9月1日

オーディオの方だけど実は激しく色々な事が起きている。

でも、ちょっとそれについて触れるのは時期尚早

別に話を引っ張っている訳ではないのでお許しを。



え〜と、、、、こーゆーのは何て言うんですか?ところで??。
パッチワーク?。キルト?。
僕はとっても詳しくないであります。

でも、今ふっと思ったんだけど、
こーゆーのってスピーカーの中の吸音材代わりとか
ルームアコースティック調整用に良かったりするかも?。

おだてたら色々やってくれるかな?。

(そんなに甘くないか?。笑)


9月3日

クライオZYXが二つ。
どちらも拝借している物です。

SAECのシェル(白)に付いている物がAIRY−Vと言うビンテージ線クライオ。

そして、V−24Cさんのシェル(黒)に付いているのがAIRY−S
こちらは線クライオ。

それぞれに素晴らしいが、今まで使ってきた
銀線ノンクライオ版とはまるで別物で驚いている。

そして、三種のZYXにそれぞれの良さがある。


9月6日

思うところがあってマンションに行ってネッシーを鳴らしてみた。

さすがにあれを防音室(4,3畳程度のアビテックス)の中に
入れてみようとは思わない。
なので余っているスペースにぽつんと置いて
CD−10、PRA−2000、HMAー9500Uに繋いでみた。

暗騒音もあるし、ベストでもベターでも無い状況で
音も点を付ければ30点?。

ところが部分的に取り上げると実に良い音がするので
ビックリしてしまった。

ボーカル、ピアノ、オマケに弦までが実に美しい。
もちろん自宅で聴くロジャースも美し系の音を出すが
それとは違った、冴え渡り晴れ渡った音だ。

こんな音、自宅で使っていた時にはついぞ出たことが無かった。

一体何なのか?。
一言で言うとこの人はやはり7畳向けでは無かった??

トーンコントロールもパライコも、もちろんサブウーファーも無い
状況だったから低音の量感は不足しているのが明白だが
スピード感は物凄いもので、思わず頬が緩む。

やはり野生児スピーカーは狭苦しい所に押し込んではいけないのか?。
大いに反省して考え込んでしまった。

とにかく透明感が高く、とげとげしさはまるでなかった。


9月7日

Pippinさんのお宅に同好の志が集結。

調の字さん、zibbibosさん、Shuksさん(順不同)、そしてよっしー。

Pippinさん宅の音に付いて言えば前回お伺いしてから日も浅いので
とりわけ大きな変化は無い。、、、というかとっても安定していらっしゃる。

居心地の良さも手伝って、朝も早くから日がな一日
オーディオセットの置いてある応接間を占拠

奥様もお子さん達もご在宅なのに、お父さんは怪しいおじさん達
(って事も無いが。笑)拉致されて?しまっている。

心配なのか、下のお子様はたびたび様子を覗きにいらしていた。
そしてその仕草がとっても可愛らしかった。


ウチの子供達に前に訊かれた事がある。

大人の友達の集まりは、どうしてあんなに長いのか?」と。

思わず笑ってしまいましたが、

「う〜ん、、、、。ほら、子供の友達同志は割といつでも逢えるけど、
大人の友達同志は本当にたまにしか逢えないだろ。
だから、逢えた時はどうしてもお話がいっぱい溜まっちゃっているんだよ。
だからね、、、、。」、
と一応もっともらしく説明をしたのだが、あんまり納得した気配は無かった。(爆)

冗談はさておき、OFFをやると言うことは特にその家のご家族には
かなりの影響が出るものだ。
なにしろオーディオっていうのはインドアーでやるものだから
思いっ切りお家の中に腰を据えてしまう事になる。

それを申し訳ないと思わない事はあり得ない。
お互いが気を遣いながら、それもやっぱりたまには集まりたいのが
趣味を同じくする者同志。
で、たまの集まりだから積もる話しもありまして、、、。(汗)



と、結局は言い訳で締めくくってしまう事になる?。

いや、だがしかし、真面目な話しやっぱり男には趣味があった方が良い
例えそれが故にお互いが相手を拉致し合ってしまう時が
年に何回かはあったとしてもである。

折りも折り、ちょうど今“「世界で一番あわれな」日本男性
弘兼憲史著/新講社刊)というのを読んでいる途中である。

この本では、いかに今の時代我が国の男性に勢いが乏しく
反対に女性は元気なのかと言うような事が繰り返し書かれている。
もちろん、Why?と分析しつつ、ではどう考えどう動いたら良いかが
説かれる訳だが、まあ色々と身につまされるお話が多い。

趣味を持てば良いのか?と言えばそれほど単純なものでは無いのだが
それでも読み進む程に自分を初めとして例えばオーディオというものに
没頭したり、それをキーワードに色々な人と知り合いになったりしている
私達は、それでもかなり救いのある方だと言える事に気が付く。

まだ現役でいるウチは仕事でごまかす事は出来よう。
しかし、引退などした後に、一体全体自分では何をしてよいやら
わからず決める事も出来ず、ただひたすら奥さんの予定を尋ねては
後に張り付いて行動する
様なおっさん(その本によれば、そう言う人は多いらしい)
になってはちょっとマズイ

いや、本人がどうだろうと構わないが、そうなると結局一番迷惑をするのは
他ならぬ奥さんや他の家族なのである。

そんな状況を迎えてから、“趣味でも持てば?”、とか
“たまには誰かと出かけたら?”、などと話しを振っても手遅れである。
対策は早めに打っておかなければならない。

その点我々は大丈夫?である。
揃って還暦を迎えた後でも、
“あなた、そろそろよっしーさんの所でも行って来たら?。
何でもほら、最近又つまらない物、、、、じゃなかった
面白い物買ったみたいじゃないの。ホームページに書いてあったわよ。
日曜日は行ってらっしゃいな。”、とか言って追い出して?貰える??。

やる事や遊びに行く先がある事は事ほど左様に
お互いの為にプラスになるのである。(ホンマか?。笑)





、、、と、ここまで書いてから読み直してみて、
我ながら見事な理論武装なのに呆れてしまった。(爆)

でも、やっぱりまあ男同士集まる事は大切だ。
そして趣味をキーワードに異業種の方から面白いお話を
聞かせて頂いたり、年齢の枠を越えてお知り合いになれるのもありがたい。

何でも良いから大いにやろう。その姿を見せたり
あるいは家族にも手をさしのべて巻き込む事は
最終的には全員の為にプラスになるはずだ。
(だから拙著にも“趣味の物は捨てなくて良い”、と書いた)

そう言えばOFFも終わり駅へとお送り頂く車の中でもお話をした。
“今度はお互い録音機など持ってアウトドアーに出て
日中は録音をして後刻それを持ち帰り聴き合うと言うのはいかがだろうか?”
などと笑いながら話した。

湘南鎌倉であれば、江ノ電の音を録るも良し、
あるいは由比ヶ浜で鳶の鳴き声(あれは鳴くのか?)を録るのも良い。
大仏様の付近で遠足に来た中学生にマイクを向けてインタビューも良い?。
(怪しまれて警察に突き出されても困るが。)

うん、そーゆーアクティブなのも一考に値する。

後はそうだな、、、、。
子供を集めてスピーカー自作教室なんてのも良い。
今だったら教室のあるマンションに空きスペースはいっぱいあるから
場所なら提供出来そうだ。
子供を預かるから出掛けてきて良いよ、と言えば奥様達の評価も上がる?。
(そんなに甘くはないか?)

と、冗談も含めるがそんなOFFも良い。

とにかくオーディオ(で無くても良いけど)を切り口に
みんながより一層元気になれたら良いな。

などと話しは相当脱線したが、真面目な提案の部分もある。
日本の元気はOFFから始まる?。

そして、この日のオーディオ的な2〜3のお話に付いては後日
ちょっとだけ。


9月8日

さて、Pippinさん宅でのOFFは会話の時間の
たっぷりある落ち着いたものだったが、そこはそれ、
聴くべき物は聴いてきた。(笑)

色々ありすぎてほんの一部しか取り上げられないが
この日のアナログ関連で一番活躍したのがこちら。


と言われても上の画像ではわかりにくいと思うが
GT−2000X+WE−407/23に装着されているのは
イケダ9CUである。

イケダと言えばカンチレバーレス
音の素晴らしさと引き替えに扱いのシビアーさも最高?。

一同そう思って臨んだが、結果から言うとそんな事は無かった

明らかに高解像度系の音だが、無機的になることはなく
立派に音楽を奏でてくれるカートリッジであることが立証された。

ちょっと興味深かったのがシェル

写真で移っているシェルはダイナベクターの物で自重11g
9CUには当然純正のシェルが装着されていたのだが
重量オーバーで407GTでもバランスが取れないのである。

そこで急遽シェル変更

あるいはこれが功を奏したか?。

イケダのシェルが悪い筈はないが、とにかく使えるアーム
限定されてしまう。
FR−64(S)、IT245ダイナベクター等でないとバランスしないと思う。

問題はそれらのアームが果たしてカンチレバーレスのカートリッジに
最適な性格かどうか?と言うところにある。

シェルはなるべく丈夫な物を使いたい。
これは無理もない心情なのだが、問題は重量増である。
強靭なボディーのカートリッジ+頑丈なシェルはすぐにトータル
25gオーバー
位にはなってしまう。

こうなると使えるアームが限定されるし、皮肉なもので
そう言った重量にも対応出来るアームというのはハイコンプライアンス
カートリッはジ得意としない事も多い。

その辺りをいかに上手くまとめるがもアナログの一つの楽しみではあるが
二律背反する部分でもあるので悩ましい。

とにかく当日の9cUは素晴らしいものだった。
これに後一歩(特に低域の)爆発的なエネルギー感が加わったら言うこと無しだが、
これは11gのごく普通のシェルの影響もあってのことかもしれない。
可能なら13〜16g位の、もう少し厚手のシェルでもう一度拝聴してみたいと
欲張った事を思ってしまった。

そしてこの日のもう一つの話題がこちら。
zibbibosさん持ち込みの機材だ。

SONYNT−2というデジタルマイクロカセットレコーダー

石田先生などが評価され実際にお使いになっていたので
ご存じの方も多いだろう。

画像からご理解頂けるだろうが、本体サイズが
22×112.8×63mm極小である。
重量も155g

それに使われる専用テープ正に切手サイズ
実物を見ると笑ってしまうくらい小さい。

それで音はどうなのか?と言うと大変優秀。
本格オーディオ用として充分使える。

この日は偶然にもGTー2000系ユーザーが揃っていたが
一同胸の中で同じ事を呟いたに違いない。

“これじゃあ直径30p以上もあるターンテーブルを回しているのは
馬鹿みたいじゃないか、、、、”、と、、、。

問題はこのハイテクレコーダーで何を録るのか?と言うことだ。
本気で録音となるとDATに走るだろう。
では、取材用に、、と思えば既にメモリースティックがある。

実に勿体ない

これはもう手持ちの録音機を一同に会して生録大会をやるしかない?。

同じ音源を同時に録って後で聞き比べをする。

やっぱり次はアウトドアーでOFFかな?。(笑)

冗談はさておき、とっても優秀なレコーダーだった。

そんなこんなで日が暮れる。

場をご提供頂いたPippinさんありがとうございました。
くれぐれも奥様お子様方に宜しくお伝え下さいませ〜。(!)


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