8月20日

床にCDをばらまいて何をやっている?

神経衰弱?

では無いけれど案外それに近いものをやった。

教室ではCDチェンジャーに色々なディスクを放り込んで
BGMとして流す事が多い。

そうするといつの間にかディスクが出しっぱなしで
空のケースがゴロゴロ
なんて事が起きる。

適当にやっていたが、ついに辛抱出来なくなって整理

悲しい事にケースだけで中身が行方不明というソフトが
何枚か出てきた。

自宅にあるのかな?これから捜してみないといけない。


ところで今更ながら気がついた事がひとつ。

それは10連奏チェンジャーだからといって
別に常時10枚のCDを入れてシャッフルさせる必要は無いということ。

CDの整理をしながら、戯れにテーマを決めて
3〜4枚のCDだけ入れてシャッフルさせると
BGMにほどよい統一感+ほどよい意外性が出て
実に良い感じになる事に思い当たった。

10枚もあるとなかなかそうは行かない。

今回はボサノバチェロ、そして映画のサントラ
良い感じを作れたと一人喜んでいる。

BGMは主にフラワーアレンジメント教室の際に流すのだが
“良い音楽ですね”と言われると
単純に嬉しい気分になるものだ。

さて、8月の最終向けは今回の組み合わせで良いとして
9月バージョンはどうしようか?
などと考える事はなかなかに楽しい。

“良い音”もよいが、共に喜んでそれ(音楽)を
楽しんでくれる人が存在する事も
同じくらい重要だ。

こう考えると、僕はやっぱり恵まれている。


8月21日

後面開放に挑戦!

…したかったのだが考えてみると
このキャビは側面なら簡単に空くものの裏を開けるとなると
切り裂かないとならない。

それも面倒なので安直に側面を開けてみた。

音はどうか?

面白いもので力強さが印象的。

それと音場の展開もなかなかのもの。

もっともこれはキャビネットサイドから放出される
音が作用
しているのかもしれない。

低音不足が顕著になるかと思われたが
案外そうでもない。

何故か?

サイドバッフルを広げた事で
フロントバッフがル拡大されたのと
似た効果
が出たか?

いずれにせよ部屋自体が広めなので
どうしても多少低い方を煽りたくなり
ラウドネスやトーンコントロールを使ってしまうのだが
ブーストしても嫌な癖を感じないのが特徴的。

ソースによってはゴンゴンと力強すぎる低音が
得られてビックリする。


8月22日

ところで密閉なのかバスレフなのか、
はたまた後面開放なのかという事は一旦置いて、
スピーカーに仰角を付けてみる。

…といっても単にCDケースを挟んで
キャビネットを上向かせただけなのだが…。

何しろいい加減極まりない実験なので
何とも言えないが、やはり微妙に音場の展開は変わる。
当然だが耳に音の軸を合わせた方が良い。

ただ、面白いもので同じく耳に軸を合わす、
でもスピーカーをスタンド(というかこの場所では今のところ
椅子がスタンド代わり)に載せて高さを合わせるのと
今回みたいに仰角を付けて合わせるのでは
展開は違ってくるものだ。

どちらが好ましい?と訊かれると
仰角を付けて合わせる方が好ましい”と
答える事になる。


どう違うの?と言われると
“スピーカーに仰角を付けて軸を合わせ、
スピーカーユニットその物は見下ろす形にしたほうが
音場の後方への展開が広く感じられる”
という事になる。

もちろん、これはよっしーの個人的感想であり
場所やスピーカーが変われば話も違ってくると思って頂きたい。
つまり間違っても“普遍的結論”なんてものではない
事をお断りしておく。

が、どうも僕は、“ややスピーカーユニットを見下ろすセッティング
の方が“音場”という観点からすると好きみたいだ。

恐らくスピーカー越しに後側が見えているという
視覚的影響
も大きいのだろうが
今回の様な現象、実は以前にもコンコルドを使って
経験
している。


もっとも、今回P−610段ボールで試しているような置き方をすると
床からの反射で特に低域には影響が出やすいとされているので
その点では“どうかな?”と思われるはずだ。

まあ今回に限って言うと、そんなに被りは感じないので
問題無し

何事もやってみないとわからない?
(そしてケースバイケース)

今更下らない事を繰り返し実験していると言われるとそれまでなのだが
こんな風にスピーカーを床置きにして仰角を付ける
セッティングなんて、最近はみることも少ない
ので
敢えてやってみたかった。

更に言うと、これはいつかは作れるであろう、
P−610DBを使った木製キャビネットスピーカーの
プロポーション決めのための準備でもある。

300W×300D×900Hくらいのトールボーイ型というのが
最有力候補なのだが
反面300W×450D×600Hくらいの背の低いタイプも良い
と悩んでいる昨今。

一番良いのは傾斜バッフルかな
でもそれは工作が面倒臭い気がするのでありました。


8月24日

少しだけ涼しい日が見つかり始めた。

そこで、実に久しぶりに、そして実にほんのちょっとだけ
自宅の装置に灯を入れた。

いや、本当にわずかに、だったのだが
出てきた音を聴いて思わず黙ってしまった。

夏休みの間にすっかり駄目になってしまっていたから…
だとお話しとしては面白いのかもしれない。

でも、そうではない。

あまりの音の違いにビックリしてしまったのだ。

何と違うのかというと、最近慣れ親しんだ
教室の方の音とだ。

教室の方は教室の方で楽しめる音だとは思う。

だが、やっぱりこりゃ違う。

物量の違いというよりも掛けてきた手間暇の違いだろう。

オーディオ日記の一番の愛読者はよっしー自身だと思っている(笑)

読み返しては、よくもまあこんなにどーでも良い事に夢中になって…
と呆れていたが、やっぱり無駄ではなかったようだ。

さて、そろそろ
拙宅の装置も夏眠から覚めて貰おうか。

それにしても複数の装置。
それも異なる場所にある物を育て上げるのは
難しい物だとも痛感した一瞬だった。


8月29日

もっともないがしろにされている防音室内のオーディオ。

最初はせっせと弄ったのだが
たまたまコンコルドがこの部屋には合わなかったので
(約4.3畳のYAMAHAアビテックスミニ)
その後意欲が衰えていた。

にスピーカーをYAMAHAのティファニーというコンポの
物にチェンジ。天吊りとしたがその段でまた意欲が減退。
数ヶ月が過ぎている。

…そのような経緯はさておいて、思うところもあり
JA-S71とCDP-777ESAを持ち込んで鳴らしてみた。

そうしたら、“おいおい待てよ”と言いたくなるくらい立派な音が
するではないか。

これは一体なんとした事か。

やることが又一つ増えてしまったのは間違いないようだ…。

(続く?)


続きはこちらです。

一つ前の日記に戻る。

日記のMENUへ。

表紙へ