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山本さんからお譲り頂いて既に6年が経つ。 1961年生まれのよっしーは勿論元FM小僧。 若かりし頃はFMの無い生活なんて考えられなかった。 だがしかし、時は流れてFMを聴く機会はほとんど無くなった。 オーディオ日記も相当な量になっていると思うが FMネタというのがほとんど無い。 無理もない。聴いていないんだもん。 だからKT-1100も本当に久しぶりの登板。
通電して上げないと電気製品は壊れるものだ。 怖々電源を入れると、無事起動。 良かった、壊れていなかった。 汚れもしっかり落とす。 最初の写真で天板にウエスが載っているのはその名残。 音は…? いや、久しぶりに自宅にFMが流れた事自体に感動してしまって 最初はそれどころではなかった。 ああ、紛れもないFM放送である。 独特の語り口。 何故かAMとFMでDJの語り口は違うものなのである。 どことなく格調高い。あるいはおすまし気味。 そして、どうしてか、“あ、FM”とわかる音調。 夜遅くの出来事だったから音量は大したこと無い。 でも、何だか無性に嬉しくて、超小音量で何時間も 流し続けてしまった。 JAZZがやけに心地よいではないか、などと思いつつ 就寝する時もそのままにしておく。 部屋の灯りを消すと、インジケーターランプとか チューニングメーターの照明とかが一際綺麗。 そうだ、昔多くの若者の部屋には 夜になるとこの灯りが灯っていたに違いない。
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そのままチューナーに差した。 つまりTVアンテナでの受信である。 そのような事をしては音に良くない、と 30年くらい前のオーディオ誌にはしきりに書かれていたが仕方ない。 だがしかし、受信状況は大変よろしい。 メーターだけで判断出来ないが、ばっちり振れている。 これはよっしーの家が超高台、というか山の上みたいなところに 建っているためかもしれない。 電波の受信には大変良い環境である。 (ただし冬でも大汗かいて帰宅する環境でもある) で、そのまま朝を迎え、出勤前の僅かな時間も FMを流して過ごした。 良い音なのは一夜限りの夢ではなかったようで、 よっしーの妻は“え?FM?。CDじゃないの?”と 目を丸くしていた位だ。 まずは良好。
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実はエアチェックを頼まれたのである。 来る24日、NHK FMの「横浜ポートスタジオ」で かながわコンクールの様子がオンエアされるのである。 その中に登場のお一人が、よっしー家が懇意にさせて頂いている ピアノの先生のお嬢さん。 今時FMの録音が出来る家なんてそうはない、ということで 先生はよっしーに思い当たったようだ(笑) 18時からのオンエアー。 これは失敗の許されないエアチェックである(汗) どうぞどなたか一緒にテープを回しておいて頂けませんか?(笑) もっとも、最優秀録音の方に商品が出る、などということは 無いのでありますが…
昨日書いたFM番組の件ですが、 ある方からお知らせを頂いて(ありがとうございました) どうも横浜エリアでしか放送されないということが わかりました。 なので一応この場を借りてお知らせします。
過ごしていたある日の朝のこと。 “今日はクラッシックでお見送りかい?”なんて 聴いていたら驚くほど音場は見通しが良い。 オケが掛かっていたのだが 楽器の位置はナチュラルで明確。 きっと元々がそういう録音なのだろうが FM放送侮り難しと唸ってしまった。 しかも二階席で聴くような心地の良さ。 いや、あるいはこれはeAR効果の一つなのかもしれない。
オーディオに焦りは禁物。 わかっていても結果を急いでしまうのが人間というもの。 模様替えも終わり、早くeARで良い結果を出したくて仕方ない。 アップしなかったけど10日くらい前には随分色々な事をやった。 色々やりすぎて何だかわからなくなってしまったので 報告せず終い。 それで良かったのだと思う。
綺麗だけど力が入らず、みたいな感じだった。 だった、と過去形にやっとなってくれたのでホッとしている。 音が変わる時は色々な要因があるから、 あまり単純な書き方は出来ない。 取り敢えず何が効いたかというと 馬鹿らしい話しだが左右のスピーカーの間隔の見直し。 長い間センターに幅580o×2のラックが頑張っていたから それ以上スピーカーの間隔を狭める事が出来なかった。 それはそれで悪くは無いが、リスニングポジションから見ると 僕の感覚だとちょっとだけ広すぎた。 そして余地が無い分スピーカーの角度調整なども困難。 その他にも色々不便なところがあった。 そこで、とばかり模様替え後はスピーカーの間隔を詰めていた。 だいたいスピーカーのセンターtoセンターで1メーターくらい。 これも悪くないが、今度は気持ち狭い。 それぞれを10pくらいづつ外へ追いやった。 センターtoセンターで115pくらい。 これでドカン、と音に力が入ったから笑える。 何故なのか、あまり理屈で考えるのは止めた方が良いだろう。 取り敢えず言えるのは、その前のセッティングだと なんとなく左右のスピーカーから出る音が 打ち消し合いをしてしまっている感じだったということ。 これからオーディオを始めようなどという奇特な若い衆も 居ないだろうから書いても意味無いが セッティングやら何やらを楽しみたかったら 取り敢えずは部屋に対して巨大過ぎないスピーカーを 選んで色々勉強するのが面白いかもしれない。 面倒? いや、40代半ばのよっしーがこれだけセコセコ物を動かしているのだ。 若いもんには是非色々やってみて欲しい …って、そんな人は読んでいないよ、って?(笑)
教室からCDP-777ESAを引き上げて来ていた。 (僕はセッティングをする時はCDをメインソースとするタイプだ) NEC CD10からSONY CDP-777ESAへ。 ただ、その変化よりスピーカーを左右に10p程度動かす方が 変化は遙かに大きかった。 (別にいつもどこでもそうなるとは全く限らないが) でも、まあ久々に自宅で聴く777は良いものだった。 完全に古参のプレーヤーだけど 取り敢えずこれを大幅に上回るCDプレーヤーを というと定価換算で35万円クラス以上、 出来れば50万円クラスを…となりそう。 夢みたいな金額である。 しばらくはまだ777の厄介になるのかな?
色々なディスクを掛けまくる。 そしてそこで止めておけば良いのだが ついアナログはどうだろう?となるから お馬鹿さんは救いがない。 アナログ。最初はパッとしない。 すぐに顔が曇る。 さあ、カートリッジだケーブルだ、と思い立つが さすがに思いとどまる。 しばらくそのまま聴くしかない。 DL-103、WE407GT、GT-2000Xというラインナップで ある程度の音が出なければ、それは嘘というもの。 片面づつ二三枚掛けると音はこなれてくる。 やっぱりオーディオは使って上げないと駄目だ。 どんどん使おう。 ただ、問題は使って上げる時間が 今の自分にはあまり無いということだ。
やはり面白いのは音の広がり。 スピーカーを無視するごとく音が現れる。 少ないマイクで収録したのだろうと思われる ソースも良いし 意図的に音作りをした物も面白く聴ける。 高さも良く出るし、サラウンド的に聞こえる時もある。 これはやっぱりeAR効果か? もっともっと聴きたい。
先日の日記に書いたFM放送のこと。 無事にエアチェック出来ました。 とにかく久しぶりのエアチェックだったので もの凄く緊張してしまった(笑) 何だか学生の頃に戻ったみたいな気持ち。 もし失敗したらどうしよう?というドキドキ感。 やっぱりトキメキは大切だ。 DATとカセットと両方回した。 この辺りだけは学生の時よりはリッチになったかな?
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完璧なエージング? チューナーのレベルメーターもバッチリ振れている。 ただ、結果的には音がイマイチ。 いや、録音の問題ではなかった。 元々ソースがそうなのか? あるいはやっぱり受信環境が良くなかったか? どうも歪みっぽい。 折からの雷雨の影響か? まあでも終わった事は終わった事。 それより何よりTC-D5Mなんか超久しぶりに引っ張り出したのに 仕事はキッチリやってくれる。 さすが、である。 愛くるしい指針式VUメーター。 ぴかぴか光るインジケーター。 各スイッチ、つまみのフィールも素晴らしい。 “名器”であろう。
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