4月1日



どうも
焼きが回ったようだ…


4月3日



おや



むむむ…


4月4日

まもなく
25年目も終わろうとするよっしーの部屋だが、
今だかつて何かプランを持って、とか、
こんな展開で…という事を考えた事が無い。

そんな馬鹿な、と思うかもしれないが
全ては成り行き。風任せなのである。

そう、それは三月も終盤の頃だったか、
当選しました!」という怪しいメールが届いた(笑)

はて?なにか応募したっけ?とか考えてしまうあたりが
流石よっしーである。

特殊詐欺なんか簡単に引っかかってしまうに違いない。

しかし凄い。
スピーカーたったというのだ。

応募
しないのに当たってしまう辺りはもう達人の領域である。




4月5日

馬鹿を書くのもほどほどにしておかないといけない。

当選した…というのは半分くらい
だ。

ただ、半分は当たっている?

遠方のマニアの方の
ご尽力でこのスピーカーは
拙宅にやって来た。

毎度の事ながら
感謝しかないのであります。


しかし皆さん
がいいというか目が利くというか、すっとぼけてもすぐばれる。

段ボールの梱包の写真を見て、「これは…」と言われた時には笑ってしまった。
隠し事は出来ないという事だ。





まず、いやが上にも目を惹くの
ウーファーであり、これがサンヨーツインドライブウーファーなのは明白だ。

ツインドライブウーファーは、まず1
988年発売のSX-Z3000に搭載され、
その後姉妹機の
1000及びその亜種に採用されている。


要するに
プッシュプル動作をするウーファーである。
ご参考まで、これを全域で行うのが
コンデンサースピーカーとなる。

逆にいうと世の中のほとんどのスピーカーはプッシュするだけの片方通行の半端物と言うことだ。

これをやってみたら、という話は大昔からあった訳だが実現したのは
サンヨーだけだった。
もちろんウーファーでないと出来ない。

ひとつの振動板を
両側からドライブする。
言うは易し、作り上げるのは難しだったであろう。





4月6日

さあ、しかしこのスピーカーはなんなのだ?



SX-Z1000をモディファイしたのか。あるいはウーファーを活用したのか?

3000のウーファーは残念ながらエッジが朽ち果ててしまう物がほとんどで、尚且つそれを張り替えるのは
至難の業ということで生存率は低い。


自作と言うにはあまりに
出来が良すぎる。
裏板は開けられるみたいだからいつか中を覗くかもしれないが今はやらない。



3Wayだがツイーターはスーパーツイータ的存在なのか。
バスレフポートは潔く
きい。

以上を踏まえて、さて
音出しである。

プリに
SY-88で、907MOSのメインインに繋ぐ。スタンドはダイヤトーンのDK-77X/WNを使用。

最初はCDで、ということで
CDX-2200を使う。

音だが極めて
ノーマルな。あるいはノーブルなものだ。

ダブルドライブ。プッシュプルウーファーだからスゴイ低音…というのとはちょっと
う。

いや、来るときは来るのだがコケ脅しの低音などは鳴らさない。

ダブルドライブ。プッシュプル動作の目的は歪感無くナチュラルな音なのだと思う。

超低音のチェックもするが、欲張ってはいない。上手い設計だと思った。

それよりなにより印象的なのが、スピーカーから音が出ている感が
希薄なことだ。

奥への展開が
見事というか持ち味。

この後
アナログへ(GT-2000X+DL-103初期型)、そしてハイレゾへと行くのだが印象は一貫している。


4月7日

実に
見事なのだが、あっという間に納得させられてしまって、果たしてそれで良いのだろうか?と
妙なところで疑問を持ってしまう。

このままで良い。このままで良いのだが、
もし変化させようと企んだら、
容易なことでは化けては
くれないに違いない。

怒らせようとして
いくらからかっても全然素を見せない新入社員みたいなところを感じる。

パワーも
どんどん入るのだが、これまたいくら?ませても酔わないヤツ、みたいに思えてくる。

もっとも、こんな事を考える方が
なのであって普通に考えると非常に好い音ですね、で終わる話しである。



4月8日

4月8日が来た。ということは本日をもって
26年目に入ったわけだ。

まず思う事は、”よく
飽きもせず続けてきた”ということだ。

偏に
だからというのは言える。間違っても、無い時間を工面して、なんて書いていない。

好きだから書いている。オーディオが好きだから。そしてつらつらと書くのが好きだから書いている。
それ以上でもそれ以下もない。

ネタは
尽きない。特に計画したり考えたりもしていない。だが気づくと湧いてきている。

ある意味こんな
せな話は無い。

もっと
スゴイ音を出している、とか、もっとお金をけている、なんて人は無数にいるだろうが
これほど
幸せを感じながらオーディオをやれている人はそんなに居ないじゃないかと、書いている今思った。

ここ数日は、来たばかりのスピーカーの音を
少しでも長く聴いていたくて、朝起きたらアンプ類のスイッチを入れて、
早朝からちょっとでも聴いてから出かけている。

当然帰宅してからも聴いている訳で、なんだか
中学生の頃と変わっていないな、と自分でも思う。

ちなみにこのスピーカー、ジャンル
不問。音量不問で延々と楽しめてしまうから困る。(困る必要はないが)


4月9日

白旗を上げて大人しく聴いていれば良いのだが多少
アンプえてみたりもする。

SY-88から907MOSという流れを基準としてSY-99からHMA-9500というのも試してみたが
最初の組み合わせの方が
マッチしているかもしれない。

ということで
SY-88から始まる組み合わせとしてメインアンプを同じサンヨーのよしみと言うことで
OTTO
DCP-5500にしてみた。



これで十分な音がする。
極端にアンプを選ぶことも
いようで、どこまでもい奴である。いや、参る。

いや、本当に参ってしまう。
そうか、これでよかったのか、と思う反面今まで
50年、損をしていた気さえする。

なのだがしかし、この音。この状態を
理解堪能するにはちょいとばかり年季が要る。

昔の自分にも理解できなかったかもしれない。

ベテランでも
人によっては何が良いのかわからない、という事もあり得る。

念のためだがわかったからエライとかわからないから駄目だとかいう話しではない。
ただ、
人によるということだ。

だから人様なんか
く時は注意が必要かもしれない。
”なに
BGM聴かせているんだよ”とか思われかねない。
ま、思われても良いのですが。


4月10日

新しく来たスピーカーは「
サンヨー」と呼ぶことにした。

恐らくウーファー
だけがサンヨーなのだろうが
他に適当な呼び方が無い。

OTTOではない。

OTTOブランドはダブルドライブウーファーの頃には
消滅していたからだ。

そのサンヨーだが、現時点ではファイル再生が一番
マッチして
次がCDと言う感じ。

アナログは
これから…というところか。


4月11日

オーディオというのは
本当に面白いな、と思う。

いや、道楽というのはどれも面白いものなのだが
とりわけオーディオというのは
果てしなく楽しいと思う。

というか
い。

サンヨー、が来て僕のオーディオ感にちょっとした変化が訪れた。

ああ、そうだったのか。今までわかったようなつもりで居たけれど
本当はわかって居なかったんだな、という気にさせてくれる。

それは
ショックでもあるし、びでもあるのだが複雑な心境だ。

ちょっと
るのはソースをぶというか、別に暴き立てるとか
そんな事では無いのだが取り合えず鳴らしますが、という物もあれば
待ってました!これこそ遣り甲斐がある♪と鳴らす物もあるという感じ。

やっぱり
憎い奴、だ。


4月12日



サンヨーのウーファーを擁したスピーカーだからOTTOのアンプ。

それは良いのだが考えてみたらこのアンプは
もう一台ある。

間違って二台買った、のではなくて
BTL接続を目指したのだった

(アンプの裏にスイッチがあってノーマル⇔BTLの変更が
簡単に出来る仕様)

ウーファーが
往復ビンタなのだからアンプも往復ビンタにしてみようという、
正に右の頬を打たれたら左の頬を
打ち返せという、
昨今の
関税事情を反映するような?試みである。



だが…


4月13日

音だが、
そんなに悪い方向には振られいないかな、というのが
ファーストインプレッション。

随分
控え目なインプレだと思うかもしれない。

というのも、良いところだけ見ると
BTL接続も天下無敵みたいな事になるのだが
物事全て
一長一短なのも確か。

大雑把な感じになったら嫌だな、と思ったがそれは
いみたい。

にいうとシングル使いでも十分な音がしているということでもあり、
貧乏性の僕としてはその方がありがたい。

だがBTL。もう少しこのまま
けてみたい。


4月14日



新しい音(スピーカー)に出会えば色々新鮮感動もしやすいのだろう、
と思われたらそれで良いのだし間違っていないとも思う。

しかし聴き慣れたCDから思いがけない
発見があったりすると
それはやっぱり
くし嬉しいわけだ。

願わくばこれが夢でないように。この音が何処かへ消えて行ってしまわないようにと
柄にも無く保守的になって何も手を出せないでいる。

あ、メインアンプはBTLの
ままである。
しばらくやってから違う使い方にも挑戦してみよう。



4月15日



一休み…

…なのだが遠目に見てもこれはちょっと美しく
ない

性懲りも無く
P-610段ボールである。

今回はサンヨーを運んで来てくれた
段ボールがエンクロージャーに化けた。

何しろサークルカッターでユニット取り付けの穴を開けるだけだから
話しは早い。

サンヨーを外して代わりに
P-610段ボールを繋ぐ。

理屈は良い。音はどうだ?

は…

さすがに今一つ二つ。

すなわち段ボールが駄目という訳でなく取り組み方一つだとは思う。

しかし今目の前で鳴っている音はやはり
合格。

それでも
P-610さは伝わってくるからそれも不思議な事ではある。

いつか
P-610のみで満足する。そんな大人になりたいと思って早や幾年。

やはり
標準箱だよな、と思うのだが案外小さくない。

今回の段ボールは、その標準箱よりも幅で100ミリくらい大きい。

つまりP-610推奨の標準箱と
サンヨーたサイズなのだ。

サンヨーの登場で
P-610標準箱の夢は更に遠のいたと思う。
それは仕方ないことだ。



4月16日



そんな訳であっという間に610撤去されて元の風景に。

余計な物が映り込んでいるがこれは近未来の伏線ということです。



サンヨーで聴くアナログがし良くなった。

まあそもそも
GT-2000X+YGT-1+WE-407/23である程度の音が出なかったら
それはどうにもならないという事だろう。

だが、あるいは
SY‐88のフォノでは物足りないとスピーカーが
欲しているのかもしれない。

だとしたら
った話しである。


4月17日



物凄くほっとしている。

何がってサンヨーでやっと
アナログまともに鳴った。

ファイル再生やCD再生では実に良い感じで鳴るのにアナログが
イマ三くらいだったから気になっていた。

気分転換を兼ねてSY-99+HMA-9500にアンプを
チェンジして、
すると当然プレーヤー類も切り替わって、さて…と思えど
駄目なものはダメ

こうなるとアナログは別のスピーカーを専門にして…なんて
まるでマニアみたいな?事を考えたがそれも
面倒

えい!や!とカートリッジをAT-33MLにチェンジしてみたら
途端に嘘のようにアナログが上手く鳴ったとは出来過ぎた冗談みたいだが
本当だから仕方ない。

特に33MLが優れたカートリッジという事ではないと思うと
これは
相性なのかなんなのか?

取り合えず鳴らし
こむしかない。

多分今後はアナログもちゃんと鳴る
予感


4月18日

つまり
SY-99+HMA-9500でもサンヨーは上手く鳴ることが判明したので
それも良かった。

ただ、
SY-88+DCP-5500も良かったのだから両者の良いところどりを、
と考えてみた。

SY-99には
プリアウトが三つも付いているのだから使わないのはだ?



損かどうかしらないがプリアウトのひとつは
HMA-9500に向かわせ、それにはG7を繋いだ。

そして別のプリアウトを
DCP-5500に向けて、それにはサンヨーを繋いだ。

これで二つのスピーカーを
鳴らし分けられるのだがサンヨーが
G7の前に陣取っているから簡単に切り替えとはいかないがこれは仕方ない

そしてSY-99+DCP-5500+サンヨーは二つの意味で
相性が良さそうだ。

ひとつは
音。
SY-99を使うとスピーカーによっては低音過多になってしまうのだが
サンヨーのウーファーをちょっと
してあげるにはSY-99位で丁度良さそうだ。

そして現在DCP-5500は
BTL接続のためプリのボリュームは
その方が
げた状態で使える。

今回の場合はその方が精神的に良さそうだ。

というのもサンヨーはしれっと
低能率なのでやけにプリのボリュームが上がる。

それが悪い訳ではないが、
なんとなく気になっていた。
それがBTLでは下げられるとなると大変結構。





4月20日

オーディオの難しさの一つに、「あの音は
だったのか?」というのがある。

接続から何から特に変更した覚えも無いのに
二度と同じ音が帰って来てくれない

これはもうマニア同士でしか成立しない話しであって、
一般人が訊いたら
「この人たち
アタマオカシイ」となって当然である。


面白い事に、その素晴らしい音というのは
客人が来ている時とかには
出て来てくれない。自分
一人だけの時に限って天から降りて来るの。

まあオーディオというのは基本、個人的な趣味なのだからそれで良い。

というか本当に
個人的な趣味なんだな、と思う



(室温も上がって来たので静音ファンを稼働させている)


さておいて、DCP-5500二台の接続を
BTLからモノラル二台使いに替えてみた。

要するにステレオアンプの片チャンネル
づつを使うというやり方だ。

これはもう
ドケチ人間のよっしーにとっては許しがたい使用法である。

「舐めてんのか、オマエは」と自分で自分に突っ込みたくなる。

その点
BTLの方がまだ納得がいく。

しかしそれを言っていても始まらない。だったら最初から同じアンプを二台も買わないことだ。


音だが、あまりに
陳腐な言い方だが左右の分離が大変良い。

セパレーションが良く、
センターがきっちり出る。

正に理屈通りだ。

BTLだって同じだろう、と思いたいのだが、やはり二台のアンプをブリッジで使う点とか、
片方を
位相反転させるとか、その辺が音に影響しないとは言えないのだ。

そしてもう一つ。

BTL対比でプリの
ボリューム位置がグッとがる。

サンヨーが
低能率故なのだが、プリのボリュームを音質劣化が少ないであろう
位置で使えるのもメリットと言えば
メリットになる。


4月21日



G7を聴いてみた。

サンヨーが来て存在意義を失ったか?と思ったが
それは無いみたいだ。

このスピーカー。売れたから現存する
玉も多い。

更に
デカくて邪魔だから値段が上がらない。

大変お
買い得なスピーカーだ。


皮肉はさておいて
はどうだったかというと
大変結構。

久しぶり?に聴くとハイ上がり、とは言わないが
高い方に
を感じる。

感じるというか自分で意識して
付けたのだが
サンヨーがまとも過ぎるのか、その分耳に付く。

スーパーツイーター
FT-90Hは不要かもしれないし、
そもそもツイーターがpioneerの
リボンに交換されている。

しかし異常と言うほどではないのでこれで
としておく。


4月22日



似た写真ばかりなのだがどれもビミョーに違う。

そこが面白いが間違い
しにしてはレベルがいので出題はしない。

サンヨーも
安定してきた。

どうやらあの音は
ではなかったみたいだ。

敢えて言えば
プリまり方。これは大切みたいだが
常時電源オンなんて事は出来ない。



アナログも
るようになった。

当初のあれは
何だったんだ?と言いたくなる。


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