4月1日

GT−2000+DV−507プロジェクト?の
その後だが、相変わらず音は甘い

色々とやってみたい事はあるが
ちょっと冷静になる必要もある。

焦らずに焦らずに、、、。


4月3日

改めて言うのも何だけど、
DV−507はGT−2000用にあつらえた様
ルックスをしている。

色合いがぴったりで、純正組み合わせみたい。

違和感が無い。

これで音が冴え渡ってくれればと思う。

でも、ここらで一回GT−2000から離れる

しつこく聴きすぎると、訳がわからなくなる事が多い。


4月4日

実に珍しい事だが
新品の、しかも今話題の?CDを購入。

Norah Jornesの「come away with me」。

アナログ盤が欲しかったが高価で手が出せなかった。

なるほど売れるには訳があると言う感じで
とても心地よい音がする。

CDはCDP−777ESA使用で目下安定している。

壊れなければこれで良いとしておく。
(内心SACDには惹かれるが)

ところで購入したのは国内盤

輸入盤が遙かに安価で買えるのだけど
歌詞カードが欲しかった。

語学力が無いと、こういう時損をする。


4月5日

そろそろサイトも4年目が近いなと思って
つらつらと自分で書いた丸3年分の日記
めくってみた。

我ながら、良くもまあこんなに(どうでも良い事を?)
やってきたなぁ〜と感じてしまった。(笑)

まあ、おおむね進歩してきたから
一応良いことにしよう。


更新に関して、ネタに困るなどと言うことは
まるでない

これは良い事か悪い事か、ちょっと悩む。

こういうのも依存症の一種というのか、
サイトがすっかり生活の一部になってしまっている。

却って更新をしないようにするのに苦労?している。

健康のため、更新のしすぎに注意しましょう?

3年間の思い出は数々あるが、
一番面白かったのはやっぱり
ロジャースを導入したことだったのかもしれない。

ちょうど三年前の今頃、山本さんから貰った
一通のメールからそれは始まった。

サウンドクリエイトにロジャースLS5/9がスタンド付きで
格安である。お一ついかが?、(とは書かれていなかったけど)
みたいな内容だった。

格安は良いけど、そんなスピーカー見たことも
聞いた事もない
よ〜、と笑ってしまったけど、
その瞬間、俺はきっとこれを買う事になると
直感が走った。

山本さんとは数通メールでやりとりしたけど
それは会話を楽しんだに過ぎなくて、
インスピレーションのままに購入決定。

一応サウンドクリエートのショールームで
試聴をしたのだが、あまりにつまらない音がしたので
購入決定
僕も大したひねくれ者である。

しかし、自宅に設置したロジャースから最初の一音が
出た瞬間、さすがに下を向いてしまった。

なんぼなんでも、こりゃ酷い!

思わず水没経験でもあるのではないかと思いたくなる、
目を(耳を)覆いたくなるような音だった。


その時のラインナップはPRA−2000+
HMA−9500
。ケーブル類はあり合わせ。

もごもごのサウンドで、結局最初の一年は過ごしてしまった。

でも、冷静に考えてみると、この一年で
ラック類が整備されたり、各種機材の配置
決定されたりしていたわけで、それはそれで
意味がなかったわけでもない。

ロジャース急変のきっかけは、導入から丁度一年後の
’01年春にカウンターポイントのプリ、SA3が来た事だった。

このときの変化が一番大きかった。
物言わぬロジャースが活発さを身につけた瞬間だった。

プリはそれで良いとして、次なる問題はメインアンプ

これについては、あっちに行ったりこっちに行ったりしたが
結局HMA−9500落ち着いた

ロジャースの底板を一個100円の剣山で支える事にしたのが
功をを奏して、9500がベストマッチとなった。
この剣山は今でもそのまま使っている。

その他にも挙げきれない位の色々があって
ロジャースはとうとう、これ一本でいけるという所まで
到達したのがつい最近の事なのでありました。


長らく続いたシステム2系統体制
これで終わるのかもしれない。

そもそも、純マニアの世界では、一つ部屋に
スピーカーが二組というのは邪道ともされている。

互いが悪い影響を及ぼすというのが
その理由らしい。

でも、今日の音があるのは、少なくとも僕の場合
装置が2系統、常に並列であったからだと
これは断言出来る。

無駄も多いのだけど、性格の全く違う装置と
同時につきあっていると、
オーディオには色々なアプローチがあると言うことを、
身をもって体験する事が出来るものだ。

何かと独りよがりにならないで済んだのは
2つの装置とつきあえたお陰だと感謝している。


4月6日

さて、GT−2000+DV−507だが
ある時気が付いてみるととても良い音だ。

で、不思議に思って数日過ぎてわかったのだが
いつの間にやら装置が日々のエージングの過不足
敏感に反応するようになっていたみたい。

一応足掛け25年くらいオーディオと関わっているので
エージングの重要性くらいわかっているし、ちゃんとやっている

だから自分の装置に対してはサバの読み方も心得ていた。
(暖まるとこれくらいだ、みたいな読み方の事)

ところが、それが最近狂ったみたいだ。

良く解釈すると、それだけ敏感になった訳だが
どうも駆動系機器に灯を入れておくだけだと
さっぱり駄目で、ちゃんと1時間くらい(小音量で良いから)
スピーカーに信号を送り込んで上げてないとご機嫌斜めみたいだ。

せっかちな僕としてはあんまり歓迎したくない状態だ。

ただ、ちゃんと構って上げた後に出てくる音の方は
やっぱりクオリティアップしているので
こりゃ我慢せざるを得ない?


4月6日(その2)

更に改めてSP−10U+WE−506/30で
同じディスクを同じカートリッジ(ZYX+SAEC
セラミックシェル)
で聴いていると、凄く鮮明な音で驚かされる。

これに慣れた耳には、大抵の物は鈍く聞こえて不思議ではない。

そう考えると、GT−2000+DV−507の音は
SP−10U+WE−506/30の音に比べて
やっぱり甘口は甘口なのだけど、
それはそれで大変好ましいものだと気が付く。

こっちに慣れるとSP−10U+WE−506/30の音は
やや解像度過多みたいな気もしてくる。

人間なんて勝手なものだが、
言い方を変えると気分やカートリッジで
使うプレーヤーを換えれば済むので
これは大変ありがたい状況とも言える。


4月8日

2003−1976=27

つまり、あれから27年が経っている。

別冊FMfan11号。

’76年秋号だ。

当時中学3年生の僕が買うには
800円は高価だった。

だから、飽きもせず繰り返し繰り返し読んでいた。

そしてその後結婚を期に
色々な物を処分してしまうまで、この雑誌も
12年くらい存在していたと思う。

その後、縁があって別冊FMfanは65%位
集め直した。

この号は先日珍しくオークションに参加して
落札したもの。

自作特集と言うことで、タンノイオートグラフに挑戦!!
などという記事まである。

一旦手放してから約15年ぶりに手にしたのだが
我ながら驚いたのは、その内容を完璧に近く
記憶していた
こと。

そりゃそうだろう。あれだけ繰り返し読んだのだから。

自作特集の冒頭には高城先生登場。

4Wayオールホーンスピーカーにも驚いたが
糸ドライブの超重量級のターンテーブルにもしびれたのを
覚えている。

そしてページをめくると、
やはり長岡先生が出てくるわけだ。

自作バックロードホーンシステムに
目を奪われた、当時15歳の私でした。

(続く)


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