6月1日
ある日のよっしーの部屋の風景。
気づく人は気づくのだがGT-2000Xが二台並んでいたところが2000Xと無印2000、に変っている。
そう、GT-2000X一台は持ち主さんのところへ旅立ったのだ。
併せてC-2XもTA-NR1も、だ。
オーナーさんというのがmerlionさんだった。
その一式はご友人宅にそのまま収められ、また新しい道を歩み始めたのだ。
今までよっしーの部屋に居てくれてありがとう♪
それで、という訳ではないのだがGTの隣にはやっぱりGTだろう、と思って黒の2000を移動した。
そしてアンプなのだが幾つかの選択肢の中から、プリにSY-88が。そしてメインにQUAD 405‐2が収まった。
スピーカーは先般話題にしたステレオ誌付録のスキャンピークユニットを使ったダブルバスレフ。
GTOスペシャルが繋がっている。
先日の訪問以来、これを本気で鳴らす装置を、と思って頭の中で色々試行。
実はプリも44のQUADペアにする予定だったのだが色々な事情を鑑みて上記組み合わせになっている。
一度はメインにpioneerのM22を採用した。
音は良いのだがいかにせんこれからの季節、純A級アンプはミスマッチ(;^ω^)
狭いところに押し込めて、静音ファン全開で対処は可能だが、ずっとは気が引ける。
ということで暫定的にSY-88+QUAD405。
6月2日
さて、そのGT-2000黒には長らくSAEC WE407/23が載っていた。
それはそれでよいのだが、臨席のGT-2000XにもWE-407GTが載っているのである。
どちらもウエイトの関係で重量級カートリッジでないと塩梅が悪い。
二台揃って、というところが癪に障った…
訳ではないのだがたまには407/23以外のアームを…と思った次第。
と、思うのは簡単だが、そうそう何でもマウント出来るわけではない。
思いついたのが同じSAECでWE-308N。
これも名品だし軽量軽針圧には最適。
だがここでもう一ひねりするのがよっしーの部屋だ?
突然黒いアーム登場。
これはなんだ?
どうもPIONEERのPA-1000らしい。
らしい、というのも酷い話だが、実はこれMJのフェアのジャンク市で求めてきたものなのだ。
よっしーの前にアームが来たら拾わない訳にはいかない。
動作未確認は当然だが、ウエイトが失われている。
正確にはウエイトの一部が失われている。
その点を除けば実に見栄えも良いアームだ。
何しろ黒いのが良い。カーボンアーム故黒いのであるが。
pioneer PA-1000。
1974年頃の発売。当時28,000円。
アームに炭素繊維使用。
サポートにアンギュラコンタクトベアリング採用。
実はこのアームとフォノモーターMU-1800を組み合わせてピアノブラックのキャビネットに収めたのが
PL-1800というプレーヤーだ。
このアームなんかももっと評価されていて良かったんじゃないか?と思うが、いかにも軽量軽針圧向けに特化した感じが
あと一つ高い評価に繋がらなかったのかな?と思う。
6月3日
さて、それにしてもウエイトが足りないのでは実用にならない。
手持ちのアーム達から拝借できるものはないか?とか
色々試したが上手くない。
そこでホームセンターへ。
だが、物色すれど丁度良い金物は無いのだ。
いよいよ切り札?諸々のパーツコーナーへ。
すると、多分ガスのジョイント部などに使うのか?
よさそうなものが見つかった。
何より内径が注文通りである。
色も黒くてアームに合う。
これで実用になった。
お値段100円少々だったか。
ジャンクアームには丁度良い。
それで色々と聴き始めたが問題なし。
抜群に音が好いとも悪いとも言えない。
そんな単純なものではないのじゃ。
ただ、カーボンアームの良さが引き出せると良いな、と思う。
目下どうしても許しがたいのはアームレストの収まりの悪さ。
なんともグンニャリしている。これはパイプが収まるところの素材のせいだ。
デザイン優先で透明っぽい物を選んだら柔らかい樹脂しか
選択できなかったのかも?
実に毎回イライラさせてくれる。
ここだけに限って言うと落第だ。