1月5日

さて、新年明けましておめでとうございます

今年の日記、やっと始まります。

って、まぁ貴方新年早々実に怪しげな物が、、。(笑)

というのは冗談で、1月4日、よっしー宅で
新年会OFFが開かれました。

ご来訪頂いたのはワガママおやじさん、
しわしわさん、HGさん、Y31さん、Pippinさん、
そしてKazzさん。(以上到着順?)

いつになく大勢でのOFFで
もいっぱい。

果たして文面でどれだけ内容をお伝え出来るか
疑問ですが、一応報告Startです。


まず上の画像はしわしわさん経由で
搬入された、HGさん所蔵データレコーダー

一体これは何ですか〜?と訊かれても
あたしにはうまく応える事が出来ません。(汗)

言えるのは本来医療用の機器で
心電図など記録する為の物らしい。

要するにオーディオ用では決してないわけですが
物としての精度は見るからに良い。
信頼性抜群。(当たり前?)

推定販売価格数百万円

これで録音再生をやってみると、、。


と言っても今回は再生だけ

あらかじめHGさん、しわしわさんが録音された
音源を拙宅で再生してみた。

音は?。

これはまだ本領を発揮していないと思われるものの
クオリティはかなり高い。

とてつもなくクール澄み渡っている。

脂ぎったような、とか苦み走ったような、
とかいう世界とは無縁にさえ思える
汚れの無いサウンド。

、、、と書いたものの
本来録音機の性質はコピーであっても
自己録音再生をやってみないと何とも言えないので、
あくまでもその日の個人的感想とお考え頂きたい。

問題はそれよりもFMの変調ノイズらしきもの
つきまとって離れない事。

せめてこれが消え失せればと思うが、
世の中には録音機の鬼とも言えるような人々が
いらっしゃるので、あるいはその問題の解決も
あっという間に出来てしまうのかもしれない。

今回はとにかく時間が無かったので
あくまでもお披露目

それにしてもSONYもまさかこれで
音楽を録音する人が出て来るとは
思いもしなかったろうなぁー。(笑)


1月7日

医療用データレコーダーで贈る音楽再生
というだけで充分凄いが、当日はもう一つ
重量物をお運び頂いた。

そう、Y31企画(?)のNEWアイテム
Y31AB−1だ。

これがどのような物なのかはリンクページを
ご参照頂くのがベスト。

蛇足を覚悟の上で説明すると
YAMAHAがGTプレーヤーのオプションとして
発売していたアンカーブロック
AB−1の復刻、、、を超えた強化バージョンだ。

オリジナルのアンカーブロックは重量32s
対してY31AB−1は約40s

単純に重くなったなどという物ではなくて、
オリジナルでは鋳物だったのが
こちらでは全身これ削り出しの塊(!)となっている。

正に一切の妥協無し
これぞ拘りの一品である。

本来門外不出のレアアイテムなのだが、
今回はY31さんのご厚意で搬入頂いた。

残念な事に拙宅の受け入れ態勢が充分とは行かず、
床に直置きという悪条件での拝聴となってしまったのが
申し訳ない。

というのも、重量もさることながら
GT−2000+Y31AB−1は全幅約700oに達するので、
例えば我が家にある(これもレアアイテムだが)
ワイド版GTラック、YAMAHA GT−R10(幅650o)
を持ってしても、マウントが不可能だったのだ。

床直置きが必ずしも悪いわけではないが
よっしーの部屋の床はごくごくありふれた床

Y31さんはその事をご考慮下さり敷物まで
持ち込んで下さったが、それでも軟弱な床
悪影響を断ち切るのは難しかったのではと想像する

そんな状態での試聴なので能力全開とは
行っていないかも知れない、という事を踏まえて
頂きたい。

しかし、そんな悪条件の中でも
このY31AB−1は怪物の片鱗を見せつける。

よっしーのGT−2000にはY31ST−1GM
(砲金製テーパードターンテーブル)と
Y31PB−1(ハード系ピンポイントベース)が
装着された状態でそれとの比較も行ったが
音の重心は一段と下がる。

彫りも明確。

動くところは出来るだけ抵抗無く動き、
動いてはいけないところは出来るだけ強固に固定する。

この一大原則が実現した結果だろう。

GT−2000のターンテーブルは約6キロ弱。

GT−2000+Y31AB−1の総重量は約70s。

ターンテーブル重量対プレーヤー全重量比10倍強が
実現していることになる。

一つの理想型に違いない。

ただし、本来はY31AB−1の下に挿入されるべき
Y31PB−1はこの日は未装着
(セットは大変なのだ)
しかも設置は前述の通り。

まだまだ時間を掛けて追い込めば
一段二段とグレードアップすること間違いなし
と考えると、これはそら恐ろしいアイテムであろう。

そして、以下は完全によっしーの想像だが
全ての物には“馴染み”が必要。

無垢の素材を多用していても、
どんなに重くても“馴染み”、すなわち
エージングの影響というか効果が出るというのが
これまでの経験から得られた教訓である。

これは難しい事ではなくて
置いておくだけでも不思議と物は変化、
それもほとんど例外なく良い方向に変化を遂げる。

だからY31AB−1に関しても
このまま二三日置いておけたら更に、、、
と思わずにはいられなかった。

しかし、まあそうはいかないのが辛いところ。
最後には涙を呑んでおわかれした。(笑)

って、ちゃっかり6〜7時間楽しんでおいてなにを言う?。(爆)
(漁夫の利漁夫の利、、、)


1月9日

この日のOFFで一番有意義な想いをしたのは
あるいは部屋主よっしーだったのでは?と思うのだが
それについては後で改めて書きます。

先にご紹介したい物がわんさかある?。(笑)

太陽がいっぱい、、、じゃなくて
103いっぱい?。

左からSL(ボロン)、Pro
そして右端がオリジナル103。

いや〜、壮観壮観。

このうち同一ソースで聞き比べをしたのが
オリジナル、Pro、B。

まずはオリジナル103だが
これはY31さん愛用の物。

これだけ拝聴していると、これで何の不満があるの?
という感じ。
実際どこをどう取っても優秀。
元祖日本の音?。

いやはや103シリーズがこれだけ長寿命なのも頷ける。

生まれながらに完成していたとしか言い様がない。

、、、と一同、、と言っても実はこの試聴は
OFFの最後の方だったので立ち会えたのは
Y31さん、しわしわさん、そしてよっしーだけだったのが
残念と言えば残念。

ここで続いて103Pro登場。

しわしわさんがつい先日購入されたという物で
本来Proなどという型番は103シリーズに無い。

これはファイフォニックミュージックアートで
103をチューンした物で
高域特性の改良が施されているらしい。
振動系をいじったのかな?。

定価3万円だが針交換は不可。


針を落としてみると
サーフェーズノイズの出方からして違う。

見事に特性改善されている?。

音は確かにオリジナル103とは違う。

抜けの良さを感じさせつつ103の音を継承した
という感じか。

大変興味深いカートリッジの一つだが
今回初めて卸したような状況で
一年も使われると、これまた音に磨きが掛かりそうな
予感がする一本だ。

どことなく怪しげな存在で(笑)
しわしわさんがつい買ってみたくなった
お気持ちが良くわかる。

そして最後に期待の103B(ボロン)登場。

音が出た瞬間、ハッとさせるから凄い。

音の彫りはぐっと深く、こちらに迫ってくるものがある。

それでいながら103らしさは失っていないというのがミソ。
103使いのY31さんが思わず唸っていた。

だがしかし、このカートリッジを欲しいと思っても
既に入手不可能なのが実に残念。

以上は実に興味深い体験でした。


1月11日

と、この日のOFFはとにかく盛りだくさん。

ソフトも色々拝聴出来た。

こちらのアナログディスクは持ち込まれた物の一部。

残念ながら写っている物全てを拝聴出来たわけではない。

しかし、圧巻はサンダーバード?。

25p盤で、
非常に力強い音を聴かせてくれた。
一同あ然。

そういえばこれはロジャースで聴いたんだった。
(カートリッジはZYX)

さすがイギリス同志は相性が宜しい?。


1月12日

で、こんなのも聴いた。

これはよっしーが初めて買って貰ったLP。
もう27年も前の事になるんだなぁ〜、、。

森進一のベストアルバム」だ。

HGさんのリクエストで「冬の旅」を、
(註 HGさんは翌日から海外へ仕事で旅行
掛ける。

これが大変よろしい。

一つには録音が大変まじめ。
バックがきちんと演奏し
ごく普通に録音されている。

どうしてこういった録音が今は出来ないのか?
不思議としか言い様がない。
録音のための道具は進化の一途の筈なのに、
それが却って害毒となっているのだろうか。
思わず一同語り合ってしまった。

SPはロジャース、そしてカートリッジはZYXでお届けしたのでした。


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