする。

後は説明不要。

さて、これで
はどうだ?

まあ、改善されなければ
だ。

よりクリアに。各楽器が更にそれぞれの質感をもって鳴る感じ。
余韻も更に伸びる。

アームベースが重くて
悪い事はないことが証明される。

後は、
素材が鉛で良いかどうか??

この部分はヘッドシェル同様、音に影響するのは間違いない。

場合によっては
真鍮であるとか砲金であるとか、あるいは幾つかの素材の併せ技とか
色々な事が考えられる。

その辺は各人の好みでやるしかない。

鉛は加工が容易で、重量は充分。内部損失も適当と考えると個人的には不満はない。


1月28日

さて、アームベースを
製に換えたところでここまで来たらと
YPB-1にしてしまう。

周辺を固めて、残りの
要素はターンテーブルだけ、という状況にしたくなったのだ。

それは良いのだが、
どうも24日以来感じている音の違和感が強くなった。

こういう時は一つづつチェックをして…、なのだが辛抱出来なくなった。

とりあえず
プリ交換。
ヤマハC-2Xが悪いわけは無いので
まじないのようなものだがPRA-2000にしておく。

音傾向は変わるが
依然として不満がいっぱいだ。

もっともプリ交換で変化が少ないという時点で
大方想像は付いた。

ここで
アームケーブルをSAECのMM用からダイナベクターの物に交換。




これでやっと明かりが見えた。
善悪の問題ではなくSAECのMM用ケーブルは音が
しまりすぎる傾向にあって
それが今回は思いっきり裏目に出ていた。

とどめにここ数日の迷いの中で少しだけ壁から離していたSS-G7を
思いっきり後退させる。

以上で音はまともになった。

こう書くといかにもマニアだが、今回のケースだと変化はわかりやすく
関心の少ない人が同席していても感じられたと思う。

ただ、
たかがアームケーブル一本。そしてスピーカーの前後移動7〜8pで
こうも変わるとちょっと面食らう。

僕は、特にここ数年、あまりシビアに
なり過ぎないオーディオを目指しているので
ストライクゾーンは比較的広く、を心がけてきた。

なので今回みたいなのは歓迎しない。

ただ、こういうこともあるんだ、ということ。

ちょっと面白く感じたのはG7のほんの
ちょっとの前後移動で低音が消えたこと。

38pウーファーがそれでは困ると思うのだが
そんな事があるのがオーディオという遊びで、面白いと言えば面白い。
ただ、反面厄介でもある。


1月29日



迂闊だったのだが松村さんが本を出されていた。

ウィズ・ザ・ビートルズ」だ。

新書で出ていたんですね。文庫で初めて見ました。ごめんなさい。

1963年から1970年のビートルズオリジナルアルバム
14枚を語りつくす、みたいな内容だ。

実はまだ半分くらいしか読んでいないのだが、松村雄策さんの本だから良いに決まっている?

詳しくは本を読んでいただくしかない。

同時代をビートルズと
共に生きて。彼らと出会った事で人生が決まってしまった幸せな一人の人間の
物語でもある。


いたって真面目な本なのだが、
ところどころに散りばめられる、例えば

”2000年に『ザ ビートルズ1』が発売されて日本でも300万枚というスーパーヒットになった。
その時テレビのニュースショーなどで新橋のSLの前の酔っ払いにきくと、みんなビートルズは青春だった
と言っていた。

はっきり言おう。
それは嘘だ。ビートルズは僕たちの青春であってお前達の青春ではない
音がうるさいとか、髪が長いとか、大学に行っていないとか訳のわからない事を言っていたじゃないか。

僕たちは1.500人の中の60人だったけど、お前達は1.440人のほうにいたんじゃないか。”

なんてくだりを読むと思わず笑ってしまう。



これは、
リアルタイムではビートルズを物凄く賞賛した人の方が圧倒的に少ないという事実を知る
松村さん(だけじゃないけど)がよく言うことだ。


にも、当時なにもわかっていないのに、エレキを弾くと不良になるとか、ビートルズみたいなものこそ
青少年に害を与える権化みたいに反対をしていた者達への痛烈な皮肉なんかが出てきて
やっぱり肩を震わして笑ってしまうのだ。というか電車の中だと笑いを堪えるのに苦労する。

大変申し訳ないが、世の中には
無責任で無自覚な人間がたくさんいるのも事実。


オマエもその一人だといわれたら素直に謝っておくが、僕は
中学生の昔から、ああ、ホントにロクデモない、
と思いながら日々を過ごしていた
嫌なヤツなのだ。

なにしろ当時から好きな評論家が長岡鉄男と渋谷陽一。それに松村雄策というからだいたいどんな子供か知れる。



ま、それはさて置いて、良い本だとおもう。



思う理由はたくさんあるのだが、その中の一つに、松村さんが、音楽業界の人だったとしても一ファンにしか過ぎず、
一ファンとして知りうることだけでこの本を書いているところ。そこが好きだ。



業界の一員みたいな人が、その人だけそのアーティストの許しを得て書いている本というのは
嫌いではないが心底好きに
なれない部分がある。

誰でも知りえる情報と自身の体験のみに基づいて書かれた本というのはとってもフェアな気がする。


そして松村さんの語り口は、ビートルズに対する想いを痛いほど感じさせつつ、爽やかで変な湿っぽさがない。
音楽に例えれば正にポピュラーミュージックだしロックだ。

これと逆に、どこか演歌調の想い入れがほとばしるアーティスト本みたいなのは、勘弁して欲しくなることがある。


…と、松村さんに変な迷惑を掛けない内にこ
の辺で終わっておこうと思うが最後にひとつ。

僕はビートルズの音楽にちゃんと触れたことがない。

レコードもCDも一枚も持っていない。

変かな?とも思うので今度こそ買ってみようと思うのだが実現しない。

これを機に買って聴いてみようかな?今度こそ。

1月31日

しかし
世界は広く深いので、ベルトドライブだとかシンクロナスモーターとかで
検索してみると次から次へと
凄い人たちが出てきてしまう。

気後れするなという方が無理だろうが、ま、フツーの人の代表ということで
関わってみようではないか。

MU41だが
45回転にするとベルトが途中で外れるという症状が出ていた。

?と思ったがしばらくして気が付いた。

これはターンテーブルの沈みが微妙に足りないのだ、と。



45回転にするとベルトが下方に引っ張られる。

正常ならそれで終わりなのだが、ターンテーブルがちょっと上に行ってしまっていると
相対的にベルトが下に引っ張られすぎになるわけで
それで外れてしまうのだ。


どうしてこんな事になったかというと簡単で
先日ターンテーブルの軸受けをメンテした際、
それまで入っていたパーツを
抜かないでその上にカグスベールを入れてしまったからだ。



その分シャフトの沈み込みが不足して、ターンテーブルの沈み込みも不足してしまったのだ。


一応言い訳しておくと、手抜きをして上記のやり方をしたのではない、ということ。

従来より、このMU41を見ているとスピンドルシャフトの
出っ張りが少なめに感じていた。

あるいは、これはシャフトが本来の位置よりも沈んでしまっていたからではあるまいか?
という事で軸受けの方を先日
嵩上げしてみた次第。


それは意味が無かった訳で、今回軸が一段(と言っても数ミリ)落ちるようにした。


結果、45回転でもベルトは外れなくなった。


さて、ただそれだけやったんじゃ詰まらないということで
スピンドルに
エンジンオイルを塗ってみたが、これはあまり具合がよろしくない。
粘性が強過ぎ。


あわてて洗浄して、今度は
シリコンのスプレーを噴霧。


それでしばらく聴いていたが、
もう一つ忘れていた、と思ってモーターに注油してみた。


シンクロナスモーターには注油が必要。

NASAの開発した高純度オイルを…


というのは
真っ赤な嘘で市場最低価格のミシンオイル的家庭用さらさらオイルを注意してみた。


で、こんな事は
まじないみたいなもんだと思ってレコードを聴いていたのだが
片面聞いて反対面に行ったあたりでハテナ?と思った。


なんだか音の純度が高くなったというか、それこそ
音がサラサラ出てきて
装置の存在感が後退する傾向なのだ。


多分これはあれだ。ほら、
プラッシーは武田の飲み物、みたいな言葉があるじゃないか。
あれに違いない。


でも、ここだけの話し、今までザラ、だと思っていたのがサラ、だったという感じなのよ。
ホント



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