GT−2000+DV−507プロジェクト?の その後だが、相変わらず音は甘い。 色々とやってみたい事はあるが ちょっと冷静になる必要もある。 焦らずに焦らずに、、、。
改めて言うのも何だけど、 DV−507はGT−2000用にあつらえた様な ルックスをしている。 色合いがぴったりで、純正組み合わせみたい。 違和感が無い。 これで音が冴え渡ってくれればと思う。 でも、ここらで一回GT−2000から離れる。 しつこく聴きすぎると、訳がわからなくなる事が多い。
実に珍しい事だが 新品の、しかも今話題の?CDを購入。 Norah Jornesの「come away with me」。 アナログ盤が欲しかったが高価で手が出せなかった。 なるほど売れるには訳があると言う感じで とても心地よい音がする。 CDはCDP−777ESA使用で目下安定している。 壊れなければこれで良いとしておく。 (内心SACDには惹かれるが) ところで購入したのは国内盤。 輸入盤が遙かに安価で買えるのだけど 歌詞カードが欲しかった。 語学力が無いと、こういう時損をする。
そろそろサイトも4年目が近いなと思って つらつらと自分で書いた丸3年分の日記を めくってみた。 我ながら、良くもまあこんなに(どうでも良い事を?) やってきたなぁ〜と感じてしまった。(笑) まあ、おおむね進歩してきたから 一応良いことにしよう。
まるでない。 これは良い事か悪い事か、ちょっと悩む。 こういうのも依存症の一種というのか、 サイトがすっかり生活の一部になってしまっている。 却って更新をしないようにするのに苦労?している。 健康のため、更新のしすぎに注意しましょう?。
一番面白かったのはやっぱり ロジャースを導入したことだったのかもしれない。 ちょうど三年前の今頃、山本さんから貰った 一通のメールからそれは始まった。 サウンドクリエイトにロジャースLS5/9がスタンド付きで 格安である。お一ついかが?、(とは書かれていなかったけど) みたいな内容だった。 格安は良いけど、そんなスピーカー見たことも 聞いた事もないよ〜、と笑ってしまったけど、 その瞬間、俺はきっとこれを買う事になると 直感が走った。 山本さんとは数通メールでやりとりしたけど それは会話を楽しんだに過ぎなくて、 インスピレーションのままに購入決定。 一応サウンドクリエートのショールームで 試聴をしたのだが、あまりにつまらない音がしたので 購入決定。 僕も大したひねくれ者である。 しかし、自宅に設置したロジャースから最初の一音が 出た瞬間、さすがに下を向いてしまった。 なんぼなんでも、こりゃ酷い!。 思わず水没経験でもあるのではないかと思いたくなる、 目を(耳を)覆いたくなるような音だった。
HMA−9500。ケーブル類はあり合わせ。 もごもごのサウンドで、結局最初の一年は過ごしてしまった。 でも、冷静に考えてみると、この一年で ラック類が整備されたり、各種機材の配置が 決定されたりしていたわけで、それはそれで 意味がなかったわけでもない。 ロジャース急変のきっかけは、導入から丁度一年後の ’01年春にカウンターポイントのプリ、SA3が来た事だった。 このときの変化が一番大きかった。 物言わぬロジャースが活発さを身につけた瞬間だった。 プリはそれで良いとして、次なる問題はメインアンプ。 これについては、あっちに行ったりこっちに行ったりしたが 結局HMA−9500に落ち着いた。 ロジャースの底板を一個100円の剣山で支える事にしたのが 功をを奏して、9500がベストマッチとなった。 この剣山は今でもそのまま使っている。 その他にも挙げきれない位の色々があって ロジャースはとうとう、これ一本でいけるという所まで 到達したのがつい最近の事なのでありました。
これで終わるのかもしれない。 そもそも、純マニアの世界では、一つ部屋に スピーカーが二組というのは邪道ともされている。 互いが悪い影響を及ぼすというのが その理由らしい。 でも、今日の音があるのは、少なくとも僕の場合 装置が2系統、常に並列であったからだと これは断言出来る。 無駄も多いのだけど、性格の全く違う装置と 同時につきあっていると、 オーディオには色々なアプローチがあると言うことを、 身をもって体験する事が出来るものだ。 何かと独りよがりにならないで済んだのは 2つの装置とつきあえたお陰だと感謝している。
さて、GT−2000+DV−507だが ある時気が付いてみるととても良い音だ。 で、不思議に思って数日過ぎてわかったのだが いつの間にやら装置が日々のエージングの過不足に 敏感に反応するようになっていたみたい。 一応足掛け25年くらいオーディオと関わっているので エージングの重要性くらいわかっているし、ちゃんとやっている。 だから自分の装置に対してはサバの読み方も心得ていた。 (暖まるとこれくらいだ、みたいな読み方の事) ところが、それが最近狂ったみたいだ。 良く解釈すると、それだけ敏感になった訳だが どうも駆動系機器に灯を入れておくだけだと さっぱり駄目で、ちゃんと1時間くらい(小音量で良いから) スピーカーに信号を送り込んで上げてないとご機嫌斜めみたいだ。 せっかちな僕としてはあんまり歓迎したくない状態だ。 ただ、ちゃんと構って上げた後に出てくる音の方は やっぱりクオリティアップしているので こりゃ我慢せざるを得ない?。
更に改めてSP−10U+WE−506/30で 同じディスクを同じカートリッジ(ZYX+SAEC セラミックシェル)で聴いていると、凄く鮮明な音で驚かされる。 これに慣れた耳には、大抵の物は鈍く聞こえて不思議ではない。 そう考えると、GT−2000+DV−507の音は SP−10U+WE−506/30の音に比べて やっぱり甘口は甘口なのだけど、 それはそれで大変好ましいものだと気が付く。 こっちに慣れるとSP−10U+WE−506/30の音は やや解像度過多みたいな気もしてくる。 人間なんて勝手なものだが、 言い方を変えると気分やカートリッジで 使うプレーヤーを換えれば済むので これは大変ありがたい状況とも言える。
2003−1976=27 つまり、あれから27年が経っている。
’76年秋号だ。 当時中学3年生の僕が買うには 800円は高価だった。 だから、飽きもせず繰り返し繰り返し読んでいた。 そしてその後結婚を期に 色々な物を処分してしまうまで、この雑誌も 12年くらい存在していたと思う。 その後、縁があって別冊FMfanは65%位 集め直した。 この号は先日珍しくオークションに参加して 落札したもの。 自作特集と言うことで、タンノイオートグラフに挑戦!! などという記事まである。
我ながら驚いたのは、その内容を完璧に近く 記憶していたこと。 そりゃそうだろう。あれだけ繰り返し読んだのだから。 自作特集の冒頭には高城先生登場。 4Wayオールホーンスピーカーにも驚いたが 糸ドライブの超重量級のターンテーブルにもしびれたのを 覚えている。 そしてページをめくると、 やはり長岡先生が出てくるわけだ。 自作バックロードホーンシステムに 目を奪われた、当時15歳の私でした。 (続く)
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