4月11日
相変わらず救いのない写真だし、散らかっている。
思いっきり話を省略してしまうとSONY SS-G7の本領を発揮させるために四苦八苦。
部屋の模様替えもして空間を広げたりもした。
機器に関してはスクランブルテスト状態を繰り返した。
だが、そう簡単に言うことを聞いてくれない。
その内自分の部屋の音に自信を無くし始めた。
そこでロジャースLS5/9を引っ張り出して聴いてみたというのが上の図。
結論を言うとロジャースだと元の音が蘇る。
いや、それどころかスピーカーが目の前2メートル位のところにあるのに
まるでそれと感じさせない鳴り方にビックリ。
多分模様替えや配置換えが効いている。
これは思わぬ副産物。
以前はこれをやるといかにもスピーカーから音が出ている風で聴けたものじゃなかったのだ。
人間労を惜しんではいけないのだ。
4月12日
実験中なので酷い様相なのはお許しを。
QUAD44。改めて良いプリだ。
まずルックスが大変良い。
絶妙の縦横比。
各種スイッチもフィーリングが良い。
そして豊富なコントロール機能。
機能と言ってもレコードを聴きながらテープのダビングが出来るとか
そんなことじゃない。
あくまでもトーンコントロール(とは呼ばないが)だ。
ほんのちょっと弄って上げたくなる時もあって
この種の物を持たないプリが多くなってしまったのは困ったものだと個人的には思う。
天板のディップスイッチも弄りだすと深みにはまる。ま、ほどほどで。
下敷きになっているのはDENONの何とかというCDプレーヤーで
なんと最新型、2014年製だ。
よっしーの部屋にはあるまじき新製品。
試しにフロントのUSB端子にiPhoneを差したらすぐ使えた。
そしてCD-Rももちろん読める。
音についても過不足無し。あるいはこれ一台で済むんじゃないか?と甘い予想を立てている。
4月14日
何食わぬ顔をして、実は必死。
良くある話である。
やれ電源だ、ピンケーブルだ。スピーカーの下になんか挟んで…
は、まだ良い訳で、アンプやプレーヤーの繋ぎ換えなんか面倒この上ない。
で、色々やった挙句、ロジャースにはやっぱりクオードのペアでした、では面白くもなんともないが
事実だから仕方ない。
実にうまく鳴らすとはこのことだ。
QUADは44も405-2もメンテナンスしていないので
405-2のトランスの唸りもそのまま。
しかしそれでも音は良いのだから仕方ない。
今後色々やるとさらなる向上の可能性もあるが、それは先のお楽しみ。
4月15日
職業選択の自由♪と口ずさむCFが昔あった。
景気の良い時代ならではの話しだ。景気の悪い時には迂闊なことは口走れない。
さて、何事も選択肢は多いに越したことはない。
…はずなのだが、度が過ぎると害が増える。
よっしーの場合、所得の割にオーディオだけは恵まれていて
これが時に不幸をもたらす。
愛するスピーカーがひと組。
それを鳴らすアンプがワンペアとプレーヤーが一台。それがあれば本当は良いのだ。
出てくる音に不満があっても、多少は我慢しなさい、で済む。
人としてはそれが正しい気がする今日この頃。
ロジャースの方を一段落させて、さてG7。
セッティングを換えてずいぶん伸び伸び鳴るようになったので良かったのだが
このスピーカーをもう少し明るく鳴らす術はないものかと悩んで四苦八苦。
もっとも、ちょっと根暗なところがG7の持ち味かな?とも思うと
あまりこねくり回すのもよろしくない気がする。
…と、書いてしまえばこれだけだが、その陰にとんでもない試行錯誤が
あったりする。
まあ幸せなことではあるが。
4月16日
とりあえずロジャースにはQUADペアを
そしてG7にはC-2XとTA-NR1の組み合わせを宛がうことに決定。
…と書くと格好良いがC-2XもTA-NR1も預かり物じゃないか。お恥ずかしい。
書くは一時だが決めるまでが長かった。
とにかく決めないと次に行けない。
目下C-2Xの厚みのある音がG7にはマッチしていると判断。
ただ、C-2XにしてもTA-NR1にしても、年齢からしてそろそろ予防整備が必要なお年頃。
ダイオードの破損から電源トランス断線(フューズが内蔵でしかも充填剤で固められている)
なんてことになると大事である。
しかし、さすがに人さまの機械をよっしーが開腹してしまうのはあり得ない。
かといって生半可なところには頼めない。
名人級の所に預けるしかない。
故障する前に手を打ちたいものである。
4月17日
趣味で頭痛を起こしてはいけないのだが
悩むと深みにはまる。
といって大したことはしていない。
原点に帰りスピーカーを出来るだけベストなポジションに置こうというだけ。
逆にやっていないのが何か敷くとか挟むとかいう行為。
一応後回し。
それとケーブルについてもアバウト。電源も然り。
どうでもよいというのではなく、大筋をまとめてからそれらに行きたいということ。
あ、C-2XとTA-NR1の間に減衰器(要するに単なる抵抗)を入れた。
前にも書いたけどC-2Xは結構多血症で
極小音量で聴く時難儀するので使ってみた。
今のところそれは正解みたいだ。
4月20日
まじめにオーディオをやっている気がする。
振り返ると何年ぶりだろう?
アナログが今一つ…
だったのだが何とか復調。
ただ、やっぱり元の録音が良い物の方がよいなー
という状態。
今はそういう方向を目指していないので
そういう意味では狙いを外していることになる。
でも、やっぱり元が良いに越したことはないなー。
繰り返しになるがG7を鳴らすラインナップはC-2X+TA-NR1。
プレーヤーはというとGT-2000X+WE-407GTというのが二台。
一台は砲金ターンテーブル。もう一台はステンレスターンテーブル。
それぞれがYOP-1を背負っている。
カートリッジは片方にDL-103。もう一台にコンダクトYC-05E。
凄い?
でも、この中で僕の物というとG7とカートリッジ位?
お恥ずかしい話と言えば恥ずかしい話だ。
4月21日
やっぱり装置はむやみに弄りすぎない方が良いのだな、と思う。
ある程度落ち着いたら音を出しているに限る。
それはさておき、ここの所ソフトも処分を、なんて思ってレコードの選別もやっている。
どう考えても聴かないだろう、みたいなレコードがあるのも変な話だ。
ガキの頃はいつかレコードをたくさん持てたらと思っていた。
それが今は、こんなにあっても、に変わっている。人間ってそんなもんだ。
ただ、よくよく考えてみるとよっしーの好みというのはかなり偏っていて
本当に自分に正直にレコードを選別したら残るのは音数が少ない
出来れば小編成の物ということになってしまう。
これなかも静かで良いなーと思っているのだが詳細不明なレコード。
裏面を良く見ると、using Shoeps CMC441とかNagra4SとかAmpex407とか書いてある。
なんだかなー。結局そういうことかい、と自分で自分に突っ込みを入れたくなる。
小さいジャケット写真を信じればマイクは二本。本当だとしたらピュアステレオ録音だが、さて…
4月25日
どうしてもレコード再生だけ音が変だ?
これはC-2Xのフォノ回路だけ不調を来たしたか?と青くなって
確認のためフォノだけPRA-2000経由にしてみる。
しかしそれでも変なのだ。
ここに至ってやっと気づく。
何のことはない、盤が汚れているのである(汗)
レコードの選別でもしようと、日頃掛けないレコードを引っ張り出していたのは良いが
それらは秘かに汚れていたのである。
オーディオマニア失格の烙印を自分で自分に押して、クリーニングに勤しむ。
良かった良かった。みんなそれなりの鳴り方をする♪
しかしレコード盤というのは案外汚れるものだ。
シコシコ盤をクリーニングする様は、今の若者には絶対理解しがたいものだが
秘かな楽しみではある。
ま、もしかするとUSBメモリースティックも磨くと音が変わるのかもしれないが…
4月26日
たまには真剣にやるもんだ、なにごとも。
あ、オーナー様、GT-2000Xは元気です♪
アナログは手間が掛かる。そこが楽しい。
しかし、盤だとか針先だとか、考えてみるとクリーニングばかりやっている。
C-2Xにも立派なフォノイコライザーおよびヘッドアンプが搭載されているので
二台のGT-2000XをC-2Xにダイレクトに差して使う。
それで十分オーケーなのだがPRA-2000をフォノイコ替わりに使ってみると
その音も捨てがたい物がある。
なんとなく二台のプリの良いとこ取りをしている感があるが
夏が来る前の期間限定特別企画ということで実施中。
二台とも発熱が結構あるプリアンプなので、こんな風に重ねては使えないのだ。
4月27日
深い意味はないのだがQUADペアでG7様を鳴らしている。
いやー、良いじゃないか。
オールJAPANは何をやっている?
”お父さん、アナタって人は、なんて時間の無駄をするの?
アタシ恥ずかしくって隠れちゃったじゃない”
と言っているかどうかはしらないが、考えてみるとコイツもメイドイン英国だ…(汗)