6月3日

HGさんの上京(仕事)に合わせて
HGさんの掲示板に集まる皆の衆
(あえて常連という言い方はしない)
HGさんを迎え撃った?。

どこに集まるか、候補は幾つかあったが
今回はPC−X60ADさんのご好意に甘える形となった。

集まったのは、kazzさんmedicさんしわしわさん
(順不同)
よっしーも末席に加えて頂き
総勢6名

むさくるしきおのこ”が雁首を揃えたのでありました。(笑)


通常であれば6人も集まると収集がつかないだろうが、
PC−X60ADさんのリスニングルームは約12畳の広さ。

それだけでも羨ましいのに、日当たりは良好だし、
床はしっかりしているし、周囲に音の気兼ねは
あまり必要無さそう
だし、と羨ましさの100連発である。

そして、そこに何が待っているかと言うと
(いや、別に待っていたわけではないが)

じゃ〜ん。ダイヤトーンDS−V9000である。

実物を見るのはもちろん初めて。
’88年頃の製品でペア200万円。
国内最大級のスピーカー
一本100kgを軽くオーバー。

原子炉の核燃料制御棒に使われるという新素材
Cを中高域と高域に、
アラミドとカーボン複合スキンを低域と中低域に使い、
最新の磁気回路と組み合わせたハイテクのカタマリ的作品。
ステレオサウンドNo93より抜粋)

いやはや、とにかくデッカイ。
冗談抜きに冷蔵庫並の大きさである。

これだけで驚くのはまだ早くて
V9000の間に鎮座ましましているのは
アキュフェーズが’81年に発売した超弩級モノーラルパワーアンプ
M-100
。(当時1台50万円)
8Ωで500W。41,5kg(1台)。

外形寸法480W×232H×476Dのこのアンプが
さして巨大に見えなかったのは目の錯覚

それだけ部屋が広くて、何よりそばにあるV9000が
巨大なのである。


さて、ここから出る音は、というと
もはや説明不要という気がする。

というか、説明するのが馬鹿らしい?。

やはや、圧倒的に“本物”である。

そう。“本物”だけが持つ、“本当の凄味”がそこにはある。

全く誇張感の無い“凄さ”。
これ見よがしでない“凄さ”。

陳腐な言い方をお許し頂きたいが
鮮明で艶やかな中高域。

そして、何より空気感として存在する
本物の低音


ソースが凄ければ凄いだけ良い仕事をしてくれる
システムであろう。

強力な三番&四番バッターが
「どんな難しい球でも良いから投げて来なよ」
と言っているような感じの組み合わせであった。

以下続く


6月6日

メインアンプとスピーカーに付いては
上記の通りだが、プリその他の紹介が抜けていた。

プリは2機種で、オーレックスSY−88初代
アキュフェーズC−280L

当然ながら、両者で音はだいぶ違う。
時と場合によって使い分けるという形らしい。

贅沢?。
いやいや、このシステムなら、プリをごっそり用意して
気分で繋ぎ換えても可。

メインアンプとスピーカーが間違いの無い調理をするので
味付けの方はプリ以前のところにお任せ、という感じか。

プレーヤーはアナログにマイクロBL−91+MA−506(でしたっけ?)
CDがデンオンDCD−3500

プレーヤー類だけでも複数あるし、その他の装置については
いくらでも涌き出てくるという感があって、とても紹介しきれない

、家主のPC−X60ADさんの装置だけでも凄いのに、
この日は一種の「オーディオ寄せ鍋」というか
オーディオ闇鍋」状態というか、更に凄い事になっていた。

各々が思い思いのハード&ソフトを持ち寄って
「ああでもない。こーでもない。」とやるものだから
一日があっという間。

例えばハードの方では
エリックローマンが持ち込まれたし、SPUも持ち込まれた。
金属製のターンテーブルシートなどという隠し技もあれば
マランツPM−94LTD、ソニーTA−E88などという往年の名器もあった。

また、モーターを換装したティアックC−1+dbxユニットもあった。

それぞれのパーツが、それぞれの音を聴かせてくれた。
ただし、当然ながらベストの音とはいかない

オーディオ装置は、やはり組み合わせと使い込みが肝心で
各家庭からその一部だけを切り取って来て
人様の装置に割り込ませても
双方本領は発揮してくれない
(SPUだけは例外的に本領発揮していた気もしましたが)

あくまでも余興、座興の一種と考えるべきだ。
もちろん、今回は全員その辺は承知の上で持ち込み、
そして楽しんだ。

ちなみに、よっしーはHMA−9500初代を持ち込んだ。

充分暖めてから繋いで頂いたにもかかわらず、
ミスマッチはその日の1等賞。(笑)

9500ではV9000のウーファーは微動だにしなかった
まるでバイクで車を牽引させようとしているかの様

オーナーであるよっしーには予想通りの展開であったが
同席の皆さんは呆れてしまったのではないだろうか?。

やはり9500は軽量振動板+その割には強力な磁気回路を持った
ユニット向けなのである。


6月7日

と、ハードの持ち込みだけでも凄かったが、
ソフトの持ち込みの方も凄かった。

正に種々雑多?。

LPあり、CDあり、コンパクトカセットもあれば
オープンテープまであった。

内容も、これぞオーディオチェック用、といった物から
懐かしいニューミュージックまで幅広い。

合う合わないは、こうなってくると二の次で
音のパラダイス状態である。

よっしーもダイレクトカットのデイブグルーシンを持ち込んだが、
個人的に一番印象的だったのが、CDでお掛け頂いた
高橋美智子タイタニック

繰り返しになるが、超低音が凄い。
ソリッドで、空気が動くのがわかるのである。

見えないハンマーに殴られるかのような超低音
これはやっぱり滅多に聴けないと思う。

PC-X60ADさんの装置で、いつかSACDDVD-Aと言った
次世代CDを拝聴したい。
きっと最高のパフォーマンスを示してくれるに違いない。
もっとも、既にそのご計画もおありのようだが、、。


と、言うことでOFFのお話しはここまで

この他にも色々あったが書き切れない

最後はドタバタ解散になり、PC-X60ADさん宅の
後片付けもそこそこに、という感じ。

是非次回、またお邪魔させて頂きたい。
そして、その時は海辺で雁首揃えて集合写真を撮ってアップしたい。(爆)

素晴らしき音の一日

HGさんも飛行機に間に合ったみたいだし、
めでたしめでたしでありました。


6月8日

オーディオベーシック誌23号が手に入った。

発売日に手に入るのは比較的珍しい。
というのも、やっぱり扱っていないお店もあるからだ。
今回はラッキー?。

で、表紙を見ると「すごく気になる真空管アンプって。」
なんて書いてある。

これはやっぱり気になるではないか。

パラパラとページを捲ると
真空管OTLアンプに魅せられて
なんて文字が目に飛び込んでくる。

文章はやっぱり山本耕司さん。
何が書いてあるかは雑誌を買ってお読みいただくとして(笑)
僕としてはSDサウンドフッターマンカウンターポイントといった
アンプ達の美しい佇まいに心を奪われる。

で、「製作者が語る真空管OTLアンプ」なるページが
1ページあって、SDサウンド石上元康社長のインタビュー記事が
載っている。

これも詳細は雑誌を買って読んでいただくのが宜しいが、
40KG6(テレビに使われていた真空管)の方は
透明度が高く切れの良い中高音が特徴で、
6C33CB(ミグ戦闘機に使われていた)は
太く押しの強い音が魅力です」
などと書かれている。

これは僕の感想とドンピシャで、
正反対の事が書かれていなくて良かった”、と
内心胸を撫で下ろしたよっしーであった。

それにしても、SDサウンドのOTLアンプ、
配線は全て手配線とのこと。
かなりのお手間であろう。

そのページでは、最新作
TOPSTONE i‐1」が紹介されているが、
定価52万円
40KG6の3パラ50W/8Ωの出力を得ている。

AW−301の上位機種であろう。
デザインも共通だが、左右が完全に対称となり
美しさもひとしおと言う感じだ。

OTLアンプの中には魔物が棲んでいるようで
よっしーも棺桶に片足突っ込みかけた。

今回はHMA−9500を継続して使用と結論付けたが
これは、まだまだ僕が、いわゆる“人間が練れていない
段階だからだろう。

熟成の味はSDサウンドの方が上手なのである。

もう少し大人になったら、あらためて迎えたいと
よっしーは思うのでありました。


6月13日

何だかとっても忙しい

忙しいという字は、心を亡くすと書く。
だから全然威張れた事ではない

しかし忙しいのは事実なのである。

オーディオもHPも停滞気味?。

ま、こんな時にこそ、という訳で
姑息なオーディオクリーニングに手を出す。

結構ストレス解消になる?。

クリーニングといえば接点

最近ネッシー側に入っている
パラメトリックイコライザーのボリュームにガリが出る。

なので開腹してクリーニング。

この度使ったのは、サンハヤトのリレークリーナー

リレークリーナーだからリレーしか掃除してはいけない?。

いや、まぁ揮発性が高いので後腐れが無くて良いんじゃないか?
と勝手に決めてシュッシュッ。

効果はまだ確かめていない

6月14日

忙しい事に変わりは無いが、
ストレス解消を兼ねて掃除は続く。

今度はACコードの接点クリーニング。

白いスポンジは最近流行りのメラミンフォーム

これは家中の掃除に活躍しているが
ACコンタクトにももちろん有効で
ピカピカに光る。

ただし、音が変わったかどうか?
確かめている時間が無い。(涙)


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