9月1日
9月2日
アナログプレーヤー研究序説。
もちろん「ウルトラマン研究序説」のもじりである。
真面目に受け止めて怒ったりするものじゃない。
アナログプレーヤーには幾つもの要素があり、それぞれが音に関わっている(とされている)。
では、何がどう関わるのか?そしてその理想と現実は?
軽く考えてみたいが、一般の人に対しての結論としては、市販のプレーヤーを使っているウチは
ややこしい事は考えなくてよいということ。
皮肉を言っているのではない。それだけメーカーメイドは良く出来ているのだ。舐めちゃいけない。
ま、能書きはこれくらいにしてまずはアームベースから考えたい。
1日の写真に見えますのは鉛板のアームベース。
久し振りに登場。
なかなかに重たい。
この重さが低音などの腰の据わりの良さに貢献するのは確か。
凄みが違ってくる。
ただ、音質的に決してベストではないという意見もある。
何分にもアームが直接接触する部分だから影響は馬鹿に出来ない。
ここまでの重さで攻めなくても、材質等で頑張るという考え方もある。
ただし、大抵の場合、音が好いとされる素材は硬くて加工し辛いというオマケは付いて回るが。
もっとも、アームの交換なんて事を考えなければ
アームベースにそれほど悩まなくて済むのも確か。
9月3日

次にアーム下の抜き穴の問題。
これ、実はアーム一本固定であれば悩むことはない。
必要最小限の穴を開ける、が原則だろう。
ただし、アーム交換式となると話しは途端にややっこしくなる。
ご覧頂いているプレーヤーは、一種の実験機であり、
色々試すことを目的に組み立てられている。
12インチは無理でもセミロングくらいまでは、写真の感じで対応できる。
どうしてもロング、という場合右手方向に拡張出来る理屈だ。

俯瞰的に見るとこうなる。
これでも良いと言えるし、なんとなく右に空き地が多くて変だという
見方もある。
まあ欲をかくとこうなるという見本でもある。
9月5日
次いでキャビネットの厚さ、重さのお話し。
これも決まりごとは無い。
重い方が良いという説は確かにあって間違いでは無いのだが
重い、即ち音も良い。軽い、即ち音に悪いと決めつけるのもいかがなものか?
特に高齢化の進むオーディオマニアの世界では
不要な重さは既に歓迎されなくなっている。
実は写真の実験機のキャビネットは大して重くない。
何故かと言うと素材の比重が軽いからだ。
厚さもあと一歩欲しい。それは見てくれの問題からだ。
21ミリ合板三枚重ね。あと一枚は重ねたい。
端材で作ったから材料が足りなかったのだ。
形式は積層合板だがこれがベストかは悩むところでもある。
9月6日
積層合板とはなにかというと
その名の通り合板を重ね合わせてキャビネットとする形式だ。
ポイントはターンテーブル也を取り付ける為の繰り抜きの穴を
ミニマムにすること。
つまりキャビネットとしての質量を失わない様にすることである。
また、鳴きを防ぐ意味もある。
だがしかし、実際やってみると合板のほとんどは繰り抜かれて
失われる。
それだけターンターブルユニットの要求する繰り抜き面積(容積)は
大きいのである。
その点だけで見ると、たとえばGT-2000みたいな市販プレーヤーで
モーターやシャフト。そして基板の為に最低限を繰り抜くだけ、
の方が優れている。
また、ターンテーブルユニットの形式によっては
やっぱりごっそりキャビネットに穴を開けて置いた方が良い物もある。
そうした事をつらつら考えると、積層合板=バームクーヘン構造が
全ての面でベストとは言えなくなる。
そのためか、今でも世の名器用キャビネットには
箱型の物が少なくない。
誠に物事は一長一短。
色々な考え方があるということか。
9月7日
案外馬鹿に出来ないのがダストカバー。
これは操作を考えると無い方が良い。
大昔。学生時代。
本当に思い切って(何が思い切るほどの事なのか?)
ダストカバーを外したら、なんとプレーヤーの使いやすいことかと驚いた。
ただ、その外したダストカバーの置き場に案外困った。
故に長続きしなかった覚えがある。
ダストカバー不要論もあるのだが、埃がどうのでなく
最低限のガードとしてダストカバーはやっぱり欲しいと僕は思う。
特に今のよっしーの部屋みたいにマゴマゴゴンが
興味を示し始めた状況下では鉄のカバーでも被せたいぐらいなのだ。
故に自作でもカバーは必須なのだがこれも案外簡単ではない。
やってみるとわかるがそれはそれで制約を築くものなのだ。
結局プレーヤーというのはよくできたメーカー品を使うのが
お勧めと、やればやるほど思ってしまうのだ…
9月9日
…と、書いてきたが、「アナログプレーヤー研究序説」は一旦停止。
続きはもちろんあるのだが準備の方が追い付かない。
いずれパート2を、と思っている。