8月1日

まあこんな物かと諦め顔で一旦接続を解いて裏板を外す。
オート機構の
作動時異音が気になったからだ。

で、中を覗くと感動的に
スカスカ

だが、立派である。これでいて
フルオートなのだ。
良くぞ作った。偉いと思う。




馬鹿にしていいない。本当に関心した。
ある意味
知恵の結晶と言える。素晴らしいものだ。

ただ、どこかグリス切れかと思いきや、そもそもそんな物が介在する部分が見当たらない
少なくともパッと見えるところには、だ。

で、まあ良いや、と
ふたを閉めなおしたら異音が大分減退していた?

嘘のような本当の話だ。

ある程度の時間が経過した機材にはよくある話である。
あるいは
持ち運ばれる過程で何か起きたか?考えてみるとかわいそうだ。

ま、それはそれで良かった、と繋ぎなおして針を降ろすと…

音がさっきまでと
まるで違っている?

へ?という感じだが、とにかく聴ける音に
変身しているのだ?

意味がわからないが、オートの時の異音減退から考えて、何かよからぬ事が起きていたのが
収まったのが原因かもしれない。

みなさん、プレーヤーの音が変だと思ったら取りあえず
ひっくり返しましょうね(笑)



8月3日

何でもそうだが
多少のお付き合いは必要。

もちろん第一印象も大事だがオーディオの場合、それが必ずしもあてにならないのも確か。

異音も消えて、PX-Eの音は随分まともになって来た?

しかしこのプレーヤー、気になるところ
だらけだ。

まず、この
柔柔なターンテーブル。これで良いのか?
これが良いのだと言われると何も言えない。

なるべく弄りたくないと思っていたがどうにも仕方ない。
一旦ターンテーブルを
抜いてみることにする。



軸受をボディに固定しているネジでも緩んでいるかと思うがそれほどでもない。
ほんの僅かに増し締めが可能な程度だった。
ま、精神安定上よろしくないので、その僅かを増し締め。
軸受は上下に何度か動かしてみる。
注油関係は今回はやらない。



で、ターンテーブルを
元に戻す。


一つ気になるのが
クランプ
これは800あたりには無いと思うが軸にターンテーブルを挿した上で
C型クランプを入れる形になっている。

果たしてこれは音質にプラスなのか?

今回は
一旦外したままとした。
あるいはこれも貢献しているかもしれない。

もう一つ。プレーヤーの下に
滑り止めマットを敷いた。
あまりにもツルツル滑るので嫌になったのだ。

するとこれだけの事なのだが音は
わるのだ。嘘ではない。

ターンテーブルと軸の
勘合というのは結構デリケートな部分があるので
ここの変化が大きかったか。

内蔵フォノイコで聴いてみるが、音楽の
美味しいところをキチンと伝えようとする
意思が感じられる鳴り方になっている。



8月4日
ここでやめても良いのだが
トドメを刺したくなる。

ターンテーブルシートに
JP-501を使ってみる。

これはプレーヤー側の責任ではないのだが、盤によっては若干密着が悪く
特に
外周が僅かに浮いて波打つような挙動になっているものがある。

JP-501はご存知の様にすり鉢状の形状を持っているのでレコードの密着度が高くなる。

マイナスを考えると、重量過多。そして
みが少しあるのでカートリッジと盤との角度に変化が出てしまう
というのがある。

だが、目下のところ盤とシート。すなわちターンテーブルとの
密着度はアップ
(目で見てもわかる)して音質的にはプラスの方が強いと感じる。



…と言っていたのだが結局シートは
純正の物に戻した。

深い意味はないが浅い意味はあって、それはJP-501などでも、このプレーヤーにはちょっと
大げさではないか
という事。

ターンテーブルの肉厚よりも厚いシート(この場合)というのは、なんか
トップヘビーな感じがしていただけない。

付属のシートは、ゴムというのが申し訳ないような、ウレタン的というか、何かの
梱包材にでも
使われていそうな素材の物だ。

でも、
トータルを考えると当たり前だがマッチはよろしい。

気づけば元の通り。

実は書いていないようなことまで含めて色々やったのだが出荷状態に戻ってしまった。
唯一、軸の所でプラッターを留める?のに使われいる
C型の留め金だけは除去したままだが
後はノーマル。

ところが
音は徐々に良くなっている?

ま、それには幾つか理由が考えられるのだが、一つは
れ。

どんな物にも慣れというのは付いて回る。これが一つ。

そして
置き台が変わったといえば変わった。
これまで左席のGTラックの上にあったのが右のGTラックもどきの上に移動。

これが案外効いた?

まさかね、とさすがに思っている。

あ、待てよ、場所が変わって
電源とっている所が変わっているゾ。

まさかね…


8月5日
嘘か真か、AIWAは満足のいく
音を出し始めた。

置き台、電源。これら外部要因+個人的にはどうもあのセンターのスピンドルにはめ込まれていた
C型ワッシャーの除去。これが関係している気がする。

フルオートプレーヤーも何十年ぶりだが実に便利
昔はどうしてあんなに嫌っていたのか。若いって事は恐ろしい。

唯一ルックスは
初代のPX-E800の方が良いと思う。角ばって黒い。その方が良い。

ただ、使われている内に露見していく弱点みたいなのは860あたりでは
改善されているようで
そう考えると860は無難なのだろう。色と形はよっしー好みではないがやむを得ない。

それにしても
16年落ちだから980円税込み。手に提げて帰るから送料もなし。

愛は地球を救う。AIWA財布を救う、か。

…と、お約束のボケをかましたところで軽くまとめ。

江川先生がPX-E800を取り上げ始めたのが
1994年のことで、元はといえば長岡オーディオの新井さんという方が
積極的に使っていたのを見たのが端緒。
暇のある方は
オーディオアクセサリー誌の73号(1994年夏号)を引っ張り出そう。

晩年の江川先生のリファレンス的存在ということで過度な期待も持たれがちだが
江川先生
自身、スーパーアナログプレーヤーという訳ではないと
ちゃんと述べられている。

よっしー的現時点の結論を言うと
これは
十分使えるのだ。

その意味で凄い。

だからと言ってアナタのお部屋にある立派なプレーヤーを
除外してまで導入する必要はないかもしれない。

しかし
フラフラにしか見えないターンテーブル。
決して高くない
ワウフラッターの数値。
盛大に針音が聞こえるカートリッジとトーンアームと
教科書的にはマイナス要因だらけのプレーヤーから
これだけの音がしてしまうと、なるほど確かにこれは
首を捻りたくもなるというものだ。

フォノイコも内蔵なので(切り替え可能)
これを小さいデジアンなんぞに直結して
やかにレコードを楽しむなんてのは
夏の省エネオーディオという観点からも実に正しい。

ただし、アンプの電源オン直後からその後何十分間の音の変化
などには
敏感に反応するので、あまり甘く見てはいけません。
やっぱり立派なプレーヤーだ。



8月7日

昔々
この国にオーディオ全盛とも言える時代があった。

音の良い(と思われる)ステレオ装置を持つことが
ステータスと思えた時代だ。

新製品は次々リリースされ、ちょっとでも音が良くなったと聞くとローンを組んでまで
それらを求めるのが当たり前。

考えてみると
い時代だった。

商売になるからメーカーの
意気込みも凄い。

他社比で絶対に家の製品の方が優れていると、研究開発に余念がない。
特に
大手はその資本力に物を言わせてガンガンと凄い製品を投入してきたのだった。

東芝日立という超大手がステレオ装置を作っていたことを、新入社員の皆さんは知る由もない。

入社試験で、”君、うちのパワーアンプ、HMA-9500無印の前期型と後期型の違いは何だったかな?”
と出題されて見事正解するようでは落とされること請け合いである?

ま、皮肉はよそう。まあ凄い物を作っていたのだよ、うん。




8月8日
ま、皮肉はよそう。まあ
凄い物を作っていたのだよ、うん。

という事で
東芝AUREX SY-88降臨。



説明はやめておきたい(馬鹿らしいくらい有名だから)のだが一応言うと
SY-77に始まったオーレックス薄型プリの第弾。
この後
λ88、同Uと進化して終わる。
途中で
99というお化けも生まれている。1979年頃で50万円。
今だったら100万円のアンプも驚かないが、時代が違う。

しかし
主流は88系。いくら何でも99は一般的ではない。

77の電源を
左右独立にしてMC入力を付けたのが88、とまとめたいが
実際には
お化け銅箔基板がここから始まったりして、77とはやはりちょっと異なるアンプだ。

λはλの文字が示す通り、
λコンデンサー大量投入型。
アンプの名前に部品名が出て来るというのも前代未聞だが、λコンデンサーというのは
当時それだけ神話的なネームバリューを持っていたと考えたい。

まあ何でも良いが88なんぞが出た頃こちとら花の
高校生
18万なんて天文学的金額のプリアンプは、現実味まるで無し。
雑誌の記事だけを丸ごと暗記出来るくらい繰り返し読んだものだ。

SY-88と限らず、この頃
買えなかった名器達を1990年代になってから拾い集め始めた。
それが僕的オーディオライフなのだ。

なのだ、なんていうと恰好良いが、要するに人が捨てるものを拾ってオーディオをしているわけで
一種の
物乞いオーディオである。
身の丈を知っているというか知りすぎているというか…
お恥ずかしい限りである。

だがしかし、面白いものでSY-88とは縁が
かった。
個人売買欄なんかで頑張っても不思議と手に入れそこなう、それがSY-88だった。
HMA-9500も同様だった。

もちろんネットオークションを使えば今は買えない物はない。無いのは買うための金だけだ?

いや、金のせいばかりじゃなく、どうもネットオークションで手に入れるというのが
苦手なのだ、実は。

そんなこんなであれから40年弱が過ぎたある日、
忽然と目の前にSY-88が現れた。
思わず目が点になった。


8月9日

そんなこんなであれから40年弱が過ぎたある日、忽然と目の前にSY-88が現れた。
思わず目が点になった。

出会いの
詳細は後に譲るが、とにかくとうとうよっしーの部屋にSY-88が来たのである。

ほぼ慎重さに欠ける人間だからすぐにメインの装置に組み込んでしまう。
本当はパワーアンプに対する危険とかスピーカーに対する危険とか考えるとよろしくないのだが
人生は思うよりは短いから急いでしまう。



上に東芝のプリ、下に日立のメイン。実に素晴らしい。二大巨大企業の饗宴である。
昔はこんなことが当たり前だったのだから怖いわ…

して、収まってみるとSY-88はなかなか
不細工(笑)

ちょっと
ぽっちゃりしている。もう少し背が低いと良い。
また、
ボリュームつまみがデカすぎる。これがほんの少し小ぶりだと素敵だろう。

しかし仕方ない。この不細工さも含めてオーレックスSYシリーズなのだから。

それよりも
音がちゃんと出るかどうか?である。

取りあえずTAPEにCDを接続。音出し挑戦である。

すると…

音が
出た

いや、感動している場合じゃないが音が出ることは何より大事だ。

で、その音だが第一印象を一言でいうと、
スムーズ

滑らかで滑るような感じの音だ。

これはいける、と一発でわかる。

音が躍るというか、似合わないのを覚悟して言うと、ダンサブルという感じ。
音が有機的なのである。

冷徹でモニター調かと思っていると肩透かしを食らう。

この印象はフォノでも変わらない。

取りあえずPhono1に
XL-1550+M44Gを接続。

実に魅惑的な音が出て来る。

敢えて言えば、ピチパチ・シャリ〜ン…!みたいな表現が(どんな表現?)薄いというか
希薄なので、その辺を求めたい人には食い足りないのかもしれない。

でも、これはどれが本物?と言ったらSY-88の音が
多分本物だ。
一聴地味だが実に多種多様な表現力を持っている。というかディスクには本来その様に音が入っているのだ。


8月10日

アンプは
扱いやすさも大事。特にプリアンプはそうだ。

先にボリューム
ノブがデカい。もう少し小さくて良いと書いた。
これは当たっているとは思う。

ただ、扱ってみるとこれが実に
快適

先代の
SY-77のボリュームも金庫のダイヤル的な素晴らしさがあった。
あれはクリックなんかもあってその点は88よりも良いかもしれない。

だが
最低音量がかなり高めで、男らしすぎて使いにくかったのも確か。
そのせいかボリューム直上にミュートスイッチが備え付けられていた。
配慮は良いがそれを使うと明らかに音質劣化するので困ったのを覚えている。

88のは実に使いやすい設定。
そして特筆したいのが
限界ぎりぎりまで音を絞ってもギャングエラーが皆無という点。
これは凄い。超絶に凄い。

深夜のリスニングで効果絶大。
ウサギ小屋に棲む日本のオーディオマニアにはこのボリュームが必要だ?

*註 
リレーが信号に直列に入っていないというのも貢献しているはずだ。

後は必要最小限の物しかついていない風で、一応押さえるところは抑えた風のスイッチ類が素敵だ。

敢えて一つだけ文句をつけると、フォノは二系統あるが1はMM。2はMCに
それぞれ専属で振られてしまっている。

僕にはちょっと
不便

PRA-2000なんかもMM/MCの切り替えをしたければリアでケーブルを差し替えないとならない。
SY-88も同じ考えなのだが欲を言うとPRA-2000と同じくMM×2、MC×1としておいて貰えると
なお良かった。
でも、こりゃ
音質優先と考えるとやむを得ないか。

発熱はそこそこあるのだが吸気口は無い?
大丈夫なのか?

どうも天板を剥いで使いたくなるプリだ。音もその方が更に良い気がする(想像)。

ここ迄でひとつやり残していたのが
フォノ2のMC入力確認だ。


8月11日
ここ迄でひとつやり残していたのがフォノ2のMC入力確認だ。

最近MCカートリッジ自体から
遠ざかってしまっていたからこうなる。

久々に
AT-33MLに降臨願う。

MCヘッドアンプは無事かしら?と恐る恐る針を降ろすと…


良かった、MCも無事である。

音だが
良くも悪くもM44Gとは異なる世界になる。

良く言えば
ニュアンスが格段に違うという事になるし、
悪く言えば思い入れ
過剰にも聞こえる。
ま、この辺りはAT-33MLの持ち味そのものと言えばその通りなので
それだけカートリッジの
の状態を引き出せるフォノだという事だ。

なんというか、AT-33MLには申し訳ないが、
もう一段上級のMCカートリッジを持って来ても良い気がする。

それだけの素養のあるフォノと見た。

SY-88初代が登場した頃は、MMからMC全盛への
移行期であり黎明期。
それだけに興味深いのだが、ここで聴く限りSY-88は初代において
十分なMC対応を果たしていたというところか。

で、あるいはインピーダンス的にミスマッチかも?の不安を抱えつつ
ZYX登場。

パッと聴くと
地味そのもの。やはり合わない?と思ったが尻上がりに調子が出て来る。

これを認めると面倒なので嫌なのだが、どうも
ヒートアップに時間が掛かるみたいで
手間のかかるプリだ。

もちろん、どのアンプも。それはプリだろうがメインだろうが電源投入直後よりも数時間経った方が音は良いが
歳と共に短気さに磨きが掛かったよっしーとしては、そういう事実は
認めたくないというか
最初からある程度では鳴れよ、という境地に至っているので、回りくどい子とは付き合いたくないのが本音。

その意味でSY-88みたいなのは困るのだが温まった時の音の方が
断然良いとなればこれは仕方ないか。


8月12日

SY-88
初代。登場が1977年
その後
λ同Uと発展したのは既に書いたしみんな知っている。

一般に後から出た物の方が優れているということで人気はSY-88λUが一番。

しかし僕が欲しかったのは
無印のSY-88。

多分音の好みは無印が合うのだと思ったから。

進化が必ずしもその人にとっての幸せには直結するわけではない。

88はλ、λUと
進化するに従って純度を増し、同時に大人しくなってしまったと想像する。

正確にはλがもっとも大人しくλUはもう少しバランスを戻したと思う。

ま、この辺は
想像が入っているので読み流して頂きたい。
本当の事は一斉に現物を揃えて聞き比べしないとわからない。

ここで長岡先生のお話し。

先生のプリは
C3。それがSY-77に変わり、これが短期間でSY-88に変わった。

この後
SY-99もリファレンスに組み込まれるが、50万円のプリを使ったのでは一般ユーザーと乖離してしまう
という事および好みの点でベストマッチではなかったことから
PRA-2000に変更される。

その後オーレックスもSY-λ88を出してきたがPRA-2000からの変更は無し。

更にSY-λ88Uが出て、これは大変好評を博し各評論家のリファレンスに組み込まれたが
長岡先生の
リファレンスはPRA-2000のまま



特にエポキシ固めをしたPRA-2000は先生の好みだったが、その後2000
Z、同ZRと入れ替わった。

当時のオーディオ界のスターとも言える長岡先生がリファレンスに使ったかどうか?というのは結構
影響が大きくて
長岡
教徒はPRA-2000系を愛好することになる。

ここで
想像を逞しくすると、もし88族が初代の傾向のまま進化をしたらどうだったか?ということ。

あるいはPRA-2000を押しのけて長岡リファレンスに収まった可能性はある。

しかし、まあPRA-2000と無印SY-88を聞き比べても、長岡先生ならPRA-2000を選んだだろうとは思う。

やや異端な物に惹かれるという長岡先生の好みからして、SY-88が大変まともであるのに対して
PRA-2000は
どこか突出したものを感じさせる所があるからだ。

以上とは別に
僕が無印SY-88に惹かれるのは、左右独立の電源トランスであったり
何より
MM全盛時代の名残りとも言えるカートリッジロード切り替えスイッチなどが幅を利かせている
フロントパネルだったりする。

いずれにしてもPRA-2000とはさんざん付き合ってきたので、ここからしばらくは88で良いんじゃないかと思っている。



8月18日



友達というのはありがたいものです。

こちら
DV-AX10登場時のパイオニアの映像関連のカタログ

なんと新品同様の美しさである。
こんな物を、しかも
手間暇掛けて送っていただけるなんて過分なお話である。

DVDビデオ、オーディオともこれから、という時の物で、登場するのが
DV-S10ADV-AX10。これらは12月発売予定と書かれている。
DV-S6DDV-525とこれはDVDビデオに特化した、ふつうのDVDプレーヤー。
続いて
DVL-919がDVD/LDコンパチ機。さすがパイオニアは最後まで責任を持っている。
PDV-LC107インチ画面付きのポータブルDVDプレーヤー。なんと155.000円もしていた。
今なら遥かに安価で似たようなものがあるが、これは驚けDVDオーディオ対応品なのだった。

画面無しのポータブルDVD機
PDV-10が68.000円。しかし画面無しのDVDポータブル機という発想が
面白いというか、買った人は居たのだろうか?(居たのだろうが)

後半に
DVL-H9。これもDVD/LDコンパチだがカタログで後ろに掲載ということは
919の方が新しく、H9は先発ということだろう(詳しくなくてすみません)。
919が115.000円でH9は230.000円。
価格差倍で、やはりH9は最後の高級機?
方舟では最後まで頑張ってくれていたと記憶する。

レコーダー
DVR-1000が250.000円。
信じられない高額機だが当時は当たり前。
それとこんな高価でも買う人は買っていた訳でAVの方が
貴族が多いのか?

少し端折るが、最後の最後には
CLD-R5がオープン価格で。
ハイビジョンLDプレーヤーHLD-X9が350.000円で。
更にLD専用プレーヤー
LD-S9が180.000円で掲載されている。

AVは規格の変更が多く、追いかけるのが大変。お金はピュアオーディオより掛かるかもしれないが
まあ仕方ない。

…と、これを
前振りにするつもりはないのだが、近々ビジュアルネタが登場するので
一応
予告…、になるのかな?やっぱり。
乞うご期待?



8月20日


いや、さすがに
きい。

もちろん、よっしー宅としては、という事だが
今ではこんなサイズの物が
割とフツーに売られているというのが怖い…

上記の画像では何がなんだかわからないと思うが、
わざとそうしている。もちろん。
なぜなら
本当の仕込みはこれからだから。

このお話、
おいおい、という形になります。

そして、このページはこの後
益々色々と混沌としていく。

もともとカオスみたいなものだが、しばらくは更に
迷走に拍車が掛かりますので
あらかじめ予告申し上げます。はい。


8月21日



わかっている人には説明不要だが、
古いバイクのレストアなんてのは
半端じゃない
これから比べるとアンプのレストアなんてのは可愛いもんだ。

…なんて、
ちょっと失礼な事を言ってしまったが、何が違うって、バイクの方は人命に直結している。
時速30キロだって、ブレーキに不備があればあっさり死ねる。
ここは大きい。

しかし、バイクの修理というのはオーディオと違って
きちんと結果というか成果が出るから、そこは良い。

きちんとやるべきことをやる。すなわち文字通り
工場出荷の状態に戻すという行為には
答えが一つしかないのである。

つまり
正解がある世界なのだ。

一方オーディオの方はというと
永遠の百鬼夜行というか、何が良いんだかさっぱりわからない世界だ。
数値で”こうです”と説明しても、”それがどうしたの?”と言われたらそれまでだ。

両者を比べることに意味はないのだろうが、
ついつい以上のような事を考えてしまう。


8月22日



相変わらずこれでは
意味がわからない?

大きな画面である。我が家初の
50インチ越えだ。

まだちゃんと設置出来たとは言えない。

というか
これからだ。

サラウンドネタというかこれまで隠れAV歴30年の集大成となるか?

ポイントは、
いかにスマートに設置するか?だ。
画面しか目に入らない。しかも
しく見えるように…

出来るだろうか?

これはコツコツ
ご報告したい。

ところで画像は「
電車男

気づけば
11年前か。

オタクと美女の物語。
それを支えるのが
ネットで繋がった仲間?達。

なのだが、皆
パソコンの前に座っている所が面白い。
今だったらスマホで、だ。

しかし、この作品では皆がパソコンの前で
カチャカチャとキーボードを
叩いているのが良いのだ。
味わいがある。





8月23日

正直言って日頃よっしーには
のない世界だ。

ももクロの3rdアルバム、『
AMARANTHUS』(アマランサス)。

CDは今年2月にリリースされているがこれはつい先日発売になった
アナログ盤。

ある人から頂戴した物である。

しかし荷ほどきをして一発、
金縛りにあった。
ジャケットにやられたのだ。

こ、これは
い。

いや、奇抜なデザインであることは言うまでもないのだが
オーラが凄い。

今まで手にしてきたレコードの中では
ナンバーワンオーラだと思った。

お陰で開封するまで時間が掛かってしまった。
もったいなくて手を付けられなかったのである。
こんな事は滅多にない。大抵の物はほいほい開けてしまう。

意を決して(数日掛かった)ビニールを剥ぐ。
盤はずっしり重い。
重量盤だ。そして二枚組。

もったいなくて片面ずつしか聞けない。
いや、歳のせいだろう。
体力が追い付かないのだ。

だが混然一体となってそこに存在するという感じ。
実に気持ち良い!

変な事を言うようだが、オーディオマニア
撃沈という感じで痛快である。

分解能が、とかホールの響きが、とか、おじさんたちは
ほざいて一生を終えなさい、と
言われている気がした。(別に言っていないが)

そして
お金が掛かっている。
人気グループだからお金も掛けられるのだ。シンプルな理由である。

作詞に、作曲に、編曲に。そして録音にと
れた物が投じられている。


の内容も深い。古臭い言い方を許して貰えるなら、メッセージ性があるということだ。

いわゆるアイドルからの発信だから良いのだ。
ここからだから発信出来ると思い
彼女たちに託しているのだろう。

ライブ会場で、彼女達が放つメッセージに、共感して
踊りながら涙するファンの方も多いのでは
あるまいか?

録音なのだが、例えば
が聞き取りずらい
何を言っているのだろう?と思わず歌詞カードと照らし合わせをしてしまう。

だが、これは
狙っての事だと推測する。

演奏全般もそうなのだが、本来大変
クオリティの高い物がキチンと録られている。

なんというか、一旦クリアーに全部録って、それをどんどん聞き取りづらい様にと
加工していった感じがある。

完全に綺麗にして、それを
計画的に汚していった感じと言ったら良いのか。

とにかく非常に考えさせられる一枚であることは確かだ。


8月24日



予告?通り暫くの間話は
あっちにこっちにダッチロールする。
今夜は映像の方のお話し。

画像は「
ゴジラ」。説明不要だろう。第一作である。

ゴジラシリーズのほんの一部しか観たことがないので
偉そうなことは言えない。というか言う気も無い。
どんなジャンルにもファン、マニア、超マニアと色々いらっしゃるので
適当な事は言えない。

しかし
僕にとって最も大事なゴジラと言えばこの第一作。
個人の感想という事でこれは言っても良いと思う。

初めて観たのは
大学生の時だった。

わざわざ帝劇で上映されるというのを観に行った。

何しろ時代が違うから、観たいならビデオで、DVDで観れば良いじゃん、
という風にはいかないのだ。

大学生にもなってゴジラを観に行くという事で友達には馬鹿にされたが
特にこの第一作は意味合いが違う。

反核という切り口もあれば、特撮の嚆矢という意味もある。
戦争の痛手から漸く復興を果たした日本、東京を再び戦火が襲うという
捉え方もある。

しかし観ていると危機管理の
いい加減さに呆れるというか
思わず笑ってしまうシーンも続出。

ゴジラが上陸しているというのに普通に走っていて踏みつぶされる
電車
全く退避しておらず襲われてしまう
都民
極めつけはゴジラが目前に来るまでカメラを回し続けて
殉職?してしまう
マスコミの方々に至っては
プロ意識があり過ぎ?と言うべきか。

ウルトラヒーローが登場する訳でもない、このドラマでは
人類の叡智だけが対抗手段となる。

オキシジェンデストロイヤーを開発してしまった芹沢博士は、
しかしその破壊力の凄まじさを知るが故に…

それを封印すべく、最後は…



うーん、映画というのはやはり音楽以上に
時間を取る趣味だ。
ほどほどにしたい。


8月25日

詳しい事は
そのうちに、という事なのだが
僕は今
家の中でせっせと移動することを心がけている。

なじゃそりゃ?と思われるだろうが、理由の一つが
運動不足の解消。

こまめに動く。これは大事と思った。

さて、
今宵はピュアオーディオ。

別にピュアじゃなくて良いのだが一応そう呼んでおく。

実はちょっと前から性懲りもなくマトリックスサラウンドを再開。

これも詳細は大幅にカットするがとにかくマトリックス。

ちょっと前に”
自分のオーディオの確立”みたいな事を書いたが
これはそのための運動の一つ。

色々あってもこれが僕は
きという事で、
だったらもう外さずにやれば?と考えた。

現状はウルトラナチュラルマトリックス。

効いているのかいないのか、わからないくらいの掛かり具合。

もしかすると、これがオーディオ用としては
最善?という気もする。
実は先日の
ももクロアナログもこの状態で聴いている。
うっすらサラウンド。とてもマッチしていると思った。

ただ、もう少しわざとらしさが欲しい。

ま、ぼちぼちと…



8月27日



ま、型式を間違えていないことを祈る。


8月28日



結局自分って本当に
1979当たりで色々な物が止まっているんだなーと
しみじみ思う。

でも、バイクじゃなくてオーディオのお話しを少々。

マトリックス再開。

塩梅だがある意味達人クラス?というか
あまりにナチュラル過ぎるかと…

要するにリアが
いのだ。

ただ、達人は冗談としても今くらいの利かせ方だと
いわゆるマトリックス嫌いの人でも受け入れられるんじゃないかと思う。

でも、僕はやっぱりもう少しはっきりした方が良いかも?

でも、
しばらくこのまま行くか。急いては事を仕損じる、也。

話は変わり、何ページか
文字化け現象が起きていたのを直しました。

時々自分でも見返すのですが、見落としは多分ある。
お気づきの点はメールなどでご指摘いただければと存じます。


8月29日



テーマは、
ムキにならないこと。

ちょっとだけ大人になったというか、
超短気をやめにして、
のんびり構えている。

というか構えるようにしている。

特にバイクレストアの場合
大切なのは
何より”
壊さないこと”だったりする。

今付いている部品を壊さないこと。

例えば無数のボルトナットが存在して、それら全部が
ついていると思って間違いない。

そういった物を、丁寧に分解していかないとならない。

ネジ山一つなめてしまったばかりに
そのフォローに
とてつもない時間や費用が掛かってしまうことがある。

だからネジ一つ外すのに
何日も掛けるつもりでやった方が良いのだ。
その方がトータルでロスが少ない。

焦らないために、何より心の余裕が必要。

そのためにもひとつの事に
集中しない事が大事。

幸いオーディオがございまして…

あ、それよりも
ビジュアル絡みの方をやらないと…

という事で熱意の分散を図る8月の末でございました。

マル。


8月30日

あっち
に行って、こっちに行って…♪



まず
AV

どうしようかと考えている内が一番楽しい?

今日偶然から、
あるアイディアが…

これについては目処が付いたら実施。

で、取りあえずTV単体で鑑賞中。

…なのだが、このSONYの
S-FORCE Front Surroundっていうのが
かなり
優秀

はっきり言って普通のテレビ鑑賞として見る分には
これで十分。

ただし音質自体はあくまでも内蔵スピーカーなり。
このままって訳には、今回は行きません。

そしてピュアオーディオのサラウンド。
リアスピーカーをあれこれ入れ替えるが
いずれも能率やや不足。

考えてみるとフロントのぽんせいべいは相当高能率なので
それに合わせるとなるとフォステクス
FEの10センチくらいは
使いたいかも。

しかし
皮肉なことに音場感は今相当い。

不細工なスピーカーが目の前にどんっ!とあるのに
そこから音が出ているという気がしない。

音は前に、というよりも主に
後方
なかなか
奥深くへと展開している。

ま、それはぽんせんべいを平面バッフルで使っているから
ダイポール特性がもろに出ているだけでしょ?と
言われたら、はいその通り、と答えておく。


続きはこちらです

一つ前の日記に戻る

日記のMENUへ

表紙へ