11月14日

耄碌
、という言葉が段々身近な?ものになりつつある。

昨日は日記を書いてアップしたつもりでアップして
いなかった。

先ほど見て
ててアップ。

なんだかなー。




続く


11月15日

僕にはたくさんの
師匠がいる。

皆さんにもお馴染みのお師匠さんも居れば
隠れ師匠みたいな人もいる。
要するにSNS含めてネットに簡単には登場しない方達だ。

その内の一人。勝手に
STAXの達人と名付けている方がいるのだが
以前のやり取りで
Realistic MINIMUS-7という鈍器系スピーカーの存在を教えてもらい
以来ずっと気になっていた。

このたびめでたくそれをゲットする事が出来たのでさっそくアップしみてみたい。

ただし
ジャンク品であり、それを立ち直らせるお話しから始まるのでそのおつもりで。


さて、まず
Realistic MINIMUS-7ってなによ?

届いたスピーカーのリアパネルを見るとCUSTOM MFD IN
JAPAN
FOR RADIO SHACKとあり更に
A DIVISION OF
TANDY CORPORATIONとある。




要するに
RADIO SHACKに向けて作られた日本製?
で、TANDY CORPORATIONはなによ?というと、このタンディコーポレーションが
ラジオジャックを買収して
巨大電気チェーンに成長させた会社ということらしい。

この MINIMUS-7の登場が
1979年ということで同社の売り上げが10億ドルを超えた頃。
2000年には社名がラジオシャック・コーポレーションになっているのだが
このスピーカーの生産完了が
1993年頃となっているからTANDYの名が残るのは不思議ではない。

で、日本では販路があったのか?
あったかもしれないがよくわからない。

ただ、日本で使って
絶賛している人が居る事は確か。

一方でファンは海外に圧倒的に多い。まあ当たり前か。
恐ろしい数が流通したと思われる。
そしてよくある話しで
ブランド違いでも売られたりしていた様子。
本体もロングランだったから細かい仕様はあれこれ
わっている。

それにしても
海外のオーディオマニアも面白い。
熱心なのはもちろんだが、表現がオーバー(笑)
いや、気に入った物を持ち上げたくなるのは洋の東西を問わず共通だろうが
それにしても面白い。
Realistic MINIMUS-7なんかも熱心なファンがいっぱい居て実に愉快。
おいらも今回仲間入り出来たのかな?


11月16日

さて、Realistic MINIMUS-7。マランツLS-5Vよりも更に
一回りコンパクトで…

なんて話に突入したいのだがその前に手を入れないといけない。
今回のブツは
ジャンクなのである。
ツイーター片側音出ず。



こういう時に甘い事は考えない方が良い。
例えば配線が外れているだけだろう、とか。

そんな事は無くてしっかり
断線していた。

ボイスコイルからの引き出し線のマイナス側。
それが途中で切れてこそいなかったが(結果的に切れたが)
導通不良

こういう時はリード線を半田付けし直すしかない。

と、書くのは簡単やるのは難関。

まず元の線をかけつぎするのは難しいと悟り、スピーカーケーブルの端材から
銅線を一本頂戴して、それをボイスコイルの末端に半田付け。

四苦八苦した結果導通確保!

やったね、と思いキャップやらその他やら接着し直して組み上げたら
あれ?切れている…

目視ではちゃんと付いているのだが、駄目。



こうしたことはあるのはわかっているが
疲れ果てた。

しかしその時頼んであったブツが一日早くポストに投函されたとお知らせのメールが来ていた。

おお!た、確かに届いている。このタイミングで…

これにはさすがに
感激したが…


11月17日






11月18日

何が届いたのかというと
ボイスコイルである。

みんなそうだと思うのだがこうした事態が予想される時、今時はネットで
猛勉強する。

それでリード線再装着についても学習したのだが、見て回る内にボイスコイル単品が
パーツとして売られているのにも気づく。

今回の事例だと
内径25,5mmがマッチしそうだ。
バックアップのためこれを一つ注文していたのが功を奏した。

これを使って補修。

あまりにも
あっさり終わってしまう。

…いや、終わってしまったはずだった…


結論をいうと
直せなかった。


どうしてか新しいボイスコイルを投じた方の能率が
正常な物との比較でマイナス10dBと言いたいがマイナス20dB
みたいな状態。

これは製品の問題ではなく
当方の腕のせいだろう。

今後の課題として後々精進させて頂くということで
お許しいただきたい。

しかしこれではRealistic MINIMUS-7は片肺運転ではないか。

どうしものか…



11月20日





振り返ってみるのもいいさ〜♪
道草喰うのもいいさ〜♪

鈍器の旅は果てしなく続く〜♪

…いや、笑いごとでは無いのだが話しは真っすぐには進まない?

あるいは一旦話を変えるかも?

色んな事があるさ〜♪
いろんな
鈍器に遭うさ〜♪

ジャンクの道は泥沼へと続く〜( ;∀;)


11月21日

共時性というか何というか。時として世の中にはいわゆる科学の力だけでは
解明解釈説明のしようがない事が起きる。

僕はだいぶ前から
MINIMUS-7という単語に興味を持っていた。

そうこうする内時はどんどん流れ、
limitedさんがAudioSourceLS-1Aという
全くもって聞きなれない鈍器を手に入れて
、これがいと仰る。

しかしブログでお姿を見る内に、どーも予てより探しているMINIMUS-7に似ているような
似ていないような…

なにせ鈍器なんて、ざっくり見たら兄弟みたいなのが
ゴロゴロしている世界だ。

今度は
少し遅れて僕がMINIMUS-7を手に入れた

お互いが画像を見つめ合う内にlimitedさんが結論を出してくれた。

あ、こりゃ
源流luxmanS-5系だ、と。

よっしーがそこまで知る訳が無いが、
さすが師匠は見抜くのが早い。

いや、謎がひとつ解けた気がした。

あれだけ売れたMINIMUS-7は日本製なのだが国内に痕跡があまり無い?

しかししっかり
亜種は存在した訳だ。

もちろん更に手繰ればOEM先がどこかわかってくるのだろうが、現時点では不明。

…と言っていたらよっしーの目の前に
luxmanS-5が現れたのでポチリ

こういうのを俗に
鈍器地獄と言うとか言わないとか?



がREALISTIC7。がS-5。


11月22日


luxman S-5
。登場が1978年頃か。だとするとMINIMUS-7とほぼ同時期のリリース。
辻褄は合う。

同S-5
U1979年発売。
そしてluxkitの
A8321982年発売。と師匠に教えられた。

さてS-5とMINIMUS-7は瓜二つ。

ただ、リアターミナル付近の仕上げなどは異なっていて、この辺は後のMINIMUS-7が



その形になっていく所だ。

細かく見ていくとキリが無いし面倒なので
双子と決め付けてしまおう。

それにしてもこの
S-5は大変な美品で驚く。
先に手に入れたMINIMUS-7がジャンク色プンプンだったのと対照的。

さてさてしかし、世の中
落とし穴はあるもので、それはなにかというと…


なんとMINIMUS-7に続いてこのS-5も
片側ツイーターの音が出ない…

まあ、それくらいで驚いてはジャンカーは勤まらないのだが、驚かなかなったというと嘘になる。

古いスピーカーを相手にする時、ユニット断線は
ある程度覚悟が必要。
特にツイーター、スコーカーは弱い。

ブツクサ言っても始まらない。

かくなる上は


11月23日

ここにそれぞれ片側のツイーターの音が出ないMINIMUS-7S-5という双子スピーカーがある。

…となると手っ取り早いのは正常な片チャンネル同士を組み合わせて聴いてしまうことだ。

かくしてMINIMUS-7とS-5
夢の共演となった。

そんなんでイイのか?

やってみようじゃないか。

結果。

当然なのだが音は
バッチリ揃う。

ここで聞こえて来る音は…

実に
明瞭で力強い音だ。なるほど、全米が泣いただけのことはある。

サイズを忘れさせるスケール感。

ただしアンプはAIWA S-A60で
DSLはオン。鈍器にはこれが必須である。

しかしこの使い方、世界中に居る鈍器マニアの内何人がやっているのか?
知らんけど。

低音だがマランツLS-5Vとの比較で
低音域までのたっぷり感ではLS-5Vの方が有利で
逆に
S-5の場合はそれより上の帯域でのソリッド感が売りという感じ。

明瞭な鳴り方はこのウーファーの高い方の音+問題の?ツイーターのキャラクターの
合わせ技というところか。


ただ、このままだと引っかかると見る場合もある訳で、その時は色々なメソッドが
施されるのだった。



だがよっしーの場合まだその前にやることがある。

その
第一弾。ツイーター移植。MINIMUS-7からS-5へ。


型番は
SD-13でばっちり揃っている。

バッフルというかプレートというかも含めてキッチリ同じ。

なんと取り付けネジ類まで同一で、両者が
本当に双子であることがわかる。



LUXMA S-5



↑ MINIMUS-7


11月24日

これもニコイチの一種か。
MINIMUS7とS-5が
合体して一つのスピーカーが出来上がり…

それは良いけど
MINIMUS7はツイーターをはく奪されぽっかりと穴が…

いけない。そもそもはMINIMUS7を求めていたんじゃないか…
それなのに…

ということでMINIMUS7には
別途ツイーターが必要。


そう上手く行くか?と思ったら
偶然SD-60ツイーター発見。

話しが上手く行きすぎ?
正直僕も驚いている。

だが、出会った物は出会ったのだ。



さて、本来
MINIMUS7にはSD-13がマウントされている。
そこにSD-60で良いのか?
そもそもSD-60とは?

このSD-60というのが、先だってl
imited師匠が手に入れたLS-1Aに使われているツイーターなのだ。

LS-1AもMINIMUS7の
仲間と考えるとSD-60ならSD-13の代打に充分なると踏んだのだがさて…




結論をいうと
マウントから何からSD-60はSD-13の生き写し。

ただ、プレートの材質とか意匠がちょっと異なると言えば異なる。

だがしかし、あっという間にツイーター換装完了。
正に
ボルトオンである。

良かった。これでMINIMUS7も見られる姿になった。



さて、音はどうだ?


11月25日

さて、
音はどうだ?

単純に考えてみるとluxman S-5と
酷似という事になるはず。

ところが、音は
案外違う印象になった。

随分爽やか
爽快系である。音場も奥に展開する感じ。

これがツイーターの型番違いによるものなのか?それは断定が難しい。

何しろ
経過年数40年以上〜若くても30年は前の物、の世界だ。

個体差とかその辺の方が大きいかもしれない。

しかし、その方が僕にとっては良いのだ。

いや、この種の物はオリジナリティを壊さないようにネジ一本変更してはいけない…
なんてのとは違う世界の物ものはずだ。

具体的に言うと
ネットワークのパーツ交換。定数交換などを楽しんで良い相手だ。

この後はそんな事も…

なのだがちょっと
れた。
それに弄っている時間ばかり長くてろくに音を聴けてない。
鈍器の世界に、しばらく浸りたいではないか。



11月26日

しばらく経った時点での
Realistic MINIMUS-7の音だが
これはかなり
ツボである。

手を入れるのは止めた?

いや、本当に
かなりツボである。

緻密な高音はツイーターの素性が良いのか。
低音については小音量で使う限りはS-A60の
DSLとラウドネスを両方入れてしまって良い。
そうすると
ろしい音が聴ける。

多分、なのだが
LS-5V辺りと比べるとこのウーファーの方がストロークが取れていると思う。
そこを活かす使い方がポイントだ。

しかし、いや、これは良い…


11月27日

改めて、Realistic MINIMUS-7

この型番のスピーカーは
日本で売られたのか?

タンディの国内向け広告の痕跡などはネットで見る事が出来るが
ほとんどが
マイコン(!)関係の物。

僕の探し方が悪いのだろうか。スピーカーが売られていた形跡が見つからない。

もしも国内未発売だったとしたら、この個体は
どうして存在したのか?

誰かがアメリカあたりから持ち帰って来たのか?

だとしたら
ロマンチックだ。

このスピーカーというかこのスピーカーの兄弟というのは
全米で広く音楽を奏でていたはずだ。

結構見るのが
車にも積んでいたというパターンだ。

ティーンエージャーから大人まで。
色々な人がお世話になった事だろう。

そんな事を考えると堪らなく愛おしい。

今もって愛好家が多いのも頷ける。ただ単に音が良いだけでは無いのだ、理由としては。

色んな所に放り込まれて、アンプ、あるいは
レシーバーに接続されて
日がな一日音楽を奏で続けたのではないか。

そう、どうしても相対的に低音不足になるだろうがら
ラウドネスとか
ローブーストとかは常時オンだったかもしれない。

過酷な環境下でも鳴り続け、持ち主が大人になり
新しい所帯を構え家を出ていくのも
見送った事例も多かろう。

なんだか「火の鳥」に出て来る
ロビタみたいだな…

なんてことを考えながら音を聴くと一層楽しい。

そしてアイワ
S-A60DSLをONにすると応えられない音がするという事を
知っているマニアは世界に二人ぐらいしかいない?

…ことはないだろうが、そんな事も思いながら聴くと
三倍楽しいのである。

くたくたに草臥れたスピーカーに
乾杯


11月29日



持つべきものは
同志ということか。

Realistic MINIMUS-7
は国内販売されていたのか?と書いた途端
情報を寄せて頂いてしまった。感謝!のひとことだ。

まず、これまた影ながらいつもよっしーの部屋を見守って下さっている
Tさんからタンディの広告。

ステレオ誌
1976年7月号よりとのこと。

MINIMUS-7は載っていないのだが、それよりなにより
建国200年の文字が輝かしい。

そうだったそうだった。この年はやたらとアメリカ建国200年だったのを
憶えている。

そんな年のタンディの広告はまた一段と輝きを放っている?

Type3がやけにい…ということより、
「おお!レシーバー」という所に個人的には目が行く。

もちろんこの頃はシスコンブームで、
レシーバー
敬遠された頃だ。

しかし良い意味で気楽に音楽をいっぱい聴くという面では
レシーバーは正解だしMINIMUS-7なんかもレシーバーにこそ
似合う。

そして!

MINIMUS-7国内販売されていたという証言を得た!

こちらは
Nさんからで、ご自身がMINIMUS-7をお求めになられて
実際に使われていたというのだから確かなお話しである。

源流はやはり
VISONIK David30でMINIMUS- 7はそのほぼ7割か半額近い挑戦
プライスで(確かペアで3万円弱)で発売されていたようだ。

MINIMUS- 7は
一時期在庫切れとなりしばらく入手困難な時期もあったほどの人気商品だったという!

やっぱりね…と呟いてしまう。
そうだろうそうだろう…

「MINIMUS- 7以外にも、格安なステレオレシーバーやほぼ半額で入手できるシュアーカー
トリッジのOEM、格安すぎるカーステレオキットなど、かなり
妄想を膨らませてくれる
キットがメインのショップでした」と、当時のタンディの日本店の事を
Nさんは懐かしく振り返られる。

そんな楽しいお店たちも、やがて'80年代'90年代の円高の影響か。
撤退していってしまうのであった。


さておいて、TさんNさん、情報本当に
ありがとうございました(^^♪


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