7月21日
ひとつだけ言わせて欲しい。
四連休とか言っているからシルバーウイークかなんかの
話しかと思ったわ。
カレンダーに疎い人生は不変みたいだ。
7月23日
GTOさん宅訪問三回目。
立て続けになってしまい申し訳ない。
いや、実は前回の訪問時に、次が有る事はほぼ決まっていた。
とういうのも新しいアンプがオーダー済みで、後は納品を待つだけ、になっていたからだ。
前回は、そのアンプが入る前の最後の音の確認。
そして今回は新しいアンプが入って初めての音の確認という意味がある。
その アンプだが…
じゃじゃん!
これである。
そう、SOULNOTE A-0。
偶然だがよっしーもこの間試聴させて(別個体)
頂いたアンプだ。
新進気鋭の一台?
GTOさんもとっくにオーダーされていたが、なんと
納品まで数か月待ちだったとか。
スゴイ人気である。
これを得手、さてGTOサウンドはどう変化したか?
一言でいえば、よりスムーズに、より滑らかに、という事だと思う。
淀みなく水は流れて…の境地である。
既に完成とも言える域にあったシステムだから、その一部を換えただけで
急転直下サウンド激変というのとは訳が違う。
だが確かに、よりよくなっているのが分かる鳴り方だった。
一応注釈をつけると単にSOULNOTEを投入したから出て来た変化、
ではないようだ。
システムの流れの見直し、結線のやり直し…
なにしろシステム変更に8時間くらいを掛けたというのだから
頭が下がる。よっしーには絶対無理だ?
7月24日
僕はこの曲を知っていた。
何故か?
その理由はあまりにもくだらないものだからかかない(笑)
プログレッシブロック好き、と言ってもフロイド派、クリムゾン派とか色々ある。
それで、全部愛聴という人は案外少ない。
イエスも外されがちなグループ?
そんな事無いのかな?
しんみりオーディオのことばかり語り合っている暇はない。
怒涛の音楽ラッシュである。
僕なんかそれこそこの間来たばかりなのだが
ネタに詰まるなんて事は全くない。
一か月くらい泊り込まないと聴き切れないだろう。
この無数の音楽ソフトの裏打ちがあってこそのGTOサウンドなのだ。
金に飽かしてソフトを買い込みました
というのではない。
少年期に買ったレコードからずらりと残っている。
好きな音楽を聴きたいからソフトを買う。
それをよりよい音で聴きたいからオーディオに力を入れる。
この極めて自然な事がGTO邸では実現している。
この日はpippinさんと一緒だったのだが
「良い音ですねー」と漏らされた一言が印象的であり
全てを語っていると思って良い。
7月25日
結局音楽愛が音を支えている。
音を決めている。
↑これ、タイトルに合わせるためにここまで撮影に来たんだよね…きっと…
カモメ群がる〜防波堤の先には〜♪
岡本おさみ/吉田拓郎の名コンビ作
この方達は地名入りの歌が少なくなかった。
ご当地とタイアップを狙ったか?
大人の世界だなーと子供(本当に子どもだった)心に思った曲。
ジャケットサイコーの呼び名も高い?
前回に引き続き森高ファースト見参。
雨、のカバー。市川由衣さん。
このシルエットは誰でしょう??(内緒)
魔力を持つカートリッジ。
接合針だから次は無垢針を…とおっしゃるが
このままでも十二分に良い感じ。
中電サイコー。
7月26日
冒頭の超低域ノイズ?が聴こえるか?↑
当初ヤマハとの関わりが深かったんですね↑
本当にある時代を走り抜けた感があります。
ちょっとお別れが早かったですね…↑
伊豆甘夏納豆↑
大金持ち↑
外盤なので超低域少な目↑
録音の妙もあるが↑
出だしの一発目附近までしか聴いてもらえない
宿命のディスク?
言わずと知れた高音質盤↑
カホンがそれとわかるように鳴るかどうか?↑
オーディオ的にも聴いて楽しめる盤↑
ただ今絶賛高騰中とか。
せめて全てライブレコードの録音がこの水準で行われていればと…↑
林立するスピーカー群。
リファレンスのバックロードは音の浸透力という点で
やはり差を付けるが、どのスピーカーも抜群の音を出す。
今回”やられた!”のはこの小口径ユニットのスピーカー。
てっきり上に載っているツイーターの威力と思ったら
このツイーターは載っているだけだった(笑)
よっしーの耳もこの程度である。
というかそれくらい爽やかに伸び切ったハイエンドが印象的だった。
さて、音楽マニア?でオーディオマニアという人は案外少数派だ。
その上スピーカー自作派となると更に希少かもしれない。
とにかく純粋に自分の耳で選ぶオーディオになっている。
当たり前と思われるかもしれないが
オーディオというのは車などとどこか一緒で
見栄を張る部分もあるし、それで不思議ではない。
GTOサウンドはそれと対極にあるのかもしれない。
興味深いのは同じ部屋の中に、より高額なパーツ等があっても
そちらは寝かされて現用の物達が使われているところ。
「いや、これが合うから」という事なのだろうが
案外出来ないことだ。
さて、話しの最後にこちら。PX-E860。
いや、これはGTOさんが使うものではなくお知り合いにプレゼントされるもの。
それだけなら話題に上らないのだが…
なんと付属カートリッジの針がいかれていたのを
GTOさんのお知り合いに当たる匠が直してくださったという。
これには驚く。
というのも単純に交換針を求めても良いし
あるいはPX属のプレーヤーたちを求めてきて
針だけもぎ取って付け替えるという手もあるのだ。
それをわざわざ”直す”というのは、これはもうマニアの世界である。
そうした知己がいるGTOさんはやっぱりマニアなのである。
もっとも、ご本人は”そんな凄いマニアではない”というが
そんな、アナタ…(笑)
という事で今回の訪問も賑やかに進む内に終演。
SOULNOTE A-0を得てGTOサウンドますます快調。
これから暫くは装置を忘れてソフト集めに…
いや、そうはいかないのがオーディオマニアというものでして…(笑)
次回が今から楽しみなのでありました。
7月27日
暑い!
途端に生産効率が落ちるのはやむを得ないところがある。
ただ、それは歳のせいも明らかにあって、青春はある意味暑い方が燃える。
それで良いのだ。
だから、かどうかは知らないが、夏が来ると昔の出来事を思い出すことが多くなる。
こちらユーミンは「ボイジャー」。
1983年12月1日発売。
当時こんな立派な物を買えるはずもなく、FMステーションでエアチェックしたテープを
後生大事に聴いていた覚えがある。
改めて、38年くらいが過ぎているのだと気付くと愕然と…
…しない?
案外昨日のことなのである。
ここが僕の、精神的に幼いところなのだろう。
振り返って、大したことをしていないと思う。
そして、それは大抵の人間がそんなものなのだと考える。
人生に勝ち負けみたいなものを持ち込む風潮もあるが
目糞鼻くそみたいなものだから無視した方が良い。というかそうしないと恥ずかしい。
学校を出てからが社会人とやらだとすると、約40年くらいはそれをする。
前だけを見据えて歩き続けて来てうん十年。誰からの背中が見えたと思って
見詰めてみたら、その40年なら40年前の自分の背中だった。
そんな気がする今日この頃だ。
ここで「ボイジャー」。この時点で15枚目ということだから定期的にリリースされているのがわかる。
エンディングが「時をかける少女」、なのも時代だ。
角川映画に力があった時代。原田さんみたいなアイドルが輩出されていた時代。
懐かしいね。
もちろん40年間何も変わらないなんて事は、当然無い。
ジャケット写真等を撮影された場所も、今はもう閉鎖されているとか。
それはそうだろう。そんなに長く続くものばかりじゃないのだ。
そう言えば「ボイジャー」の頃はまだ新譜のリリースはCDでは無かった。
調べたら初CD「ボイジャー」は1985年発売だった。
1983年暮れなんてのは、CDは存在したがアナログレコードを蹴散らすほどにはなっていなくて
脇役みたいなものだったわけである。
やがてCDはアナログを駆逐する。
だがしかし、そこから約30数年が経った段階でパッケージメディアとしてはアナログに抜き返されてしまった。
CDがアナログを蹴散らすのは多くの人が想像出来たことだが、その後逆転が起きる事は
誰も想像しなかったと思う。
そんな風に振り返ると40年もの時間があれば移り変わりはある。
しかし、その人の本質、みたいな物は案外変わっていない、みたいな事をいつも言いたいのだった。
7月29日
い、いや、ご、誤解だ。
違う。違うんだ。は、話しを聞いてくれ。
だ、だからそういう訳じゃないんだって…(じゃあどーゆー訳?)
…気づいたらfostexのGシリーズがこんなことに…
ま、ニコイチとかにしないとならない物が含まれるので
これがそのまま全部鳴るわけじゃない。
しかしひとつ可笑しいのがG707AVとG707の識別が甘くて
G707無印がぽつんと一つあること。
こりゃその内707を一本落とさないとならない?
で、なんでこんな事になったのかというと
結局怨念である。
以前にも書いたが東急ハンズ渋谷店で特売になっていたG707(だったと思う。707AVでは無かった筈)
を結婚式のための資金作りをしていた時期であり
諦めたという悔しい想い出が僕にはある。
凄く安くなっていたのに、そんな物すら買えなかったという
自身に対する侮蔑の気持ちもある。
そんな想いは30年以上経っても消えず
ついついこんな行動に走ってしまうのだった。
なんだか進歩無いな〜…
僕ももうよい歳なんだけどな〜…
7月31日
暑いのでオーディオでもあるまい、とスマホで適当に
YOUTUBE垂れ流し。
音楽では無い。
これもなかなか面白い…
…のだが、暫くすると何だか疲れる?
それが何故かの理由は色々考えられるが、こりゃアカン、と思って
レコードを掛けるモードに回帰。
やっぱりこの方が落ち着くようだ。
色々の理由のひとつは、LPレコードだと20〜30分で一旦来るケジメ。
要するに片面が終わる、ということなのだが
そのスパンがちょうど良いというか、
あるいはそれで育って来てしまったので、
そこで一息入れるのが馴染むのか。
わからないが僕自身はそうなってしまっているということ。
またYOUTUBEなど興味深い物の宝庫であり
珍しいものからためになるもの。いたたまれない気分になるものと
種々雑多で素晴らしいのだが、それがまた疲れの原因か?
やっぱりテレビのチャンネルは12番までで、しかも全部は映るわけじゃない、
くらいの方が僕にはマッチするのか?
よくわからないがネイティブブラウン管には多分それくらいがよいのだ。