12月6日

さてさて、Pippinさんのお部屋からは
GTグッズがまだまだ出てくる出てくる。

名付けて“GT御殿”?。(笑)

こちらはYSA−1

407GTがあるので出番はあまり無い?。

Pippinさんは後YSA−2だけ入手されれば
GTアームは全制覇となる。(!)

ダストカバー

GT−2000X用補修品だ。

GT−2000とGT−2000Xで
ダストカバーのが違うのは知られるところだが
サイズも微妙に違うらしい。

2000Xの方が僅かに大きいのだ。

ところでこのダストカバーはクリアー仕上げ
これじゃあ2000用みたいに見える。

Pippinさんが開封するまで
ヤマハの人もまさかこうなっているとは
知らなかったらしい。

まあご愛敬だ。

調子に乗って元箱まで
見せて頂いた。

GT−2000の元箱も充分大きいが
2000Xのは更に大きい?。

梱包込み重量は37s

これはGTグッズではないが
同じGTである事は確かな
GT−CD1

当時50万円。
ノンフローティングの先駆けで
これを凌ぐCDプレーヤーは
残念ながらその後ヤマハからは出ていない。

単体で見れば充分重厚なGT−CD1だが
さすがにGT−2000Xが隣に居ると
小兵に見えてしまう。

貫禄負け?
いや、相手が悪い、、、。

GTばかりクローズアップしていたが
駆動系も名器オンパレードだ。

プリはC−2X
メインはB−2X

今回は詳しい紹介は省略するが
共に’83年の製品だ。

カセットはNakamichi DRAGON

チューナーはKENWOOD L-02T

言うまでもない。どちらもハイエンドモデルだ。


12月8日

さて、Pippinさん宅のの感想は?。

音は人なり、と言う。
よっしーにはPippinさんの人柄が出た
大変優しく穏やかなものに感じられた。

あるいは、音は環境なり、なのかもしれない。

写真からおわかりの通り、Pippinさんの
オーディオ装置が置かれているお部屋は
穏やかな日差しが大きな窓から入ってくる
そんなお部屋だ。

そこはご家族の共有するスペースの一角であり
孤立したオーディオスペースではない。

それ故にだろうか、置かれている機器が
マニア垂涎の超弩級機器ばかりなのにもかかわらず
家族を排斥するような匂いがまるでないのである。

実際お邪魔している最中にも
お子さん達が扉を開けて幾度と無く入ってこられた。

ウチでも同じなのだが、そういうものだし
それで良いのだと思う。

よっしーも夢のリスニングルームの構想はあれど
今のところ腰を上げる気はない。

それは子供達が、よっしーの事を疎ましく思い始めたら
これ幸いと?)その時実行すれば良いことなのだ。

、、、と、よっしーの話はどうでも良い。(笑)

PippinさんはスピーカーがJBL4311と言うことで
クラッシックはイマイチと謙遜されていたが
実際にレコードをお掛け頂くとそんなことは無かった。
オールマイティに何でもこなすシステムとお見受けした。

そんなこんなで数時間があっという間に経過してしまったが
幸いPippinさん宅とよっしー宅は比較的近いので
今度は拙宅にもお立ち寄り頂ければという事で
今回はお開き。

HXが復帰したら、是非遊びにいらして下さいねー。(!)


とどめのワンショット。

YOP-1もしっかり二台ありました!。


12月9日

届きました。

Y31さん企画によるピンポントベース。
Y31PB−1だ。

GTプレーヤーのオプションだった
ハード系インシュレーター
YPB−1復刻を願う声が集まり、
この度の企画実現と相成った次第。

内容は、、、と言えば
これはもう復刻の域を超えている

オリジナルのYPB−1を持ってもいないのに
無責任な事を言うなといわれそうだが
その辺はY31PB−1をご覧頂ければ
あっという間に納得出来るはず。


て納得、にとって再度納得の一品だが
最も感動したのは高さ調整用のボルトを緩めてみた時だった。
(註 4個1セットでその内1個は高さ調整可能な作り)

シュッと空気が抜けるような音がして
ニードル部が浮き上がって来る。

これはいかにクリアランス部分が精密に出来ているかの
証だろう。

まるでシャンパンを抜き時みたいな、、。
いや、もっと上手い例えがあるのだろうが
思い浮かばない。

とにかく脱帽である。


さっそくセットを、、と思ったが
考えてみると先日納めてもらったばかりの
砲金シートY31ST-1GMはSP-10Uに鎮座したままで
GT-2000には未装着だった。

こりゃいかん、と思い先ずは砲金シートを載せるところから
始める事にした。

@MC-L1000+PH-L1000を使いたかったので
GT-2000のアームは標準のJ字をチョイス。

先にJP-501が載った状態で一通り聴く。

(HX-10000は入院中のため、PRA-2000直結)

Aここで砲金シート登場。
改めて一通り聴く。

で、このシート(Y31ST-1GM)の効果だが
やはりより精緻に、より奔放
それでいて静かに音が鳴る傾向にある。

効果は歴然としている。

すり鉢状のテーパーが効いて
レコード盤がターンテーブルに張り付くような状態に
なるのが効いているのだろう。

加えてターンテーブルの鳴きもピタリと止まる
二枚の金属を張り合わせる効果で
GTプレーヤーの巨大なターンテーブルであっても
鳴きは消え失せる。

思わずにっこりしたところで
いよいよピンポイントベース装着。

思ったより簡単に装着出来た。
(ノーマルのインシュレーターを抜いて
下に
挟むだけといえば挟むだけなのだが)


さて、音はどうなるか?だが
変化の度合いは、あるいは
砲金シートより大きいかもしれない。

音の立ち上がりは明らかに変化してくる。

手加減無し、と言う感じだ。

と、こう書くと、あるいは賑やかな音を
想像されるかもしれないが、
そうではない。

陳腐な表現だが
音は更に緻密になり
これを基準にすると今までの音は
いささか混濁していたと言わざるを得ない。

良くも悪くも、曖昧さが払拭されて行く。

とはいえ、Y31PB−1とのお付き合いは
まだ始まったばかり。

これから徐々に使いこなして行きたい。

このハード系インシュレーターの登場で
ラックに代表されるプレーヤーの土台に関して
今更ながら研究をしなければなるまいと
考え始めたよっしーなのである。

それに致しましてもY31さん
毎度の事ながらお世話になりました。

苦労の末生まれた力作は
きっと全国各地で末永く愛用される事でしょう。

今はお骨休みをなさって下さいませ。


Y31ST−1GM、
Y31PB−1、
それにMC−L1000の
ゴールドが揃って
なかなか良い感じでしょ?。
(笑)


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