この“凄い音”はどうして得られるのか? 単にイケダがどうのという問題ではあるまい。 トータルでの努力、というか一心不乱の集中力。 これがないとここまでの音は出ない。 やっぱり何事も成果を出したければ ある程度ムキになって邁進しないといけないということを 今回改めて思い知らされた気がする。
特に盤面のクリーニングは欠かせない。 と、欠かせないのは良いがそのクリーニング方法が 半端じゃない? ご覧の通り必死の形相?で磨かなければならない。 水をシュッシュッとスプレーしてデンターエステマで ガシガシ洗う。 ご覧のプレーヤーはその為のジグなのである。 いやいや、しかしそんなに洗って良いの?と同席の谺さんと 心配しつつニヤニヤしてしまう。 ここまでやらなくても大丈夫な気がするが まあ儀式は儀式なのである。
オーディオハードとソフトに捧げられた部屋を 久しぶりに拝見した感がある。 ソフトは本当にLP一本槍。 写真ではマライアがズラリだが 実はラックの中には膨大な数のA級外盤も控えている。 最後にそれも聴かせて頂いたし 取り上げた物の他にもオルトフォン コントラプンクト.b ライラ ヘリコン パルナサスDC.tといった名器も拝聴している。 よっしーの脳内メモリーはとっくに飽和してしまっているので 正確に記すことは不可能。 申し訳ない。 スプレモ+イケダアーム+フォノイコ(というかトランス)。 よっしーさんも一ついかがです?と訊かれたが 合計100万円コースでは手が出ない。 リード線についてだがステージ○○…と付く場合 ステージ以下のナンバーが同一なら線材は同一らしい。 末番の違いが要するに仕上げとか手間の違いを表すと 大雑把にご理解頂きたい。 今回お聞かせ頂いた物の中にはとてつもない手間が掛かった物も含まれている。 一種の私家版みたいな物。秘蔵の一品多数。 拝聴出来てありがたいやらもったいないやら… シェルリード線という極々短い世界で 何が変わるのか? 何も変わらないと思う人もいるだろうが、それはそれで良いのだ。 モスビンさんの所では面白い様に変わる。 これも過敏システムがあればこそなのかもしれない。 それが幸せかどうかは又別の問題。 過敏は過敏なりに面白くもあり大変でもある。 相当な時間と労力を割く覚悟が無いと それらのシステムは上手く鳴るまい。 スーパーカーはやっぱりファミリーカーとは違うのだ。 それぞれの環境でそれぞれのオーディオ。 それは良いがどうも最近自分はサボリ勝ちだと ここでもまた反省をして帰路についたよっしーでありました。 (モスビンさん宅訪問記終わり)
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