2月1日

この一月は年初から驚くことが多い月だった。

東芝(オーレックスではない)
SD-9500にも驚いたが
ビクター
SX-3Vにも衝撃を受けた。


これ程までに
美しい音色のスピーカーがあったのか?という
思いだ。

あんまり驚いて騙されているような気になった?

そこでSS-G7ではない
第三者スピーカーに
ご登壇頂いた。

久しぶり。
ロジャースLS5/9だ。



まだ生きていたか?
はい、生きていました。

それでも随分寝ていたのでちょっと心配したが
問題無し。

サイズはSX-3Vより
一回り小さい。

あちらは密閉。こちらはバスレフ。

ま、そんな事はどうでもよろしい。

第一音が出た時から、
両者は別世界の住人というのが
よくわかる。

書いた通り、見た目はLS5/9の方が一回り小さいのだが
鳴り方はこちらの方が遥かにきい。

描く世界が違うのである。

彼我で音の捉え方とか考え方が
かなり違うのは理解している(つもり)。
それがもろに出ている好事例?かもしれない。


僕はいい加減な人間だから何でも受け入れてしまうが
人によっては片方がオーケーなら
もう一方はノーサンキューという事はあり得る。


2月2日

2日が節分
と言われてもピンと来ない。

しかしご先祖様たちの知恵の素晴らしさには
感嘆するしかない。

そう考えると現代人からコンピューターを取り上げたら
何が出来るのであろうか?



またSX-3Vに戻してしまった、の図。

トータルではLS5/9に軍配が上がるかもしれないが
SX-3の強みはSX-3でなければ出ないだろうと言わんばかりの
美音を持っている事だろう。

今はその音に浸って居たいのだと再認識。



ファンの方にはられると思うが写真のCDは
某レンタルショップの処分で
100円でゲットしたもの。

おまけに永らく聴く事も無かった(おい!)

ところが聴いてビックリ
好録音である。

幾ら聴いても
飽きない内容でもある。

そしてこの音がSD-9500とSX-3に実に
マッチする。

こんな事って起きるんだなーと思った。


2月3日

アンプを買
った。


…さすがにそれは珍しくない。


しかし今回はちょっと違う。


なんと


新品である(!)



振り返ると45年近いオーディオライフで、自分で買う新品は
初めてかもしれない?



とにかくすごい
事件だ。


ヨドバシでお兄さんに親切にしてもらって手で下げて帰れるように持ち手も付けて貰えた。


ほんの僅か貯まっていた
ポイントを使ってみた。


憧れの五年保証にも入れた。


いつもみたいに乾電池10本パックであざ笑われることも無い。
半田吸い取り線だけで寂しく買えるよっしーとは違うのだ。


とはいっても、そこはそれ。
業界最安値に近いAVアンプである。


今時だとMCカートリッジの方が遥かに高い。


何故故その選択肢?というと、自分のではないからだ。ご子息夫婦への
プレゼント


手持ちの中古なんか与えてトラブったら面倒である。新品ならいざという時
メーカーに丸投げできる。


しかし、これは正解だと思っている。

マニアが自分で買うなら他の選択肢でどうぞ。


だが一般人が使う場合、適当に使って壊れたら。あるいは確実な時代遅れになったら
惜しみなく買い替え出来る価格帯の方が良い。

AVの世界は変化が早く、5年後の事なんかわからないのだ。


よく知らないで開梱してみて、更に正解と頷いた。


SP端子はワンタッチ式。案外最も確実な接触方法だ。

ACケーブルが直に出ているのも良い。余計な事はしてくれなくて良いのだ。

価格からして当然だがネットワーク再生には対応していない。

しかしNASを用意するなんて事はありえないので問題無いし、Bluetoothで
スマホから
音楽
を送れるわけで充分だ。


それに多分そんな使い方より
メインはテレビの音声だ。

近年の薄型大画面テレビの音声のしょぼさは皆さんご存知の通り。

加えてがらんとした新居で、音は四方八方に逃げてしまいボリュームをガンガン上げても
どうにもならないという。

これでは
オーマニのお父さんが出動しない訳にはいかない。


スピーカーは
コンコルド105

さあ、これでどうかな?と思ったが、
圧倒的に実在感のある音で聴くものを唖然とさせてくれた。
まずは成功。


これくらい
明確に違うと誰でも感動出来る。そしてこーゆーのが一番良いと思う。
微に入り細を穿つようなことばかりやっていたら人間が小さくなる。


なお、
サラウンドは興味も無さそうだし僕も全く触れなかった。
サブウーファーもセンタースピーカーも無し。
それで充分なのだ。

5,1なんてのは最初こそ面白がってやるかもしれないが、
すぐに邪魔臭くなる。

理想はHDMI搭載の2chプリメインアンプであり、サラウンドをやりたければ
マトリックス接続。それがベスト。

しかし今のところHDMIを積んだ2chプリメインは無い。

マランツにそれっぽい物があって結構人気だというのは理解できる。


でも、いいなぁ〜
新品

ましい…と呟きながら立ち去る親父なのであった。


2月4日

例え
業界最安値付近にあるAVアンプであろうとも
プレゼント出来て、それが一発で活躍してくれた
なんてのは嬉しいの極みであって、一日に何度も思い出しては
ニヤニヤしてしまうのだ。

実に正しい行為であったというべきだろう。



とか何とか言いつつ
自室ではこんな感じというか
SX-3Vアナログを聴こうと思った、の図。

漠然と思っていたことが、やっぱりそうかも?と
思えて来たのだが、SX-3、どちらかというと
デジタルソースと相性が良さそうだ。

CDならCDプレーヤーの2V(とは限らないが)の出力。
これはアナログ時代のソースと比べると強いものだ。

そうした物を上流に持ってくる方がSX-3は
活き活き鳴る。

逆にいうとCD等を上手い事
飼い慣らして鳴らしてくれる。

という事はアナログには不向き?

…不向きは言い過ぎだがCD時代の方が才能を発揮し易かった
のかもしれない
不思議なスピーカーだ。


2月7日




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