12月23日

ルームアコースティックは良いけれど、
見た目を考えてやらないと家人のクレーム必至である。

だからボチボチやる事にする。

それより解決したい問題が先にあった。

どうしたことか、いつの間にか“ブ〜ン”というハム音が
聞こえるようになってしまった。

てっきりアームケーブルのアース浮きかと思ったが
どうやら違う。

どんどんどんどん、ピンケーブルを抜いていくが
ハムは消えない?。

まさかねー、と最後の手段でメインアンプのHMA−9500を
入れ替え
(最初期型→MK1の後期型)

そしたらハムは一発で納まってしまった?。

一台のHMA−9500に何か不具合でも発生したのか。
まあ、年末であんまり色々考えたくないし、
当面はOKなので忘れることにした。


心が落ち着いたところで音を出す。

とっても久しぶりにZYX登場。

せっかく新しい物に交換したのに出番があんまりなかった。
何故かというと、針を飛ばすのが恐くて…。(笑)

不精者なので、ディスクも何かを聴き始めるとそればかり
聴いてしまう。
日頃GT−2000+YSA−1+DL−103SLで聴き慣れてしまたソフトを
流用?して何気なく針を落として驚いた。

…。
103も良い。F−8も名器だ。
しかし、やっぱりZYXは現代のカートリッジだと痛感してしまった。

しなやかで艶やかで、底力もある。
この違いはやっぱり大きい

部屋も大事だし使いこなしも大事だろう。
でも、やっぱり機器の違いの影響も大きい。

思わずウムムムム…と唸ってしまった。

良かった良かったと喜んでばかりもいられない。
ZYXが登場したら今までは気にならなかった所
あちこち気になり始めた。
オーディオ好きの悲しい嵯峨であろうか。

まあ、あんまり急がないようにしよう。

最近気になっているソフトを二枚。

右はカシオペアの「ZOOM/DOWN UPBEAT」。

’85年の12インチシングルで、KP対GTのオフ会をやったときに
limitedさんが持ち込んでくれた物。
(ALR-12002)
人工的だが強烈な音が納まっている。
これぞテスト向き?。
特にB面冒頭のベースなんか大好き。(笑)

そして左がシフが弾くモーツアルト
「PRESENTING ANDRAS SCHFF
/MOZART SONATA in B FLAT,K.333
SONATA in C,K.545
FANTASIE in C MINOR,K.475
SONATA in C MINOR,K.457」
(LONDON CS7240)

著名な人が著名な曲を弾くスタジオ録音で聞き流しても
楽しむ事が出来る。
でも、よくよく聴くと非凡な録音だ。
これを口で説明するのは、ちょっと難しいのだがカシオペアとは
別な意味で挑戦のしがいのあるレコードだと思う。


12月25日

オーディオねたではないのですが、
PCのキーボード入れ替え。

ず〜っと欲しかったメカニカルキースイッチ採用のタイプを入手。
今や普通のキーボードなら480円で買える時代に
6.280円税別はかなり高価。

でも、自分にとってパソのキーボードくらい頻繁に触る物も無いので
今回は自分を許してしまった。(汗)

FILCOのFKB-109J-Xという型番で、名称が“”というから驚く。
スズキのバイクに“刀”があったが、それに対抗したのかな?。

このキーボードのタッチは、正にサクサク
メリハリがハッキリしていてたまらない。

ただし、キーノイズは半端ではない。
思わずタイプライターですか?、ってくらいの動作音がする。

店頭にはこのあたりを改善したモデルも並んでいて、
それだと動作音は控え目なのだが、メカニカルタイプ独特の
サクサク感も後退してしまっている。

半端だと嫌なので、もっともタッチが明瞭なタイプにしてしまった。

これで良かったと思う。
ただ、夜中に打っていると、耳につくことも確か。
どうやらキーボードの下に衝撃吸収性の素材を敷くと多少改善される様子。

でも、これじゃあ何だかオーディオ機器を相手にしているのと
変わらない?。


ところでマウスも不調だったので買い換えた。

こちらは680円のフツーのタイプ。

予算をケチったというのもあるが、
マウスのフィーリングというのも好みがあって、幾ら高価でも合わない物は合わない
長い間使い慣れた物と同タイプを購入。

一見アンバランスですが、僕にはこの組み合わせが最高みたいです。


12月26日

PC関連のお話しが続くが、最近になって
7連奏のCD−Rドライブを使い始めている。

訳あって社名は書かないが、7連奏と書いたら
察しの良い方はわかってしまうだろうか。

接続はSCSIという事だが
幸いよっしーのPCはSCSI対応である。

ただ、SCSIのコネクターは種類が多く、しかも名称が
各社で異なったりするので変換を探すのに一苦労してしまった。

それはさておき、このチェンジャー、イジェクトの動作など見ているだけでも
格好良い。
マイコンピューターを開くと、一気にドライブが7つも増えている。
当たり前だが壮観である。
ハードディスクは二つ積んでそれぞれを二分割しているので
それだけでもドライブが四つある。これに7連奏が加わって
更にカードリーダーも繋がっているのでドライブ関連が都合17個表示される。
何だか笑ってしまう。

更にこのチェンジャーは背面にRCAのアウトも持っている。
これはもうオーディオに繋げと言わんばかりであろう。

3メートルのピンケーブルがあったので
プリまで信号を引っ張ってみた。

繰り返しになるけれど、プリの背面に引き戸が来たことで
ケーブルの差し替えは実に快適の一言。
何かをやろうと思ったとき、躊躇する事が少なくなった。

さて、肝心の音の方だが、これはなかなか魅力的だ。
一言でいうと、マイルドでウオーム
非常に優しくて、穏やかな鳴り方をする。

たっぷりを通り越して、どっぷりドタドタと鳴る感じもあって
軽快なフットワークにはほど遠い。
でも、とっても和める音なのは間違いない。
シルキーというか刺激臭が皆無なので
延々と聴いていられる。

X’masでもあるので、物静かに行こうという事で
「ELLA AND LOUIS」を繰り返し掛けて過ごした。
こんな夜にはぴったりの?CD−Rチェンジャーなのでした。


続きはこちらです。

一つ前の日記に戻る。

日記のMENUへ。

表紙へ。