5月7日

”オマエの足音が 聴こえて来るんだ。
俯いてあてもなく、歩いた時の
お前の足音は 自由を知ってる
言葉なく語れる 涙も汗も♪”
説明不要?
ハードオフ巡りの旅 スタート。
5月8日
GW恒例。一体何回目になるのだろう?
一回目など大変ドキドキした。なにせ僕と来たらシンカンセンに乗る事すら
大事件な人間だから。
それがもはや大阪は第二の故郷と言わんばかりに慣れ親しんでいる。
更に、koyamaさん宅に至っては、もはや目を瞑って歩けるレベルの
慣熟っぷりなのだから厚かましいにも程がある?
後に述べるように今回も弾丸ツアーになるのだが
その前に、まずは、そのkoyamaさん宅でのオフ会なのである。

*こちらの写真の撮影はkoyamaさん
5月9日
さあ拝聴スタートなのだが、まずはこちら↓から。

手前のコンパクトスピーカー。
たぶんマニアなら知っている。
よっしーも絵面としては見た覚えがあった。
そう。オンキヨーD-TK10だ。
2005年頃の発売だから20年くらい経つのか?
それにしては程度が良い。
まず、見て驚くのは、そのルックス。
単なるコンパクトスピーカーとは言い難い気品が漂っている。
後から知ったのだが、このスピーカーはギターで有名な
高峰。タカミネの手が入っているのである。
名付けてギターアコースティックスピーカーとも呼ばれる。
価格もペア20万円を超えていた。
だからか…、何とも言えない気品を感じる。
というか流麗な線を描く。
思わず撫でたくなるほどだったが、そこは自重した。

ドライブするアンプはSONY STA-RN1000。
これでファイル再生を聴かせて頂く。
音だが第一音が出た段階で笑ってしまった。
なぜってあまりにも良い音だ。
そうか、スピーカーというのはこうした物が一つあれば良いのだ、と納得。
中高音域の解像度の高さは特筆物。
そして全般に、なんとも響きの美しさを感じる。
ここで興味深いのは、実はセッティングである。
ローテーブルの上に置かれている。
どっこいしょ、とその前に座って聴くのだが、
これがこのD-TK10。下手にスピーカースタンドに載せると
この音が出ないそうなのである。
”江川三郎実験室の世界”と、koyamaさんから江川先生のお名前が出て来るとは
ちょっと以外であったが効果絶大とのこと。
なんでもそうだが、やってみないとわからない。
オーディオは現実なのである。
さてしかし、後方にはメインの方々が待っているわけで…
5月10日

先日よりチラチラと後ろにそのお姿は見え隠れしていたのだが
メイン参上。
NS-5000である。
よっしーもこれで三回目のご対面。
その音の世界は充分承知しているつもりだ。
一昨年の段階で、”未来的な音。例えて言えばタイヤの無い車が
スーッと走り抜けていくような風景が目に浮かぶ”
と言ったような言い方をしたと思うが
我ながら的を射ていた。
その感想は昨年、今年と変わるものではないのだが
今年はまたどこか一段と浸透力。支配力が
増している。
これは?と思うとやはり駆動する物が変わっていてた。
それは…

倍率、どん!↓

5月11日
出た。テクニクスSU-R1000である。
いわゆるプリメイン。
だがお値段998,000円。つまりほぼ100万円。
高いからスゴイのか、と思われたら、それはある意味正しい。
しかしそれはいささか皮相的なものの見かただろう。
まずプリメイン(インテグレート)という構成。
プリメインよりセパレート、と思うのがよっしー含め一般的なマニアの
思う所ではあろう。
しかし信号径路を理想的にするにはプリメインの方がセパレートより有利。
R1000はそのことを思い知らせてくれる。
セパレート、必ずしも優位、ではないのである。
そしてこのフルデジタルアンプはデジタルアンプならではの優れた機能をいくつも持っている。
そのうちの一つにLAPCがある。
ロードアダプティブフェイズキャリブレーション。
周波数ごとに変化するスピーカーのインピーダンス特性に影響されることなく
駆動するための装備で、スピーカーを接続した状態でアンプの周波数振幅位相特性を
測定し、デジタル信号処理により理想的なインパルス応答に補正する
スピーカー^負荷適応アルゴリズムを開発
…とテクニクスのページからそのまま引用してしまったが
振幅と位相の周波数特性の平坦化が可能になったことにより
優れた空間表現を可能にしたと、そいういうこと。
(どういうこと?(;^ω^))
…というR1000を得てNS-5000の音は?
5月12日
R1000を得てNS-5000はどうなった?
一言で言うと、より未来的になった。
スピーカーの存在を感じさせない。
…を通り越して部屋にある色々な物の存在も消してしまった。
これは見事というか、目のやり場に困るというか、
実に奇妙な感じだ。
念の為だがアナログアンプとビンテージスピーカーでも
そうした事をやっている人もいる。
…なのだが楽々感が違う。
永年の経験とか修練とか勘とか、そうした物の裏打ちが無くても
魔法の世界が実現可能。
旧車をチューンして一人悦に入っていたら
息子夫婦が買って来た、変哲の無い最新普通車に
あっさり置き去りにされてしまった、みたいな感覚。
ある意味身も蓋もないが仕方ない。
時は21世紀なのだ。
その現実を目の前に突き付けられたよっしーは
ノックアウトである。
なのだがここでもうひとつ凄いお方が奥から出て来て…
5月13日

で、出たあ〜
テクニクスSB-R1である。
現行テクニクスの旗艦。
その重量72Kg/1本。
408W × 1260H × 522D mmのトールボーイ。
それなのにその重量ということはいかに内部が濃密かということだろう。
ウーハー :16 cm コーン型 × 4
ミッドレンジ / ツィーター :同軸 16 cm 平板型 × 1
/ 2.5 cm ドーム型 × 1というユニット構成。
ウーファーが4発というところが凄い。
20Hz〜100KHzをカバー。
内部は3ボックス構造。
リニアフェーズで、これだけユニットは多くても点音源志向というところが
面白いし、実際音にもそれが出ていた。
ピアノブラック仕上げでお値段ペアでほぼ300万円。
自慢じゃないがよっしーの生涯オーディオ出資を合わせてもその半分にも満たない?
これは凄いのが出て来たわけだが、さて音…
5月14日
音…なのだが、それより先に、
実にやんばい奴が出て来てしまった感がある。
やばい奴、ではない。やんばい奴である。
NS-5000もある意味やばい奴なのかもしれないが
R1は輪を掛けて、すんごいのが出て来た感がある。
その音だがやはり非凡。
各種項目でAならぬ超A。いや、S評価が当たり前についてしまう。
なにより圧巻なのが周囲の風景を全部消してしまう
イレース能力である。
装置が消えるというより辺りにある物が全部消える感じ。
これは凄い。
もちろんNS-5000もその能力が同様にあるのだが
常識をわきまえたスーパーマン的な5000に対して
”その気になったら街ごと消し去るぜ”とか言わんばかりの
危険性をR1は感じさせる。

で、実はkoyamaさんがアンプ、R1000を導入したのは、
このR1対策という意味があったとかなんとか…
いや、ま、アンプとスピーカーに投資をすることの重要さを
オーディオ歴50年にして改めて実感した次第だ。
さて、この後はアナログ…と行きたいところだったが
それは後日のお楽しみであって、
僕らは今年も旅に出る。
あっちのドフ。こっちのドフ。
巡る巡るよハードオフ。
正にハードオフ症候群なのである。
さてさて…
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