5月3日

今更だけど、持つべきものは”仲間”である。

オーディオは極めて個人的な趣味、とはいっても
お籠もりをしていると本当に駄目になる。

夕べはそんな事を痛感しつつ酔っぱらって帰路についた。

楽しくて有意義な時間を下さった方々に感謝を込めて…




そして大いに反省して自宅の装置と
久々に一日付き合った。

悪くない”ではありませんか(

今必要なのは、後一歩のまとめ上げ、かな?

やって見せましょう。

…ホント?(汗)


5月5日

時間が取れて、あれこれ手を入れてみたのだが
こうして写真に撮ってみると違いなんか全然わからない!(苦笑)

どちらかというとバックヤードに手を入れていたのだから
仕方ないか…

音はまず自分的には合格点。

思うのだがSONY DVP-S9000ESというのは
効いていると思う。

特に評価されていない一台だし
既に7年も前の製品になるが
それまで使っていたCDP-777ESAあたりから比べると
格段に新しい。

やっぱりデジタル機器は基本的には新しいに越したことはないのかも
しれない。

それとこのプレーヤーはマルチこそ非対応だが
一台でSACDもDVD-Aも再生可能

この手の物がもっと増えると良いのだが…

それにしても良い天気で
向かいの空き地もこんな感じ。

やっていることと言うと雑草抜きのみ

これはあまりに贅沢な場所の使い方である。

アホとも言う…)


5月6日

音楽を掛け本を読む

考えてみると、こりゃ随分ぜいたくなお話しである。

まるで貴族だ。

たまには良いだろう。

それとない音量で音楽を掛け本を読む。

そして気になる箇所、あるいはトラックに来た時だけ
ちょっぴり音量を上げる。

何でもない事の様だが、これが案外難しい


そこはかとない音量でバランス良く鳴る。

情報があまり欠損しないで鳴る。

これは実用を考えると非常に重要な事である。

オーディオの神髄は圧倒的大音量再生にある、
とする説もあって間違いではないとは思う。

だが、それは例えてみればレッドゾーン付近まで
エンジンを回し、タイヤやブレーキが焼ける位の走りをしよう
とする様なものだ。

そこにこそ走り屋の生き甲斐があると言われれば否定は出来まい。

しかし、常にそんな状態で走れるものかというと
そんな事はないだろう。

現実的な、常用スピードというものがあると思うし
その速度近辺での走りが楽しくないと
特に都心の道路ではやっていられないことになる。


もっとも、この常用速度とか音量というのは
生活環境にもよって異なるのは確かだ。

北海道の、何でもない道道をバイクで走っていると
後方からもの凄いスピードで追いついてくる車がある。

僕は元々のんびり屋なのですぐに道を譲るが、
そんな僕の脇を圧倒的速度で走り去っていくのは
作業を終えたじいちゃん+ばあいちゃんが乗っている
軽トラック
だったりする。

まあ何が凄いって、瞬間的に速いのではなく
巡航速度が圧倒的に速いところが凄い。

常にアクセルは床まで踏み込まれている?

こちらはもう目が点である。


ちなみにウチの近所のおっちゃんが運転する軽トラックは
よたこよたこと走っているのか停まっているのかわからない?
速度で走っている。
もう侘びさびの極地みたいな感じで
一車線道路で後ろについた車は可愛そうのひと言である。

まあ場所が変わると同じ様な車、同じ様な年齢の運転手でも
ことほど左様に走りは変わるということを言いたいだけ。

持って回った言い方をしているが、要するに
音量に関して、何が正しいというのは実際のところ無くて
その人、その場所、その環境で適切な量があるということ。

ただ、走りと同じで長生きしたかったら常用速度
ならぬ常用ボリュームを大切にした方が良いということは言えよう。


ひとの事はどうでも良くて僕の場合だが
やっぱりごく普通の、車に例えると時速60qくらい
常識的音量を大切にしなくてはならないのが現実だ。

上げるのは簡単だが、近隣が付き合ってくれるとは思わないし
オーディオという趣味自体が長続きしなくなるし、
加えて最近ではこちらの体力が落ちてきているので
自分自身が音量を上げたくないという事もある。


何だか日和った事を言っている様に思われるかもしれないが
ある意味音量を絞った状態でも楽しめるというのは
オーディオ装置を使って音楽を再生する場合の妙味
みたいなものだ。

目の前でピアノを弾いてください、とお願いしておいて
“あ、すみません。もっちょっと小さい音で…”と
言っても無理な相談である。

自由に音量設定出来るところにオーディオの旨味がある?

と、わかったような事を書いたが、本当の意味でこの事を理解出来たのは
つい最近である。

そのことに思い当たって以来、これまで敬遠しがちだった
オーケストラ音源
せっせと再生するようになった。

でかすぎない音量でオケをオケらしく楽しむ

完璧にはほど遠いが、何とかそれらしく鳴り始めた。

あるいは鳴り始めた気がしている今日この頃である。


5月12日

ということで小音量再生…というか
適当音量再生にこだわっているよっしーです。

で、とっても初歩的な事だけど音量を絞った状態
心地よく、と考える時“低音”の問題は結構大きい。

音量を絞ると高域と低域は聞き取りにくくなる。

…なんて話しを初めて、そして一生懸命読んでいたのは
中学の頃FMレコパルで、だったな。懐かしい…。

しかしこのお題はある意味永遠の物だ。

高域はともかく低域が消えてしまうと
音楽は俄然寂しいものになるから困る。


昔のアンプにはトーンコントロール
ラウドネススイッチが標準?装備だったのだが
それらは年々消えていった。

パイオニアのプリアンプ、C-21あたりがその傾向に火を付けた
様な記憶があるが違ったかな?

困ったのはスイッチを納入していた下請けさんばかりではなかったと思うが
余分なスイッチは無い方が好ましいという流れには抗しきれず
プリアンプもプリメインアンプもやたらとすっきりしたフェイスに
なっていったのでありました。

で、カウンターポイントのSA3にもその様なスイッチはついていない。

では付いていなくて困った事があったかというと、
これが全然無いのである(爆)

特に、特にここ最近は困っていない。

何故かと考えた時、デジタルパワーアンプeAR202の存在があるような
気がしている。

一年前にも書いたと思うが、このアンプを使っていると
小音量でも音の瞬発力が落ちない気がする。

これがデジタルアンプ故なのか、それとも優れたアンプというのは
デジタル、アナログを問わずそういう傾向にあるのかまでは
わからない(最新の高級アナログアンプというのを自宅で聴いた試しがないから)
のだが、個人的にはデジタルの優位性が現れているのだと思いたい気分。




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