どうぞお許しを? いや、研修旅行で沖縄にお邪魔して参りました。 ま、研修…と言いましても慰安を兼ねる部分がほとんどで 羽を伸ばせました。ありがたや… と言うことで自由行動日にバイクを借りて 久しぶりのツーリング。 レンタルバイクというご商売があるのですね。 で、どうせ借りるなら… ということでYAMAHAのドラッグスター1100をチョイス。 …は良いのですが最後に大型バイクを運転したのっていつよ? って感じ(汗) 10余年ぶりに乗るのに、いきなりこんなお化けを選んでしまうなんて お茶目というか無謀というか… (無謀というのだよ、よっしー君…) 帰宅してからスペックを見たら(笑) 乾燥重量262kg… (どーりで重かった…) 全長2405 mm …って8尺かい! ホイールベースはおおよそ6尺くらいありました (註、約1800ってこと) どーりで曲がらないですわ、こりゃ。 パワーは60PS。 これ自体はどうってこと無い数字ですが、それを5750 rpmで発生させてしまっている。 最大トルクは8.3 kg・m/ 2500 rpm …ローギアーに入れてクラッチ繋ぐだけで 思わずドードーとなだめたくなる位の勢いで前にせり出していくのよね。(汗)
久しぶりに乗るバイクは、それは素晴らしいものでした。 ドラッグスター1100。 そこはさすがMade in JAPAN 乗りやすい事この上ない。 真っ直ぐ走っている分には快適。 シートも極めて低く、両足べったり。 座り心地も宜しい。 ただ、装備で300kgに迫ろうかという重量と 前記のサイズだから低速でバランス崩そうものなら 修正不可能? レンタルですからそれは緊張しました(汗) 那覇を基点にトータル200km位の旅だったにも関わらず 帰還したら人間の脚の方がガタガタ(笑) 心地よく疲れたのでありました。
わかりやすく傍にタバコのパッケージを置いたから その巨大さは伝わるでしょう。 県道6号線にあるパーラー?の名物 ジャンプバーガー(ジャンボ、ではない。名称は…だが) 直径25pくらいあろうかというでっかいハンバーガー。 とにかく色々な物がビックサイズな一日でありました。 …ということで「オーディオ日記番外編」は終わり。 明日以降またCD950のお話しに戻ります。 註 最初の画像に写っているのはよっしーでは ございません。
CD950のお話し…を筆頭にCDプレーヤーのお話しに戻る。 今回強く感じた事の第一は機器にとって 音楽信号を食べさせて上げる事の大切さだったが 同様に強く感じたのが、やはりソフトと機器のマッチングだった。 前述の「森のコンサート」などは やはりCD10で聴く方にちょっとだけ有利さがあった。 だが、これって考えてみると当たり前で 装置も長岡系勢揃い、ソフトもいわゆるA級外盤では 上手く行かないはずもない。 CD950の優位性は、やはり音楽ソフト、 それもごくごく普通のソフトを聴く時に発揮されたといってよい。 とにかく破綻がないし、どこか清涼感がある。 そして空気みたいな物をよく描く。 メリハリみたいな物はCD10の方が潔く出るが CD950を拝聴すると、それは強音が弱音を マスキングしてしまっているからかも? と疑問が沸いてくる。 つまりCD950の方がソースに忠実なのかもしれない、 ということ。
パイオニアのDV-S10Aも引っ張り出す。 これまたエージングに随分時間が掛かったが 暖まった時の音は充分、十二分という感じ。 傾向としてはCD950とDV-S10Aの方が似ている。 両者を基準にするとCD10はちょっと特異な感じだ。 もやもやした物までを、CD950やDV-S10は上手く描く。 面白かったのは、さすがに拡散する感じなどはS10が 上手に表すのだが、音の位置の正確さみたいな物は CD950の方がよりしっかりと描いている感じがすること。 これがCD950本来の能力なのか、あるいはサウンドデンさんの チューニングによるものなのか? それはチューンしてある950としていない950を 対比させないとわからないが、恐らくチューンの効果だと想像する。
想定以上のパフォーマンスを持っているということ。 何故って、考えてみるとCD950は'93年頃の製品で 価格も6万5千円と普及価格帯の中の更に普及価格帯。 デジタルの世界で10年とかの違いは大きいが それでもDV-S10A(20万円クラス)辺りと張り合えるのだから凄い。 (S10AはDVDプレーヤーだから大したことはないという説もあるが デジタルプレーヤーは基本的には“新しいが勝ち”みたいな 所が多い。過去の名器が存在し辛い世界だ。すくなくともアナログに比べると) また、CD10なんかは'89年登場と950より古いのだが 価格は一応10万円クラス。 後発とはいえ6万円台でそれと渡り合えるのはやっぱり立派だと思う。
掛かってしまったが、それだけに考えさせられる事が多かった。 年式による違い、価格帯による違い。 三者異なる物を織り交ぜて聴けたのは貴重な機会だったと思う。 途中でバイクの話しなど入ってしまったのだが CD950は排気量で言うと250CC。いや、350CC位の感じか。 ただ、今回の個体はエンジンをきっちり調整して 足回りに後継車の部品を移植。タイヤなんかも その時代には無かったと思われる良質な物を宛われている と言ったフィーリング。 CD10は往年の400CCで、そのまんま、という感じ。 DV-S10Aも400CCだけどさすがに高年式という存在か。 どれを選ぶかと言われたら誰だって迷う。 これは好みとシチュエーションで、としか言い様がない。 よっしーは先日沖縄を1100CCで走れて楽しかったが 反面同伴者が借りた250CCを見て羨ましく思える部分も多々あった。 取り回しが軽そうだし、どこへでも気軽に入って行けそうな感じが 良さ気だった。 今回はレンタルだったから滅多に乗れない1100を選んでしまったが 果たして自分が今購入するとしたら1100を選ぶだろうか?? これはきっと選ばない。もっと気軽に下駄代わりに乗れる 物を選ぶだろう。 デジタルプレーヤーも頂点を極めるとなると とんでもない金額を張らないと駄目みたいだ。 でも、自分の場合相当なお金持ちになってからでも そーゆー物は買えない気がする。 もちろん負け惜しみなのだが(爆)そこまでしてはいけません、 と天の声がよっしーには囁く気がする。 もっとさり気なく。 サーッと音を出して、来訪者(オーディオマニアでも何でもない人)が 「良い音ですね。やっぱり高いの使っているんでしょ?」 とか訊ねてきた時に、 「え?いや、これそんなには高く無いんですよー」 とかニヤニヤしながら応えられそうな面白さが今回のCD950にはある。 この味わい。ベルギー独特の物なのか? それとも…? 今となっては知る余地もない。 残念ながらこれだけの事をしてくれたフィリップスも 今ではデジタルプレーヤーを作るなどという 奇特な事はしてくれなくなったみたいだからだ。 ただただ、最後にそれだけを残念に思う。
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