2008年が来た。 昨年は停滞気味だったオーディオを頑張りたい、 …と言うのは簡単だが、年末にかけますますオーディオ環境が 悪くなっている(涙)
建てているのでは?との疑惑があるようだが(爆) そんな事はないから安心して?欲しい。 それより前にやる事いっぱいで楽しいぞ〜(やけくそ)
私達は今二階の8畳に閉じこもっている。 オーディオは置き去り。 今部屋にはラジカセすらない。 取り敢えず活躍しているのは上の画像のもの。 これが何だか一発でわかる人はかなり凄いのではないか?
このポータブルテレビ、純然たるオーディオマニアにとっては 興味の対象外だろうが、調べてみるとやはりかなりエポックメイキングな 製品であることがわかるので少し補足する。 EPSONのサイトに詳しいが(当たり前?) 発売は1984年8月 正式品名は、液晶ポケットカラーテレビ「ET-10」 液晶パネル: 薄膜トランジスタ式アクティブマトリクス TNカラー液晶 画面サイズ: 2インチ 画素数: 52,800画素 外形寸法: (W)160×(D)31×(H)80mm 質量: 450g(乾電池含む) 電源: 4電源方式 (単3乾電池5本、充電式NiCd電池、 AC100Vアダプタ、カーバッテリーアダプタ) 消費電力: 内蔵小型蛍光管使用時約1.9W、 外部光使用時約1.1W 電池寿命: 5時間(アルカリマンガン電池外部採光時)、 2.5時間(アルカリマンガン電池内部採光時) 受信帯: VHF1〜12ch/UHF13〜62ch ビデオモニタ端子(画像、音声入力端子)付 Φ36mm丸型ダイナミックスピーカー内蔵 …ということになる。
製品特長は…なのだが、 1984年、世界に先駆けて商品化された、液晶ポケットカラーテレビ「ET-10。 「テレビアン」の愛称がついたこの液晶カラーテレビは、持ち運び便利な小型・薄型のポケットタイプで、どこでもテレビ放送を楽しむことができる、画期的な商品でした。 その最大の特長は、独自に開発したTFT方式の液晶カラーディスプレイということで これが世界初のカラー液晶パネル! だったのだからこれはやっぱりエポックメイキングなモデルだったわけだ。 液晶画面のその後の活躍は皆様ご存知の通りである。
テレビというのはあって当たり前というか 一家に一台どころか一部屋一台? 更にその後の世代にとっては車にテレビは当たり前? いや、ケータイにワンセグが当たり前で テレビなんぞなんでもない? しかし、よっしーの様に昭和30年代の生まれだと テレビはとんでもなく貴重な物品という意識がある。 今でこそテレビ大嫌い人間を宣言しているよっしーだが 大学生の頃白黒ではあったが自室にテレビが入った(只でした) 時は何となく嬉しかったし、その音声をプリメインまで引っ張って オーディオ装置から流していたりした事は何度か日記でも書いている。 社会人になってお客様宅から14インチといえどもカラーテレビを 引き取った(3000円の菓子折を持参した)時も結構達成感があった。 (チャンネルはガチャガチャ回す方式のヤツだった) 更にその3年後に結婚祝いで29インチテレビが入った時には 何とも分不相応で恐縮した覚えがある。 きっと'88年からの10年間くらいが もっともテレビという物のお世話になった時期だったのかも知れない。 散々世話になって、挙げ句にテレビなんかリビングに無い方が良いと たたき出したりするのだから僕も勝手な人間だ。
もう少し続けよう。 据え置きテレビはそんな遍歴だが 実はポータブルテレビには'90年頃 並々ならぬ情熱を示した事があった。 何故だろう?と考えてみると 渋滞の車の中で同乗者のために用意して上げたいという 奇妙な気概みたいなものを持っていたのだった。 その頃はバブル期であり、道路の渋滞は酷いものだった。 '89年10月の事だったが東京ディズニーランドに亡母も 一緒にと出掛けた時など、なんと片道6時間である(!) ディズニーランドに居た時間が7時間程度だったので 往復の時間の方が倍くらい長かった。 この記録は未だに更新出来ていないし この初ディズニーランドの悪夢がトラウマとなり 浦安と聞くとどうしても電車で行きたくなるのである。 …という話しはどうでも良いが、結局'91年初頭にカシオの 3インチ液晶テレビというのをやっとの思いで買った。 ただ、人間って面白いもので、これについては買ったら達成みたいな感じで このテレビ、まずまともに使われる事無く、一昨年くらいに 久し振りに通電してみたらプチっと壊れて終わりになってしまった。 変な話しである。 その後頂き物でSONYの首から下げられる位の これも液晶テレビを手にいれたが、これは一切使う事無く捨てた記憶がある。 その頃は完璧に興味を失っていただろう。
新春特別企画という事でお許しあれ。 取り敢えずEPSONのET-10についてはもちろん 永久に手元に置いておく。 ワンセグの時代になんだと言われそうだが、 こまめに使って上げないと壊れてしまう。 エポックメイキングな商品を後生に伝えるためにも 適度に稼働させるのはよっしーの使命なのである。 晴れた日には初代ウオークマンと、このEP-10を持って 公園にでも行きたい。 iPodとワンセグの兄ちゃん達に奇異な目で見られる事は必至だが、 それが狙いなのである。 いや、秋葉に行くのが正解かな? 最後に余談の余談。 森村誠一さんのデビュー作「大都会」では 日本のエジソンと呼ばれる渋谷技師が開発した ポータブルカラーテレビが重要な脇役として登場している。 世界初の3インチポータブルカラーテレビを巡る 醜い争いが物語の縦糸の一つとなっている。 テレビをそうまで小さくしてどうするの?という疑問はもっともだが いつの時代も人々がそんな事に夢を描いていたという事は言える。 生まれた時から便利な物達に囲まれている今の世代を 僕は正直可愛そうと思っても羨ましいとはとても思えない。 まあよっしーもおじさんになったのであろう。
…いや、どうだって言われても困るだろうけど…
察しの良い方ならすぐわかる。 ダイヤの館、みゆき邸である。 いや、ダイヤの…というのはもうあたらない。 アンプの館? とにかくこの日は凄かった…!
多分パワーアンプ。 しかし先ずはプリの画像をご覧頂こう。 マランツ#7。 それもオリジナルとレプリカが並んである。
どの画像がレプリカかすいすいわかるようなら あなたのマランツ#7偏差値はかなり高い。 わかりますか? 続く
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