1月4日
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
オフ会と言っても犬のオフ会に?なってしまいました。
ま、四六時中家に籠っているより健全かな?と思った次第。
1月6日
穏やかなお正月。
…ただし日本も広い。
熊本では又地震。北海道では雪で飛行機が飛ばない。
当事者になったら大変なことである。
さて、お正月はオーディオ三昧?
そうもいかない。それで良いのである。
極端な邪魔は困るが、誰にも相手にされず友達はオーディオだけ、
なんてのはよろしくない。
こそこそやる?オーディオ。
取りあえず五本マトリックスを一旦止めてフロントのLS-9070のみへ。
LS-9070の雄大な低音を味わうにはこの方が良い。
三本マトリックスだと信号配分が違ってしまうからだ。
しかしCS-7070を使っての三本マトリックスにも良さはあった。
しばらくフロント二本だけで聴いていたが、やっぱり
悪戯をしたくなる。
今度はリアに二本をマトリックス接続。
正統派の?四本マトリックスだ。
ただし、今回はリアではなくサイド、と言いたいが
更に前に持って行く。
実験というより単純に置き場所の問題だ。
しかし、これも良い。
割と自然なナチュラルサラウンド。
…と、時々やりたくなるマトリックスサラウンド。
邪道と見るむきもあるが、やってみるとなかなか楽しいのは事実。
真面目も良いが適当も良いものだ。
つくづくそう思う、2019年の年の初めなのであった。
1月7日
凄い人っているんだなー、って改めて思った。
人物については説明の必要無しでしょう。
ラジオ少年だったという事で秋葉原にも通われたらしい。
何より驚くのがパソコンも無い時代にコンピューターを自作して
OSもご自分で書かれていた点。
脱帽である。
こんな人が、もしも学生時代友人だったら…
いや、恩恵に預かるよりも劣等感を感じて立ち直れなかったかもしれない。
その前に、お近づきになれていなかっただろうけどね…
1月9日
1月10日
AST-A10の音が歪っぽい?
これはいけない…
のだが、直観でASTカートリッジスロットの接点クリーニング。
解決。
恐らくこれで落ち着くと思う。
ご覧の通り比較的シンプルな構成で、発熱もさほどでもない。
故にあまり壊れる要素が無いアンプなのだ。
ただ、必須のカートリッジ。
これが昔のファミコンのカートリッジみたいなみたいな作り。
30年も経てば軽い接触不良くらい起きても不思議ではない。
ちょっと分解すればアンプ内部の接点へのアクセスは簡単。
取りあえず大丈夫。
…な筈である。
気のせいか、音質もちょっと向上したような…
1月12日
1月13日
死にかけた物を蘇らせるのは楽しい。
ただ、簡単ではない。
1月15日
昔だったら成人の日はここで固定だったんだけど。
その方がわかり易いと言えばわかり易かった。
さて、話は真っすぐには進まない。
ケンウッドRS-7070。
LS-9070の仲間。というか一式で発売されたリアに好適なスピーカー。
とは言えフロントセンターのCS-7070とは瓜二つだし
性能的にもフロントとして使っても良い内容だ。
LS-9070。
そして先日のCS-7070に続きRS-7070降臨。
これにサブウーファーを加えて5.1マルチというのがメーカーの設定だが
今回はフロントLS-9070、リアRS-7070のスピーカーマトリックスとして使ってみる。
ちょっとは真面目にやろうとRS-7070をあちこち動かしてみる。
全部説明するのは憚られるので結論を言うとサイドよりもさらに前進させて
リスニングポイントの方を向かせるのがジャストフィットだった。
(結論、ではない)
しかし遣り甲斐があるというか、何しろ純正組み合わせ。
音色も能率も上手く合っている。
これはディスクリートだろうがマトリックスだろうが重要なポイントの一つだ。
口元が真っすぐ、のショットが撮れたのでアップ。
1月16日
早く寝ても未だ眠い。
加齢であろう。昔は普通に2時まで起きていた。
しかしそれは大分昔のことだな。
オーディオも細々である。
リアスピーカー…というよりフロントみたいな配置だが
高さを上げてみたりしている。
RS-7070だが良い意味で大人しい。
だから、これ見よがしのマトリックスサラウンドという感じではない。
もっと大人の。ナチュラルサラウンド。
ある意味大変扱いやすいとも言える。
1月17日
あれから24年である。
当事者にとっては何年経とうが変わらない思いと言うのがある。
我が家に何度目かの激震が走ったのが27年前のこの日だった。
薄れて行く物もあるのだが、すっかり忘れるなんて事は到底出来ない。
考えるに、全ての日付に、誰かの何かがあるのだ。
1月20日
1月はゆっくりと…と、毎年思うのだが案外忙しい。
仕事というより寄り合い付き合いが、よっしー的にはハード。
そんな事もあってあれこれ進まないし、大した事は出来ない。
で、あればこんなもん書いている場合じゃない、となるのだが
疲れ果てると不思議と書きたくなるのがこの日記だったりする。
AST-S1のウーファーはただ今張替え中ということで
音は変わらずLS-9070から出す。
で、これにマトリックス接続でRS-7070を繋いで鳴らしているというお話は
既に書いている。
物凄く自然体のサラウンド、という事も書いている。
それで良いのだが、人間というのは勝手な物で、もう少し派手なサラウンドも
こうなると欲しい気がして来る。
そこでリアにONKYO D-N7TXを使ってみた。
するとこれが俄然風呂場の様なサラウンド。
良く考えたら、このスピーカー4Ωなのである。
なるほど…
は、良いが、これは過剰だ。
おふざけサラウンドならそれも有りなのだが
ちょっと困る。
そこでRS-7070に戻すと、極めてまとも。
ちょっと物足りないなんて感じていたけど
やっぱりこれが正しいのである。
単なる遠回りと言う説もあるが、人間馬鹿はやってみないと
正常な物のありがたさもわかりにくいというお話し。
同一シリーズの、能率や音色の揃ったスピーカーによる
マトリックスは、これほどまでに自然体なのである。
改めて痛感しました。はい。
1月21日
例年寒くなると進展が遅くなるというか悪くなる。
これはもう仕方ない。
ま、漠然とマトリックスサラウンドで再生はしている。
「時の無いホテル」は昔は持っていなかった気がするのだが
掛けていると知っている曲が多くて驚く。
しかしもっと驚いたのはトラック8だったかのサラウンドだ。
一応念のためだが、後ろからも音がして驚く、なんてレベルのお話しではない。
一瞬、窓の向こうに人が何人か立って、大きな声て話しているのがガラス越しに
飛び込んで来たのかと思って再生を一時停止してしまった。
「コンパートメント」だから周囲の音の演出が入っているのだな、きっと。
やっぱり面白いな、マトリックス。
それから、多分前にも取り上げているマイリトルラヴァー。
こちらは全編に仕掛けが多い。
面倒な所もあるけど、マトリックスは本当に色々な人に試してみて欲しい
再生方式だ。
1月22日
気になって「コンパートメント」を検索してみたら、
なるほど、これは服毒自殺の歌?
周囲の音、というのは、それに遭遇して周りで慌てている人たちの声だとか。
納得した。
ついでに「時のないホテル」のアルバム評なども拝読。
ファンというのはちゃんと聴いているもんだと感心。
そこへ行くとよっしーの場合、大抵の音楽は音の集合体なので
ある意味音楽としてなんか聴いちゃあいない。
まあ、それはそれで良いじゃないか。
1月23日
おや、これはSW-508ではないか。
…とかとボケるのはよそう。
なんと、これでケンウッドのこのシリーズ
コンプリートである。
パワードウーファー。
16cmウーファーを二本内蔵。
パワーが75Wプラス75Wとなっている。
219(W)×439(H)×392(D)mm
重量も14.5kgある。
当時36.000円。
SlantingLayoutWoofer方式を採用。
。
これは通常よくある下向きのユニット配置では音圧が不足すること。
また中低域がカットされることから斜めにレイアウトしたユニットを追加。
取り付け角度が異なるウーファーを二個搭載してこの問題を解消するというものだ。
これだけやって36.000円。
どうもケンウッドは値付けを間違えるメーカーみたいだ?
ボリュームやカットオフ周波数の調整は当然出来る。
LS-9070だけで充分過ぎる低音が得られるのに、
ここにサブウーファーを追加してどうなる?
取りあえずカットオフを左一杯に回して70Hzにする。
LS-9070と組み合わせる場合はそれで良いと思う。
しかし、しつこいようだがLS-9070単体で充分ローエンドは確保されている。
敢えて言えば40Hz以下の増量だろうが、そう都合よく行くだろうか?
考えても結論は出ない。
そこで接続。
現状ではC-2XとHMA-9500MK2の組み合わせなので
C-2Xのもう一つのプリアウトからSW-508に引っ張る。
ステレオ→モノのピンケーブル。捨てずに一本持っていて良かった。
で…
1月25日
当然ながらサブウーファーを増設する意味はあって
裾野は広がる。
ただし、ほんの少しの色付け程度にすること。
それが大切だ。
しかし、そう考えるとサブウーファー。あるいはスーパーウーファーというのも
禁欲の世界。
もてる能力のごくごく一部しか使わない。実にストイックだ。
ついでに姿も見えない方が本当は良い。
どこか部屋の片隅に隠しておいて、ひっそりと働かせる。
ただ、まあそうするとコントロールが難しくなる。
だから一部高額機種はリモコンで設定なんかできるわけか。
さてしかし5.1chセットで揃ったら、やる事は一つである。
1月28日
ユニット固定ネジの頭は六角レンチで回す。
吸音材の入り方を忘れないように記録しておく。
ユニットのガスケットを傷めないように…
こうして光にかざすとエッジが崩壊して向こうが見えるのがわかる。
今回はアセトンを注入してみた。
コスメ用の注射器を使っているが
スポイトの方がもっと良かったと反省。
アセトンの効果で簡単に剥離する。
まずはゴムのリング。
ゴムリングが無くなった後に、またアセトン。
ガードも楽に剥がれる。
ガードの無くなったところで、またアセトン。
これをやっておくと、残留エッジを剥がすのが楽。
カッターも使う。
コーン側のおそうじ。古いエッジのかすを取り去る。
堆積した埃も掃除。
ガードがあると、どうしても積る。
コーン紙裏側のエッジの名残りも除去。
新しいゴムエッジ。
ユニットをひっくり返した時のガード用にボルトを差して置く。
1月29日
上記の続きを、と思ったのだが一応両方のスピーカーの
コーンが貼れた事もあり、音を出さずにはいられなくなった。
それにはチェックの意味もある。
さてAST-S1。
DV-AX10→C-2X→AST-A10とお決まりの流れ。
凄い低音が、今度はちゃんと(前回はエッジ破損のまま)聴けるのではないかと
胸が膨らむ。
どうか?
結論をいうとバッチリである。
蘇るAST-S1。 良かった良かった。
…と、ここで冷静にインプレ。
前にも書いたがASTで低音が出ても、それだけでは驚かない。
何故って、それを謳っている製品なんだから。
僕がAST-S1に見せて欲しいパフォーマンスは
ずばり超低域までの伸びと量感とレスポンスだ。
28Hzを宣言したAST-S1。
果たして出るのか?
出たとしてその内容は?
意地悪なオーディオマニアはその辺を。
もとい!そこばかりを聴くのであった。
それでどうだったか?
うん、しっかり伸びている!
レスポンスも良い。
鈍い超低音ではない。
なにしろ正面から見たらA4サイズでしかないブックシェルフで
これだけの事が出来たら文句無しだろう。
ただ、マニアというのはアホなので、更に。もっとと勝手に期待してしまう
ところもある。
レスポンスについては、更に超重量級の台に載せ、
ウエイトをスピーカーの上にも置いてサンドイッチにしたら
向上するのではあるまいか?と夢想する。
あながち嘘では無いと思う。
次に超低音の量感。
これはAST-S1の量感が正しい。
正しいとはどういう事かと言うと、これがフラットな特性なのだということ。
さすがまともなメーカーがまともに作っただけあって
過剰な演出はしていないのだ。
ただ、特に小音量で聴く時は
ここに更に超低域だけブースト出来たら楽しいな、と思わせる部分がある。
超低域を聴きたい、感じたいとなると、どうも全体音量が上がり気味になる。
それで仕方ないのだが、一般市民がこそこそとやるオーディオでは
あまり音量を上げたくないのも事実なので
そこを更に解消出来たら嬉しいことこの上ない。
しかし、上記はただの戯言だ。
そんなみょうちくりんな物メーカーが作る訳が無い。
やったらスピーカーの破損にもつながってクレームを呼びかねない。
それを承知で無茶振りしたくなる楽しさがASTにはあるということ。
1月30日
例によって分かったような事を書いたが
AST-S10。低音再生能力はやはり秀でている。
ソースによっては息苦しいような圧迫感すらある。
これを快感と思い始めると思い始めると、どんどんと音量がアップ。
何だか危ない薬をやっているみたいな世界になる?
ま、取りあえずエッジがちゃんと貼れたみたいでよかった。
低音云々を別にすると、やっぱり小型スピーカー。
音場の再生には有利である。これは当たり前。
ただ、以上とは別に、ちょっと音が荒れる気がする。
気のせいか?
AST-A10で他のスピーカーを鳴らした時は感じなかった事なので
これはやはりS1の問題?
まあ大分永い間ぬむっていた事間違いなしの個体なのだから
しばらくおつきあいは必要だろう。