4月22日

バンナさんからY31さん砲金ターンテーブルシート
画像を頂いた。

本来私信のメールに添えて頂いた物なのだが
ご許可を頂いてアップさせていただく。

砲金ならではの輝きが伝わりますか?。

それにしても、プレーヤーまで含めて
凄味さえ感じてしまうのは私だけではないでしょう。

この他にも楽しい画像を頂いたが
それはプライベートの範囲でもあるので
未公開。

しかし、SP/SLの会があれば
このような画像も、KPやGTと同様
名簿に残せるのだなぁ〜と少し反省している。


4月24日

SDサウンドに黙って酔いしれていれば
良いのだが、
ここは一発、と言うことで
久し振りにA−10Type3
引っ張り出してみた。

AW−301とA−10Type3で
バイアンプを試してみたかったからだ。

当然ながら?ウーファーにA−10Type3
ツイーターにAW−301を担ってもらう。

ところが出て来た音はどうにもボケて聞こえる
これはA−10Type3の責任だろう

眠らせた置いたアンプに火を入れて
いきなりマトモな音がするわけが無い。

そこで24時間通電しておいて試聴再開。

だいぶ良くなったが
なんだか視力が落ちたような
眼鏡の度が合っていないような見え方。
いや、聞こえ方になる。

あれこれ悩んだ挙句、ウーファーが鳴り過ぎ
というかツイーターが鳴り足りていないのではないかと気が付いた。

そこでA−10Type3のボリュームを8分目くらいまで絞る

ここでバランスが取れた。


バランスは良いが、ウーファーの鳴り方
今一つ気に入らない。

A−10Type3の駆動力はこんなものではない筈。

そこでSPケーブルをクエストから5,5キャブタイヤに変更。

正解
この場合はこのほうが良い。
(AW−301からツイーターまではISODAケーブルのまま)

ホッとして聞き惚れる。

聞き惚れつつ考えた

今鳴っているのはA−10Type3の音である。
(と言うかA-10Type3の支配力の強い音)

SDサウンド同志のバイアンプの時の音と
明らかに違うのである。

どう違うのか?。

最初に“何だか視力が落ちたような”と感じたのは
ある意味間違いでは無かった

別な例えを使おう。

A−10Type3で今描いている画は
2Bのエンピツで描いた画

対してSDサウンドで描く画は、
画というよりはエッジングみたいな世界なのである。

アンプを差し換えてみて
それまでSDサウンドで聞いていた音
非常に彫りの深いものである事に改めて気が付いた。


4月25日

お話しはちょっと変わりまして
先日我が家の玄関
このように大きい荷物が届きました。

かみさんはスピーカーが届いたと思ったそうです。
(って全然動じていないところが凄い)

しかし、開けてみると、、、。

そうです。中からはGTラックが出て来たのです。

、、、。

と、面白おかしく書いたが
実はこのGTラック只者ではない

高さこそ約500とフツーだが
幅は650奥行きは550
いわゆるGTラックより一回り大きいのである。

正に巨大

正体はというと、GTR−10

普通サイズのGTラック、GTR−1
今でも売られているロングセラーだが
これはほんの一時期製造されただけらしい。

色も独特でワインカラーぽいというか
バーチみたいというか、、、。

詳しくは又書くと思うが
Kさんと言う、長いお付き合いのオーディオマニアの方から
お譲り頂いた。

このGTR−10。
とにかくデカイ。そして重い

普段重量物を持ちなれている僕でも
ギョッとするほど。

これぞ正にGIGANTIC AND TREMENDOUS

本当の意味で、腰を抜かしそうになった。


4月26日

さて、A−10Type3には一旦ご退場頂いて
ここでM−22の登場となる。

確か昨年の11月以来だから
半年振りの登板となる。

いきなり結論めいた事を書くが
実はロジャースを自分の好みの方向に鳴らすには
手持ちのアンプの中では、実はこれが一番ではないかと
内心思っている。

一言でいうと“嵌る”のである。

昨秋、A−10Type3、HMA−9500と鳴らし比べをしたが、
なんとロジャースを一番豪快に鳴らしたのは
このM−22であった。

鳴りが大きいというのか、大らかに鳴らす。
この点において、A−10Type3も、HMA−9500も敵わなかった

何故か?。理由はわからない。
ただツボに嵌るとしか言えない。

ここに一定の速度球威で投げられてくるボールがあるとする。

そうすると、それを最も効率良く遠くまで打ち返すのに適した
バッターの腕力、スイングのタイミング
バットの重さがあるはず。

腕力があれば良いと言うものでも無さそうだし、
スイングは早すぎても遅すぎてもいけない。
バットに関しても重すぎず軽すぎず
ちょうど良い物を選ばないといけない。

A−10Type3も、HMA−9500も
拙宅のロジャースに対しては
そのいずれかがずれているような気がする。

M−22はその点においてジャストミートなのである。


そんなに気に入っているM−22何故使わない?

そう、残念ながらこのM−22
今一つ本調子ではないのである。

詳細は省くが、レストアをしようと目論んで
その途中で投げている

そのせいもあるのだろう。
どうも高域が荒れるのだ。

第一ヒートシンクに触ってみると
左右で温度がちょっと違う
要調整間違い無しであろう。

そんな状態で音質云々を言われても
M−22こそ良い迷惑だろうが
今回性懲りも無く引っ張り出した。

結論から言うと、やっぱりちょっと体調不良
どこか荒れるところがある。

鳴り方そのものは
やはりこれがベスト
と思えるだけに
惜しいの一言。

これは今度こそ完璧なリストアを、
と誓う。

が、しかし、今現在の主役はSDサウンド
M−22は後でどうにでもなる
という事でまたしてもバイアンプ

ツイーターAW−301
ウーファーM−22という構成でどうだ!?。

「、、、。」

う〜ん、これは参った、、、!

聴かなきゃ良かった。(笑)

これは凄く良い
今の所今回のベストかもしれない。

AW−301とM−22が見事に融合している。

たっぷりとした鳴り方をM−22が作り、
その上にAW−301が精緻な細工を施しているという感じ。

実に見事。

引きずり込まれて、CDを延々と聴いてしまう

殆ど桃源郷の世界だ。
ポカンと口を開けて身動きがとれない。

色々な物が、ベストのバランスで鳴っている。

惜しむらくは、ベースの領域の鳴り方が
こうなるとややオーバーに過ぎる?。
上が変わると下も変わるものですねー、、、。

あと、あまりにも美しすぎて
何だか騙されているような気がしないでもない

でも、そんな事はこの際どうでもよい。

騙されるなら、しばらく騙されていようではないか。

それくらい美しいのである、、、。


追伸 M−22も純A級アンプなので発熱凄し。
ここのところ機材に向けて
扇風機回りっぱなしです。


4月29日

GW。皆様にはいかがお過ごしですか?。

僕ははっきり言ってGWは苦手

人ごみが嫌いだし、
家にいれば何かと雑用に追われる。

海外にでも行ってしまえば良いのでしょーけどね。

今の所叶わぬ夢です。

オーディオもあんまりやらない。

連休と限らず、いわゆる休日は
あまり音を出さない
ようにしている。
(絶対出さない訳では無いですよ〜)

何故って、家にも隣近所にも人がいっぱいいるから。

通常の音出しも、実は平日代休の時を
活用
しているのでありました。

などと格好良い事をいったけど、
タテマエはタテマエ、現実は現実

ちょこっとAV遊びをしてしまいました。

きっかけはGTラック、GTR−10の到着。

最終的にはメインのオーディオ装置を格納するに決まってはいるが
それはなかなか大騒動。

なので、取り敢えず、という事で
GTR−10に何をお願いしたかというと
TV台の代わりである。

完璧にバチあたりな使い方だが
まずは、という事でそれまで使っていた
自作の台をどかして設置してみた。

その初期段階が上の写真の図。

しかし、上に載るテレビが貧相、、。
’83年製の13〜4インチである。

わかりにくいが左右にnxtスピーカー設置。
デッキはソニーのWデッキ
最下段にはA−10Type3が居候

このままでは余りにも酷い

そこで、これまた最近はお蔵入りとなっていた
自作TV用スピーカーを取り出して来た。

FE−87×4発のマトリックススピーカーである。

これをドライブするアンプは、本当の事を言えば
TV内蔵のアンプが良い。

実際29インチモニター(故障して廃棄)を
使っていた頃はその様にしていた。

だが、しかし現用のTVには、そんな洒落た物は無い

なのでプリメインアンプが必要

A−10Type3をそのまま使っても良いのだが
あいにくこのアンプにはラウドネスもトーンコントロールも無い

圧倒的大音量再生オンリーの本格VAならそれでも良いが
今回のようなTV主体のいい加減なAVでは
通常の音量時の迫力が肝心

そこでビクターJA−S71登場。
これには大変具合の良いラウドネスとトーンコントロールがあるし、
しかもサブソニックフィルターもハイカットフィルターもある

おまけに放熱が良いのか、全く熱くならない
手軽に使うにはこの辺も重要なポイント。

という事で役者はあっという間に揃ったので
音出し

結果は?。

文句のあろう筈が無い
TV用としてはこれ以上の物の必要はあるまい。

ちょっとダブ付き気味の低音が気持ち良い。

マトリックススピーカーならではの音の広がり
左右方向は充分過ぎるくらいある。
気味が悪いほど。

ただし、これは以前からなのだが
前後、上下を含めた3次元的広がりとなると
僕には今一つ

何しろいい加減な設計だから仕方ない?。

普段はTVをさっぱり見ないのだが
さすがに見入ってしまう。

それは良いけど子供達まで調子に乗って
いつまでも寝ない


やっぱりTVは魔物である。


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