やっぱり僕はメカが好き♪
だからどうした? と言われるとどうもしない…(爆)
教室の大改装をおこない、その際に防音室を移動したお話しはした。 その際に防音室の中の不要品も徹底処分。 (知らない内にかなりの物が持ち込まれていた) コンコルドを導入したときにせっかく作ったSPスタンドも廃棄。 で、グランドピアノを壁際に10pくらいだが 押し込むことができた。 何しろ四畳半程度の部屋だから10pの差は大きい。 不要品の処分と相まって、とっても広々とした感じ…。 で、しばらくしたらかみさんが “ピアノの音もとっても良いの♪” と言ってきた。 “へ?” という感じでしばらく思考停止したが すぐに理由がわかった。 つまりほんの何pかの移動で 楽器が良い音で聞こえるスイートスポットに 嵌ったのだ。 これは大変理解できる話である。
音はかなり変わってしまう。 (↑は某所見学会時に撮影したもの) 四畳半程度の部屋ではp単位の移動でも音が変わって当たり前。 いや、頭でわかっていても 体験、体感しないと身に沁みないのが 凡人の悲しさである。 我がグランドピアノには 随分悪いことをしていたな、と反省しきりである。
といってもわかりにくいかな? よ〜く見るとカーペットにインシュレーターの後が残っている。 …と、ピアノもそうだがスピーカーも同じ。 1o動かすと音が激変というのも あり得る話だし、 そこまでシビアでなくても、 部屋のどこにスピーカーを置くかは 細かい使いこなしを全て吹き飛ばすくらいの 重要選択事項なのかもしれませんね…。 などと言いつつ、自宅のロジャースなんか ちょっと良い音が出た途端に “もういいや”とばかり部屋の模様替えをやって 置き場所を90°変えちゃったりしている(笑)。 いや、笑い事ではない。 もう一度スピーカーの置き位置から研究し直さないといけない 気もする今日この頃。 しかし、そーするとまた模様替え? いささかお疲れ気味の我が身には ちょっと辛い作業ではある。
防音室(アビテックス)内で使われているスピーカー。 ’88年頃ヤマハがリリースしたティファニーという ミニコンポのスピーカーだけを使っている。 いわゆるAST(後のYST)スピーカーだ。
今回の防音室移動を機に天吊りとした。 金具はボーズ製のしっかりとしたもの。 幸いこのASTスピーカーは側面、底面に 雌ねじが切ってあるので助かる。
↑の様に付け直した。 天吊りにしたことによってスタンドは廃棄。 部屋は広く使える。 加えて音も聞き取りやすくなったと かみさんにも好評。 この部屋のオーディオ装置の主な役割は ピアノの伴奏、あるいはアンサンブルの相手となる ミュージックデータの再生。 ピアノを弾きながらの状態で ミュージックデータを聞き取るには天吊りの方が好ましかったようだ。 天吊り構想。実はこの部屋を作った頃からあったのだが なかなか実施しなかった。 結論からいうと、もっと早くからこうしておけば良かったということ。 まあ何事も色々やってみないとわからない。
問題は駆動系だ。 四畳半の防音室にCD−10やA−10はでかすぎたと 撤去して以前紹介したアイワのミニアンプや ディスクマンを持ち込んでみた。 ASTスピーカーの能率もそんなに低くないし これでいけるか?と思ったが甘かった。 ピアノの音圧に負けないようにスピーカーを鳴らそうとすると これはやはりそれなりの駆動系でないと無理みたいだ。 そうなるとミニコンポはやっぱり不利だ。 手持ちの物となるとどうしても大きくなる。 スマートに決めたいと思うとお金を払わなければいけない。 そんなこんなで目下一番の後回しとなっている 防音室内のシステムだが、近々なんとかしてみたい。
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