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ただ、だいぶ落ち着いた。 eAR202も“居場所”を確保。 良い感じでブルーライトを光らせてくれている。
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最近ではあまり見ないパターン。 でも、大丈夫。 音はTVもその他の家具も無視して広く、 深く、時に高く展開する。 立派立派。 …というか今まで気がつかなかった事に気づかされる事も多い。 エンジニアがこれだけ考えていたのね、 これまで気がつかなくてごめんなさい、と お詫びを入れたい心境です。 これもeAR効果に違いない。
まず、eARのポテンシャルに驚いた。 そして拙宅のCDプレーヤーやプリアンプに疑いを持った。 だがしかし、それより先にセッティングを弄ってみるべきだと 天の声が囁いた。 これは正解だったようで、CDプレーヤーもプリアンプも 今のところ首にはならず、それどころか仲良くやっている。 当初気になっていたところはどんどん解消していく。 日記はあっちにこっちに飛んでしまうから ちょっとだけここで整理してみる。 まず“鳴る”“鳴らない”の問題は最初から無かった。 当初から、あっさりと“鳴って”いた(と思う) ただ、これにはプリ、その他との相性問題はあると思う。 拙宅ではPRA-2000だとまるで駄目だった (その後追求したらどうだったかはわからない) SA3はそもそもハイゲインなプリアンプ。 例えばeAR202、及びLS5/9との組み合わせで ボリューム角9時なんていうともの凄い音圧になってしまう。 (註:CD使用時) まあ何でも良いが第一音からあっさり“鳴って”しまった。 ただ、どことなくチグハグな感じが(最初は)あった。 例えば力の入り具合がマチマチだったりと言ったような感じ。 そこで、これを機にスピーカーセッティングの見直し。 (本当はそれだけじゃなくて、電源の取り方から ケーブルの引き回しまで随分弄った) あれこれ模索して(視覚的にも)ベスト …かどうかはわからないが、かなりベター、位のところまでは追い込めた。 そしてたどり着けたのが今日の日記の冒頭に書いた様な状態。 ミートポイントもかなり合ってきたみたいで まず申し分無し。 音場という点では過去最高(多分) “広い”“深い”“よくわかる”と三拍子揃っている。
では気になる点は?というと あまり無い。 しかし、全然無いと言うことはない。 ただ、これを上手く伝えるのは難しい。 何故ならソフトによってはこれまでより今の方が “グン”と良くなる物もあるし、 “?”とちょっと首を傾げてしまう様な物もある。 だからついつい悩んでしまう。 が、これ、実は機械の問題というより “聴き手の姿勢の問題”なのだ。 “これまではこれまで”、という態度で臨むべきなのだが どうしても“これまで”を引きずってしまう。 これは人間の悲しき性とでもいうべきか。 もう一つ、現時点で気になるのは 超低音と超高音? 物理特性的には今でフラットなのかもしれないが 何せこちらの耳は長い間MOS-FETアンプ HMA-9500に飼い慣らされてしまっている。 ハイエンドの切れとローエンドのくそ力を どうしても欲してしまう。 (僕は上手な演出は喜んで受け入れるタチだ) もっともこれもあくまでも現時点のお話しであって 今後そんなに時間が掛からないで解消してしまう 事なのかもしれない。 長くなってしまったけど、ここまでの一ヶ月の 個人的総括ってヤツでした。
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慎重になりすぎると何も成さずに人生が終わってしまう。 しみじみと、そんな事を考える事が多い昨今。 たかがオーディオだが色々な事を考えさせてくれるものだ。 …などと柄にもない書き出しで始まったが 今日は電源タップのお話し。 写真のタップ、マリンコの重鉄タップ四口用、という物です。 以前掲示板でも話題になったのでご記憶の方も多いでしょう。 虫好きどん太さんから拝借している物。 このタップ、まず手に持つと異常に重い。 それもそのはず、重量1.1Kg。 その名の通り、鉄の塊でその厚みは1.6oというから ただ者ではない。 アメリカはマリンコ社の医療用タップ+ベルデンケーブルという 組み合わせ+前記ボディーで成り立っている。 車に例えると、ベンツ、いや、ボルボ、 と言いたいが、それどころではない 装甲車、いや、戦車みたいな出で立ちだ。
何とも無骨で頼もしいタップであることは間違いない。 さて、このタップ、拝借してから随分経ってしまう。 (どん太さんごめんなさい。期限延長ありがとうございます) ずるずると借りている訳ではなく、ちゃんとした事をわかろうと するからこんな事になってしまう。 いつもの悪癖である。 よっしー君、君は物事ややっこしく考えすぎだよ、 自分で自分に言いたくもなる。 (そんな思いもあって今日の日記の出だしはあんなになった) しかし、タップ一つだって本当の事を検証しようなんて思うと 大変な事である。 AB比較で、パッと差し替えてはいそれまでよ、となるなら 話しは簡単だが、そんなものでもあるまい。 …なんて能書きを言うから話しが長くなる(反省) 今現在、拙宅ではSA3、eAR202、HX-10000、そしてCDプレーヤー (現時点ではCDP-777ESA。ちょっと前まではCD-10)の 電源をこのマリンコタップから供給して貰っている。 総じてかなり太く、そして柔らかい線を描く、というのが システム全体の総評なのだが、ここにこのタップが 色濃く影響しているのではないか、というのが 一言でまとめた感想。 多分そんなに外した事は言っていないと思う。 更に詳しく…と考えるなら 異なるタップを三つ用意して 例えばパワーアンプだけをマリンコタップともう一つのタップで 切り替えて、他の機器は三つ目の別のタップに固定して 電源を取る、という方法もある。 そこまでやるか?いや、やる価値はありそうだ、と思う今日この頃。 困ったことに、電源系の影響は、相当なものだからだ。 とにかくこの重鉄タップ、1bタイプで8.800円というのは 信じられない安さだ。 倍の値段でもおかしくないんじゃないの?と思ってしまう 堅牢な作りである。 相性という問題があるから、誰もが同じ物を使って 同じ印象になるとは考えられない。 でも、それこそ長岡先生では無いけれど 真面目に作られた機器(ケーブル類も含まれる)なら 適所を捜せば素晴らしい仕事をしてくれるはずだ。 これだけのタップが、PSE法の関係で今現時点では 買えないというのは、何とも悲しい話しだと思う。 (続く…はず)
時の経つのは早い
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だが、その人の残した物は 時に形を変えながらも残り続けるだろう。
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たまたまではあるのだが僕は久しぶりにEPA-100を 引っ張り出し、 SP-10MK2+自作積層合板キャビネットのプレーヤーに 載せてアナログを聴いてみる事にした。 スライド式アームベース。 良く言えば超合理的。 あるいは恐ろしく天の邪鬼な発想? オーバーハング調整に困る事など無い方式。 考えついたあなたはやっぱり生活の達人でございました。 *6月に続く
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