6月12日







PL-31E/TS

全国各地に浸透しているご様子。


6月13日

milonさんが手がける
PL-31E/TS(命名はpippinさん)。

もちろん元から知る人は知っていた訳だが
全国に行き渡っていると訊く。

前回は
pippinさんの所に納まったのを拝聴してきたが
今回は
shuksさんの所に納まったと訊いて押し掛けて来たよっしーだった。

その様子は
遂に復活したこちらでご覧頂けるだろう。

そうです。待望久しいshuksの部屋が遂に帰って来たのである。

是非皆さんでサイト訪問をして頂きたい。

お口汚しをしてはいけないのでこの日の出来事は
shuksさんにリードして頂く事とするが
ここでも一流のアナログプレーヤーが居並ぶ中に
PL-31E/TS
割って入ったということ。

それがひとつ。

そしてアナログの楽しみの極みは、
やはりカートリッジを差し替えての
広義の遊びにあるということ。

その二点はしっかり確認再確認をさせて頂いて来た。

そのことはお伝えさせて頂く。


6月14日

そんな訳で(どんなわけ?)当日の様子は
shuksさんのページでご覧頂きたい







6月15日

PL-31E/TS
のアームはピュアストレートアーム。

しかしカートリッジは普通に交換できる。

いわゆる
ユニバーサルヘッドシェルが使えるのだ。

改めて大変素晴らしい選択と言える。

ヘッドシェル一体型のアームも良いのだが
ほとんどのオーマニはカートリッジ交換が大好き。

それが容易ならぬシステムというのは
早晩ストレス源になるものだ。


ただ、その場合ネックになり易いのが正にネック。

シェルをしっかりとアームに
密着させることが大事という事で
古来よりマニアは色々な工夫をして来た。

その問題をあっさりと解決してしまったのがFIDELIX社のMITCHAKUヘッドシェルだ。

もちろんMITCHAKUヘッドシェルごと買うのが基本だが
今回
はネックの無いテクニカの18gシェルが遊んでいたので
ネックのみの
MITCHAKU 0をゲット。
組み上げてみた。

面白い物でその場合のシェル全体重量は18gではなく
16gくらいに納まった。
これはテクニカ18gシェルのネックとMITCHAKU 0の素材が
なるからだ。

さておいて永年遊んでいたテクニカシェルが使えるようになって目出度し目出度し。

で、カートリッジはどうしよう?と、先にネック。そしてシェル。
それから
カートリッジを決めるという逆順になってしまった。

結果、やっぱり一番
似合うのはテクニカ33でしょう、ということで
初代33Eをチョイス。

これをグレースG-940につけてSL-150MK2で使ってみると納まりはサイコー。

ま、実際にはシェル込重量がかなり重くなるのでG-940のウエイトが後退。
SL-150MK2はダストカバーを外して使わざるを得なくなるが仕方ない。

そんな細かい事はさておいて、初代AT-33Eも
本領発揮。

日本の
標準MCカートリッジの面目躍如だ。


6月16日

shuksさん宅
での楽しい日の事でひとつだけ。



途中オーディオマニアの集まりらしいことを?という事で(嘘)
難物ソフトのトレース比較みたいな部分もあったが
総じて何をやっていたのかと言うと色々なレコードをとっかえひっかえ聴いていたのだ。



つくづく、
LPレコードというのはジャケットを含めて素晴らしい”物”だという事。


しみじみ感に入る僕ら三人の気持ち。それはそれぞれの子供世代には通じない話しではある。


もはや
CDですら過去の物になり、ダウンロード…も、ちょっと昔の言葉になり、
ストリーミングとさえ言うのが変なくらい音楽は
当たり前にそこに在る。



そんな中いつも汚れを気にして手間暇かけてビニール盤をターンテーブルに置き、
関心のない人が訊いたら呆れかえるような金額がする針を、そこにそっと落として音楽を聴くなど、
もはや
変人の所業以外の何物でもない。


それでも、そんな風にしないと音楽を聴けなかった時代に生まれ育ったことを僕らは
せに思うし
どこか
らしくも思う。



なんでもかんでも当たり前にその辺に転がっていたら、なんでもかんでも大切にはされないに決まっているだろう。



高校生くらいまでに買ったレコードは、その購入シーンを全て鮮明に思いだせるくらい貴重な物達だった。


レコード一枚を買うことは
イベントであり、一日掛けて友達と街を徘徊して後生大事に脇に抱えて持ち帰った
一連の動きは甘酸っぱさを伴う
記憶になって僕らの中に刻まれている。


CDもその内似た扱いになると思う。

冷静に振り返れば
1990年代前後の限られた時期の熱狂ではあったが、それだってお店でCDを見つけて
レジへ持って行く時のあのドキドキ感は充分楽しいものだった。

そんなお話し。あんなお話しを交えてダベリ、
日は暮れていくのであった(^^♪


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