5月24日
GTO邸。
これで何度目だっけ?
いつもお世話になります♪
この写真だけ見たら、いつものGTO邸、なのだが実は変化があって…
あ、基準?ソフト。
LPいっぱい。
早々にタネを明かすと音が変わっていた。
鮮度さらにアップ。
前回度肝を抜いてくれた光カートリッジ、DS E1。
イコライザーは合研という組み合わせ。
それが今回更に飛躍。
マスターテープの音を聴くような…
では言い足りない。
マスターテープに入る直前の音を聴くような驚き。
何が変わった?
詳しくは書かないが配線の変更。
(信号の流れを変えた)
それだけで暴力的なまでに解像度アップ。
音は好き好きだから、これでは鮮烈すぎる、という人もいるかもしれない。
ただ、鮮度の高い音にベールを掛けるのはそんなに難しいことではない。
それこそケーブルだなんだで調整可能。
必要ならそうすれば良い。
ただ、その逆は難しいのだ。当然ながら。
とにかくこれは衝撃だった。
今回の衝撃その1がこれ。
CDも聴きますよ♪
今回は持ち込まれたソフトを含んでいる。
お持ちいただいたのはmerlionさん。
今回はよっしーが(珍しく)縁結びをさせていただけた。
pippinさんももちろん?一緒。
さて、衝撃その2は明日発表。
5月25日
いや、やっぱりこのジャケットは怖い…(;^ω^)
こ、この録音は…
と噂の?一枚。
クリムゾンの曲に「21世紀の精神異常者」というのがあって
ボーカルにディストーションが掛かっているが
このレコードは全音にそうした処理がされている?
逆の意味でマニア必聴盤か?
音の好い「ホテルカリフォルニア」は存在するのか…?
初期マト盤でした。
そうか、しゃくれか…
新しい課題を貰いました。
ちなみにGTOさんは手持ちの「Canary」が20枚を切ると手が震えだす…
嘘です(笑)でも、実際問題たくさんご所有です。
このレコードに行ったとき、ためらいなくB面トップの
「ボン・ボヤージュ」を掛けてくれるところが
GTOさんなんです。
ここで種明かし。衝撃2とは?
それは写真のバックロードの左隣にちょこんと写る小さいスピーカー。
覚えている人は覚えている、よっしーもGTOさん監修の元同じものを作った
筈、のダブルバスレフ。
ユニットは昔ステレオ誌に付録だったスキャンピーク製。
いや、元からこのスピーカーの音の良さはわかっていた。
…つもりだったが、今回は撃沈された。
メインのバックロードと勘違いしたくらいの鳴りっぷり。
これは一体どうしたことか、というか、よっしーの部屋にある
模造品はこんなに鳴らない?
いくらオーディオは使い手次第と言ってもこれは落差が激しい。
大いに反省して一からやり直す?事を心に誓った。
いや、ホント参りました(;^ω^)
5月26日
そんな訳でショックの大きかった今回の訪問でした。
その全てを書ききれる訳もなく、書き落としも多々あるとは思いますが
それだけ濃かったということで…
例えばSPU。
確かに光はスゴイのだが、試みにSPUにご登場いただくと、
やっぱりこれはスゴイというか、
伝説の営業部長ご降臨、みたいになる。
説得力があるのだ。
MC-L1000もあるのだが日頃使われていない。
この日は無理を言って鳴らして貰った。
断線も無いしダンパーも大丈夫みたいで一同安心。
このL1000は日頃写真には写りにくい、自作スピーカー群とは
対面の位置に置かれているアポジーを鳴らす一式に組み込まれているのである。
残念ながらアポジーが片側完全ではないということで
そんなに鳴らされる事が無いのだが、
面白いのは「みんなこれが一番良いって言うんだよな」と
GTOさんが呟くこと。
自作スピーカー群をさて置いてアポジーを褒められたら
腹が立つんじゃないか、と危惧するも
GTOさんはそんな度量のない人ではありません。
それはそれ、これはこれ、なのだ。
打ち上げはファミレスで、となったが改めてGTOさんも
長岡スピーカーに詳しくて嬉しくなる。
経験値は遠く及ばない僕も、座学だけはいっちょ前なのである。
20センチ二発のバックロードのお話。
音場型スピーカーのお話。
僕がマトリックススピーカー研究をしたい、なんて話すものだから
ネタも尽きず時間は過ぎていく。
初参加のmerlionさんも光とホーンにはやられた、という感想。
時間調整のために二人で立ち寄ったファミレスでは
(この日はファミレスに始まりファミレスに終わったのだな)
僕がトールボーイ良いな、というと、
トールボーイを使っているmerlionさんが、
実は僕は箱型のスピーカーが好きなんです、なんて言うのが面白い。
人は自分が持っていない物に惹かれるのだな。
「オーディオマニアは一人ひとりが違う文法で喋っている」が
よっしーの持論である。
ある意味絶対に交わらないとも言える。
その者同士が触れ合うのは楽しくもあり危険もある。
危険は他者を認めない所から始まってしまう。
それは大変勿体ない話しである。
自分では出来ないことを他の人がやってくれている。
おかげでそれを楽しめます、としてしまえば無限に繋がっていくはずなのだ。
とっても天気の良い日だった。
そのほとんどを室内で過ごしたが、僕らの心には
ずっと日が差していた。
幸せとはこういうことをいう。
みなさんお疲れさまでした♪