12月1日

足元その他固めたところでアームに手を出す。

GTプレーヤーに色々なアームを載せるというのは過去に散々やったことだ。
ただ、それから随分月日も経ったし良いのでは?と思うのが半分。
それと、機材その他も随分変わったので、の状況でどんな感想になるか?興味津々というのが半分。

今回は純粋にオプションアームに限って…と思ってYSA-1と2を用意。
カートリッジを、さてどうするか?



純正J字にはDL-103だったのでそれを使うべきだが、どうもシェルの脱着をやりたくない心境。

そこでDL-103SLに登板願う。
無印103と比べると随分派手な鳴り方になるがそれでも標準的なカートリッジ。

で、最初はYSA-2から。



1からいかないで2から行ったのには軽い訳がある。
詳しい人はご存知の様に、YSA-2というのはアームベースに欠陥を持っている物が多く
ひび割れ、腐食、ネジが折れると酷い事になるケースが後を絶たない。

今回登場のYSA-2。実は預かり物なのである。よっしーのYSA-2と比べると遥かに程度がいが

それでも経年変化というのはある。
今回もはらはらしながら手を付けたが、幸い致命的なダメージ状態にはなっていない。
ただ、それでも台座との勘合がきつくなっていたので、多少劣化はある。

そんな訳なので、弄るのは正に恐る恐るとなる。


それでも無事カートリッジを装着してバランスその他取って無事音を出せる所まで至る。

それにしてもこのアームはカッコウ良い。アームフェチにはたまらない。
カウンターウエイトの勘合などフィーリングも最高。

1ピボット2ボールの回転軸もマニア心を揺さぶる。
1.500本限定と聞くが本当かな?

ただ、ここまでやった割にベースがイマイチなのは惜しい。
あと、アームエレべーションもストンと落ちるタイプなので慣れないとハラハラする。



まあそんな事を今さら言ってもどうにもならない。
問題はなのだが…


12月2日

問題はなのだが…

これが問題ありだったから顔が曇る。

ここまで順調に来て、アームを差し替えたらやっぱりこれだね、というオチにしたかったのに
何だ、この音は??

一言で言って生気がない。精彩をくとはこの事だ?

これは一体どうしたことか?とくなる。

まあそもそもこのアーム、組み合わせ次第ではこうなるのは経験済み。

10年以上前にYSA-1と2の比較をした時に、わかったのだが1が豪快でバットを大降りするホームランバッターとすると
2は的確に当てていく得点王の4番打者という感じ。
だから場合によると1は派手で大味で頂けないとなるし、2は地味で大人しくて面白くも何ともないともなる。
逆に1だと俄然活気づく。2の精緻さが堪らないとなるのだが
今回は正に2の地味さ加減が炸裂?している?

だがこれはいかにもだ。何かがおかしい。

だからそれをここで徹底追及、というのもありだが取り敢えずYSA-2には降板頂いてYSA-1を試す事にした。

カートリッジを又差し替えるのもことなのでテクニカのAT33Eをチョイス。
YSA-1に初代33Eだとかなりド派手な音になるはずだが、ここは思いっきり下品な位威勢の良い音を聴いてみたくなった次第。


12月3日



YSA-1にAT-33E初代が乗った図。

AT-33Eは大変れたカートリッジだし、音傾向は皆さんご存知だと思うが
とにかくやかな音のするカートリッジだ。

久々に聴いて、どうかな?と思ったが、当然AT-33Eは33Eの音がする。

ボーカルなどが奥に引っ込む。これは初代33E独特のものだ。

それはそれで悪くないのだが、結論を言うとやはり派手にぎる感なきにしもあらず。

最初は面白がって聴いていたのだがLP両面聴いたられてしまって退場。

だが、まあこれはYSA-1が正常の働きをしている証拠とも言える。
カートリッジの違いが出ないようではそれだけでアウトだ。



さて、やっぱりカートリッジ交換だ。


12月4日

で、カートリッジはDL-103SLに戻す。

これでどうよ?

…なのだがどうも今ひとつ躍動感にける。

詳細は省くがあれこれやった。

でもひとつ。

と言っても悪い音という訳ではない。
ただ、あと一歩魅力に欠ける。

ハメを外して欲しいところでハメを外さない。
そんな感じ。

いささか疲れた。


12月6日

やっとた〜


…って、これじゃ便秘の報告だ。


しかし難儀した。

取り敢えず出ました、YSA-1らしい音。

勝手にやってんだから、大変もクソもないが
今回はちょっと苦労しました。

ジタバタやっていたので全てを記すのは困難。

最終的に、インサイドフォースを取り払ったら、やっとこ一応解決レベルに達した。

シャープで豪放。時にヒステリック一歩前。
これぞYSA-1だ?



ただ、意外と繊細で大人しくなる音もある事に
今回は気付いた。

いやいや、しかし今回は自信を失い掛けたゾ。

ちなみにカートリッジはデンオンDL-103SLです。


12月16日

を発したのが10日位前。

それはすぐ下がったのだがが収まらない。
途中で頭痛にも悩まされた。

帰宅するとすぐ寝るような生活が続いた。

今日やっとこんな事を書ける位まで回復

それは良いが、体力の低下を実感する。

なんとか手を打たないと、と思う今日この頃。


12月17日

オーディオの事も書きたいのだが、未だリハビリ中と言うことで…

この季節、空気がんでいることもあってが綺麗だ。

も良いし、も良い。
そして黄昏なんてサイコーだ。

カメラを持ち歩く心の余裕が無いのだが
スマホでは気が向いたら撮る。

ただ、絵心の無さはいかんともし難く
発表に及ぶのはまず存在しない。

オーディオに関して、やりたい事はほどあるのだが
時間、というより体力が追いつかない。

本気で体力増強をするべきだと思う。

*ノーリードですが私有地です。


12月21日

*オーディオ日記と言うのはほぼリアルタイムで書いているのだが
時々、パソコンのメモ帳に、徒然なるままに書いておくことがある。

で、大抵の場合それはアップされずボツになっている。
読み返してみると文章がきていない気がするのだ。

やっぱりリアルタイムの感動とか驚きとか思いとかを
書いてアップすると言うのが鮮度が高くてよろしい。

というか、それ位しかこのページの価値はないと思っている。

だが、まあたまにはボツにせずにアップしてみようかという気になった。

ここから数日は脈略の無さが一際酷くなると思うが
上記のような理由で通常ならボツにする物をアップするからだと思ってお許し頂きたい。


では、取り敢えず今月頭に書いてみた物をアップ…↓



早いものでもう12月。師走である。

せっかくだからいつもの調子かられてみよう。

一年が早いというのは良くある話しだが、この一年も本当に早かった。

…というか、例えば新幹線に乗って東北に向かい、師匠にお目に掛かったのが夏は夏でも今年ではなく去年の夏の事なのだ。
改めて驚く。

正に諸行無常の響きあり…って、この比喩は正しくありません。

で、その一年一年の積み重ねがあって10年20年なのだが、このホームページの立ち上げが2000年なのだから
それだけで13年が流れたことになる。

その間を正確に振り返るのは難しいがザックリ見てみたい。

例えばここ最近僕はGT-2000無印を弄っているのだが、考えてみるとGTの会なんてのを立ち上げてから13年が
やはり経っている。

もちろんKPの会とかHMAの会というのもあるのだが、取り敢えずGTに絞ってみても、それがご縁で色々な方と知り合う事が出来ている事に
改めて驚かされる。

もうGTは卒業してしまった人も多くいて、僕はここ数日、自分の進展の無さにれる気分にもなっているのだ、実は。

未だに俺はこーゆー事をやっているんだなー、と、ちょっとうなだれる感じだ。

でも、まあ良いか、とももちろん思う。
こんな風にしつこい人が一人二人居ても良いだろう。

それよりも問題なのは、果たして自分はその良縁の数々を活かしているのだろうか?という点だ。

どうもここ数年特に引き籠もりが酷くて、各方面に対する不義理度は増すばかりな気がする。
いや、気がするどころか確実にそうだ。
これは大変いけないことだ。

近隣の方のみならず、よっしーの部屋には遠方からもご来訪の方が居た。

何でもそうだが、来て頂いたら今度はこちらからお伺いするのがってもんだ。

それがなかなか果たせないジレンマがある。

後一年くらいすると随分動ける様になるのだが…、って言い訳は聞きたくない!?


12月23日

覚え書きシリーズはまたやるとして、
俺たちはゼロハンパラダイスだ!

…ってことでたまにはってきても良いでしょ?




しかしに走るのなんて何時以来?

冷静に自分の姿を見ると、”我々は火星人でアル”みたいな感じだ。

まあ仕方ない、寒さ対策が優先。

それより問題は走りの方で、何しろ例ののせいで
予定していた整備はなんにも出来ずぶっつけ本番。

家を出て1qくらいの所で案の定エンジンストール。

その時は蒼くなったが走り進む内になぜか絶好調となり?
結果オーライだった。
まあこんな事もある。

それはさておき、いずれの分野でも濃い人は居る。
オマエもその一人と言われるとその通りかもしれないが
もっと凄い人は幾らでも居るのだ。この日もそれを実感した。

そしてゼロハン。

…でもなくて良いが、さいバイクは本当に楽しい。

2014年はもう少しだけCB50にお金を掛けて上げたいと
切に思う今日この頃。


12月26日



風邪になるちょっと前にまとめて手に入れた本達。

アホのように本は読むので、5冊10冊はあっという間なので
極力一冊100円以下で手に入れるように心がけている。
そーしないと破産する。

ところで上にある本達は過去に読んだことのある物達ばかり。
繰り返し所有した物もあると思う。

たまたま手に入れたのだが、考えてみると大学の頃に読みあさった物だった。

1〜2年生の頃よく読んだのが森村誠一さんの作品達。
当時でも作品は多かったのだが、今やとても全部制覇は出来ないだろうという量。
すごい。

赤川さんのはなぜか4年生になった頃に取り憑かれた様に読んだ。
これはなんとなく現実逃避的効果があったからのような気がする。

軽く読める、だから中身も軽いと考えるのは大間違い。
スラーっと読めるように書き手は苦労している。

確かこの頃の赤川先生の作品達には「心は少年」と書かれた帯が
着いてる事が多かった。

そーさ、僕はいつまでもおじさんにはならないのさ、と本気でこの頃思っていた。

そのせいかおじさん臭さは最低限に抑える事が出来ていると思うのだが
(本人だけが思っている?)
その代わりおつむの中身も変化が無い?

良いのか悪いのかよーわからん。

STAY GOLD!


12月27日

全開で走るという事も必要なのだとこの間つくづく思った。

もちろんCB50の話しである。

原付なんてすぐ全開になるだろうと言われるとそれまでだが
よっしーは基本的にゆっくり走るのだが好きなので
意識しない内に回転を上げ惜しみ?する傾向がある。

我がCB。どうも調子が今ひとつの時が多かったのだが
この間のプチツーリングの時はなんだか絶好調。



いや、走り始めはいつもの様に今ひとつで、意味不明のエンジンスツールなんかも
あったのだ、本当に。

ところが途中から別のバイクみたいに元気になった。

一体何が?と考えると、ある時から遠慮なくエンジンをぶん回す様にしたのが効いたみたいなのだ。

言うまでもないが乗り物なんてのはたまには性能を発揮させてやらないといけない。

原付だからすぐ全開になっているのだし…と思っていたよっしーが
間違っていた。

それにしてもバイクのエンジン。特に原付のエンジンなんてのは
ヒジョーに良く働いている。
それから比べると四輪のエンジンなんてっているようなもんだ。

いや、しかしそう考えながらふと部屋を見回すと
四輪のエンジンどころではないくらいちゃんな生活をしているヤツが居た。


オーディオである。

我が家のオーディオなんかの鳴くような音で鳴っている。

スピーカーなんかたまにはすす払いの意味でどっかんと鳴らさないと
腐るに違いない。

アンプも然り。
たまには揺さぶらないといけない?

それとやっぱりかしているとロクな音がしない。

実は今HMA-9500とロジャースを引っ張り出して
(プリはC-2Xをそのまま使用)鳴らし始めたのだが
予想に違わぬい音だ。音が寝ている。

とにかくやかしてはいけないのだ。
機械も、お○なもこ○もも、みな同じだ?

*エンジン全開などというと、このおっさん一体どんな暴走行為を…と
思う方もいるでしょうが、
はっきり言って盛り上がるのは
タコメーターと吸排気音だけ
で速度自体は笑っちゃう位低レベルですから
誤解のないようお願い致します。


12月30日

こりもせず同じ事を繰り返し書くが、僕は年末の28日〜30日の辺りが好きで
特に30日は一番好きだ。

どことなく脅迫的なクリスマスの騒ぎも収まり
一年の終わりに向かう頃。

取り敢えず掃除年賀状書きをしている振りなんかしていれば
後はあまり突っ込まれない。

これが31日になってしまうと、大晦日と言うことで
やっぱりプレッシャーが掛かり始める。
年が明けると大変なもんである。

構って欲しくない星人としては28日29日30日あたりは貴重なのだ、やっぱり。

子供の頃の年末はもっともっと、更に楽しいものだった。

学校が終わる。
するとクリスマスだ。
いかにウチの親がドケチでも、さすがにこの時ばかりは何らかのボーナスプレゼントがあった。

そして年末特有の慌ただしさを尻目に、寒い中外遊び
ただただするのだった。

大晦日の特別さ加減も今とは比べ物にならない。
早く寝ろが口癖の親も、この日ばかりは寛容だ。

ただ、まあ年が明けてしまうと、子供心にも退屈なテレビのオンパレードになってしまうし
お節料理というのもせいぜい二日でどうでも良くなって…というか飽きてしまう。

やっぱり年末の方が良いのだ。

…とかなんとか言いながら、一年の疲れも一気に出て来る。
やっぱり爆睡が一番のご馳走かも?






の美しさよ。
風がないから、工場の?がまっすぐ立ち上がっていく。





ちょっとした買い出しに大活躍のCB50。

暖機をした上でぶん回すことはやっぱり大事みたいで、
これまで落ち着かなかったアイドリングも1.500〜1.800位で安定しはじめた。

12.000回転オーバーの世界。
四輪しか経験の無い人には信じがたい話しだろう。


12月31日

昔ある人に「調子はどうだい?」と訊かれて
「いや、もう何とかやってます」と答えたら
「そうかい。まあ誰でもみんな何とかやっているんだよ」と笑って返されたことがある。

なるほど、と思った一瞬だった。

なんとかやってます、なんてのはダメなんだという見方もあるが
現実にはみんな、「なんとかやっている」のかもしれない。

そういうものなのか、と思うのも間違いではない。

年の瀬だ。
お陰様で自分も家族も風邪でもなく、怪我もなく
無事にやっている。

でっかいことをいう前に、まずそこに感謝である。

一方で、例えば先の震災の被災地の方達など
まだまだ不自由な生活を強いられているケースもある。

自分に何が出来るかというと、その人達に怒られない様に
頑張るというのも一つだと思う。

ちょっとだけ歳をとって、身の回りで、さほど年齢の変わらない方の訃報に接する
事が増えてきた。

その事について僕なんかが少々考えても何も事態は変わらないのだが
結局ここでも出来る事はと言えば、その方達も分まで
楽しく暮らすしかないのである。


などともっともらしい事を書いた上でオーディオの事を振り返ってみよう。

何をやっていたのか?実に大したことをしていない気もするし
そこそこ色々あった気もする。

全部挙げては意味がないので個人的に印象が強かった物を二つだけ取り上げると
一つが38センチユニットを使った平面バッフル。
もう一つが、見よう見まねでやってみた、古いアンプのレストアだ。


平面バッフル。
場所を取るので仕舞ってしまったが、続きは2014年にやってみたいと思う。



音は他のスピーカーとは別物

久々に味わう高能率スピーカーの世界。
これは異次元の物があった。

ただ、この能率の高さがアダになった面はある。
超小音量再生となると、アンプのアンプ付近のゲインを下げる必要すらあるのだが
これが案外難しい。

昔ゲイン切り替えスイッチのあるアンプなんかがあったが
思わず欲しくなった。

パワーアンプにボリュームが付いていると良いのだが
手元に出ているパワーアンプには、それはないのだ。

ちょっと話しは逸れるのだが、一般にアンプはゲインが高すぎる気がする。

お陰で別に超高能率方スピーカーでなくても
ボリューム角は非常にい位置で使う事になる。

乗り物のエンジンではないが、ほとんどの物は回転を上げることが叶わず
終生を過ごす。

これで良いのか?

多分商品としては充分な余力を持って作らないといけないのだろう。

しかし、車であれば時には高速道を走るシーンも想定しなくてはならないのは
わかるが、一般家庭用のアンプに過剰な能力は必要なのか?

これは考えた方が良い事だろう。

ただ、商品として考えるとそんな物をリクエストしても無理だろうから
アンプを自作するなど以外に手はあるまい。

そしてアンプレストア。

もちろん僕が行っているのはそんなレベルに無いが
例えばリレーの清掃などはレストア云々に関係なく必須な気がしている。



まあこれはもう、そーゆー事を好きかどうかで
全く評価は分かれると思うが、今後作られないであろう
立派な家電製品を良い状態で残して行くというのは
なかなか良い趣味だと思う。

オーディオの関わり方は音質一辺倒でなくて良い。
乗り物だって、走るのが好きな人もいれば、ただ磨くのが好きな人もいる。
十人十色。千差万別なのだ。

俺はこう思う。故にお前もこう思えと言ったって無理な相談である。


…とかなんとか言いながら年末はFM三昧と決めて?いる。

まああんまり大晦日とかお正月とか言わないで欲しいのだが
そりゃ無理な相談か。

そんな事を一切すっ飛ばして語ると
小音量再生の是非を問いつつも
今はこの音量でバランスするようになってしまっているんだなー
としみじみ思う。

実際音量を上げてみると破綻するんじゃないかという音がする。

この辺りは仕方ないことで、これを無理矢理爆音仕様にしてみても
良いことは起こらない。


今年の〆の割には何だか何を言いたいのかさっぱりわからない物になってしまった。

別に酒を呑んで書いている訳じゃないんだけど…


いずれにしても今年はこの辺で!

皆さん、良いお年を!








続きはこちらです

ひとつ前の日記に戻る

日記のMENUへ

表紙へ