11月6日



Sさん宅訪問。

今回の訪問記はシンプルなものにとどめたい。

というのも、この日は全員の都合で
時間に限りがあり、
色々とお聞きしたいこともある程度までで留めて
退去になってしまったというのがひとつ。

それにSさんに、ここに訪問記書きますよ、との
許諾を得たわけじゃない。

さらにいうと今後きっと何度か押しかけさせてもらえるのではないかという(笑)
勝手な憶測というか期待というか
厚かましい決めつけをしているからだ。


このお
部屋は、すっと足を踏み入れた段階で
ただ物ではないぞ、の波動を出す。

…と言っても取り立てての二重構造とか、
何とかパネルとかなんちゃらかんちゃらが乱立している、
なんてのとは訳が違う。

居住まいがものすごくよい。

リスニングポイントに座ると
正面に掃き出しがあって庭が見える。

まず、これが無茶苦茶良い。

庭には奥行きが充分にあり隣家との距離もばっちり。

そしてスピーカーが置かれる付近は
コンクリの床なのだ。

壁天井の一部は
角度を持っている。

訊けばかなり昔に設えたお部屋とのこと。
うらやましい限りである。

なによりこのお部屋、
静かなのである。

SN比が凄く良い。

改めて見れば先の掃き出し窓も
二重窓である。

メインのスピーカーはATCの
SCM40で、実は納まってから
間が無い。新規参入だ。

追い込みもこれから、なのだろうが、音を聴かせて頂いたら
既に完成度100%。

音が見える派」の音だ。と勝手に感じ入るよっしー。

ハイレゾが、アナログが、そしてCDが、
それぞれの持ち味を生かして鳴る様は見事としか言いようがない。

ソースの幅も広いのだがA級外盤の話しなど出て来て、
お互いのルーツが某長岡先生であることも知れると
打ち解けるスピードもさらに速くなるというもの。

そんなこんなでもっともっとお喋りをしたかったのだが
まあ今回は第一章というか前奏曲ということで…




つい先日までリファレンスだった白いスピーカーは
Vienna ACOUSCTICSの物。

もちろんこれも良い音だ。

とにかく部屋の
使い方というか雰囲気というか、
そこから得られる音の見える化にすっかり刺激を受けてしまった。

よっしーの部屋も、こうなると弄りたくなる。






そしてその後はGTOさんがDJをやる
爆音DJナイトの会場へGO!

四時間に渡る長丁場をこなしてGTOさん、大丈夫でしたか?
お疲れ様でした。

お題は
シティポップ

GTOさんはじめご来場の皆さんの
楽曲愛
改めて驚いたよっしーなのでありました。

*今回一部の写真はpippinさんからご提供いただきました。


11月9日



親戚のおばさん
なんてのは、昔は怖かったりうっとうしかったり
するばかりだった。

今の時代とは違う。


だが、思い返すと
色々気にしてくれていたんだな、と思うことも多かった。



こちらのおばさんの場合、
お寺に添い遂げた人生だったから、
母のお墓参りに行けば、ほぼ必ずおばさんとは逢った。

最晩年は
施設のお世話になっていたので
気づいたら
92歳になられていたという感じ。


訃報が届き東名リニューアル工事で大渋滞の中
お通夜へと向かう。


大遅刻で申し訳なかったが、飾られた写真たちを見れば
そこには
若かった頃からひ孫にまで囲まれるに至った
おばさんの人生を感じることが出来る。

多くの人を見送った人生でもあられた。

伴侶を失い、義理の母、父と見送った。

まさかの孫を見送るなんてこともあった。

息子も送り、そのお嫁さんも見送った。

30年前には
私の母も見送った。



今、
やっと空の上でそれらの人たちと再会しているのだろう。

「義姉さん、随分遅かったね。待ちくたびれたよ」

「なに言ってんのよ。アナタが早過ぎたのよ」


そんな会話が繰り広げられていることだろう。


「いやー、この人は
よく生きてくれた」と、喪主を務めた僕の従姉は語った。


最後はまさしく眠るようにであった、と訊いた。



その夜の
は白く美しかった。

雲もたくさん浮かぶのだが、薄く、却って月の美しさを
引き立てるかの如く…



どうか
安らかに眠ってください…


11月11日



妙なタイミングで
ばったり出くわす。

よくある話しである。

なに、そんな大したことではない。
REALISTIC MINIMUS7のことだ。

広告発見。

1977年頃、一本1万

ペアだと当然だけど2万円。
これじゃなきゃ買えない。
これだってやっと買うっていう人だっていたはずだ。

現存は何台くらい?

ゼネラルオーディオ的立場だからラフに扱われた物も多かっただろう。

ほんと、お疲れ様でした。


11月12日



JL-B37Rのアームのお尻下がりだが、時間の経過と共に
再び下がってきた感じ。

これはもうどうしようもない。

ふと思って
熱収縮チューブを使ってみた。

これも効果はあるが、やはり下がり気味だよな、
というのが上の写真。




そこで
楔のようにゴムを打ちこんでその上から
熱収縮チューブをかぶせたのがこちら↑。

大して変わっていないと言われたら悲しいが体感では
かなりの改善。

ま、こんなもんかな。




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