4月16日



Z1といえばカワサキだ。

903ccのZ1。

男はカワサキ。

Zはシリーズ
最終。最高を意味するケースが多い。
アルファベット26文字目。最後の一語。それがZ。

この
Zにあいうえおの最後の一文字、、を付けてゼットンとは恐れ入った。

最強の宇宙恐竜。

…いかん。どんどん話しがずれていく。

カートリッジで
Z1といえばビクター

音のビクター。

その最終形態でZ1?

それはちょっと違う筈だ。

Z1は
1974年頃の発売。
シバタ針の
Z1
楕円針の
Z1E

そしてシスコンプレーヤー等にせっせと
付属で頒布された?のが
Z1S。これは丸針とされている。

なにしろシスコンブーム時代の話しだから
このZ1系も山ほど作られたことだろう。

よって今もって相当な数が中古市場で出回っている。

僕の最初のカートリッジがZ1Sだった。

というかプレーヤーJL-F35Mにはそのカートリッジが付属だったのだ。

当時の中学生だと
憧れはシュアーType3だったりするのだが
高くて到底買えるもんじゃない。

結局そのJL-F35Mで。つまりZ1Sで、呆れる程レコードを聴いたのが
我が青春時代だった。

郷愁のZ1S。

今では
Z1Eも持っているし、シェル一体型のU-1Eも持っている。

だがしかし、Z1Sの音ってどんなだったんだろう?
今聴くとどういう風なんだろう?という好奇心を抑えきれなくなった。

かくして76本目?くらいのカートリッジは
Z1Sになったのだが、さて…


4月17日

改めて
Z1。

当時
ベリリウムカンチレバー・シバタ針のZ1が15,000円。
ジュラルミンカンチレバー・楕円針のZ1Eが10,000円ジャストだった。

Z1Sは?
多分8千円くらいの位置づけだったのではないか。

リング状
サマリウムコバルトマグネットは多分上級機と共通。
テンションワイヤーは…

後で確かめてみよう(笑)

出力
3mVと高目。
針圧1,5〜2,0g。
重さ5,5g。

MMの
標準体型みたいなカートリッジだ。

さて音は…なのだが今更書くのも憚られる。
ある意味一番長い付き合いのカートリッジだからだ。



基本的には明るく溌剌としたサウンドで
ネアカ系なのは確か。

ただ、それだけじゃないよ、とカートリッジが呟く声も聞こえる。

Z1EもU1EもあるのでZ1Sは
分が悪いと言えば悪いが、
そんなに酷い差か?というとそこまでは言わない。

ただ、ちょっと
響きに安っぽいところが出る事がある。

…なのだが、それが果たしてカートリッジのせいなのか?
ちょっと疑問もある。

シェルにも限りがあるのでヤマハのシェルを使ったが
もうすこし
カッチリした感じの物を使うと多分その辺もわるとは思う。

それはこれからやるかもしれないしやらないかもしれない。

やらない方がよいのかな?

小学生の時の
淡い想い出は淡いままにしておいた方が良いような…

ただ…


4月18日





いつまでもL(F)1000だとかHMA-9500だとか
言っているのもどうかと思うのだが
拙宅には妙に
相性が良く、
欠かせない存在みたいだ。

今更だけど認識を新たにさせて頂いた。


4月20日



結局やって
しまいました。

何が淡い想い出はそのままで…だ。嘘つき(笑)

ということでZ1Sに
ULS-3Xを宛がってみた。

先に音について触れよう。

これはもう響きの安っぽさはどこへやら。
実に立派な音に変身。

というか元来Z1Sにそれくらいの能力があったということだ。

ただ、ちょっとあり得ない組み合わせだろう。


シェルというのがカートリッジにとって如何に重要な存在か分かった人が居たとしても
1万円しないカートリッジに
1万5千円くらいしたシェルを買って来ようとは思うまい。

1万円のカートリッジに1万5千円のシェルを用意するのと
シェル込2万5千円のカートリッジを買うのと、どちらを選ぶかというと
後者だろうし
それで正解だと思う。

立派なシェルをお供にしたZ1Sは
確かに立派な音がする。

だが、それは実は全く洗練されて
いない娘が超優秀な執事のサポートで
いかにもそれらしく振る舞っているにしか過ぎない感じもさせる。

アラも消えたが
面白みもちょっと減退したようになってしまう。

12〜13gのしっかりとしたシェルを相棒に活躍してもらう。
それがZ1S
の正しい在り方だと僕は思う。


4月21日

思うだけならだれでも出来るということで?シェルを
又交換

なにに…と思ったがSONYの
SH-165にしてみた。

このシェルは
XL-25針折れが付いていたものだが、音の良いシェルとして
愛用されている方も多いと後から知った。



'70年代の終わり頃
3千円にちょっと欠けるくらいだったらしいが
アルミダイキャストにカーボンファイバーをクラッドしたという、
いかにもSONYらしいシェル。

重さも
11gにちょっと欠けるくらいと好適。

これでどうよ?…どころではなくてとっても
良い結果が出た。

とてもZ1Sとは思えない、と言ったら失礼だろうが最初と比べたらエライ違いだ。

実に
バランスが良い

これ以上を言うのなら針を無垢楕円の
Eタイプに取り換えるしかない。

結論をいうと初恋の君?の優秀さは立証出来た。
そしてさすが45年の進化は感じられた。
と言っても45年掛けてこの程度かと言われたら面目ない。

日暮れて途遠し、なのである。


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