3月24日

パイオニアは大変熱心にオーディオ機器をリリースしてくれていた
ブランドでアナログプレーヤー関連にも傑作機が多い。
当時の常としてプレーヤーシステムだけでなく単売のターンテーブルも
併売されるからラインナップは一層豊富になる。
よっしーもその中でMU-41、同31D(これはmilonさんにより
超低抵抗スピンドル+マグネフロート化+DCモーターによるバッテリードライブと
改造されている)を持っているし、ダイレクトドライブとしてはMU-1800がある。
いずれも名器なのだが写真はMU61。
また増えたのか?と言われそうだが家に来たのはもう二年も前のことなのだ。
一昨年のハードオフツアーの際に福井の当たりだっただかで
確保して来ていた。
二年も寝かせるなんて、なんてこと、と自分でも思うが
色々あって消化しきれないのである。
3月24日
さてしかしMU61。発売は1971年。
当時28,500円。
MU41が1966年に発売されてPLシリーズと込みでベストセラーとなったが
あちらは4極シンクロナスモーター。61はホール素子を使ったDCモーターということで
進化はしていたのだが売れた数は41の方が上。
これは時代背景もあると思う。1970年代に入り、世はダイレクトドライブに傾倒し始めていた。
実際pioneerもMU-3000ダイレクトドライブを同時に出していたし、その後の活躍ぶりは皆さんご存じの通り。
ルックスは良い。これは31も良いし41も良い。思えばデザインの上手なメーカーだった。
モーターがDCになったことによりプーリーでの切り替えなどもなくなったし
ピッチの微調整も出来るようになった。
もっとも、それが音に良いか悪いかは知らない。
なおベルトは内周に掛かるタイプだ。
さて、音はどうなのか?

3月25日
音は…は良いがプラッターによる違いを見極めたければ他の条件を同一にしないとならない。
実際にはそれは難しいことだ。
今回はまずアームがPA1000ということで、ちゃんと扱うのは初めてに近い。
あ、書き忘れていたがキャビネットは立派な積層合板で見事なもの。文句はあるまいという感じ。
と言うことで音なのだが、ここまで聴いてきた感じではアームの個性が支配的なのか、不思議に元気な音がする。
カーボンパイプだし、見た目からすると、もっとふんわりした音がしそうだったが違うのか?
3月26日

とにかく何を持って来ても元気過ぎる音がする。
そこであるいは…と…

拙宅では一時、睡眠導入剤呼ばわりされていた
エラック455を選択してみた。
シェルはpioneerの樹脂製軽量シェルにしてあって
それでなんとか明るさが保たれている状態のもの。
するとこれは良い。
根暗と根明の邂逅?
だが残念。455の方のダンパーがいよいよ限界であった。
無理もない。僕が拾ってからでも20年だ。
いよいよ煮詰まった感じだが、そもそも純正のアウターウエイトを
損失した状態でとやかくいうのが悪い。
その内ウエイトは手に入れる。
今はこれ以上とかやく言ってはならない。
3月27日

年がら年中何かしらを弄っていると
いよいよ自分本来の音みたいなのまで見失う危険性がある。
対策は簡単で、弄るものと弄らない物を区別していくことなのだが
理屈通りにいかない場合もある。
写真の不細工なプレーヤーは、一種のプロトタイプで
本当はお見せしたくなかったのだが恥を忍んでアップ。
詳しい事は書かないが、面白いもので右席の立派なキャビネット入りプレーヤーと
比べて一長一短。
そこが面白いとも言えるし、だから難しいとも言える。
悩み尽きない、64歳春の一日なのであった。
3月28日


まあ、取り敢えず…
3月30日

急遽EPA-100を載せてみた、の図。
急ぎ載せた割には上手く収まっているという見方もあれば
色々と問題に気づかされるというのもある。
後者は実際にプレーヤーの自作を手掛けた人間でないと
わからないお話しだとは思うが。
簡単にいうと欲張れば欲張るほど困難さが顔を出す。
単機能に徹することが出来ると良いのだが、
で、あれば市販のプレーヤーで良いじゃん?となってしまう。
一体どこにどんな問題が出てくるのかは
また改めてお話ししたい。
あ、取り敢えずなのだが音は良くなった。
やっぱりEPA-100はウチのエースで間違いない。
3月31日
期末である。なにかと気ぜわしい。
だからという訳でなく、今日なんかは(いつも?)大したことは書かない。
何故って明日になると4月一発目のページになってしまうから、
何かを書き始めるなら月が変ってからの方が良い。
二年寝かせてやっと陽の目を見たMU61のプレーヤーだが
音はどうしてもあと一つ納得できないでいる。
なぜなのか?それは今後検証して行けばよいと思う。
その過程で、アナログプレーヤー自作にまつわるあれこれなんか
書いてみたいと思うのだが、調べ物をしようと思ってネットを検索すると
プレーヤーの自作関連だと出てくるのが自分のページばっかりで嫌になる。
というか他の人たちは21世紀の今、そんな事に血眼にはならないのだな…
情けなさが募るまま新年度入りとなる。
明日からまたよろしくね。