10月19日
秋の珍事?
差し押さえか?よっしーの部屋から装置が消えて行く。
ポツンと残された装置。
これで音が抜群に良くなったら困ると、変な心配?
久しぶりにクオードペアを使ってみたら音が今一つ。
当たり前だ、装置は休ませてはいけないし、この二人そろそろオーバーホールが必要。
それを一切無視してウエイトを載せて音質改善を図る、の図。
砲金ターンテーブル18Kgとステンレスターンテーブル16Kgがそれぞれ乗っかる。
実は効果があったのだがさすがに罪深い事をしている気がして下ろす。
鳴らしこむほどに音質向上だが本来の性能とは
クオードペアに関しては発揮していると思えない。
今後の課題である。
907MOS LTDに戻すがそのまま戻すのも脳が無いと
pro-ject DEBUT3の出力(イコライザーアウト)を907のパワーアンプダイレクトに導く。
それにしてもpro-jectのフォノ出力は高いな、と、これなら高出力MCなんかも
行けるじゃないかとDENON DL-110を出してみたら
知らぬ間にダンパー劣化?
急遽DL-80がリリーフ。
出力不足なんてことはなくて見事に鳴る。
もしかすると、だが、このpro-jectプレーヤーの音は
内蔵フォノイコが決めているところが大きいのか?
なお、パワーアンプダイレクトはこの辺で止めている。
ここでふと気づいたのだがpro-jectはアンプのフォノイコは使わずLINE入力だ。
ということは907のフォノは余っている。
そこにSONY PS FL77を繋ぎ直して同じレコードを聴いてみる。
これを聴くとPRO-JECT+DL-80がいかに明瞭な世界かわかる。
人間というのは勝手なものだから、ちょっとふっくらした要素がpro-jectからも得られると良いな、と思ってしまう。
10月20日
DL-80だが一度気になりだすとどうにもならない。
では、何だったらうまく行くのか?
いっそZ1に戻す事も考えたがそれも詰まらない。
そこでオルトフォン2M Red をチョイス。
元々pro-jectのプレーヤー自体がオルトフォンをデフォルトに
している所もあるので海外製同士上手くやれるのでは?との思惑もあった。
ひとつ言っておくがこの種のプレーヤー。
つまりダイレクトにリード線をカートリッジに繋ぐ形のプレーヤーの場合
こんな風にあれこれカートリッジ交換などしない方が良い。
トラブルの元である。
音だがたぶん丁度良い感じ。
と、自分に言い聞かせて、これ以上カートリッジを弄るのは止めにしたいと思うのだった。
追記
とうとう最後のラックまでもって行かれてしまった?
がらんとした部屋はまるで引っ越し直後みたいな雰囲気だ。
響き過ぎて音にならないとかそんな事はない。不思議だが。
余計な物が無い潔さはあるがこの姿、やはり浮世離れしている。
「理想は理想。オーディオは現実である」
この言葉が21世紀の今日も僕の中では輝いている。
10月21日
がらんとした部屋。
本当に寂しい。
工事入る。
作業実質四時間。
ここは出窓的空間なのでインナーとアウターの両サッシの距離もばっちり。
ただし、俗世の人たちが良く口走る、完全防音なんてことは無い。
(どこから生まれた単語か?完全防音…)
だが、夜、僕が一番良く使う音量では全くと言ってよいくらい音漏れは無い。
これはスゴイ。
写真ではわからないが、インナーサッシはいわゆるペアグラスなので
ガラスの数はトータル三枚。
ここに元あったサッシは齢60歳に近かったので格段の進歩だろう。
特に熱であるとか湿気の排除に強い。
10月22日
ここだけの話し装置の大半は既に元の位置に戻っているのだが
それを単純に取り上げても詰まらないのでプロセス交えてのんびり更新。
GTラックの木目バージョン(だと思う)にCDX-2200と
ネットワークプレーヤーONKYO T-4070の図。
ラックの上に載っているのがGTプレーヤーの脚で
ヤマハYPB-1の復刻…と言いたいが幾つかの点でオリジナルを超えたと
思えるY31PB1。
写真だとわかりにくいがノーコーティングの砲金故くすみやすい。
たまには磨くを楽しまないと…と思った。
上に載りますGT-2000黒。
生産完了と訊いて慌てて買った思い出の品。
僕が新品で買った数少ない物のひとつ。
アームは現状ではSAEC WE-308Nでターンテーブルはステンレス製16Kg。
お隣に同じラックが来てトップには当然GT-2000X。
アームはWE-407GTでターンテーブルはYGT-1。
砲金で18Kg。
フットは同じくY31PB-1.
ラックの上段にはプリ、SY88。
センターラックに収まるAU-α907iMOS LTD。
放熱のため天板に静音ファン二つ。
そしてテクニカのAT-618だったっけ?
型番忘れたけどインシュレーター。
そして上にSONY PS FL77が載るのです。
10月23日
ぜえ〜んぶ片付くまで音は出してはいけない。
…わかっちゃいるけど止められない。
ロジャースも鳴るのだけど今宵は栗スピーカー。
これがまた塩梅が良い。
音源が小さいことの良さ(優位さ)が出て楽しい。
さてしかし、全部元に戻さないとね…(;^ω^)
10月24日
ポータブルあれこれ。
生きている物死んで?いる物、様々。
奥にパワーアンプ。OTTO DCP-5500が二台。
二台というところがポイントでBTL接続可能。
と言いながら最近出番なし。反省しよう。
日立のMOSを使った。つまりこれもMOSアンプなのだ。
10月25日
お、気づいたらダラダラ日記になっているゾ。
素晴らしい。これこそが僕の好きな世界なのだ。
砲金のパーツって変色が激しい。
それを磨くのは又楽しいのだが、そうそうそればかりやっていられない。
ま、こんな機会に…と思って引っ張り出したのが写真にあるコンパウンド。
コンパウンド自体は珍しく無いのだがこれは練りタイプ。
非常に扱いが良い。故に磨こう!という気になる。
ほら、ピカピカ。
…いや、本当の磨きマニアに言わせたらこんなのは序の口なのである。
よっしーもこの際もっと深く…と思うのだがそんな事している場合じゃないので
この辺で。
物事全て加減が肝心である。
10月26日
REGAのガラスターンテーブルに敢然と対抗して?
こんな事をやってみた。
インナーターンテーブル?の上にガラスのシート。
こんな使い方が許されて良いのかどうかわからないが音は悪くない。
ところでこのサイト。皆さんはどんな機材のどんなブラウザでご覧なのだろう?
当然スマホなのだろうが、するとやはり写真は4対3ではなくスクエアの方が良いのかな?
そろそろ。
縦画面で見るのと横画面で見るのでも違うみたいだけど…
10月27日
そして各種スタビライザーなど載せてみている。
それぞれに良さがあるが、この場合、たぶん何も載せないのが
無難かもしれない。
なによりも、このプレーヤーは良い意味で気楽に接したいし、
気楽に接した時に出る音がベストであって欲しいと思うのだ。
10月28日
そもそもがインナーターンテーブルにプラッターが乗っかっているだけ、
みたいな構造だから、気軽に何かを載せてみようという気になる。
ここでアイワPX-E860の樹脂プラッターを、と思ったが
それは無理だった。
お洒落なプレーヤーだからアクリルのプラッターで、下からLEDで照らして…
なんてのがベストな気もしたが、そんな都合の良い物は無いし、あったとして
プレーヤー本体よりも高価になってしまうから論外だ。
試しに型番不詳の金属製ターンテーブルシート(と呼ぶには随分重い)を
プラッターとして載せてみるがこれも悪くない。
はしゃいだ感じは一歩後退するかもしれないが
確かさという要素では納得させるものがある。
などと言いながらノーマルに戻す。
これで十分良い音なのだ。
このプレーヤーはこのまま使いたい。
ここまでやって来て気づいたのだが、ここ数日は栗スピーカーで聴いていた。
十分モニターして機能している。
あるいは初めて真価を発揮させて上げることが出来たのか?
気の長い話しである。
だが、しかしずうっと栗スピーカーという訳にもいかないだろうと
ロジャースに繋ぎ変えると、こいつはやっぱり癖のある奴だ。
性悪女という訳じゅあ無いのだが、適度に構わないとご機嫌斜めになる。
仕方なく久ぶりに黒檀ブロックなんか下に入れてなだめてみた。
しばらくはこれで大丈夫だろう。
安定のロジャースサウンドである。
10月29日
リスニングポイントから見て右手の装置のセッティングが一応終わった。
なのでGT-2000XにDL-103無印を付けてテスト。
プリがSY88でメインが907MOSのパワー部。
つまりロジャースがそのまま鳴らせる。
砲金ターンテーブルのYGT-1だけで
ここ最近親しんだpro-jectの倍くらいの重さがあるわけだが
さて、音は?
大地に根っこが生えた様な…という点で、やはり優位。
これはプレーヤーだけの話しではなく、カートリッジも違うし
プリが介在している点でも違うから総合判断で違います、ということだ。
お隣のGT-2000にはテクニカのAT-25を付けてみた。深い意味は無い。
だがこれも今更だが良い。
聖子ちゃん、が、聖子さん、に文字通り変身する。
もう一ついうとWE-308というアームはこうしたカートリッジにも良く似合う。
そしてテクニカというメーカーは時々こうした純朴なカートリッジを作る。
それを探すのがまた楽しい。
さて、そろそろ左席も繋がないと…
10月31日
繋いだ。音が出る。
音が出るとはあんまりな言葉に思えるかもしれない。
しかし、やはり一旦全バラして繋ぎ直すと何らかの不具合みたいな物が発生する。
今回も発生した。(直した)
SY99→HMA-9500という流れはG7に繋がっているので久ぶりのG7。
ロジャースは控えの位置まで後退。
やれやれ…と思ったらDP-3000の回転が突然おかしくなった。
超高速回転だとカートリッジが危ないので駆けつけてアームアップ。
このDP-3000、昨年だったか買って来てそのまま使えていたので
変だな、と思っていた個体。
やはりお約束の所は手を入れないとならないのだな。
変にわくわくしている自分が居て、我ながら呆れている。