11月1日

FMと言えばステレオだ。
ステレオ・TRIO〜♪

と言うくらいでFMとステレオというのは縁が深い。

当時AMはモノラルだった。そしてFMはステレオだ。
いたいけな若者は、すぐにステレオの方がモノラルよりエライ!と思ってしまう。

しかしもちろんそんな事はない。モノラルにはモノラルの良さがあるし
奥の深さがある。

で、お前はどっちが好きだ?と問われたら
そりゃやっぱりステレオです、と答える。

なのだが、ステレオというのは少々れるものでもある。

なにせ右と左をいつも気にしていなくてはならない。

これが厄介だ。

それで…という訳ではないが今日なんかはFMをしばらくモノで聴いた。
それで落ち着くのか?と言われると実はそうでもないのだが
まずはモノラルでちゃんとした音が鳴らない物をステレオにしても
悩みが深くなるだけだという説には賛成したい。

モノラルが奥行きを伴ってきちんとセンターで鳴ること。
それを真面目にやってみると良いに違いない。

…とかなんとか言いながら今はSACDをステレオで聴いていたりするのだった。
あんまり求道的になってはいけないのだ。



11月3日

読み物としてとらえると、”良い音が出ています”と言うのは実は詰まらない話題だ。

上手く行かなくて困っている、なんて書いている方が読み手は応援したくなるし
感情移入してくれる。

あと、こんな新しい機器を導入しました、とか、こんな新しい事を始めました、なんて方が
やっぱり面白い。

ただ、一年中そのモードというのはしいものだ。

よっしーの部屋でもスピーカーというのは割と変化がない方で
中心となっているのは依然ロジャースLS5/9とダイヤトーンDS-301だ。

他にもミニスピーカーで遊んだりがあるし、自作した物は結構あるがメインの座に居続けるということは
これまでの所無い。

正直、そろそろ入れ替えても良いんだじゃないかと思うのだが、どうも機会を得ない。

DS-301には引っ込んで頂いて、P-610で自作でも…なんて思ったりしていた今日この頃だが
そうした途端に良い音を出してきた。
この辺りがオーディオの面白いところだ。

かといって特に何かを換えた訳でもない。駆動系も以前よりある物で、ケーブル一つ換えていない。
(しかも軒並み借り物や頂き物というところが情けない…)



セッティングが変わったと言っても写真の通り、DS-301は一部台からはみ出している。
その台はご存知の通りレコードラックだしスペーサーも何も登場しない。
人によったら噴飯物であろう。

だが、上手く鳴る時というのはそんなものなのである。
逆に幾らムキになっても、どうにも思うようにならない時もたくさんある。

さて、もう少し具体的に、何が良いのか言ってみろと言われると(誰も言わないが)
とにかく美しく、いざという時には底力のある音がする、という事になるだろう。

何しろ大阪万博の時のスピーカーがこんな風に鳴ってくれているのだから
それだけで充分じゃない?だめ?


11月4日



とある引き戸の具合がよろしくない、と思っていたら
戸車がこんな事になっていた。
早速買ってこなくてはいけない。




読み物としてとらえると、”良い音が出ています”と言うのは実はまらない話題だ。

上手く行かなくてっている、なんて書いている方が読み手は応援したくなるし
感情移入してくれる。

あと、こんなしい機器を導入しました、とか、こんな新しい事を始めました、なんて方が
やっぱり面白い。

ただ、一年中そのモードというのはしいものだ。

よっしーの部屋でもスピーカーというのは割と変化が少ない方で
中心となっているのは依然ロジャースLS5/9とダイヤトーンDS-301だ。

他にもミニスピーカーで遊んだりがあるし、自作した物は結構あるがメインの座に居続けるということは
これまでの所無い。

正直、そろそろ入れ替えても良いんだじゃないかと思うのだが、どうも機会を得ない。

DS-301には引っ込んで頂いて、P-610で自作でも…なんて思ったりしていた今日この頃だが
そうした途端に良い音を出してきた。
この辺りがオーディオの面白いところだ。

かといって特に何かを換えた訳でもない。駆動系も以前よりある物で、ケーブル一つ換えていない。
(しかも軒並み借り物や頂き物というところが情けない…)

セッティングが変わったと言っても写真の通り、DS-301は一部台からはみ出している。
その台はご存知の通りレコードラックだしスペーサーも何も登場しない。
人によったら噴飯物であろう。

だが、上手く鳴る時というのはそんなものなのである。
逆に幾らムキになっても、どうにも思うようにならない時もたくさんある。


よっしーは極めてアバウトな人間なので平行法が良いと訊けばそうしたくなるし
スピーカーを手前に持ってくると良いと訊くとそうしたくなる。
同様に45度法が良いと訊けばそれもやりたくなる。

心がフリーというのはこういう時大変ありがたい物で、なにかに固執しないから
何だってやれてしまう。

それともう一つ、日頃よりある程度自由なセッティングが出来る様にしているので
いざと言うときが軽くなるというのがある。

非まじめも大事だと痛感する。



さて、ただ45度法とかほざきながら良く見るとまだ45度で無かった事に気付く。
毒喰わば皿までで、半端にやっても仕方あるまい。
後一息、角度を付けて45度内振りとする。

ビミョーではあるが、この方が更に良い。

よっしーの息子曰く「どのスピーカーが鳴っているのかわからない」

門外漢に言われても仕方ないかもしれないが、まあそんな感じで鳴っているということだ。

楽しきかな45度法。


ただ、これをやるには現実問題として左右のコーナーが使えないと辛いと思う。
ある意味そこが最大のネックかもしれない。

それと、元々コーナー型として作られているスピーカーなら良いが、そうでないと弊害は起こりうる。

例えば音の昇だ。

よっしーの部屋のDS-301の場合低音は元々上昇して欲しい位だったからちょうど良い。
厳密にはやっぱり過多だと思うのだが、聴取音量が大変小さいのでウエルバランスになっている。
大音量再生すると困るかもしれないが当面そんな事はあり得ないから良い事にしている。


11月5日

夜中に良い音が出ても困る。

こんな体験を、オーディオマニアならきっと誰もがしている。

そして翌朝その音はどこかに消えてしまっているのだ。

現状の音で気になる所があるのだがそれの解決には若干時間を要する。

良い所を取り敢えず愛でたいのだが、結局そうもいかないのが
オーマニの性というヤツでしょうか。

レノンが言ってた 人生は変わるところに意味がある

そうか、作詞は安井かずみさんだった。




11月6日



CB50のタンクの中が気になったのでガソリンを抜いてみた図。

予想はしていたがかなりいガソリンが出て来た。

使い始める前に手入れはしたし、タンク全体のコンディションは悪くない

ただ、取り切れていなかった汚れ。ヘドロの様な物が見受けられる。

これはまた折を見て洗浄しなくてはなりませんね。


ちなみにタンクキャップをひっくり返してみた図がこちら。

ドライアイス的な白さを放つ部分は本来メッキが見えていなくてはいけない。

なぜこんな??

ガソリンタンク内になどが浸入している可能性もある。
早速を打ちたい。

なお、今回の写真を見ると、やっぱり旧車って酷いのね?と思うかもしれないが
一般にガソリンタンクの中というのは汚れやすいものだ。
だから何らかのフィルターが必要なわけでございます。



れそうな三日月…を撮ろうとしたが上手くいかなかった。

冬の暮れ。空気は綺麗だ。

寒いのは嫌いだが、こんな瞬間は好きだ。


11月7日



今ひとつセッティングが出ない。

そろそろ真面目にやらないとね。
(って昔から言っている…)

それにしてもNHK FMって音良くない?
青春アドベンチャーは相変わらず楽しい。


11月8日



先日話題にした戸車を交換した。
パーツ代が500円也。

おっそろしい程滑りが良くなり(当たり前)、
身体が慣れないから派手な音を立てて戸が閉まる事になる。
なんでもっと早く手を打たなかったのか?


ところでしつこいがFMの音が良い。

と、一人で喜んで聞いていたら渋谷陽一さんの声が?

思わずヤングジョッキーかと思ったがさすがにタイトルは違う。
そして掛かる曲もずいぶん違う。
何より渋谷さんの声が枯れている。

無理もない、僕らがヤングジョッキーを心待ちにしていた頃
渋谷さんだって20代だもの。
あれから40年近い歳月が流れた。
感無量だ。

残念なことにヤングジョッキーをエアチェックしたテープが残っていない

理由その1は、一番熱心に聞いていた頃
僕はカセットデッキを持っていなかった。

理由その2。正確にはヤングジョッキーをエアチェックしたテープは残っているのだが
渋谷さんの声がカットされている。
なにせ当時は曲だけを録ろうというスタンスだったから
DJの部分というのは軒並みいて録音していたのだ。

まあ、元々ヤングジョッキーではDJの部分は少なかった。
極力曲を掛けようという姿勢がまた嬉しかったのだが
数少ない渋谷さんの語りこそ本当は面白かった。

独特な、シニカルな語り口。今でもよく覚えている。

”今晩は、ヤングジョッキーの渋谷陽一です”
の一言で始まって、いきなり一曲目がフルコーラス掛かる。

そして終わりも曲が掛かって終わり。
一瞬の沈黙の後時報が鳴って次の番組が始まる。

寒い自室でひっそりと耳を傾けるヤングジョッキー。
中学時代の一コマだなー。

あの頃のよっしーの部屋で聴くFMよりも、さすがに今鳴っているFMの方が
断然音が良い。

それでも、当時からよっしーはFM的環境には恵まれていた。
何しろ山の上に建つ家の屋根にアンテナが立っているのだ。
受信状況だけは完璧だった。



”つまんねー事言ってないで早く寝なさい”

そーですね、ルーさん。
あ、もうルーさんはお休みですね。さすが…


11月11日



このアルバムも、もう28年位前のなの??

信じられないが本当らしい。
それとサウンドには確かに時代が反映されているし。

取り敢えずFM以外も音は良さそうだ。

”鳴る”という意味では今が一番DS-301は鳴っている。

良かった良かった。



”だから早く寝くされ!”

る、ルーさん、そんな乱暴な言葉は…

一応女性なんですし、アナタも…


11月12日



重い腰を上げて、CB50チェーン、前後スプロケット交換。

ドケチも良いがそろそろ手を入れておきたいところ。

特にチェーンは重要保安部品であり
いつ交換されたのかわからない物を使っていてはいけないのだ。

何よりリアスプロケットの状態がかった(来たときからだ)。
まるで悪いスプロケットの状態のお手本みたいな感じ。

フロントは充分使える状態だが、この三点はまとめて交換がセオリー。

ネットで購入も良いが、会話をしておきたかったので店舗で購入。

まあこの辺りも重要。

ひとつ気になったがのリアスプロケットがいこと。

単品で持った時からこんなに重かったか?と不思議に思ったが
純正を外してみたら、やっぱりい。
まあ仕方ない。

痛い出費だが、それでも原付の場合たかが知れている。
ありがたいありがたい。


11月13日



これが整備不良のスプロケットの典型の図。

すっかり尖って手裏剣の如く。
更に、進行方向に偏って減っているのがわかる。

ただ、前オーナーは大変クレバーな方であったことが車体からわかるので
これは単に寿命になっていた所で乗らなくなったのだと推察する。


さて、オーディオ

ここのC-2X+TA-NR1の組み合わせでDS-301コーナー置き45度設置を鳴らしている。

それで大変良い感じなのだが、一方の立役者TA-NR1なのは間違いない。





とにかく大変大変しい音が出る。
正にA級アンプ?DS-301も”わしゃ果報者ですじゃ”と
喜んでいる。
更に言うと今のセッティングにしてからは下っ腹にも力が入り
いざという時は圧倒的なうっちゃりも見せる。

これは凄い。そしてこの季節なら温度上昇も心配ない。

ただ一つ、密かに電気代が嵩んでいる事に気がついた…

よっしーの部屋的にはエアコンも電気ストーブも無いし使わないので
その点は節電に大貢献しているのだが
さすがモノラルA級アンプは大食漢?

そろそろデジアンも…と思うのだが、この美音をめるのは
辛いものがある。


11月14日



これで充分、十二分だったのかと、ちょっと驚いている僕…。


11月15日

久々にGT-2000無印を引っ張り出して色々やろうと思っていたのに
完全に拍子抜けしてしまった。

GTプレーヤーに関しては随分色々な事をしてきたのに
”これで充分”は無いだろう。

まあ細かく詰めていくと、色々出て来るのはわかっている。

だが、取り敢えずしばらくこのまま聴きたいと思わせる様な音が出ている。

随分休眠していたこのGT-2000。
まずは・ノーマルから、ということでオリジナル仕様。
外部電源も何も使っていない。

本当に久し振り、ということでカートリッジの選択すら迷ったが
DL-103初代を装着。
ゼロバランスだ、インサイドフォースだと、これも久し振りの作業。

さて、お手並み拝見、位のつもりで針を落としたのだが
カウンターパンチを喰らうとはこのことだ。

実に清々として爽やかな。緻密で繊細で、それでいていざという時は
底力もあるという、文句を付けるつもりが何も言えない様な音が出た。


…と書いて、別に家の音自慢をする気はない。

じゃあ何を?というと、”オーディオとはそーゆーものだ
という事を言いたいだけ。

出るときは出るのである。
逆に出ない時は出ない。

書いておきたい事はの様にあるが今日はやめとく(笑)

プリはC-2X。メインはTA-NR1。スピーカーはDS-301

この組み合わせと今のセッティングでGTプレーヤーを鳴らすのは
正確にはめて。

それからアナログプレーヤーは特に置き場所。
主に高さの影響も受けると、それだけ書いて今日はお終い!

11月17日

機器とはどれくらい付き合ったら良いのか?

そこに基準はない。

気に入ったらとことん、と言うのもある。
また、適度に入れ替えるというのもある。

適度に入れ替えというのも大事だと思う。
人生には限りがあるので、その中で体験出来る物は体験しておく
という姿勢もありだろう。

一旦距離を置く、というのもあるだろう。

よっしーの部屋も随分長いが、そうそういつも新しい物が登場する訳ではない。

近年は昔居た踊り子さんがリバイバルみたいなパターンも多い。

で、やってみると面白い。

部屋も機器も人間も変わっていない。
それなのに出る音は豹変しているなんて事が少なからずある。
というより変わっていない方が少ない。

ここ最近の例で言うとKT-1100がそうだし、DS-301もそうだ。

そしてGT-2000も然り。

なぜそうなるのか?
答えは簡単ではないが難しくもない。

多分マニアであればわかるで説明不要。

ただ、問題は、これをやっていると保管場所が結構必要ということか。



11月18日

仕事、結婚式、同窓会、仕事とバタバタ過ごす。

いずれにしてもお声が掛からなければ参加出来ない訳で
その意味では大変な果報者だ。

唯一、体力が追いつかない。



それにしてもGT-2000ってデッカイ

今さらなに言ってるの?と言う感じだが
本当にデカイ。

日々GT-2000X二台と、このGT-2000を眺めながら過ごしているのだが
めてこうしてみると大きいのひとこと。

これだけ場所を取って、音がイマイチならそれは悪くも言いたくなる。
そう考えると大きく生まれるのも考え物だ?

さて、気まぐれにご降臨下さった”良い音”がいつ拙宅からえてしまうのか?
ハラハラしているのだが、まだ大丈夫みたい。

今回の成果は何からき出されたのだろう。

良くわからない。気のせいかも知れない。

目下GT-2000が載っているは幅500_少々、奥行き450_程度の物。
板厚は21_。
高さは300ミリに少し欠ける。

これが良いのだろうか?
アナログプレーヤーは置き場所置き台の影響を強く受けるものなのは
間違いないが…

一番良いのは床に直置きという説もあるが
さすがにそれだと使いにくさも抜群。

今回くらいが低さの限界と思う。

11月19日



純正仕様なのでシート純正

GT-2000独特のターンテーブルのカーブに合わせ、広い面積を良くカバーする設計。

正直、これでもかなり良いと今回認識をたにした。

ただ、ソースによって刺激的な音になったり
ニュアンスが減退するところもあるのは確かか。



そこで定番中の定番、パイオニアJP-501を使ってみる。

…と、これがやっぱりちょっと差をつけてくる。

刺激的な所は後退。各楽器の質感も露わになり
0.1ランク上の音になる。



この白いシートは?

以前すえさんに紹介頂いたlinfofさんの物。

ターンテーブルに置いてみると、密着度はいし
これで大丈夫?と思うのだが、これが独自の味わいを持つから面白い。

どうしてもピアノのアタックなど刺激的に過ぎるレコードにはこれを使いたくなる時がある。

そして低音も弾力的になるなど、妙な音楽性を持っている。
はまるとそのまま暫くつかいたくなる。

今さら何言ってんの?と言われそうだがアナログプレーヤーにおいて
テーブルシートは、ある意味カートリッジ以上に交換し易いアイテムなので
あれこれ楽しんでもバチは当たらない?


11月20日




11月21日






11月22日

意味ありげに引っ張ってしまったが
見抜く人は多分見抜いただろう。

一見するとわからないが、純正アルミターンテーブルとは
どこか合いというかきが違う。

そう、これはステンレスターンテーブルなのだ。

重量15s。

純正オプションの砲金ターンテーブルが18sなので
それよりは僅かに軽い。

といっても充分い。

GT-2000のターンテーブルは標準であっても5s越えと重いのだが
一旦砲金テーブルや、このステンレスターンテーブルを持った後に持つと
勢い余ってひっくり返りそうな位軽く感じるものだ。

ターンテーブルは重い方がいのか。あるいは軽量級の方がいのか?

これは結局一概に言えないということで結論は出ていない。

ただ、堅い話はさて置いて、となると重くてデカいターンテーブルは
マニアのれの一つに間違いない。

だが、しかし、本当に重量級ターンテーブルは音が良いのか?

理屈の上では良いはずである。

ただし、その良さを発揮させるために幾つか条件はある。

まず、軸受け。

ここがしっかりしていないと重いターンテーブルは支えられない。
長い目で見て劣化があれば、それは当然音にも悪い影響が出る。
それに軸受けでも音は変わる(はず)。

実はダイレクトドライブ機で超重量級のターンテーブルというのは
あまり数がない。

GT-2000のオプションYGT-1やテクニクスのSP-10MK3などは
例外的な方だ。

一つには強い軸受けを作るのにDDは不利だからというのがある。
ベルトやアイドラーの方がその点簡単だ。

それでもえて、という所にGTプレーヤーや
SP-10MK3の良さというか魅力はある訳だ。

次に全体の重量。

キャビネットはターンテーブルの10倍の重量は欲しいと言われるし
20倍30倍有っても良いとされる。

ターンテーブルが回転するのと回転方向に力が発生する。
それを打ちすためにはキャビネットは相当な重量を持っていなければならない。

15〜18sのターンテーブルに対抗するにはキャビネット重量は100s強あってもバチは当たらない。

だが、例えばGT-2000X辺りでもせいぜい34s。これはいかにも軽い?

更にもう一つ。の問題が出て来る。

アナログプレーヤーには一般インシュレーターが設けられていて
これは弾性を持っているのが普通だ。
なぜならハウリング防止という役割を持たされているからだ。

しかし、上記捻れの問題を考えるとこれはいかにも具合が悪い。

仮に超重量級のキャビネットを用意出来たとしても
脚がふらついていればそこがネックとなってキャビネットは
ジャイロ現象でふらついてしまう。

この様に重量級ターンテーブルはプレーヤーが抱える色々な問題を
顕在化させてしまう事がある。

(続く)

11月23日

…という様な事々を踏まえた上で、取り敢えずノーマルの
アルミターンテーブルからステンレスターンテーブルに載せ替える。

砲金ターンテーブルの場合は色からしてあからさまに違うので
なんとなく”構える”のだが、ステンレスの場合は一見すると変化がないから面白い。

ところがやっぱりノーマルターンテーブルの三倍くらいの重量があるものだから
起動にも時間は掛かる。ただ、心なしか砲金ターンテーブルを回すよりは早い立ち上がりだ。

しかし、なんと言っても凄いのはSTOPにした時だ。

いつまで経っても回転をし続けている。
まるで止まる気配無し。

その凄さたるや、ちょっとトイレに行って帰ってくる程度ではまだ回っているという具合だ。
いっそ一風呂浴びて来ても良いのでは?と思う。
いやはやとんでもない化け物だ。

しかし、今回は取り敢えずYOP-1も使わないので
電子ストップも無い。あーこりゃこりゃ…

で、問題は、ということになる。

音を出した瞬間からまるでう…!




…というのは真っ赤なで、僕の場合そんな風には感じなかった。

では効果がないのかというとそんな事はやっぱりない。

聞き込むほどにわいとみが違うのだ。

完全ノーマルでもいけるじゃないかとはしゃいで聴いていたのだが
これを聴くと、何というか”の掛かり方の深さが違う”と感じてしまう。

そんな訳で大びで盤をとっかえひっかえ聴いていたのだが
ある時をに音がな感じ?

もちろん何もしていない。

これは一体どうした事か…??

(続く)


11月24日

こういう時って本当に顔がる。

さて、一体何が??とケーブルを揺すってみたりつついてみたりするが
一向に変化無し。

しばらくして一つ思い当たった。

何かというとインシュレーターである。

今回はベースをフルノーマルに、を合い言葉に?
他を何も弄らずステンレスターンテーブルを載せた。

載せた当初は良いが、通常に比べて10sくらいの重量増となれば
インシュレーターはどうなる?

当然れている。
(註;復元不可能なほど潰れたりはしませんよ)



そこで一旦ターンテーブルを純正アルミに戻す。



トータルではこの方がまとも。

ただ、一旦更に良い音(幻想かもしれないが)を聴いてしまうと
人間はダメである。もう納得が行かなくなる。

しばらくお付き合いしたが頃合いを見計らってハード系の足に換える。

Y31PB1もあるが、今回はヤマハに敬意を表してYPB-1の方を使ってみる。

ターンテーブルは純正アルミの方でいく。
一辺に複数要素を換えてしまうと訳がわからなくなるからだ。


この状態でレコードも同じ物を聴いてみるとどうよ??


これはやっぱりひと味うのである。

一つ一つの音がきちんとあるべき所に落ち着き
混濁、誤魔化しがなくなる。




市販アナログプレーヤーの足というのは基本的にハウリング防止という
役目を背負っているのである程度のふらつきはある。

ただ、もちろん揺れて揺れて仕方ないというのはあまり無い訳で
GT-2000標準の足もしっかりとして、大地に踏ん張る感がある良い物だ

しかし、ある程度のコンプライアンスは持っているわけで
これが音に影響を与える事になる。

基本的に、アナログアナログプレーヤーで動いて良いのはターンテーブルだけで
(トーンアームやカートリッジも実際には動いているが、本来静止しているようになっているべきなのだ)
本体が動いてしまうなどというのはされない。

だが床からの振動を断つためには、インシュレーターは必須で
ある程度矛盾を抱えながらも現実との折り合いを付けていくことになる。




ハウリングネタについては10年位前にも色々書いたのだが
よっしー個人は小音量派という事で、ハード系の足を使っても
床からの振動に悩む事はない。
だからハードなのは大歓迎?だ。


だがしかし、床からの振動の問題を抜きにして考えて
なんでもハード系の足にすると良いのか?というのにも疑問はある。


今回の経験でアナログプレヤーの足はハードかソフトかという問題以外にも
音作りの一部となっているのではあるまいか?という想像をするに至った。


純正インシュレーターが15sのステンレスターンテーブルの重さに耐えかねて
押しつぶされた様な状態になった。

考えてみれば対振動性能が落ちただけの筈ではないか。

それでどうして音が悪くなる?

念のために言うと水平が崩れた訳ではない。

つまり、アナログプレーヤーの足も又
音決めの一要素であると言うことだ。

まあ考えてみれば当たり前の事で、
CDプレーヤーやアンプの足を換えるだけで音が変わるというのだから
機械的な振動を電気に変換なんて作業をしている
アナログプレーヤーの足が音に関わらないなんて事は
あり得ない。

ハードかソフトかなんて言う単純な分け方ではなく
ソフトならソフトなりに、ハードならハードなりに
弾性の違いや材質や造りの違いが音に出て来る事になる。

この辺りアナログの面白さの再確認ということになるだろう。




しつこくもう少し続けると、プレーヤーによって
それほど違いが出ない事も考えられる。

GT-2000みたいな造り。

つまり元々結構重量がある物の方が影響が出やすいかもしれない。

更にそこに15s、18sというターンテーブルが載ってくれば
影響が大きくなる。

ヤマハはYGT-1という砲金ターンテーブルを用意したが故に
YPB-1というハード系インシュレーターも用意するに至った。
必然だったわけである。

そして今、足をYPB-1、ターンテーブルを15sのステンレス製にした状態で
同じレコードを聴いているが、
やっぱり後戻りは出来ない音がしているのでした。マル。


11月25日

勝手にやっているページだから大変も何もないのだが
魂詰めてやっていると疲れるものだ。

このネタは完遂したいと思うが一休み



左がGT-2000Xの純正インシュレーター。右が無印GT-2000の物。

見てわかるがXの物の方がきい。



高さだけでなく直径も一回り大きい。

Xの方が重いから、と言いたいが大した重量差ではない。
主にルックスの問題だと思う。



話しは変わりCB50。

ずっと放っておいたポジションランプの球を買って入れた。
*車で言うところのスモールランプですね。



メインのライトを点灯するとポジション球は切れるのですね?

三台も乗り継いで初めて気付いた?



ほどほど程度に綺麗に。
ただし綺麗にし過ぎないように、がモットー。



サイドカバーだがCB50JX-1前期型の物を付けている。

これはいけないので早く後期型の物にしなくちゃ。
(CB50のロゴが後期型の物の方が大きい)


11月30日




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