バンナさんからY31さんの砲金ターンテーブルシートの 画像を頂いた。 本来私信のメールに添えて頂いた物なのだが ご許可を頂いてアップさせていただく。 砲金ならではの輝きが伝わりますか?。 それにしても、プレーヤーまで含めて 凄味さえ感じてしまうのは私だけではないでしょう。 この他にも楽しい画像を頂いたが それはプライベートの範囲でもあるので 未公開。
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このような画像も、KPやGTと同様 名簿に残せるのだなぁ〜と少し反省している。
SDサウンドに黙って酔いしれていれば 良いのだが、 ここは一発、と言うことで 久し振りにA−10Type3を 引っ張り出してみた。 AW−301とA−10Type3で バイアンプを試してみたかったからだ。
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ツイーターにAW−301を担ってもらう。 ところが出て来た音はどうにもボケて聞こえる。 これはA−10Type3の責任だろう。 眠らせた置いたアンプに火を入れて いきなりマトモな音がするわけが無い。 そこで24時間通電しておいて試聴再開。 だいぶ良くなったが なんだか視力が落ちたような、 眼鏡の度が合っていないような見え方。 いや、聞こえ方になる。 あれこれ悩んだ挙句、ウーファーが鳴り過ぎ、 というかツイーターが鳴り足りていないのではないかと気が付いた。 そこでA−10Type3のボリュームを8分目くらいまで絞る。 ここでバランスが取れた。
今一つ気に入らない。 A−10Type3の駆動力はこんなものではない筈。 そこでSPケーブルをクエストから5,5キャブタイヤに変更。 正解。 この場合はこのほうが良い。 (AW−301からツイーターまではISODAケーブルのまま) ホッとして聞き惚れる。
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今鳴っているのはA−10Type3の音である。 (と言うかA-10Type3の支配力の強い音) SDサウンド同志のバイアンプの時の音とは 明らかに違うのである。 どう違うのか?。 最初に“何だか視力が落ちたような”と感じたのは ある意味間違いでは無かった。 別な例えを使おう。 A−10Type3で今描いている画は 2Bのエンピツで描いた画。 対してSDサウンドで描く画は、 画というよりはエッジングみたいな世界なのである。 アンプを差し換えてみて それまでSDサウンドで聞いていた音が 非常に彫りの深いものである事に改めて気が付いた。
お話しはちょっと変わりまして 先日我が家の玄関に このように大きい荷物が届きました。
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(って全然動じていないところが凄い) しかし、開けてみると、、、。
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、、、。 と、面白おかしく書いたが 実はこのGTラック只者ではない。 高さこそ約500とフツーだが 幅は650、奥行きは550と いわゆるGTラックより一回り大きいのである。 正に巨大。 正体はというと、GTR−10。 普通サイズのGTラック、GTR−1は 今でも売られているロングセラーだが これはほんの一時期製造されただけらしい。 色も独特でワインカラーぽいというか バーチみたいというか、、、。 詳しくは又書くと思うが Kさんと言う、長いお付き合いのオーディオマニアの方から お譲り頂いた。 このGTR−10。 とにかくデカイ。そして重い。 普段重量物を持ちなれている僕でも ギョッとするほど。 これぞ正にGIGANTIC AND TREMENDOUS。 本当の意味で、腰を抜かしそうになった。
さて、A−10Type3には一旦ご退場頂いて ここでM−22の登場となる。 確か昨年の11月以来だから 約半年振りの登板となる。 いきなり結論めいた事を書くが 実はロジャースを自分の好みの方向に鳴らすには 手持ちのアンプの中では、実はこれが一番ではないかと 内心思っている。 一言でいうと“嵌る”のである。 昨秋、A−10Type3、HMA−9500と鳴らし比べをしたが、 なんとロジャースを一番豪快に鳴らしたのは このM−22であった。 鳴りが大きいというのか、大らかに鳴らす。 この点において、A−10Type3も、HMA−9500も敵わなかった。 何故か?。理由はわからない。 ただツボに嵌るとしか言えない。 ここに一定の速度、球威で投げられてくるボールがあるとする。 そうすると、それを最も効率良く遠くまで打ち返すのに適した バッターの腕力、スイングのタイミング、 バットの重さがあるはず。 腕力があれば良いと言うものでも無さそうだし、 スイングは早すぎても遅すぎてもいけない。 バットに関しても重すぎず軽すぎず ちょうど良い物を選ばないといけない。 A−10Type3も、HMA−9500も 拙宅のロジャースに対しては そのいずれかがずれているような気がする。 M−22はその点においてジャストミートなのである。
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そう、残念ながらこのM−22 今一つ本調子ではないのである。 詳細は省くが、レストアをしようと目論んで その途中で投げている。 そのせいもあるのだろう。 どうも高域が荒れるのだ。 第一ヒートシンクに触ってみると 左右で温度がちょっと違う。 要調整間違い無しであろう。 そんな状態で音質云々を言われても M−22こそ良い迷惑だろうが 今回性懲りも無く引っ張り出した。 結論から言うと、やっぱりちょっと体調不良。 どこか荒れるところがある。 鳴り方そのものは やはりこれがベストと思えるだけに 惜しいの一言。 これは今度こそ完璧なリストアを、 と誓う。 が、しかし、今現在の主役はSDサウンド。 M−22は後でどうにでもなる という事でまたしてもバイアンプ。 ツイーターにAW−301、 ウーファーをM−22という構成でどうだ!?。
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う〜ん、これは参った、、、!。 聴かなきゃ良かった。(笑) これは凄く良い。 今の所今回のベストかもしれない。 AW−301とM−22が見事に融合している。 たっぷりとした鳴り方をM−22が作り、 その上にAW−301が精緻な細工を施しているという感じ。 実に見事。 引きずり込まれて、CDを延々と聴いてしまう。 殆ど桃源郷の世界だ。 ポカンと口を開けて身動きがとれない。 色々な物が、ベストのバランスで鳴っている。 惜しむらくは、ベースの領域の鳴り方が こうなるとややオーバーに過ぎる?。 上が変わると下も変わるものですねー、、、。 あと、あまりにも美しすぎて 何だか騙されているような気がしないでもない。 でも、そんな事はこの際どうでもよい。 騙されるなら、しばらく騙されていようではないか。 それくらい美しいのである、、、。 追伸 M−22も純A級アンプなので発熱凄し。 ここのところ機材に向けて扇風機回りっぱなしです。
GW。皆様にはいかがお過ごしですか?。 僕ははっきり言ってGWは苦手。 人ごみが嫌いだし、 家にいれば何かと雑用に追われる。 海外にでも行ってしまえば良いのでしょーけどね。 今の所叶わぬ夢です。 オーディオもあんまりやらない。 連休と限らず、いわゆる休日は あまり音を出さないようにしている。 (絶対出さない訳では無いですよ〜) 何故って、家にも隣近所にも人がいっぱいいるから。 通常の音出しも、実は平日代休の時を 活用しているのでありました。
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タテマエはタテマエ、現実は現実。 ちょこっとAV遊びをしてしまいました。 きっかけはGTラック、GTR−10の到着。 最終的にはメインのオーディオ装置を格納するに決まってはいるが それはなかなか大騒動。 なので、取り敢えず、という事で GTR−10に何をお願いしたかというと TV台の代わりである。 完璧にバチあたりな使い方だが まずは、という事でそれまで使っていた 自作の台をどかして設置してみた。 その初期段階が上の写真の図。 しかし、上に載るテレビが貧相、、。 ’83年製の13〜4インチである。 わかりにくいが左右にnxtスピーカー設置。 デッキはソニーのWデッキ。 最下段にはA−10Type3が居候。
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そこで、これまた最近はお蔵入りとなっていた 自作TV用スピーカーを取り出して来た。 FE−87×4発のマトリックススピーカーである。 これをドライブするアンプは、本当の事を言えば TV内蔵のアンプが良い。 実際29インチモニター(故障して廃棄)を 使っていた頃はその様にしていた。 だが、しかし現用のTVには、そんな洒落た物は無い。 なのでプリメインアンプが必要。 A−10Type3をそのまま使っても良いのだが あいにくこのアンプにはラウドネスもトーンコントロールも無い。 圧倒的大音量再生オンリーの本格VAならそれでも良いが 今回のようなTV主体のいい加減なAVでは 通常の音量時の迫力が肝心。 そこでビクターJA−S71登場。 これには大変具合の良いラウドネスとトーンコントロールがあるし、 しかもサブソニックフィルターもハイカットフィルターもある。 おまけに放熱が良いのか、全く熱くならない。 手軽に使うにはこの辺も重要なポイント。 という事で役者はあっという間に揃ったので 即音出し。 結果は?。 文句のあろう筈が無い。 TV用としてはこれ以上の物の必要はあるまい。 ちょっとダブ付き気味の低音が気持ち良い。 マトリックススピーカーならではの音の広がりも 左右方向は充分過ぎるくらいある。 気味が悪いほど。 ただし、これは以前からなのだが 前後、上下を含めた3次元的広がりとなると 僕には今一つ。 何しろいい加減な設計だから仕方ない?。 普段はTVをさっぱり見ないのだが さすがに見入ってしまう。 それは良いけど子供達まで調子に乗って いつまでも寝ない。 やっぱりTVは魔物である。
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