さて、ネッシーをどうしてくれようか?。 音が気に食わないとなって、真っ先に疑ったのが しみの浮いたFE−208S。 メインのフルレンジの劣化が今の状態の元凶?。 そう思わなかったと言えば嘘になる。 でも、そうでも無さそうだと考え直した。 何故でしょう?。 言葉で説明するのは非常にまどろっこしい。 第六感とでもいう事にしておいてもらおう。
いきなりそこからやる事は無いと判断。 手軽に出来るところから、という事で スーパーツイーターFT90Hの極性を反転させてみる。 それまでが逆相だったので、正相にした事になる。 聴いてみるとこれだけで随分と音が変わる。 「なるほどね」という感じ。 ここで90Hを更に追い込んでも良いが、 こちらも10年近く付き合ったので そろそろ良いかな、とも思って やっぱり交換。 JBL075の登場である。 (dateyoungさん、本当にごめんなさい。 よっしーは悪い子です。汗)
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アッテネーターを入れる。 コンデンサーは1μF。 アッテネーターはVIOLETのAT40B。 秋葉原で800円くらいだっと思う。 これをほとんど絞り込んだ状態で一応バランス。 ちなみにコンデンサーはRUBYCONの SuperTwist。
今一つの感じ。 と言うか、“何が変わったの?” と言うのが実直な感想。 しばし、そのままほったらかす。 こういう時は焦ってはいけない。 さて、どうしたものか?と考えて いきなりピンケーブルの交換に取り掛かる。 PRA−2000(プリ)→YDP−2006(パライコ) →HMA−9500(メイン)の間の2組のインターコネクトを交換。 常用はTEACのPCOCC。 これをほったらかしにしてあった Fケーブルによる自作品に交換。 自作品が良いとも悪いとも思わないが 他に手持ちが無い。 で、音を出してみると、、、。
期待しつつも外れると怖いので(笑) 適当にCDを放り込んで、そっぽを向いていたが あまりの音の変化に振り返ってしまった。 華麗なるシンバルの響き。 粒立ちの良いピアノ。 サックスのふてぶてしさ、、、。 鳴らし込み不足だから、手放しで喜ぶには早いが 随分と上手くいってしまったものだ?。 こんな事ってあるのだろうか?。 何だか騙されたような気持ちにすらなっている。 夢ならこのまま醒めないでいて欲しい。
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一晩たったが、どうやら夢ではなかったみたいで なかなか良好だ。 良い意味で刺激的なところが無くて 繊細さと温かみがグッと増した。 緻密な感じで、ボリュームを絞っても 楽しめる音とでも言うのだろうか?。 極めて適当にやってこれだけの成果が出たら 文句は無い。
最近僕は悪い習慣が身についてしまっている。 何かというと、すぐにロジャースとネッシーの鳴き比べを やってしまうのだ。 現在CDもアナログも 瞬時にして両システムで切り換え試聴が出来るのが そうなる原因のひとつかも。 で、比べてみてどうかというと (両者が別物なのは言うまでも無いとして) これならネッシーシステムも罵倒はされないだろう というところか。 ただし、どうしても豊潤さという点においては ロジャースシステムには叶わない。 特に弦は圧倒的にロジャースが良い。 バイオリンにおいて顕著で、 こればっかりは争わない方が得策とみた。 あまりにもロジャースはこの辺りの聴かせ方が上手すぎる。 やはりネッシーシステムは 別路線での“良い音”を目指すべきだと 改めて痛感している。 問題は、それを具現化出来るかどうか、というところでしょうか?。
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