2月11日

さてさて、
ここのところやけ物わかりの良さそうな事を書いている。

まあ扱いが超簡単でそこそこ音の良いコンポ(死語?)が
あると幸せになれる人が多いのは確かだ。

しかし、
物事全て一長一短

そうやって“物わかりの良い物”ばかりが溢れかえると
それはそれで良くない面もある事を忘れてはならない。


オーディオが今日の様に廃れてしまったのは
そうやって
大衆に(中途半端に)迎合する様な物ばかり作ったから
という一面だってある。

商売という観点からすると仕方なかったという意見もあるが
子供と大衆は甘やかすとつけ上がる”と相場は決まっているという
格言?を
図らずも証明してしまった感無きにしもあらず。


話しは変わり“団塊”が今大きなマーケットだという。

そこそこお金を持っている世代がこれから自由な時間を持つ
ということで各界は自分のところにどうやって取り込もうか
策を講じている。

オーディオも例外でなく、“レコパル世代”に
オーディオ復帰を果たして欲しい様だ。

“団塊狙い”でこれからどんなコンポが市場に登場するのか?

取り敢えずはやはり小型でデザインも良く
そこそこの性能
を誇る物、などというのが考えられる。


これからは“大人のコンポ”が店頭を賑わす?

まあ、そりゃそれで悪くないが、本当にそれだけで良いのか
全く持って完全に大きなお世話を焼きたくなるのであった。

“レコパル世代”というのなら、容易に良い音が得られる物などに
目もくれず、もっともっと馬鹿らしい物に手を染めて欲しい。
まだ若いんだし…

だから出す側もそれに見合う“マニアの”ステレオを是非…!

と愚痴愚痴言っても完璧に大きなお世話にして誰にも相手にされずの
感有り。

でもね…、「あの頃俺たちはこんなに馬鹿だった」
胸を張ってもう一度馬鹿をやってもらえないだろうか。

(続く?)


2月15日

凄い!液晶テレビだ。

…と言っても17インチ市場最低価格の物だが…

好きで買った訳ではない。
よっしー自身はTVが無くても困らない。

しかしは「我が家のTHE テレビジョン」とあだ名が付くくらいの
TVっ子。

面白いもので長男はそんなにTVに執着がないし
僕ら夫婦もどーでも良い、という感じ。

やっぱり常時TVオンの爺ちゃんと我が弟の影響だろうか。

まあしかたない。これまで使ってきた
シャープの15インチたった23年で壊れるからこうなる(爆)

と、それより凄い事に今気が付いたのだが
自分でお金を払ってTVを買ったのは生まれて初めてだった(!)

僕だって生まれながらにTVが嫌いという訳ではなかったので
これまでいくつかのTVを手にしている。

自分の部屋に初めて来たTVは30年くらい前
父が払い下げ品を持ってきた、何故か扉の付いた白黒TV

大学生の頃だったと思う。
これの音声をプリメインに引っ張って遊んだりしていた。

しかしさすがに白黒では盛り上がらない。

就職して二年目か三年目に懇意にしていたピアノの先生から
不要になると言うカラーTVを譲り受けたのが二代目。
只で良いと言われたが菓子折は持っていった。
その菓子折が3.000円だったかな。

これは壊れる事もなく頑張っていたが
ガチャガチャ回すダイヤル式だった)
結婚した時にかみさんの親戚からビクターの29インチモニター
頂戴してバトンタッチ。
アンプ内蔵の本格モニターでスピーカーマトリックスや
マトリックススピーカーで
かなり楽しんだ覚えがある。
これが12年くらいでダウン

TVを持つ気も無かったので知らんぷりしていたが
子供からブーイングが出たので弟が昔使って
その後お蔵入りになっていた前記シャープのMSX対応パソコンモニター兼TV
引っ張り出してその場を凌いでいたが、昨年末それもダウン。

とうとう自費でTV購入。

45歳で初めての購入というのも凄い

ま、29.800円だったのですが…


2月16日

さてと節分も過ぎ立春だお彼岸だ、ということで
自宅のオーディオもそろそろ半冬眠から
目覚めないと
困る。

ということでロジャース数ヶ月ぶりに前線復帰。

写真では栗スピーカーとロジャースが
仲良くそろい踏み。

ここ2ヶ月位は栗スピーカーが
頑張ってくれていたので敬意を表してツーショット

久々に聴くロジャースはどうだったか?

酷い事になっていないと良いな、と思ったが杞憂だった。

ワッと驚く大迫力。

いや、無理もない。いくら優秀とはいえlinfof栗スピーカーは
8p一発
それから比べると20p2Wayでも迫力はある。

いやいや、鳴ります。何事も無かったかのように鳴る。

あ〜、こりゃ良かったな♪


2月17日

そうそう。ロジャース、というかウチのスピーカー達は
かなり前から、事もあろうにラックの上に載っている。

オーディオ雑誌などで“好ましくない”と
書かれるような設置法である。

なぜ好ましくないのかというと
どうやら箱形のラックはスピーカーの振動により
共振したりするから
みたいだ。

だがしかし、実はずっと前からこの置き方を
やってみたくて仕方なかった

何故?

それは見た目的に非常に安定した感じを覚えるからだ。

スピーカーは優秀なスピーカースタンドに載せて使うのが良い。

なるほど。

しかしブックシェルフスピーカーをわざわざ
スピーカースタンドに載せるというのは何とも無駄っぽい気がする。
(スペースが勿体ないという意味)

そもそもブックシェルフというのは読んで時の如く
本を挟む様な形で設置するのに好適なプロフィールのはずだ。

要するに本棚などに設置するのが筋という事になる。

壁面いっぱいに(本)棚があり、その一部に埋め込まれる様な形で
ブックシェルフスピーカーが納まっている。

想像してみるとその様な形だと大変スペースファクターも良い。
無駄が無くて良いな、と思える。

ところが昨今オーディオ雑誌的常識では
ブックシェルフスピーカーはスタンドに載せて
しかもスピーカーの周りには十分な空間を持つように…
みたいな事になっている。

それはきっと本当に良い事なのだろうし
理屈には合っている。

実際僕もその様な方向で来たとも言える。

それなのにここ最近はラックに載せているというのは
ちょっと“常識”に逆らってみたくなったからだ。

人はこれを天の邪鬼とも呼ぶ

(続く)


2月18日

真面目な話し、僕だってスピーカースタンドは持っている

昨年山本さんに、LS5/9に好適なのを調達して頂いているのだ。

だからそれを又使うという事だってある。

現状のセッティングは、“取り敢えず”という意味合いが強い。

それでも、やってみるとこの“比較的広大な面積に”
スピーカーを“ポンと置く”のはなかなか案配が良い事に気が付く。

広大な、といってもラックの天板は580×440程度。
それでもLS5/9の幅、奥行きからみたら充分“広大”だ。

まずふらつきという観点から見るとスピーカーは床に直置きしてしまう方が良い

スピーカースタンドにブックシェルフを載せるというのは、
まず第一にスタンドと床の接触が問題になる。

次にスタンドの天板とスピーカー自体の接触が出てくる。


ガタを無くすのにまず一苦労する。

そのためスパイクだ何だと出てくる訳だ。

特に床が真っ平らという事はあり得ないので
苦労する。

静的状態でぐらつきが無くなった様に見えても
動的状態で見るとまだまだに思える事も多いから
頭が痛い

動的、とはどういう事かというと
例えばスピーカーのそばを歩いて見ると微かではあっても床がたわむ
というのは良くある話し。
(ウチが安普請なだけ?笑)

普通の家具の設置であればそんな事は気にもしない。

だが、物がスピーカーだとオーディオ好きは悩んでしまう。
何故ならスピーカー自体が音を出す時、必ず自ら“振動”するからだ。

スピーカーキャビネットだけが発音に必要な分だけ振動し、
その他は全く振動しない、というのがオーディオ的には理想なのだが
なかなかその状態に至らない。



振動を断ち切る為に肝心な事の一つに
重量”がある。

スピーカースタンドに充分重い物を使う。

これは良い方策とされる。

今でも覚えているのが、よそ様のお宅であったが
TAOCのスピーカースタンドから
ターゲットオーディオの超重量級スタンド
交換した時の音の変化だ。

今でも語りぐさになるくらい音は変わった。

やはり“重量”は大切なポイントなのだろう。

ターゲットオーディオほど凄い物は手に入らないとしても
例えばコンクリのドブ板(30p四方の規格品)を10枚くらい
重ねてしまう
という方法はある。

コストの点ではかなり低く抑えられること間違いなし。

ただし一枚載せる度にガタを取っておく必要はある。

部分部分に名詞程度の厚さの紙、あるいは板鉛を挟めば
何とかなりそうだ。

そしてお化粧は必要。
幾らなんでもドブ板を積み重ねた物をそのまま眺めたくは無い。

だから外回りをグルっとシナ板などで囲んでしまい塗装を施す
くらいの事は必要になろう。


そんな事を考えつつ、
でもそれで本当に安定するのかと考えると疑問も残る。

理想を言えばスタンドの天板付近は30p角のサイズで
下に行くほど広がっている、という様な形が良さそうだ。

つまりピラミッドの頂点付近を切り取った上にスピーカーが載っている様な形だ。

スタンド下部の面積が60p四方位だとどうだろう?
なかなか良さそうだ。

重量は確かに一つのポイントなのだが
本当は同時に設置の方のこともこうして考えるべきだろう。

三脚の脚充分開いた状態と狭めた状態では
同じ重量の物でも安定はまるで違ってくるのは誰だって知っている。


と、以上の様な事は大抵の人がわかっている。

市販のスタンドにもそのような考えで作られている物もある。

しかし底面60p角なんて物は無い

当たり前である。そんな物置いたらスペースファクターは最低
だったら最初から大型フロアタイプを買いなさい、と言うことになる。

くだくだ書いているのも疲れるが読んでいる方も疲れるに違いないから
いい加減にします

取り敢えず僕はラック=棚の上にブックシェルフを置いてみた。

これはラックの共振があって良くないとされるのだが本当だろうか?
としばらく検証生活に入る。

出来ればラックに直置きにしたかったが
それはあまりではないかと思い、ある意味大変贅沢ではあるが
Y31PB1とYPB1をあてがってみた。
これも様子を見て外してみたりするつもりです。


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