12月28日

栗スピーカー一皮剥けた

いや、”栗”だから、ではない。
本当に一皮剥けた。


何の弾みか。本当に生き生きと鳴り始めた。

…というか鳴り始める兆候を感じた。

”これは良さそう♪”と喜んでいた時
みゆきさん宅に持参するタイミングだったので
(実際には鳴らせなかったのだが)
eAR202が取り外されていた。

で、いたずら心でHMA-9500に繋いだ。

だいたい上手く行くときというのはそんなもので
これがはまり役?

弾ける感じ”だ。

いや、“栗”だから、ではなくて…(汗)


念のためだがデジタルアンプ、アナログアンプ…
という大げさな事は考えっこ無しです。

栗スピーカーのエージングはこうしている間にも進むので
またeARに戻したら更に最高”ということだってある。
(まだそれは後のお楽しみ♪)

取り敢えず、“はまった”、ということ。

化粧っけの無かった素朴な美人が
メイクをしてくれた様な音。

色艶が乗って甘言も弄する様になった?

愚鈍な言い方をすると高い方も低い方も伸びた感じ。

HMAはフルレンジと相性が良いのか。
とにかくツイーター要らずみたいにのびやかに聞こえる。

低域も重量感アップ。

…と、こりゃ考えてみるとHMAのハイエンドとローエンドが
持ち上がって
いてeARは端正にフラットという捉え方も出来るが
何でも良い。

そんなわけで何を聴いても破綻無く鳴っている今日この頃の
linfof栗スピーカーであったりするのです。

(続く)


12月30日

早い!

今年ももう終わりかけている…

何もない様で色々あった。

まあそれは良い。

今日は栗スピーカーのお話しの続き…
のはずが、それを一回中断して
なおかつ各名簿の更新メールのご返事
その他のご返事。諸々を後にして(すみません)
あるソフトのお話し。

全く知らなかったのだが
寺尾聡さんが「Re-Cool Reflections」というアルバムを
出されていた。

言うまでもないが「Reflections」のリメークである。

Reflections」については以前にもアナログ晩を
ネタにさせて頂いた事がある。

「Reflections」の発売は1981年
この年一番売れた…というか当時最大規模の売れ行き。
200万枚を軽く売ってしまったということで
一種のお化けアルバムだった。

大変個人的な事をいうが「Reflections」は非常に思い出深い
アルバムだ。

いや、別に彼女とこれを聴いてどうのこうの…などという
艶っぽい話しはまるでない。
(断言出来るあたりが情けない?)

ただ、とっても思い出に残る一枚である。

'81年。僕は大学の一年生

今も昔も世相に疎く、このアルバムも知るのは遅かった方だ。

夏休みの少し前だったと思うがFMで寺尾さんが
ライブをやった。
まあ「Reflections」のスタジオライブみたいな感じのものだった。

これをエアチェックしていたのだが
まあ何とも格好良く感じたものだ。

後に「Reflections」自体も聴くのだが
全体的なノリはこの時の放送の方が良かったかな?と
今でも思っている。

僕は大学一年生の夏休み中、幾度と無くそのテープを
繰り返し聴いて過ごした。

HABANA EXPRESS」に始まり「出航(さすらい)」で終わる
10曲どれも無駄なトラックが無い感じで飽きが来ない。

個人的には「喜望峰」、「予期せぬ出来事」、
「ダイヤルM」、「北ウイング」あたりが好みだったと思う。

“こんな風に歌えたらさぞ格好良いだろう”と思ったが
人にはそれぞれ向き不向きというものがある(笑)
同じ歌でも僕が歌うと台無しになるところが
実に悲しい。

しかし、まあ聴くのは自由というものだ。


その「Reflections」から25年。

何と25年が経ってしまったのだ。

で、25年目を記念してリメイクの発売。

思わず買ってしまったのは言うまでもない。

残念ながら時間は極端になく、まだパソコンで
一回聴いただけ
というていたらくだが
ほとんど夜中に歌い出しそうになる(笑)

というかお店の試聴機で聴いた途端歌っていたような気がする。

音について…は何とも言えない。
まだちゃんと聴けていないから。

試聴機で聴いた時はもの凄いローブーストで参ったが
これは試聴機+ヘッドフォンの方でそう言う音作りをしているのか?
…そうであって欲しい。

アナログ盤の「Reflections」に関して言うと
ポップスとしては充分な音質を持っていると感じている。
特にパイオニアの高出力MCで聴いた時が最高だった。

まあ曲が気に入ってしまっているから
音はこの際二の次ではあるが。

と言いつつこのディスクSACDとのハイブリッドではないか。

う〜ん…そろそろよっしーの部屋もSACD対応にしなくちゃ
ならんか?

と、「Reflections」ネタを無理に割り込ませて頂きました

ほら、25周年というキリの良い年、2006年は後二日しかないのである。

明けて2007年から数えると26年前となってすっきりしないではありませんか。

そんな理由だけでこの日記を書いている。

それにしても光陰矢のごとしとは良く言った。

25年…って四半世紀ではないですか…

老眼にもなるはずだ…



12月31日

一年を振り返っている時間も無いまま大晦日へ。

それでも戯れに昨夜この一年の日記を見返してみた。

文字数にすると結構あったのかな?

考えてみるとよそ様の音を拝聴することが多く、
反面自宅の方は進展が少なかった。

ラックの話しが多かったが、結局音の事より
住環境対策主体だったかも。

まだ環境整備は整っていないが
随分良くなった部分もある。

昨日はやっと休みに入り、鬼の形相で不要品を選別したり
棚を作ったりしていた。
お陰で物置はお正月が明けるまでゴミの山だ。

やむを得まい。市のゴミ収集をやっている間には
それだけまとまった時間を取るのは不可能。

そんなこんなでやっと年賀状書きに突入。

座卓に向かい書き物をしながら音楽を軽く掛ける。

なんとも幸せな時間。

linfof栗スピーカーを写真で見る様な高さに置くとちょうど良い。

ソフトは様々だが写真のCDがなかなか心地よい。

実はこれ知人の歌が入っている物。

ボサノバは冬でも心地よいと思い知る一枚。

ORGANIC BOSSA COLLECTION RIO-TOKYO
FLEN0050

良かったらお求めを。

…とそれはさておき慌ただしく動く人間をよそに
日だまりの中布団に突っ伏して惰眠をむさぼるコヤツを
見ていると、なんか人間の方が間違っている気もしてくる。

あなたは正しい。
ただし戌年はもうすぐ終わるぞ。

それでは皆様良いお年を

来年も元気にお逢いしましょう。


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