9月1日

PCオーディオデビュー



これで僕も時代の最先端…

なことはない。ざっと10年遅れかな?



雑誌の付録でUSB DAC+パワーアンプが手に入るとは良い時代だ。



幸いこのノートPCが遊んでいるのでそれに繋いでみることに。

…それは良いのだがよく考えたら音楽データが入っていない(汗)

慌てて一枚取り込む事にした。


9月3日




日経夕刊9月1日付け夕刊では“超高音質音楽配信広がる”
と題してハイレゾ音源の配信について取り上げられていた。

翌2日朝刊の文化覧では“雷鳴とタイムマシーン”というタイトルで
いしいしんじさんがSP盤について書かれている。

単なる偶然なのだろうが興味深かった。

どちらも圧縮度が低い音源というところが共通点か。

オープンリールも陰では盛り上がっているわけで
こちらも情報量の多さが魅力な気がする。

PCオーディオもSPもオープンもやっていないよっしーが
想像でもの申してはいけないのだろうが、
まあそんな気がする。

これからのものから、過去の遺産まで
なんでも楽しめる時代が来たのだから
ありがたく楽しませて貰えば良い。

といいつつ、よっしーの腰が上がるのはいつか?


9月6日

ひねくれているのでもなんでもないのだが
件のUSB-DACアンプはその後使っていない

よっしーの部屋でこれを快適に使うには
スピーカーを一組専属で宛う必要があると気付いた。

そうしないと他のソースを聞くとき
いちいちスピーカーを繋ぎ直さないとならなくなる。

そんなことはやっていられないし
第一僕は今NHK-FMをデジアン+P610平面バッフルで聴くのが
一番楽しい。

だから、それはそれで確保しておかなくてはならない。

USB DACアンプにはロジャースなど繋いでみようかな?と考えている今日この頃。


9月8日

ロジャースなど繋いでみようかな…とか言いつつ腰が上がらない。
理由の一つがNHK FMを聴くのがマイブームになっているから。

ラジオは楽しい…

と呟いていて気がついた。
そうだ、インターネットラジオってものが無かったか?



こーゆー事だけは思い立つと早い。

いやはや、なんとたくさんのチャンネルがあることか…

とりあえずJAZZというジャンルでパットメセニーを発見。

これも外部で鳴らせるのか?と原始人並のことを思いながら接続すると…


鳴った鳴った!

それだけで感激なのだが音がこれまた良い。

…っていうか、これだけの音がしちゃったらアナタ…

長生きはするもんですな。

後はラジオドラマ。青春アドベンチャーが聴けたらいうことない。
(捜せばあるのかな?)

あ、ロジャースに繋ぐ…はずがDS-301に繋がっている。


9月9日

ネットラジオ二日目。

実に快適。

音が出なくて(PCの方から出ちゃう)困った事があったが
基本的な操作の問題だと気付いた。

DS-301がしっかり鳴っている。

…なんて事もどうでも良い。実は。

僕にはこれでなんの不満もない。

もう一つ言うと、このパソコンはテレパソとでもいうべきタイプなので
パネルにボリュームコントロールがついている。

それでもの凄く助かっている。

これがないと画面上でボリュームをスライドさせないとならない。
それはちょっと面倒で、ごめん被りたいと思うのだ。


9月13日

時代はPCオーディオ。

…って今頃何言ってやがる?

第一ネットラジオを聴いている位じゃあPCオーディオでもなんでもない?

もちろんそんな事はないのだが、ここはやっぱりディスクを取り込んで聴いてみたいじゃないか。

っていうことでとりあえずたまたま最近かみさんが
このパソコンの中に取り込んだソースを聴いてみる。

すごく良かったらどうしよう?と思いながら聴いてみたが
これが大したこと無い?

あれ?って感じだけど、これはまあソースの問題もあろう。

ここでiTunesをインストール。
(このパソコンには入っていなかった)

ここでもラジオが聴ける。

これも快適。

ということでしばらくラジオ漬けになりそう。


一応わかったような事を言うと
スペック云々は後にして、やっぱり専用のパソコンがあるのが
好ましい。

余計な動作をさせると音に悪い。

そう考えると現用でも要らぬソフトが常駐しているわけで
それらが一切無いパソコンが一台あるとよいのでしょうね。


9月17日

ラジオも良いがCDの音が気がかり。

そこで幾枚か更に取り込んで様子を見る。

結論をいうと塩梅よろしい。

ただ、それが再生ソフトの違いによるものなのか
あるいはソフト自体の違いなのか、今のところはわからない。

ざっくりの感想で、とてもナチュラル。

誇張感や強調感がなくて、それでいて底力がある。

大変結構なのだが、たったこれだけの経験では
PCオーディオだから云々と語る資格は全くない。

CDプレーヤーで音が変わるのと同様
PCもパソコン本体、DAC、そしてケーブルが変われば音が変わる。

汝多くを語る事なかれ。

それよりも。音質云々というよりも
このようにコンパクトなDAC+パワーアンプで
容易にPCから音を外へ引っ張り出す事が出来ること自体に素晴らしさがある。

以前から書いているが、拙宅でも子供達はオーディオ装置に無関心。

愛用しているのはiPodとヘッドフォン。
正に今流だ。

その方が家の中も静かで良いのだ。

しかしこれだけ簡単に音を外に引っ張り出せるのなら
多少関心は持とう。

とかなんとかいいながら、ステレオ誌付録のデジアンも
今度のDACも子供になんか譲る気はさらさらない、
なんとも大人げないよっしーなのであった。


9月19日


せっかくデジタルな感じで進んでいたのに
突然思いっきりアナログに戻っているわたし。

簡単な理由はあるのだが、非常に個人的なことでもあり
そこはカット。

とにかく目の前にカセットデッキが二台積まれている。

ということはソフトも当然カセットテープ。

カセットテープのクオリティの高さが侮れないことはマニア諸氏ならご存知の通り。

しかし手元にはそんなハイクオリティ音源は無い。

あるのは例えば昔のAM深夜放送を録音したものであったり、
更にはとってもプライベートな物だったりするので、到底公開出来るようなものではない。

しかし、それでも音は良い、と断言したい。

思い入れの成せる技?

いえいえ、十二分な品質だ。

そしてもう一つ言えるのがメディアの寿命の長さ。

特に大事にしてもいないのだが30年前のテープが普通に聴ける。

デジタルメディアはここまで保つのだろうか?

CD-RやDVDなど、ある日突然読めなくなる危険性はある。

もちろんコピーを色々な形で作って置けば良いのだろうが…


9月21日

せっかく写真を撮ったのに、ひどいピンぼけだった。
残念。

字だけのページは見られない。
そう思っているからどんなに酷くても画像は馬鹿みたいにたくさん掲載しているのだが。


さて、一旦カセットデッキになってしまうとひたすらカセットネタになってしまう。

下にDD-5。上にK75

実はこの二台、いつもは町内会館にある。

それだって夏祭りと敬老会の時しか活躍しない。
正に余生、という感じ。

寝た子を起こすというより寝たきり老人に鞭を打つの感があるがやむを得ない。

二台とも一応ちゃんとした音が出ている。何より。

いい加減に積み上げて何も言う資格が無いが
若干K75の方が立派な音がする気がする。
気のせいかな?
そもそもデッキとういのは自己録再で無いと実力は発揮しないのだけどね。

とにかく普通に音楽を聴くのには十二分な音が、両機ともしている。


9月24日

せっかくPCオーディオに手を染めたのに
はずみでカセット三昧になってしまった。

懐かしいソフトをあれこれ引っ張り出すと
これはもうオーディオがどうとか言うことは飛んで行ってしまう。

しかし、それでもやっぱり当時よりはマシな音で聴いているのだなーと実感する。

僕は時々、今の自分の音を“ちょっと高級になったシステムコンポ”と称するのだが
ここ数日の音は正にそんな感じ。

カセットというメディアが悪いのではなく、自分が若い頃主に聴いていたソースのレベルが
まあそんなもんだという事だ。

FMやAMを録音しては繰り返しそれを聴いていた。

ああ、そんな毎日だったなーと今実感している。

しかし、音の善し悪しと関係なく、それはそれで幸せな日々だったのである。



これはもうとっくに無くなったと思っていた、マイファーストスピーカーの取説。
ひょっこり見つかった。


やっとこれで、あのスピーカーがJS-450という型番だったことが知れた。

自分の音が悪いのはこのスピーカーのせいだと思っていた10代の頃。

多分それは当たっていたのだと思う。

当時シスコンはどこかでコストの制約をこなしていた。

しかし、ホントはわからない。
このスピーカーが自分の元に現れたら、どの程度の音が出せるか?
試せるものなら試してみたい気はする。



これも同時に発掘された、マイファーストカセットデッキのCT-700の取説。

良いタイミングで出て来たというべきか否か?

このデッキについては過去にも触れているから詳細は省略。

気に入らないと言いながら散々こき使った。

手元にあるテープのほとんどはこれで録音したものだったりする。


9月25日

いかんいかん、カセットの世界は怖い。

想い出のテープ達を引っ張り出して聴いているとそれだけでオーケーになってしまう。

過半数は処分したのだが、それでも夥しい数のテープが現存している。

これをずっと聴き直していたらとんでもないことになる。

わかっちゃいるけどやめられない。

しかし、カセットデッキって操作感サイコーだな、と思う。

まあこれはDD-5にしてもTC-K75にしてもフェザータッチでスイッチを”ちょん”とつつくと
メカが動作してくれるからというのもある。

昔々はこーゆーのはかなりの高級機限定のロジックだったので
中高生には高嶺の花だったのだ。

でも、冷静になって観察してみると作動音は結構大きい。
それとメカが動く時はキャビネットが身震いするような部分もある。

これはもう仕方ないだろう。ただ、なんとなく鉛でも載っけて(笑)みたくなる。

あ、考えてみたらデッキを引っ張り出したのは旧友のみっちゃんとの約束を果たす為だった。

そろそろあのテープダビングするから許してね♪

ああ、しかしなんて気持ちの良い低音(中低音含む)を聴かせてくれるのだろう?

みっちゃんの所でもこの音が出ると良いのだけれど(*みっちゃんはオーディオマニアではありません)


9月29日



とうとうスマホデビューである。

よっしーの意思とは関係ない所で事は進むのだ(いつも)

それは良いが当分使いこなせまい。

どーすんだ?これ…(汗)


9月30日



iPhoneで一枚撮ってみた。

腕が悪いのに加えてよっしーの部屋は中途半端に暗くて
カメラ泣かせ。

それでこれだけ、あっさり撮れればデジカメの立場はない?

iPhone片手に悩みながらも聴くソースはカセット

カセットは丈夫だと言いながら、さすがに30年以上、あるいはそれに近く経過した
テープの中にはやばいのもあることを発見。これはショックだった。

カセットのデジタル化なんて考えもしなかったが
物によってはやっておいた方が良いとつくづく思った。

そんな状況だから綿棒とアルコールは欠かせない。
せっせと汚れを落としながら、昭和の名器達はまだ働かされるのであった。


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