6月28日






6月29日









6月30日

YAMAHA
AST SC30

このスピーカーを初めて見たのはいつだったか?

もちろん画としてはヤマハのミニコン、
ティファニーがラインナップされた時に
見ていた。

出たな、妖怪。この
面妖なやつ…!

…とは思わなかったが数年後に現物を見た時には欲しくなった。

建築関係の
デザイナーさんの事務所にお邪魔したら置かれていた。
アンプはラックスだった。そこまではおぼえている。

本当に繋いで音が出る状態だったかは知らない。

ただ、これはやはり格好良いというか
ただ物ではないデザインと、
それだけは強く思った。

ヤマハのASTはスピーカーに対して専用のカートリッジを用意して
それを専用アンプに挿して使わなければいけない、ということで
案の定それが普及には
ネックとなった。

そこでそうそうにシステムコンポとして登場。

それならアンプは
端っからから専用設計。
カーリッジもクソもない。

時、バブル絶頂期。それなりに売れたかと思う。


ただ、やはりシステムコンポはシステムコンポ。

いつかそのスピーカー群を
単体で鳴らしてみたいと思ったのが
30数年前。

20年前くらいにはASTスピーカーを非専用アンプで鳴らすという
試みもやって、
案外うまく鳴ることを立証した。


だが、やはりASTスピーカーには専用アンプだろう、という思いは拭えず、
とうとう
AST-SC30スピーカーをAST-A10で鳴らすという
夢の饗宴がこの度実現したのだった。




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