4月10日



4月11日


マーライオンである。

Merlionと書くべきかもしれない。

良く知られているように上半身が
ライオンで下半身がの像だ。

土台は波をイメージしている。

そして口から
水を吐いているのも特徴。

由来歴史を書こうとするとwikiの写しになってしまうから
それはしない。

1972年から存在する、シンガポールの観光名所的意味合いを持つものでもある。

往復約1万キロを
日帰りはきつかった。





…というみえみえの嘘はこの辺ですぐ止める。

向かったのはシンガポールではない。都心である。

お洒落な街。それ以上は書かない。


そこに行くとマーライオンに逢える?

いや、それはない。

ただ、オーディオマニアの
Merlionさんが出迎えてくださる。

もちろん単なるハンドルネームであるのだが。





4月13日

ほら、良
い音が聴こえてきたでしょ?

いや、冗談ではない。
佇まいというものを見ると
たいてい音は
想像出来てしまうものだ。

楚々として無駄のないセッティング。

トールボーイが広い空間に
ポンっと置かれて周囲に遮るもの無し。
センターに控えしソファのお洒落なこと。



スピーカーだがMAGICOS1である。

一言でいうと大変
高価なスピーカーだ。

それでいて250W×1090H×230Dと正にスリム&コンパクト。

値段が高いからでっかいスピーカーというのは昭和のお話である。

例えていうとよっしーはお菓子を買う時、値段の割に
がでかい方を選ぶ。

その方がよっしー
としては安心なのである。

これは裏返すと
で選ぶ力がないことの現れとも言える。

味わいはサイズに必ずしも比例しないのである。

S1は
2Way。ウーファーは18cm?でほぼ間違いないが
表記でいうと
7インチということになる。
ツイーターは
1インチだ。

能率は
86dBと高くないはずなのだが
当日そんな事は全く感じなかった。

インピーダンスは
4オーム。

そしてこれを鳴らす
駆動系だが…


4月14日



駆動系だがこんな風に
お洒落に収められている。

壁と間柱?の間に綺麗に隠れるから、一瞬どこに装置があるの?となる。

こうしたセッティングも、よっしーの
れのひとつである。

ただ、一年中何かを繋ぎ変えるため裏を覗き込む性格だから
全く向かない。
向かないだけに実現できる方を見ると
羨望の眼差しになってしまう。

さて、天板に乗るアナログプレーヤーから説明…と行きたいところだが
ここは
アンプを紹介するべきだと思う。

アナログプレーヤーの下。
ピカピカ光る物体?がアンプなのだ。

DevialetのExpert 250である。

である、なんて言ってもよっしーは詳しくないを通り越して未知の世界。


いわゆるインテグレートアンプ=プリメインアンプなのだが
DACを内蔵している。

そして例えばフォノ部は
A級動作でスピーカードライブはD級アンプなどと
工夫を凝らしてある。

そして何よりも
Speaker Active Matchingだ。

「R SAMは、使用中の特定のスピーカモデルの正確な仕様を認識し、
DSPを使用して、毎秒96,000の検査ポイントの速度で、そのスピーカ用に特別に
調整された駆動信号
リアルタイムで提供することで機能します。SAMRの有効性のレベルは可変であり、
リモコンで選択した設定で調整できます」と、説明にはある。

要するに数多のスピーカーに対するデータを持っていて、
それを元にして
最適なコントロールを、このアンプは仕掛けられるということか。

これはもう大変な時代が来たもんだ、というかとっくに来ていたのか?

さてさて、いよいよその
だが…


4月15日

さて、音だが…
というけれど音はお部屋に入った時からずっと流れていた。
理屈は後から知って帰宅後に学習してのものなのだ。

音だが、
そこにはただ良い音が流れているだけ…



と言ったら”そこにはただ風が吹いているだけ”をパクったと思われるだろう。

だが、そうなのだ。大抵の場合良い音というのは
ただそこに風のように流れているのである。

肩肘張って登場するわけではない。なぜならそこにはいつも
当たり前のようにその音が存在しているのだから。

いや、もう少し具体的に、と言われたら”
万能感溢れる”ということになるのか。

聴かせていただく物は
ファイル再生もあればレコードもある。
なにより
ジャンルが多様だ。

JAZZもあればクラシックもあるのだが
サザンのLPもずらりと並んでいる。

ああ、Merlionさんもそういう人。すなわち
何でも楽しく聴ける人なのだ、と思って勝手に打ち解けてしまった。
なぜならよっしーもそうしたタイプの人間だからだ。

この日はオーディオマニアを迎えるということで、ソースをややハイファイよりに振ってくださったと思うのが
日頃はきっと
青春時代を飾った音楽たちを、好きな音でゆったりと楽しまれているに違いない。

だからシステムには
チューナーも組み込まれている。

途中から
ジェットストリームのお話になったりキャンディーズの話題になったりと楽しいことこの上ない。

あまりに楽しいからよっしーは終始しゃべりっぱなしになってしまい、もっと音に集中すべきだったと後から
反省

それにしても
いざぎ良いシステムでアナログプレーヤーも一台きり。
(普通は一台か。(-_-;))
なのだがその一台がまた昭和のレジェンドみたいな組み合わせで
SP-10MK2+WE-506/30
これがSAECのターンテーブルデッキ、
SBX-3に収まる様は見惚れるばかりだ。



WE-506/30はMTSサービルにて
田中さんのメンテを受けた物。言うことなしである。

さて途中で…


4月16日

途中でスピーカーを
繋ぎ変えていただいた。
何に?というとロジャース
LS3/5に、である。

長いオーディオ
遍歴の中で例外的にされたものの一つ。
それがLS3/5であったと訊けばこれは拝聴させて頂かざるを得ない。

…いや、まあ単によっしーが聴かせていただきたくて無理を言っただけなのだが(;^ω^)



こんな風にS1の上に
ちょこんと載せた。
といっても嘘のようにジャストサイズ。


LS3/5で興味深いのは、このスピーカー、コンパクトなこともあって多くの方がサブとして、
あるいはメインとしてお持ちであるということ。
そしてその音が、結構に
人それぞれで違うのだ。

良い音、と一口に言うが、やはりその人の好み。
目指すところの
好い音、になるのだなーと思わせてくれる。

今回
Merlionさん宅の3/5も勿論良い音なのだが驚くことにS1何処か似通った音がするのだ。

これはやはりそういう事になるのかと驚いた。

もちろんS1の方が、より現代的な音ではあるのだが、彼我に
40年以上の歳の差があるとは到底思えない感じ。

そして後から思ったのが、あるいはここにも
R SAMの威力が発揮されていたのかも?

S1に最適化されたDevialetで鳴らすと、LS3/5
もまたS1寄りの音になるのかもしれない。
もちろんこれはハイエンドに無知なよっしーの、単なる思い付きみたいなものなのだが…


4月17日

Merlionさんはそのハンドルネームからも想像の通り
日本を
れての生活もされていた。

しかし、
青春期のオーディオ誌なんかも大切にお持ちだったから凄い。
もちろん近年
復刻なんてのもお持ちだがとにかくある時代を
オーディオをやって過ごした人ならではのテイストがある。



例えばpioneer 
M22なんかの話しで盛り上がったのには驚いた。

拙宅にはメンテしたまま寝かしてあるM22があるから
今後お立ち寄りの際には引っ張り出しておこうか?

それにしても
M25でもダメじゃないけどM22なんだよな、
という所で
が通うところがスゴイ。

そんな話を挙げているとキリがないが、まあ楽しい時間だった。

ハイエンドスピーカーとアンプが描く世界は
格段だ、とまとめてしまうのは簡単だ。

しかしそこに至る
プロセスが(もちろんよっしーの中で勝手に)見え隠れする事が
音に一層の意味合いを加える。

子供のころに始まり、学生時代に経験を積み、
社会というものに出てその荒波に揺られながら40年弱。
その間
ずっと傍らにオーディオがあった。

それら諸々全てを
めて、今の音なのだ。

音は人なり、というか、音はその人の人生を
すのだ。

すっかり長居をしてしまったよっしーだが
この駅路を歩くのは今日で最後では
ないな、と感じていた。

Merlionさん、ありがとうございました。




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