以前より一度やってみたかった事があった。 それはスピーカー後方に空間を取る セッティングを試してみること。 通常のよっしーの部屋のセッティングは いわゆるセンターラック方式で スピーカーも壁にぴったりではないけど ラックの両脇に鎮座するオーソドックスな置き方。 スピーカーの周辺に物を置かないセッティングにすると 音場感が良くなる。 後方、及び左右の壁から離すと 音場感が良くなると言うのは今では常識?。 まあなるほど、それはわかるが 大して広くもない部屋でそれを実現するのは なかなか難しい。 試すだけなら良いけれど、 それで圧倒的に良い結果が出てしまって 元に戻せなくなったら尚困る?。 そんなこんなで先延ばしにしていたが やっとこ重い腰が上がった1月のある日、、、。
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(誰がネッシーを動かすかい!) 写真のように、まさに実験という感じで 臨時のセットとなった。 臨時とは言ってもガタ取り等には 注意を払う。 で、結論は?。 「、、、。」 さすが音場オンチ?。 確かに通常のセッティングより向上しているのは 明らかだが、泣いて喜ぶ程の違いは 今回感じることが出来なかった。 残念でもあったが内心胸をなで下ろしている。 何故って、やっぱりやってみるとスピーカーが 壁から離れて中央に向けて進出してくると 拙宅では邪魔者以外の何者でも無いからだ。(笑) だからスピーカーを壁から離すセッティングに 意味がないなどとは言わない。 一例だがKchanさんのところなどでは 明らかに効果が出ている。 きっとよっしーは音場に鈍感なのだ?。(汗) それにやるならやるで、もう少し時間を掛けて 詰めないとダメなのかもしれない。 更にもう一つ言うと、拙宅の場合 これはやっぱりSY−77が帰ってきてから やるべきだったみたいだ。 何故って音場感以前に気になるところが多すぎて 注意散漫になってしまったそしりを逃れない。 ただ、副産物として改めて気が付く事が多かった。 というか、そちらの方が多かったみたいだが、 それについては又。 (時間切れ〜)
さて、この日の試聴は当然SY−77抜きで (東芝に入院中)やったわけだ。 プリをどうしようかと思ったけれど、 最初は物は試しで自作のパッシブコントローラーを 使ってみた。 どうなるか心配だったけど、 それはそれで、それなりに良い音だった。 美しい事は大変に美しい。 ただ、どうにも弛んだ感じが否めない。 そう言えばロジャースにも最初はPRA−2000を 使っていたのだが、その頃の音がこんなだった。 パッシブもPRA−2000も、色付けが無いという点では 最右翼のような気がするが、 ロジャースから自分が望む音を出そうとすると 甚だ不適当としか言い様がないから面白いものだ。
パッシブ→PRA−2000に続いてSA3を繋ぐ。 俄然活き活きする。とてもブリリアント。 ああ、この音をこの間まで聴いていたんだよなー と思わず懐かしいような気持ちになってしまう。 それだけ僕にとっては“過去の音”に なりつつあるのだろう。 なんだか申し訳ないけど、今はただSYの帰りを待ちたい気分だ。 その日に備えるつもりで格好は悪いけど スタンドの天板の上にコンクリのドブ板を復活させてみた。 ドブ板は決して最良の物では無いけど 音はやっぱり好みの方向に向かう。 足下の重量増は何かと効果的だ。 ま、この辺りについては構想もあるので 今年中には変化を起こすつもりです。
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