7月9日
”のりもの集まれ いろんな車
どんどん出てこい働く車〜(^^♪”
突然どうした?
いや、マゴマゴゴンが好きなのだ、この曲。
おかげで無意識のうちにこちらも口ずさんでいる。
ここでいうところの働く車というのは、パトカー、消防自動車、ショベルカー、
みたいに特定の使用目的を持った車を指す。
ま、業務用ということか。
で、オーディオの世界にも業務用とういのはある。
プロフェッショナルオーディオ、なんて言われたりするが
わかりやすい所でいうとPAみたいな物たちだ。
家庭用のオーディオと何が違うかというと、例えばタフさ、である。
狭いところに押し込まれて、ずっと電源オン、でも大丈夫、みたいな。
もちろん冷却用のファンが廻りっぱなし、なんて仕様も多い。
プロの現場で使われる…なんていうと無意識に崇めてしまうのが
マニアだが、例外的にそうはらない物もある。
例えば…
7月11日
働くオーディオ機器。その代表格がDJプレーヤーでは?と
僕は思っている。
そのDJプレーヤーに関心を持ってから25年くらいが経った。
数多あるDJ用プレーヤーの中で今回選ばれしは…
7月13日
しかし腰痛は辛い…
この話し、もう少ししたら落ち着いて話せるかもしれない。
それはさておきPDT-5000。
まず、カッコいい。
黒基調。アームも黒い。これはよっしー好み。
デッカいメーターはVUメーター
…ではなくてピッチを表す。
右にピッチコントロールのフェーダーがある。
ただしクォーツロックもあるのでそれをONにするとピッチは固定。
アームは感覚的にも適切な作りというかシェル込み重量がかなりの物でも使える。
フィーリングも良い。
アームの高さも可変。
ロックを解除してぐっと押し込む感じで下げる。
スプリングが効いているのか、下までストン、とは落ちないで反発してくる。
アンチスケートも付いている。
唯一気になるのがアームレストの収まりの甘さで、何かの時に簡単に左に飛び出してしまう。
もっとも、DJの現場での操作考えるとその方が仕事しやすいのかもしれない。
1番かっこいいと思ったのが主電源というか電源スイッチ。
これがリアパネルにあって、カチンと入れて初めてプレーヤーは起動する。
これも誤操作防止のためかもしれないが、とにかくカッコいいし気持ちいい。
ちなみに出力端子もリアにピンで出ている。
7月14日
座っていても腰、脚、背中に来るということで
寝て過ごすようになる。
これが最近更新が滞りがちな理由であった。
いい加減にしたいものだが。
さて、PDT-5000。
音を聴いてみようではないか。
シェイクダウンが終わり動作に異常が無いことを確認したうえで
DV-1を装着。
マットはスリップマットが付属なので取りあえずそもまま使う。
しかしスリップマットとはよく言ったもので、なるほどDJプレイの
秘密はここにあったのか、と感激。
だが、音にはさぞ悪いだろうと思って聴いた見たら
案外行けてしまう。
あれ?って感じだがここで定番JP-501をハメてみる。
すると…
7月15日
スリップマットからJP-501へ。
さすがに音は変わる。
なんというか、散漫さが消えて凝縮される感じ。
ただ、スリップマットのお時の音には、
それはそれの良さがあったと思う。
さらに、と、カートリッジを2〜3取り替えてみると
ちゃんとその特色も出る。
要してしまえばPDT-5000は大変優秀なプレーヤーだということ。
敢えて言えば、なのだが時に音が大袈裟に鳴るところがある。
それは低音域などで特にわかりやすい。
得意の?インシュレーター浮かしで脚の影響を避けても
その傾向は変わらない。
多分、だが、これはアームベースがゴムで浮かしたようになっている、
その構造故のものなのだろう。
ラウドな環境で使われることを想定したDJプレーヤーならではの
作りなのだろう。
やる気があったらリジットにマウントも可能だろうが
だったら最初から他のプレーヤーを選んだ方が良い。
僕にとっての働く車=DJプレーヤーは充分優秀なヤツだった。
どんどん出てこい、働くプレーヤ〜♪