8月20日

1/4

さてさて、ところで肝心なのは
自分のオーディオ
である。

暑さにかまけて休眠もいい加減にしろ?。

いや、実は水面下では色々動きがあるのである。

2/4

ぽっかり穴の開いたネッシー君。

これを見ただけで、察しの良い方は
おわかりだろう。

そう、腐り切っていたFE−208Sを
修理
に出したのである。

3/4

ところで詳しい修理内容のお話しの前に
小生のFEに関する件では
色々な方に助け舟をお出し頂きました事、
この場を借りまして御礼申し上げます

種々のアドバイスは元より
あろう事かお手持ちのユニットの貸し出しの
ご提案まで頂いた事がありました

本当に感謝の言葉もありません

「現用のFEはこのまま使い倒す」
と宣言していたのに、突然メンテナンスは何事じゃい!
と言われるかと思います。

そう、何故予定変更して突然修理に踏み切ったのか?。

それは風の便りに、
「そろそろFE208S辺りの修理が難しくなっているみたいだ」
と訊いたからです。

事の真偽はわかりませんが、そう訊くと
膿だらけ?の208Sを何とかしておきたい気にもなります。

正直今後も自分がこのユニットを使い続けるかどうかは
不明です。

でも、仮に人様にお譲りするにしても
キチンとしていなければ申し訳が無い感じ。

修理代を掛けるだけ無駄かな?とも思いましたが
損か得かは抜きにして
ここでやらないと1組のFE208Sが死に体のままになってしまう。

その事がとにかく大変偲び無く思った次第です。

そんなこんなで突然の展開となりましたので
一応ご報告です。

4/4

さて、今回フォステクスに依頼したのはコーン張り替え

実際には振動系全交換となってしまう。
お値段は一本当たり8,500円(税別)也。

帰って来た208Sを見ると
何と色白な。(笑)
10年前はこんなだったと思い返した。

さっそくネッシーに取り付けて
音の方はいかに?。

さすがに気のせいでなく音が若返った

角がキチンと出ると言うのだろうか、
あるいは晴れ渡った秋空のよう。

眼鏡の曇りが取れたような変わり方だ。

もっともこれには0506Uの力も関与している。

まっとうになった208S+0506Uの音を初めて聴いたが
これぞ純正組み合わせと言う感じ。

コロコロと鈴の音のような高音は最高。

ただ、現状では全体にやや腰高に感じるところもある。

やはりエージングは必要

しばらくはパライコの“盛り”を多めにしておこうか
と考えている。


8月22日

1/3

久し振りによっしーの妻さんにご登場頂いた。

客観的なご意見賜りたく
同一ソフトを新生ネッシーとロジャースで
交互に鳴らして感想を聞くという企画。

相変わらずソフトの方の変化が乏しいのは
ご愛嬌。

@LPで「シークレットラブ」は高橋達也。

ACDで「SAWANO TRIOS SAMPLER
これは頂き物で非売品。

BCDで「THE GOLDEN OLDIES
福山雅治(UUCH−1055)。

リスニングポイントに妻さんが座って、
あたしは装置の前で切り換え係。

それぞれのソフトが新生ネッシーとロジャースで
一応どちらが好ましく聞こえるか?。
そしてその簡単な理由は?、を問うてみた。


2/3

@の高橋達也。

これはロジャースの方が好ましい鳴り方をするという事で
意見が一致

妻さん曰くネッシーだと元気が良すぎ
ロジャースはその点実に巧みに鳴らす、とおっしゃる。

僕も激しく同意。
、、というか、このソフトを両方の装置で聴いてもらって
ネッシーに軍配を上げた人はいない。(笑)

一番肝心なサックスの音が、ネッシーシステムでは
何ともプアーに聞こえる。
目下最大の悩みのタネでもある。

AのSAWANO TRIOS SAMPLERでは
妻さんはネッシーに軍配を上げた。
僕にとっては常用ディスクでもあり、
珍しくネッシー、ロジャースどちらで聴いても
それぞれの良さが出るディスクだと思っているので
個人的には引き分け

妻さん曰くロジャースだと“はっきりしない”との事。
「高橋達也」だとそのもやもやさ加減が堪らないのだが
このディスクではマイナス要因になるらしい。

Bの福山雅治は一曲目の「青春の影」を試聴。
妻さんの軍配は、意外にもネッシーに上がった。
僕としては、ネッシーでも悪くは無いが
これはロジャースで聴きたいソフト。

妻さん曰く、ロジャースだと福山君の歌が
下手になったように聞こえるとの事。
ま、確かにネッシーで聴いた方が
福山君の声も遥かに生々しいのだが
今回このディスクに対する判定が一番意外だった。


3/3

以上、短時間で聴き比べは終わり

それがどうしたと言われると、どうもしない。(笑)

ただ、時には客観的な、というか辛辣な意見も
聞きたいと思ってやってみました。

妻さんはどちらかというとロジャース贔屓だと思っていたので
今回の判定は意外な部分が多かった。

ま、僕としてはネッシーのユニットリペアーの結果
悪い方向には行っていなかった事が
確認出来ただけで一安心

でも待てよ、この結果、あるいは借り物のツイーター
JA−0506の威力だったりしないか、、?。

そう考えると、迂闊には喜んでいられないのでした。(汗)


8月23日

1/2

ところで福山君の上記CDは
懐かしの日本のポップスのフルカバーという趣きで
「青春の影」に始まって「そして僕は途方に暮れる」
まで全16曲を網羅している。

で、僕として一番聴きたかったのは
二曲目、「ファイト!中島みゆきさんの曲だ。

出会ったのは’83年だから、もう19年も前の事になるんだなぁ〜。
(感慨深い)

“あたし中卒やから仕事を もらわれへんのや
と書いた 女の子の手紙の
文字は尖りながら震えている、、、”
と歌い出されるこの歌は、
あるいは僕に取っても一番大事な歌の一つなのかもしれない

2/2

そこで久し振りに元曲の入った
LPを引っ張り出してみた。

で、針を落としてみると、、。

いや〜、これは凄い
中島さん、やっぱり貴方は天才です。

淡々と、可愛らしい口調で歌われる分、
ファイト!」も一段と凄味を含んでいる。
思わず鳥肌が立ってしまった。

よっしーさんってどんな音楽が好きなの?って訊かれると
いつも曖昧に答えてしまうのだけど、
音楽として一番好きなのは、実はこう言ったものなのですねー。

ただし、オーディオ用のソースとしてどうかと言うと、
これはなかなか難しいところがあって
正直僕には上手く鳴らせたためしがない。(涙)

でも、この「予感」っていうLP掛けていると
オーディオなんてどこかにぶっ飛んで行っちゃいます。(笑)

“ファイト! 闘う君の唄を
闘わない奴らが笑うだろう

ファイト! 冷たい水の中を
震えながら登って行け”

忘れてはいけない、大切な物を、、、


8月24日

1/1

ところで、「ファイト!」をカバーしたのは福山君が
最初ではない。

’97年吉田拓郎が先にカバーしている。
(それ以前にやっている人がいたらゴメンナサイ。
そこまで詳しく無いよっしーです。)


“まるで俺のために書かれたような曲だ”、
という事で同年のライブで取り上げ、
感度良好ナイト」というビデオ/LDに収録されている。

更に、それがきっかけとなって中島みゆき嬢から拓郎へ
永遠の嘘をついてくれ」という、
これまた名曲が贈られる事になった。

“ニューヨークは粉雪の中らしい
成田からの便はまだ間に合うだろうか

片っ端から友達に借りまくれば、
決して行けない場所でもないだろうニューヨークくらい”

と歌い出されるこの曲は、前代未聞の字余り字足らず
思いっきり拓郎を意識して書かれた事が良く解る。

「ファイト!」も名曲だが、「永遠の嘘をついてくれ」も
それに劣らない名曲だ。

拓郎の方は「Long time no see」(FLCF−3569)に、
納めている。

更に、みゆきさん自身も「パラダイス・カフェ」(PCCA−00999)に
納めている。

両方聴くと、尚一層楽しい。

(ああ、あかん。こんな話しをしていると
どんどん脱線して行ってしまう、、!)


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