ところで先月末の機材入れ替え時に スピーカーにちょっといたずらをしてみた。
なんとゴージャスなインシュレーター? いえいえ、GT−2000Xフルオプションをお預かりしたときに 当然ながらYPB−1も一緒に来たのだけど Y31−PB1もあったりするので出番が無くてどうしよう? と思っていたのでした。 いつもの100円剣山から入れ替えてみるとこれが…。 う〜ん…、何故か定位が大変宜しい。 さすがYPB−1? いや、これはちょっと意味が違う。 気がついたのだけど、この状態でロジャースのツイーターが ちょうどソファーに座った僕の耳の高さにピタリと合う。 多分これが効いているのだろう。 これまでどこかあやふやな感じがあったセンター定位など ピタリと決まる。 こうやって書いちゃうと、“なんだ、それだけの事” って思われるかもしれないけれど、 よっしー個人としては今まで悩んでいたのが 馬鹿らしかったというか、何というか… ほんの僅かの高さの違いでこれだけ音が良くなるのだったら もっと早くやっときゃ良かった?
スピーカーのセッティングの基本の一つは ツイーターをリスニングポイントでの耳の高さに合わせる 事なのに、守られていた験しがない、と。 もちろん全てのスピーカー、全ての環境で ツイーターが耳の高さに合うと良いとは限らないだろう。 が、試してみれば良いじゃないの、それくらい、 と思わず今回は自分に言ってしまった。 まあ気になるのは現状だとスピーカーが 結構な高さにある形になるということか。 見た目の安定感を言うとスピーカー天板が 見下ろせる位の高さの方が好ましいのだ。 それからすると今の高さは落ち着かないと言える。 でも、こりゃ二度と前の高さには戻せない。 少なくとも、よっしーの部屋の現状では、だが。
Xばかり使ってしまうのが人情。 そこで2000をよけてMU−41のプレーヤー登板。 アナログプレーヤー二台なんてことをやめれば、 セッティングももっと自由になるのだろうけど こればっかりはやっぱり譲れない。 いつか一台でOKなんて日が来ることを祈って?いる。
に一つだけ欠けていた物があった。 もうお気づきの方もいたでしょう。 ディスクスタビライザーYDS−8。 これをわざわざお持ち頂いてしまったのだから 恐縮至極。 とどめにYDS−3まで…。 YDS−3は当時8.500円。 砲金とアメリカンパドックという木材を組み合わせた物。 どちらの面を上にしても、また下にしても使える。 それによって音質調整も可能と言うが これについてはこれから実証してみたいところ。
テクニカのスタビで実用上は何ら不都合無いが、 やはりGT−2000Xに、画として似合うのはこれでしょう。 そして、よく知られるところだが このスタビ大変扱い易い。 YDS−3については後日、です。
と前に書いたが、あの意味は? 要するに変化がさせにくくなったという事。 階段を登っている状態の時は ああ、音が変わった、やれ音が変わった というのがあったが、今は足踏み状態というか 笛吹けど踊らず状態というか そんな感じだ。 色々やったから、もうそんなに変わらなくて当たり前 というのもわかるのだが、それにしても変わらな過ぎる? 例えばメインアンプを9500UからM−22に変えてみる。 もちろん相応に変化はするが、どこかスピーカーのキャラクターは一定だ。 プリをSA3からPRA−2000に差し替えてみる。 以前だったらとんでもない違いが出た筈だが 今ではそうでもない。 ケーブルもプリとパワー間のケーブルこそ一定だが その他は適当に差し替えてみている。 でも、段々変化が感じられなくなっているのは何故?
という事だったらそれで良いのだけど、 どーもそーでも無いようだ。 スピーカーが熟成して、外乱に強くなった? いえいえ、あたしは今のあなたの音には納得していないので こんなところで座り込まれても困ります。(笑) どこからか、そろそろ機材を入れ替えてみたりしないと ダメなんじゃないの?という声も聞こえてきそうだ。 ここでいう機材にはアンプとかだけでなく スピーカースタンドから電源ケーブルまで含めて全てが含まれる。 残念。今使えるお金には限度がある。 まああんまり深刻に考えても仕方あるまい。 ここは少し心に余裕を持って… 取り敢えずということでYST−SW45なんか繋いでみる。 このSW、コンコルドには大変良くマッチするが ロジャースにはどうだ? 結論は出ていないが、やはりこれでベストマッチとは ちょっと言えない。 (言えたら楽で良かっんだけど) それでも低音を太らせたりして遊ぶのは 大変楽しい。 下の方が豊かになって悪いソースというのは無いものだ。 (さじ加減次第ですが) SW−45。価格やサイズを考えたら実に立派なSWだと思う。 YAMAHAのサーボテクノロジーは時間を掛けて進化しているのだろう。 重苦しくなく、歯切れ良く。そして大袈裟でないのが良い。 こう考えると凄いものだ。 ただ、ロジャースにはもうワンランク上のSWを使いたい。 いかにせん音質が合わない。 それでも暫くは繋ぎっぱなしにして遊びたい。
YST−SW45。 あらためて、その軽い低音には感心する。 ドロドロしないのは立派。 これでゴリゴリした感じとかまで出ると最高だけど それは価格からしても無理でしょうか。 でも、(数値的な)能率ではロジャースにも負けていない。 立派といって良いのでしょう。 ただ、よくよく聴くと結構高い方の音も洩れ聞こえる。 これはフィルターがシャープな設定になっていないためか? バッサリ切るにはもっと急峻なカットが必要かも。 もっとも洩れ聞こえると言っても教室でコンコルドと組み合わせて使う分には 気にならなかった。 あそこは暗騒音レベルも高いので自宅とは 一律比較は出来ないが。 しかししかし、こんな事やっているとサブウーファーが欲しくなってくるから困る。 自宅で過去最高だったのはネッシーをサブウーファー代わりに使った時。 ハイカットはデジタルパライコで行いアンプは9500を宛っていた。 能率100dB(中高域で、だが) で30Hz以下まで再生してくれるサブウーファー。 そんな物は滅多にない? 復活させたいがいかにせん大袈裟過ぎる。 模様替えもしてしまったので置く場所もない。 あらためて何か作ってみようか?
もぞもぞ、びん、びし、ばし、っと健闘中。 やっぱり低い方が厚くなると それだけで全体に音が豊かになったように感じる。 単体で充分完成度の高い状態にメインスピーカーを 持っていき、それからSWやSTを考えると言うのが まっとうな考え方なのはわかるが しょせんオーディオは遊びでしかない。 取り敢えずあんまり堅苦しく考えるのはやめておく。
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