1月28日
コンデンサー繋がりでコンデンサーヘッドフォンへ。
正しくはコンデンサーイヤースピーカーというべきなのだろうが失礼。
ポピュラリティーという意味ではコンデンサーカートリッジよりも
コンデンサーヘッドフォンの方が上だろう。
コンデンサースピーカーも、かもしれないが数の点でヘッドフォンの方が多いと思うが
それもこれもあるいはSTAXという会社のおかげかもしれない。
それくらいSTAXのヘッドフォン(イヤースピーカー)は歴史が長く種類が多い。
その中で、よっしーが持っている物はSR-3という初期のベストセラーモデルである。
そんな古い物でSATXを語って欲しくない、というSTAXマニアの方は多いだろう。
だから多くを語らないようにしている?
このSR-3はとある方の遺品であり、ご縁があってよっしーの手元に来たのが20年以上前。
SRD-5というアダプター(スピーカー端子に繋がぐタイプ)と共に降臨。
さて、どんなもんか?と思って聴いてみたら思ったよりは大したことが無かったというのが
その時点の感想。
その後SRA-10を入手するも、なかなかハムを消せず今日に至る。
そんなこんなの日々にひょっこり現れたのが…
1月29日
現れたというか、その存在を今まで知らなくて、その瞬間知ってピピっと来たというのが
本当か。
なにかというとSRD-Xというアダプターだ。
STAXとしては、あるいは唯一、アンプやデッキのヘッドフォン端子に接続して、そこに
コンデンサーヘッドフォンを接続して楽しめるアダプター。
本体から生えているカールコードの先にはステレオの標準フォンプラグがある。
フロントには電源スイッチがありボリュームが付いている。
これは良い!
と勝手に決めてゲット。お値段も手ごろ。
それは、このアダプターが旧式のノーマルバイアスヘッドフォン対応の最後の頃の製品であり
現行プロバイアスヘッドフォンは使えない仕様だからだろう。
この後出たものでプロバイアスにもノーマルバイアスにも対応している物はぐんっと高くなる。
もうひとつ、電池駆動が可能。これもポイントが高い。
いや、これをカバンに仕込んで屋外でSR-3を使おうという魂胆ではない。
それをやるにはショルダーフォンの収納ケースみたいなのが必要だ。
室内であっても、これ以上ACケーブルを増やしたくないという気持ちが強い。
ただし電池は単二が八本必要なのでやむを得ず60回分割で買ってきた。
とにかくあっという間に音が出せるはずなので気も急く。
ところが見渡すと案外フロントにヘッドフォン端子を持っている機器が少ない。
それでも取りあえずCDX-2200にそれを発見して挿す。
すると酷い接触不良だ。
お約束でフォン端子はコンパウンドで磨き上げる。
次にボリュームのガリもあって…
ま、いきなり分解というのも何だからひたすら往復運動でクリアー。
さて、音だ!