3月7日





3月8日
さて、どちらに押しかけてきたか一目瞭然?
milonさん宅訪問6回目?
毎度お邪魔いたします。
さてさて、写真を見ればおわかりの様に圧倒的な存在感を誇る衝立状の物が…
振り返ればmilonさん宅では多くのスピーカーに驚かされてきた。
それは例えばAL-05盆栽スピーカーであったり
モスキートであったりと様々だったのだが
(もちろんA5はこの部屋の守り神としてちゃんと鳴る状態で鎮座している)
今回いよいよとどめを刺されたかもしれない。

今回のメインはこちら↑
ESL2905である。

前回がこちら↑
ESL2805
昨年書いたように2805で充分大きい。
2905はそれに輪を掛けて大きい。
正に巨大、である。
3月9日
さて、2805と2905。
何が違うというとパネルの数である。
2805では高音パネル2枚。低音パネル2枚の計4枚。
対して2905では低音パネルが2枚追加され計6枚。
この違いがどう出るか?
といってもスピーカーだけで音が出るわけで無いので
駆動系にも触れたいのだが後で紹介するアナログプレーヤー関係以外は
変っていないので興味のある方はmilonさんのブログを参照するか、
あるいはよっしーの過去の訪問記をご覧いただきたい。
今回は結果を先に書いてしまうと
なにより低音の量というか出方というか迫り方に
最大の違いを感じた。
そもそも昨年の2805の段階で完成し尽くしていた感があった。
今回も、その自然で、綺麗にフォーカスを結ぶ音は不変なのだが
どうしたって低音が違う。
いや、2805で充分なのだが2905は松竹梅の松の上の特・松、みたいな感じ。
スーパーウーファー不要の下まで伸びた低音が
音波というか面波というか、恐ろしい迫り方をする。
これは本当にスゴイもので体験しないとわからないと思う。
なにしろ帰り道、耳がなんだかツンっと詰まったかのような
変な感じを引っ張っていた。
要するに音圧に鼓膜がやられていたのだ。
念のためだが特段の大音量とかではなく
常識的な音量でのお話しなのである。
いや、これは凄い…

3月10日
昨年も同じような事を書いていてごめんなさい、なのだが
ここへ来るとコンデンサースピーカーなるものに
一般に我々が思い描くイメージが
いかに間違っているかよくわかる。
フワッと。とか、ポッと。
といった表現は、それはそれで間違いないのだが
全てではない。
実に悠然と。時に暴力的なまでの描写もするものだ。
それでいて、どこまでも自然で綺麗なフォーカスは驚くばかり。
あるいはコンデンサースピーカーこそがスピーカーの王様なのか?
しかしどこの家でもコンデンサースピーカーを迎えれば
こうした音が出せるのかという疑問も湧く。
出せるかもしれないが、そう簡単ではあるまい。
milonさんの場合だって、長い長いキャリアの末にたどり着いたのである。
ここでふとプレーヤー、PL-31E改のそばに、昨年は無かった装置があることに気づく。
それは…

3月12日
この黒い箱↑は?
そう、これはFIDELIX社のSATELLITE(サテライト)、である。
それがいかなるものなのかはこちらをご覧頂く方が早い。
そう、上記文章にもあるように、かつてヤマハからリリースされていた
HA2、HA3を思い浮かべて頂くと良い。
というかそもそもの発案者は中川さんだったのでヤマハの方が亜種であり、
源流はSATELLITEの方なのだ。

シェルの中にサテライトアンプが見える。
まずシェルのクオリティがヤマハの純正のそれとは随分違ってくる。
まあそれはシェルを選んでサテライトアンプを貼れば済むのだが
もっと決定的な違いはSATRLLITEの方はバッテリードライブだということだろう。
その高音質故、電池の違いもモロに音に出てしまうというから驚く。
そもそもアナログカートリッジの微弱な信号は
カートリッジに近い位置で昇圧する方が良いのは道理だ。
その道理を通そうとすると、なにかと難しい問題が出てくるのだが
多少の不便さを我慢して余りあるメリットがあると言う事を
思い知らされる。
milonさんはもうカートリッジはL1000(コイルはF1000)で
シェルはミッチャクシェル。
ここにさてサテライトアンプを積んで本体に送り込むという事で
形が出来ているのだからメリットしかない。
それらが一体となり、コンデンサースピーカーから
今回のような音が導き出さられいると断定して良いのだろう。
3月13日

ところでこの日はmilonさん宅にしてはちょっと珍しいプレーヤーが
置かれていた。
なにが珍しいって、ダイレクトドライブなのである。
電子立国日本の誇るダイレクトドライブがここでは少数派というか
ほぼ見ることが出来ない。
別に偏見をもっている訳ではなく、単に好きな音を追っていったら
そうなったというだけのお話しだ。
ただ、写真に見えるTP-L1は120極リニアモーターを積んだ
OTTOの力作なのだ。
より滑らかな回転という意味でも有利だが
もうひとつ。センタースピンドル直下にモーターが無いという点でも
一味変わったダイレクトドライブとなる。
果たしてこの部屋においてOTTOのリニアの音やいかに?
…これがなかなか健闘していた。
なんて言ってはOTTOに失礼だが、ここのメインはmilonさんが永年の経験と
実験検証の上で産んだ、超低抵抗スピンドルを持ち、更にそれを
マグネフロートした上でDCモーターをバッテリーでドライブ。
尚且つピュアストレートのトーンアームまで自作という
こんなもんどうしたら作れたんでしょう?という名品なのである。
敵に回したら分が悪い?
それでもOTTOは頑張った。
ただし、クオーツロックは外してのお話しだ。
どうもレコードプレーヤーのモーターというのは
緻密に制御すればするほど音を詰まらなくさせる傾向があるみたいだ。
もちろん単純な方式論みたいな所に話を持って行ってはいけないのだが
milonさんのプレーヤーの、何物からも解き放たれた音を聴いた後では
どこか詰まらない音に聴こえてしまってお気の毒。
でも、さすがにベルトドライブは…という人には
OTTOのリニアは良い選択肢だと思うのであります。
3月15日





そして沢山のレコードを聴いた。
(画像は一部)
言葉も無く、ただ感嘆するのみであった。
もう究極にたどり着いたしまわれたのでは無いか?


ここでオチをひとつ。
この日集った四人が四人とも。ユニクロのフリース着用だった(笑)
なにも全員で揃えなくても良かったのにね(汗)
いや、あるいは良い音のためにはこれが欠かせないのかもしれない。
まさかね…
あ、ご一緒だったのはGTOさんにpipinさん。
画像の一部はpippinさんご提供です。
お二人とも帰りの車の中で妙に僕にコンデンサースピーカー推して
おられたように感じられたのは気のせい?(;^ω^)
(この項 了)