6月15日

相変わらずお掃除だけの日々は続く、、。

上の写真は何か?というと
HMA−9500Uリレーである。

それがどうした?。

よ〜く見ると、小さな穴が開けてあるのが
おわかりいただけるか?。

何かといえばリレークリーナーを噴霧するための穴なのである。

何とふざけた手口?。

いやいや、よっしーのように不器用なヤツには
リレーのカバーを外すのは難作業なのである。

そこで開発したのがこの方法。

ちゃんとカバーを外して接点の掃除をしなけりゃ意味が無い
言われればそれまで。

しかし、過去何度もこの方法で
リレーの汚れで音が途切れるアンプ達を救って来た。

HMAなどまだ手を入れ易いところにリレーがあるから良いが、
物によっては基盤まで捲らないとリレーカバーが外せないのでは
ないかと思える事さえあった。

そんな作業、僕には危険が大き過ぎる

だから、錐でリレーカバーに穴を、、、。

ベテランの皆さん。どうぞお笑い下さい

それにしても、素人でもリレーカバーを
容易に外せる冶具は無いものか?。


6月17日

やっと音を出せる環境が戻って来た?。

そこで、と言う訳ではないのだが
プリ交換

と言ってもPRA−2000からPRA−2000への交換。

これは交換とは言わない?。

要は同一機種で別の個体への交換である。

新たに買ったのではない。昔から2台存在する。

しかし、個体差を積極的に見つけようなどという考えは
よっしーの辞書には存在しない。
(不精者なのです)

では、何故交換?。

なんだか最近ネッシー側の音がパッとしないような気がしてならなかった。
左右のバランスがおかしいような、、、。

それもあっての各機器クリーニングだったし
密かにHMA−9500Uを9500に差し換えてみたりもしたが
今一つ解決には至らなかった

最後の容疑者はプリアンプ。

これを取り換えてみると音は一変、、、。

、、、というのはで、どうやら気のせいだったみたい。
最近聴く時間が細切れだったのでミスジャッジをしていたようだ。

でも、せっかく交換したのだから、しばらくはこのまま使おう。

ボリュームに軽いガリが出るのは双方一緒。

ただし、今回引っ張り出した個体の方が
リレーの接続時のノイズは少ない。

リレーとは何かというと、このプリはセレクタ−をいじる度に
リレーが作動してミューティングが掛かる仕掛けなのだ。

これが劣化してくると切り換え時にノイズが出る。
きっと音にも悪い影響がある?。

リレーは交換可能とも聞くが、一個2,000〜3,000円掛かるとすると
総交換費用2〜3万円。

ちょっと勘弁して欲しい。



6月18日

ラックから外されたPRA−2000を
そのまま仕舞うのもなんだかなぁー、と言う気がした。

そこでこの際に、とクリーニングに突入。

最大のポイントはボリュームの清掃

天板を外してボリュームをしげしげと見る。

隙間でもあれば、そこからクリーナーを噴霧してみようと言う魂胆だ。

でも、そんな物が都合良く存在する筈が無い。

さて、隙間は無いが、どうやらネジ二つ外せば
ボリュームを分解しかける事は出来そうな事に気がつく。

では、せめてそこまで、と思って解体を始めるが、
それだけでも結構難作業
(僕にとっては、だ)

やっとの思いでフロントパネルを外してボリュームを
半分解状態に。

思惑通り、ボリュームのケースに隙間を作る事に成功。

リレークリーナーを噴霧。
(効果はともかく、後腐れが無さそうなので、これをチョイス)

この際ついでに、という事で
コネクター類にも片っ端から噴霧。

肝心なリレーは、、と言うと、やっぱり非分解なので
諦めておく。

さて、音の方は?、と言えば未確認。(笑)
これは後日確かめましょう。

それよりも、良くぞ元通り戻せたと、
それだけで自分を誉めてやりたい。

慣れない事をやると疲れます

ボリューム部分。

ネジを抜くと、ケース後端は完全に外れる。

全部ばらすには基盤から外せば良いのだが、
そんな事僕には出来っこ無い。

は単なる記念撮影

全体でΛコンデンサーが9〜10個使われているような、、。

時代ですねー。


6月19日

どうも最近ネッシーの音が今一つ冴えない?

良く言えば大変オーソドックスで聴き易いのだが、
輝きが足りないというか何というか、、。

梅雨のせいかなぁ〜。
パルプコーンは湿気の影響を免れない。

それよりもユニット交換。
最低限でもコーン張替えをせい、とお叱りも受けそう。

それに反してロジャースの方は絶好調

隣りでほくそえんでいるが如くである。


6月20日

たまには早く寝ようと思ったのに寝付かれない

なんちゅーか、何日か前から精神状態
あまり宜しくないのが、こんなところで災いしているのかな?。

ストレス解消には買い物が一番と言う人もいるが、
買い物する金も無いとなると(笑)
余計ストレスになる。

でも、まあたまにはという事で
贅沢して雑誌を(爆)買った。

SIGHTという雑誌には初めて気が付いたが
何の事は無い、ロッキング・オン・ジャパンの増刊号扱いではないか。

ロッキングオンは’78〜’82年頃、毎号欠かさず買っていた
恐らく2階の弟の部屋にまだ残っていると思う。

で、何で目に止まったかというと
表紙に1976年の文字があったから、
というただそれだけの理由なんだけどね。

で、改めて1976年というのは
面白い年だったなぁ〜、と特集を読んで思った。

詳しくは同誌をご購入頂きたいが
(画像勝手に撮っちゃってごめんなさい)
例えば「タクシードライバー」があった。

と言っても僕がこの映画を観たのは、驚くことに
去年になってからなんだけど。(汗)

レッドツェッペリンが「プレゼンス」をリリースしたのも
この年だった。

映画「大統領の陰謀」もこの年。
と言っても、この映画なんか観たこともない。
(ゴメン)

村上龍、「限りなく透明に近いブルー」で
デビュー

雑誌「POPEYE創刊

パティ・スミス・グループが「ラジオ・エチオピア」を発表。

セックスピストルズが「アナ−キー・イン・ザ・UK」でデビュー

イーグルス「ホテル・カリフォルニア」リリース。

いや〜、随分豊作ではないか。

ちなみに’76年というと僕は14〜15歳
中学の2年から3年生

何を隠そう、結構ロック少年だった。

いや、本当はロックはどうでも良かったのだけど、
回りが一斉にロック、ロックだったので、
どうあっても聴かないわけにはいかなかったのよ。(笑)

NHK・FMの「ヤングジョッキー」は欠かさず拝聴しておりました。
渋谷さん乾いた語り口が本当に好きだった。

その後もロックとのお付き合いは続いたが
ロッキング・オン片手の、
随分頭デッカチなロック小僧だった気がする。

わけもわかっていないのに色々聴いたなーと思う。
当時のレコードも残ってはいる
ターンテーブルに載る事はまず無い

何故だろう?。

う〜ん、やっぱりロックには体力が要る。
自分のエネルギーの低下が一因?。

それが一番大きい。

あと、やっぱり上手く鳴らす自信が無い

出来るだけ色々な物が上手く鳴るように、
との目論みの元、オーディオをやっているが、
そうは問屋が卸さないみたいで、
気持ち良く聴けるソースには限りがある

去年、一念発起してジェフベックの
「ブロウ・バイ・ブロウ」を掛けてみたが後悔した。(笑)

いつかは’76年の(音楽的)名盤を
上手く鳴らせると幸せなのかも?。

でもねー、その為にはやっぱり遮音の優れた環境が必要でしょう。

ああ、そんな事を思うと益々ストレスが、、。

つまらない話しにお付き合い頂き、ありがとうございました。


6月23日

友あり、遠方より来る

僕のオーディオ装置は、考えてみると
ほとんどが個人間売買。あるいは譲渡で揃えた物だ。

オーディオを再開したのが、約10年前。

生まれついての古い物好き、という事も手伝って
物色するのは、かつて買えなかった憧れの機戒ばかり。

とはいえ、当時はインターネットのオークションなどというものは
存在していなかったので、
もっぱら雑誌の交換欄が情報源であった。

運が良いのだろうか、僕が知り合う人というのは
気持ちの良い人ばかりで、
機材の譲渡が縁で、その後も長いお付き合いをさせて頂ける
ケースが多かった。

インターネットが加速する前のオーディオ仲間同志というのは
大抵が孤立無援で趣味を続けていたのでは?と想像する。
(もちろん、そうでない人もいる)

僕にとっては、交換蘭というのは、単に物を売り買いする場ではなくて
貴重なオーディオ仲間を見つける為の、絶好の場だった。

ホームページ開設は2年前の事だが、
実は今日こうして書いている“日記”のような物を
それら知り合った方々に
感想不要。良かったら読んで下さい。
送りつけていた私でありました。

当時は“レポート”と名付けていて、
まさか毎日送るわけにもいかず(笑)
半年から一年に一度の発行であった。

送りつけられる方も戸惑ったろうが
言わば「プレ・よっしーの部屋」みたいな物だったわけだ。



運悪く(?)、そのような物を送り付けられていた人の一人、
Kさんが遂にご来訪下さった。

それまで、お互い手紙や電話でしか
やり取りした事の無かった二人が
7年目にして遂にご対面

決して近いとは言えない距離をご足労頂いてしまった。

それがどうした?。

いや、それ以上でもそれ以下でも無いお話し。(笑)

しかし、やはり7年の歳月の“重み”はひとしお。

ご近所からもお一人ヘルプを頂いて
日がな一日、音を出しつつ趣味の話しに
花を咲かせたのでありました。

一枚の葉書が取り持つ縁

やっぱり良いものではないでしょうか?。


6月24日

ご来客にも好評SDサウンド
AW−301。

「あなたはこの音楽をこんな風に聴きたいんじゃないの?」
アンプの方からにじり寄ってくるような感じがある。

人の気持ちが読めるアンプ?。

本当に不思議だ。

時間の関係でA−202をお聴き頂けなかったのが残念。

6月25日

唐突に言うのもなんだが、
ウチでは二つのシステムが抜きつ抜かれつ
演じている。

ネッシーシステムとロジャースシステムの競争?。

で、ロジャースがウチに来て2年
その間に色々な事があったのだが、
ここへ来て、とうとう(トータルで見て)
ネッシーシステムを抜き去った感がある。

ロジャースに関しては
よくぞここ迄来てくれましたという感慨もあるが、
一方ネッシーはどうしてくれよう?という悩みも発生する。

一番簡単なのは投げ出してしまう事なのだが
あまり面白くない結論だ。

老獪なイギリス紳士に、自作システムあえなく敗退?

しかし、考えてみるとこの2年間、ロジャース相手には
あれやこれやと手を加えて来たが、
ネッシーシステムはほったらかしに近い。

ネッシーに口がきけたなら
お前、それは無いだろう
と言いたいに違いない。

ほったらかして置いてごめんなさい

という事で、よっしーの部屋には
新しい課題が出来てしまったのでした。マル。


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