6月10日
スピーカーについて語るつもりが途中から
AIWA DSLについて熱弁する日記になってしまったのを見て
師匠がちょっと書かれている。
貴重なので皆さまもご一読を。

そしてortfon CONCORDE 105。
二号機である。一号機は数年前に息子夫婦の元へ嫁ぎ、AVアンプ経由でテレビの音を朗々とリビングに響かせている。
面白いのだが今時の人は音楽はイヤフォンやアレクサ等経由で鳴らす。
まるでスピーカーで聴いてはいけない、と国会で決まったかのように、だ。
しかしさすがにテレビの音はスピーカーから鳴らす。
そりゃそうだろう。
ところがこのスピーカーの音を鳴らす、テレビそのもののスピーカーの音が酷い。
無理もないのだが画面は大きくなるのだが筐体全体とみると体積は少なくスピーカーユニットは薄っぺらく貧弱になる。
…というよりそこに金掛ける気が無いのが本当のところだろう。
テレビの音はテレビ本体のスピーカーで聴け、派のよっしーだが息子夫婦の60インチ薄型の音を聴いた時には
駄目だ、こりゃ、と思わず呟いた。
悪い事に空間が広い。公園でラジカセを鳴らしているような感じ。
そこにAVアンプを用意してコンコルド105を接続してみたら第一音が出た途端一同が沈黙した。
あまりに音が違うのだ。当たり前ではあるが。
6月11日
ここで振り返るとコンコルド105一号機との出会いは2003年。
koyamaさん調達で元箱入りで定価の半額の105が到来。
ちょうどかみさんのピアノ教室が自宅から出て専用スペースでの開業となったタイミング。
ピアノレッスン用の防音室に、そのコンコルド105は収まって教具兼時々よっしーの遊び用と相成ったのだったっけ。
4,3畳の防音室に設置するときはスタンドを作ったりと色々したものだった。
なのだがそのコンコルド105が真価を発揮したのは、その小さい部屋から外(総床面積は30畳くらいある)に
出した時だったから笑えた。
笑えた、と書いたがその時は本当にびっくりした。
あまり驚いて、それからしばらくの間、教室のあるマンションに行ってはコンコルドを鳴らしていたのだった。
ちなみに長岡式共鳴管のネッシーはこの空間ではまるで音にならなかった。
しかしコンパクトスピーカーのコンコルド105は朗々と鳴った。
そういうものなのである。

6月12日
改めてコンコルド105とは何だったのか?
10センチウーファーをベースとする2Way。ツイーターは2センチバランスドーム。
140W×218H×207D。
奥行きで容積を稼ぐタイプ。バスレフのポートは背面にある。2,6Kg/1本。
登場は2003年頃だろう。朗々とした鳴りっぷり。温かみ。そうしたところが評判だった。
105が好評だったため数年後に205、305と兄弟機種が作られた。
また、139、1614という物も生まれた。
だが、セールス的にはおそらく105が一番成功したと思う。
故に中古で出回る数も多い。
しかしあれから20年以上。果たしてそうそう元気でいてくれるのか?
まずチェックである。
6月13日
外観から行くとサランネット取り付け部がパカパカになり外れやすくなる。
あるいはネットが失われる。
今回のはそれは無かった。ただ、多少ゆるみは感じられる。
総じて傷なし。
コンパクトスピーカーというのはあっちこっち移動されて傷だらけになる物も少なくない中これはラッキー。
ウーファーはゴムエッジだから問題ないと言いたいが、硬化。ひび割れなどが起きている物も出て来ているようだ。
今回の物は問題なし。
ツイーター。片側が突っつかれたような…
音には問題なしと判断。あれば手はいくらでもある。
…ということで音である。
音だが、さすがコンコルドである。朗々と鳴る。G1000が明らかに低域補正を欲していたのに対して
コンコルドはそのままでも行けますと語っている。
ただ、繰り返していうが小型スピーカーの低域盛りは一つの遊びである。
軽く煽る。
C80でDSLの浅い方。あるいはトーンコントロールの低域側一目盛増量。これでOK。
それにしても以前に増してまろやかで艶やか。色気たっぷり。
20年の歳月で熟成したか?
あるいはCD34、C80という組み合わせが功を奏しているのか?

*並べて上から見るとよくわかる。
白いのがFOSTEX G1000。
幅と(写真では分かりにくいが)高さは僅かに違うか
という感じだが奥行きが全然違う。
2,5倍弱くらい105の方が深い。