GT−2000Xのお話し、本格スタート。 まず、9月9日時点のオーディオ日記号外の再録から…。
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ある方からお借りした。 返却期限無し…。
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YAMAHAピアノ技術のフィードバック。 ターンテーブルを載せてしまうのが惜しまれるほど。
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YGT−1。砲金ターンテーブル。 その重量18s。 妖しく輝くガンメタルの美しさは絶品。
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ややブラウン掛かったマットは“X”の証。 トーンアームはSAEC WE−407GT。 セミロングアームの美しさ。
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外部電源YOP−1は、このYGT−1の為に存在する物との 思いを新たにした。
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床一面の諸々はGTのオプションパーツ達一式。 アンカーブロックYAB−1以外全部揃っている。 (詳しくは又…。)
色々検証したいことはありますが、 第一弾は純正、砲金ターンテーブルそれぞれの YOPあり、無しでの起動と停止の実測から。
まあ、凄まじく巨大、と訳すとセンスを疑われる? 巨大で、しかも途方もない、と言っても同じ事? でもそんな意味合い。 巨大が売り?のGTプレーヤーの中でも そのターンテーブルは象徴でもあるかのようにでかくて重い。 純正ターンテーブルは直径 374mm 。 重量 5.8kg(ゴムシート0.3kg含む) 慣性モーメント 1.2t-cm2(同上) 材質は 熱間鍛造アルミニウムでアルマイト処理 が施されている。 プレーヤーのターンテーブルが重くて巨大なのが 良いか悪いか一概に言えない。 とりあえずヤマハはGTシリーズにおいてその方向で攻めたということだ。 で、ただでさえ立派なターンテーブルを持つGTプレーヤーに 更にとんでもないターンテーブルが用意された。 それがYGT−1だ。 なんと砲金製。サイズとデザインは純正と同じだが 重量は18sに到達。 慣性モーメントは純正の三倍、3.6t-cm2になる。 これはもう音の善し悪しはさておいて、 男なら是非載せてみたい?一品だ。
ゆったりと回る様は見ているだけで飽きないが いったい起動と停止に掛かる時間はどれくらいなのか? ビデオカメラのカウンターを目安に計ってみた。 対比する意味でオリジナル2000+純正ターンテーブルも 併せて計測。
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2000+純正ターンテーブルが3秒にやや欠けるくらいで 定速に入るのに対して 2000X+YGT−1は10秒掛かっている。 さすが3倍の負荷だけのことはある。 尚、モーターのトルクは2000と2000Xで同等の筈。
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ただ、どちらもスイッチオフから1分前後は回り続けている訳で 慣性質量の大きさを実感させる。
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計測してみると、何とYOP−1は起動にほとんど寄与していない 事がわかる。 2000+純正ターンテーブルの場合でも 2000X+YGT−1の場合でもYOP−1無しの場合と 起動時間はほぼ変化無し。
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貢献度は高い。 両者とも1分くらい掛かっていたのが 12秒、14秒で停止している。 やはり電気ブレーキとしてのYOP−1の存在意義は大きい。 (続く)
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